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ブックマーク / morumo.sblo.jp (4)

  • 道徳教育の感傷

    今日はちょっと古い資料を。 宇佐美寛(うさみ・ひろし)1987「「道徳」授業の不道徳性」『現代教育科学』No.307 宇佐美氏は、道徳教育を専門にしている人のようです。 この論文は、「きつねとぶどう」という小学2年生用道徳の資料を紹介して、この道徳用資料の不道徳性について指摘しています。 おもしろい論文です。 まず、「きつねとぶどう」という道徳資料のあらすじ。 おかあさんぎつねと、子ぎつねが巣穴のなかでくらしています。 ある日子ぎつねが「おなかが すいた」とないて、おかあさんぎつねが、やまを3つこえて、「ぶどうの 村」にいって、ぶどうをひとふさ「いただき」ます。(ようするに、ぬすみ) ぶどうをもって帰り、あともうすこしで子ぎつねのところに、おかあさんぎつねがたどりつこうとしたとき、わんわんと、犬のなきごえがします。りょうしが、近くにきています。 おかあさんぎつねが、 「コーン、あぶない、早

    道徳教育の感傷
    sarutora
    sarutora 2013/01/08
    >留意点・自分が犠牲になっても、子どもを助けようとした母ぎつねの気持ちをわからせる。(同:52)>>はい。毎度安定のひどさ。誰かを犠牲にしないと道徳は成り立たないんですかね。
  • 照手姫とかぐや姫

    なかのまき 文字のこと 左手で字をかくこと ・国語科書写で毛筆全員必修が学習指導要領できまってますが外してください ・「筆順指導の手びき」は実用面ではひじょうにトンチキなのであれを唯一絶対の「正しい筆順」としておしえないでください ・手書きの字をかかないと一日も過ごせないような学校教育のあり方おかしいでしょ。左手書字者がいるんだから。 はい。今日も国語教育です。 さいきん、きょくたんに変な国語教育の論文をたてつづけに紹介してしまったので、 ものすごーく、よくある、ふつーの、国語教育の論文を紹介しますね。 これは、よくよく選んだのではなく、そのへんにあった教育学部のある大学の雑誌を、適当に手にとったものです。 さて。 加藤寿志(よみふめい)(2010)「(随想)伝統的な言語文化をどう教えるか」『岐阜国語教育研究』8 pp.115-119 さっそく引用します。 二 国際的な「愛国心」を 「国を

    照手姫とかぐや姫
    sarutora
    sarutora 2010/11/23
    >かぐや姫こそ、反婚、反天皇、反権力(ちょっとはおもねる)をつらぬき通して、しかも結婚しろという翁をリクツで言い負かしたりしてる、すごい人だとおもいますけど。
  • なんでもない、ごくふつの、どこにでもある国語教育

    なかのまき 文字のこと 左手で字をかくこと ・国語科書写で毛筆全員必修が学習指導要領できまってますが外してください ・「筆順指導の手びき」は実用面ではひじょうにトンチキなのであれを唯一絶対の「正しい筆順」としておしえないでください ・手書きの字をかかないと一日も過ごせないような学校教育のあり方おかしいでしょ。左手書字者がいるんだから。 連日同じネタですみませんが国語教育。 読まされるほうもたまったもんじゃないだろうけど、かく私もかなりうんざりです。 いじめられてる桐壺更衣萌え~な論文 で、国語教育と奴隷教育のコラボレーションはさすがに新しいネ! みたいな記事をかいたのですが。いや……そうでもない…… 類似の記事を発見。もう、床にすわりこんでしくしく泣きたい。 三井庄三(よみ不明)(2010)「深沢七郎『楢山節考』―登らなければならない道」『国語教育(雄東京法令出版)』平成22年10月号 p

    なんでもない、ごくふつの、どこにでもある国語教育
    sarutora
    sarutora 2010/11/02
    >そのなんの解決にもならないくだらない自己犠牲を(…)「一般に母親なら共有している「母性」」というのか。そんなばかなもの、くだらないもの、「一般の母親」には一片たりとも共有してほしくない
  • 「うまれつきかうまれつきじゃないか」っていう研究は意味ないんですよー

    なかのまき 文字のこと 左手で字をかくこと ・国語科書写で毛筆全員必修が学習指導要領できまってますが外してください ・「筆順指導の手びき」は実用面ではひじょうにトンチキなのであれを唯一絶対の「正しい筆順」としておしえないでください ・手書きの字をかかないと一日も過ごせないような学校教育のあり方おかしいでしょ。左手書字者がいるんだから。 白垣潤・梅下弘樹(2010)「発達障害児および発達障害が疑われる幼児の発達特性と家庭環境に関する研究―津守式乳幼児精神発達診断法を用いて」『岡崎女子短期大学研究紀要』43 いや、なんとなくタイトルがぎょっとするようなタイトルなので気になって読んでみました。 「家庭環境」って! え? いつの時代の研究? 2010年? ……ほんきですか。 では、引用します。 近年、幼稚園や保育所で発達障害児および発達障害が疑われる気になる幼児が増加傾向である。(略)研究では、

    「うまれつきかうまれつきじゃないか」っていう研究は意味ないんですよー
    sarutora
    sarutora 2010/06/26
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