government of the people, by the people, for the people メディアにとって、憎まれ役の小沢一郎がオモテに出てくれるのは好都合だろう。 宇宙人ユッキーの料理法は意外とやっかいだが、シンプルな味つけでよく売れるメニューとなれば、剛腕ネタがいちばん。 あら探しをして辛い薬味をふりかけさえすればいい。 それだけ、小沢というメディア定番の素材そのものが複雑な味を持ち、しびれるような毒気もあって、つい手を出したくなるのかもしれない。 「誰がつくったのか、法律で決まっているわけでもないだろ」。 宮内庁の「1カ月ルール」にかみついた小沢一郎は、あきらかに、宮内庁発表を鵜呑みにしてものごとを判断するメディアに怒っていた。 羽毛田長官の肩を持ち、「天皇の政治利用ではないか」と、どこもが、同じ筋立てで記事を書く。1カ月より前に申し入れがあったオバマ大統領は「
2009年12月20日11:31 カテゴリ法/政治メディア 天皇は超法規的存在ではない 中国の習近平国家副主席と天皇の会見が、大きな政治問題に発展している。特に小沢一郎氏の記者会見が反発を呼び、「天皇の政治利用だ」とか「戦前の軍部と同じだ」といった批判が、産経から赤旗までそろって出てくるのには驚いた。特に週刊文春の見出しは、「小沢と鳩山は天皇に土下座して謝れ」。文藝春秋は、菊池寛が戦争協力の先頭に立った栄光ある歴史をもっているが、その反省もないのだろうか。 問題の「1ヶ月ルール」なるものは、法律でも政令でもなく、閣議決定さえ行なわれていない。このルールは法的拘束力のない慣例にすぎず、首相の指示がそれに違反したからといって、内閣の下部機関である宮内庁が指示を拒否することはできない。小沢氏がゴリ押ししたとかしないとかいう話は、手続き的な瑕疵がない限り、拒否の理由にはならない。法治国家とはそうい
雅子妃問題と新しい時代病〜治療には環境を変えることが大切である 「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)に出演した。テーマは「激論!これからの“皇室”とニッポン」(8月29日深夜放送)。雅子妃問題などをとりあげた。僕のほかにも、西尾幹二氏、香山リカ氏、斎藤環氏らが出演。視聴者の反響は大きく、視聴率も3.1%と高かった。 いざ仕事になると体が動かない──新しいタイプの鬱病 なぜいま雅子妃問題なのか。論争のきっかけのひとつとなったのが、西尾氏が月刊誌「WiLL」に今年発表した一連の論考である。書籍化もされたこの論考では、雅子妃殿下の「適応障害」について次のように書かれている。 「……これはこの病名に関する一般論だが、ストレスの多い繁栄社会だからこそ病気扱いされるが、性格や気質や道徳観や育ちの問題とみられてしまうのが従来の日本社会の普通の扱いであろう。つまり昔なら人間として落第点がつくだけの話
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