選挙の前後というのは概ね自分をとりまく政治状況について改めて認識させられるという意味で非常に不快になるものであるが、それにしてもあまりに酷すぎる会話を聞いたので、以下に書き留めておく。 その人々は、朝鮮民主主義人民共和国の「ミサイル」について(注)、次のような趣旨のやりとりをしていた。なぜ彼らは我々の国の選挙が近くなるたびにああいう行動をとってくれるのか。護憲勢力が不利になるではないか……。 これだけでも、後述するような理由で私は大変不快になったものだが、これらの人々からは、さらに次のような「冗談」も飛び出した。すなわち、このようなタイミングで事を興すからには、彼らは実はアメリカから金をもらって日本の軍備を進める手助けをしているのではないか、と。 あるいはあながち「冗談」ではなく、本音が混じっているのかもしれないが、それにしてもバカバカしい上に恥知らずな発言ではないか。 言うまでもないこと