投票結果をみて、再び思い起こすのは、鶴見俊輔さんが『思想の科学・公開シンポジウム』で言われていた 民主主義とファシズムはいわば、セットであるといっていい。民主主義の退廃したところにファシズムが起こる。民主主義が実現したと安心したところにファシズムが立ち上がってくる。 という言葉にほかなりません。 10日にバーチャル政党老人党から派生したリアル政党「護憲+」主催でなだいなださんの講演を聞く機会がありました。 なださん自身は民主主義にも、護憲ということに対しても距離を感ずるアナーキストであると言われていましたが、フランス滞在中にフランスの選挙を見ていて感じたのは、選挙前には10分の1の声でしかなかった意見が、賛成するにしろ反対するにしろ、小さな意見も議論され、その議論が短い選挙期間内でも有権者に伝わり、EC案をひっくり返す結果になった。と言われていました。 今回の選挙、アメリカからの選挙資金が
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