「信教の自由を侵害」 統一教会に3千8百万円賠償命令 札幌地裁 (03/25 01:22) 統一教会に違法な勧誘で入信させられ、精神的苦痛と経済的被害を受けたとし、道内中心の元信者ら40人が統一教会に計約1億900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、札幌地裁であった。一連の伝道活動について、千葉和則裁判長は「(憲法が保障する)信教の自由を侵害した」と認定、教会側に計約3800万円の支払いを命じた。 千葉裁判長は「経済的利益を獲得するという不当な目的に基づき、宗教であることを明かさずに行われた」と指摘、元信者3人の請求を認めた。一方、残る37人については「提訴の段階で(3年の)損害賠償請求権の時効が成立していた」などとして訴えを退けた。 前の記事 次の記事