日本がフランスと進めている次世代原子炉開発について、仏政府が2020年以降、計画を凍結する方針を日本側に伝えたことがわかった。仏政府は19年で研究を中断、20年以降は予算を付けない意向という。日本はすでに約200億円を投じている。開発計画の大幅な見直しは必至で、日本の原子力政策にとっても大きな打撃となる。この次世代炉は高速炉実証炉「ASTRID(アストリッド)」で、仏国内に建設する計画だった。
フェイクニュースによる被害が深刻化している。情報の混乱を生み出すだけでなく、生命、身体への直接的な脅威となる「武器化」の傾向が明らかになってきた。 インドでは、「人さらい」のフェイクニュースによって集団リンチが続発し、すでに20人以上が殺害された。さらに、政権と対立する女性ジャーナリストを標的に、フェイクポルノ動画「ディープフェイクス」も拡散されている。 ミャンマーでは、イスラム教徒の少数民族「ロヒンギャ」弾圧に絡み、軍部が組織的にフェイクニュース拡散を手がけていたことが明らかになっている。 一方で、「フェイクニュース罪」を理由としたジャーナリストへの弾圧も強まっている、という。 ●インドにおける殺害の連鎖 インドでは、子どもを狙った「人さらいギャング」の噂が、フェイスブック傘下のメッセージサービス「ワッツアップ」で拡散。パニックとなった住民たちによる集団リンチで、20人以上が殺害されると
なぜ北朝鮮にこだわるのか ――松浪さんといえば、1970年代にアフガニスタンでレスリングの英才指導を行い、同国との太いパイプを築き上げましたが、今はなぜ「北朝鮮」にこだわるのでしょうか。 国交がないからですよ。国交があったら行かない。「松浪が日体大理事長でいるからできること」をやらなければしょうがない。こういうことは、政府の渡航自粛という政策を論破するために、外務大臣と言論で戦える自信がある人間でなければできません。 ――政界を引退して日体大理事長になった翌年の2012年、初めて選手団を連れて訪朝する計画をした際、日本政府はどのような反応をしたのでしょうか。 もちろん反対されましたよ。最初はね、渡航許可をもらいに行こうと思った。そうしたら「許可」はくれないことがわかって、「渡航届」にした。スケジュールはこうです、派遣する選手はこれです――という書類を自主的に毎回出す。 私は学校法人理事長と
格好の天下りポスト 「ほふり」の略称で知られる証券保管振替機構のトップ人事が発表された。 2019年の4月1日から社長に就任するのは、元財務省理財局長の中村明雄氏だ。現職の加藤治彦氏は社長を退き、6月の株主総会で取締役も退任する。この現職の加藤氏も旧大蔵省入省、主税局長から国税庁長官にまで上り詰めた、バリバリの財務省キャリアである。 証券取引の経験がなければ、「ほふり」はあまり馴染みのない組織のように思えるが、財務官僚にとっては格好の天下りのイスとなっている。さて、官庁にとって「ほふり」はどのような立ち位置のものなのか。 ある財務省出身の官僚が、「ほふり」の生い立ちを語っていた。 彼の言葉によると、'80年代に株券の売買が増加し、現物の株券受け渡しを行う証券会社の実務が回らなくなってきたことが発端だという。 なにかと組織を作りたがる官庁にしては、至極まっとうな理由だ。 この件に関して、旧大
いずれにしても、いわゆる心臓カテーテルで検査をしてみることが必要、それまでに発作が再び起きれば心臓が止まってしまう危険があるので急がないといけない――と。 急遽、カテーテル検査のために手術室へと送り込まれた。検査が始まり、20分も経たないうちにわかったのは、私の場合は血管が破れたわけではなかったことだった。 疑いは、冠状動脈が一時的に痙攣した冠攣縮性狭心症。動脈の痙攣によって、心臓の一部が弱まってしまったのだ。ただ、もしそのまま放置していたり、もう一度、大きな発作が起きていたら危険だった、と言われた。 幸いにも何より早く対処できたことで、命は助かったのである。そのまま入院。先生には5日と言われたが、4日後に退院させてもらった。 若い人も油断は禁物 ガンも怖い病気だが、いきなりすぐに命が奪われてしまうようなことは、そうそうないだろう。だが、心臓発作は違う。たった一度の判断ミスで、取り返しがつ
川崎市川崎区池上町のJFEスチール(本社・東京)敷地内に、土地の所有権を持たない多くの人が住み始め、戦後70年以上を経たいまも住み続けていることが29日、分かった。市などの関係者が不法占拠の疑いを指摘した上で、防災や防犯上の観点から解決を促している。同社は問題解決に向けた取り組みを強化しているが、時間の経過とともに居住者や権利関係などが複雑化している。 市などの関係者が「不法占拠地帯」と指摘するのは、同社東日本製鉄所・京浜地区「池上エリア」北側とその周辺区域。大部分が同社の敷地で、200軒以上の家屋や事業所が密集している。 関係者らによると、戦前から同社の前身、日本鋼管で働いていた在日朝鮮人をはじめとする労働者やその家族が寝泊まりしていた区域で、戦後も祖国に帰らずに住み続けてきたなどの背景があるという。現在は日本人や東南アジアなどからの移住者も増えている。 同社は社内に複数の対策担当者を置
「ZOZO前澤さん、ぶっちゃけどう思ってますか?」 11月27日、都内で開かれたイベント「PR3.0」で話題をさらった公開取材。2018年にLINEからZOZOのコミュニケーションデザイン室長に就任した田端信太郎氏に、「NEWSポストセブン」をはじめとするネットニュースの編集者であり、PRプランナーでもある中川淳一郎氏が切り込んだ! 「社長が破天荒すぎる問題」について考える 中川:まずは社長が破天荒すぎる問題について考えましょう。前澤さんがバスキアの絵を買ったりとか月に行く計画を立てたりとかを、社員としてどう考えられていますか。 関連記事:【速報】「ZOZOSUITなくします」前澤社長、衝撃の発言。 田端:もちろん、いろんな角度から批判はされるだろうとは思っています。上場企業の社長なんだから、自分の命を危険にさらすようなプロジェクトに参加するのはどうなんだ、とか。でも一方で、結果としてすご
防衛省が今月初め、国内の防衛関連企業六十二社に対し、二〇一九年度に納品を受ける防衛装備品代金の支払いを二~四年延期してほしいと要請したことが関係者への取材で分かった。高額な米国製兵器の輸入拡大で「後年度負担」と呼ばれる兵器ローンの支払いが急増。編成中の一九年度予算の概算要求では、要求基準を事実上二千億円超過しており、国内企業に「返済猶予」を求めるという異例の事態となっている。 (「税を追う」取材班) 要請を受けた企業は「資金繰りに影響が出る」などと反発。企業側の同意がなければ支払いの先送りはできず、年末の一九年度予算案の作成までに、どれだけ削減できるかは不透明だ。 複数の関係者によると、防衛省は今月二日と五日の二回に分け、航空機や艦船の部品を扱う企業などを同省に呼んで説明会を開催。一九年度に納品予定の部品の契約を変更して追加の発注を行う代わりに、代金の支払いは追加分が納入される二一~二三年
福岡県行橋市へのふるさと納税による寄付額が飛躍的に伸びている。8月からタブレット端末「iPad」を返礼品に加えたことが後押ししており、市は今年度の寄付額を過去最多の8億4千万円だった昨年度の約3倍に上る25億円と見込んでいる。 市は4日開会の12月定例市議会に19億円を追加する一般会計補正予算案などを提案する。今年度の寄付額について当初予算で7億5千万円と見込んだが、予想を超える寄付の増加に伴い、6月定例会で一度修正。ところが寄付の入金額は既に16億円を超え、見込み額を大きく上回った。このため19億円をさらに加えることにした。内訳は13億円を積立金とし、6億円を返礼品などの経費に充てる。 市は好調な要因について返礼品を見直したことなどを挙げ、現在の返礼品の種類は約1100件という。10月末現在の今年度の寄付額による返礼品人気ベスト3は①iPad(寄付額4億4千万円)②アップルウォッチ(1億
大塚篤司/1976年生まれ。千葉県出身。医師・医学博士。2003年信州大学医学部卒業。2012年チューリッヒ大学病院客員研究員を経て2017年より京都大学医学部特定准教授。皮膚科専門医 医者は死に関わることが多い職業です。しかし、それを受け止められるケースばかりではありません。京都大学医学部特定准教授で皮膚科医の大塚篤司医師が、同期の友人を突然失ったエピソードを語ります。 * * * 先日、写真家の幡野広志さんと京都でお話しする機会がありました。幡野さんは1983年生まれ。2016年、お子さんの優くんが生まれた翌年、多発性骨髄腫というがんを発症し余命3年と宣告を受けたそうです。著書である『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』は、息子さんの優くんに伝えておきたい人生のヒントを書き残した、穏やかで優しい内容が盛り込まれたすてきな本。幡野さんご本人も、文章と同じように芯が強く優しい方で
またまた敗訴、百田尚樹が『殉愛』裁判で自ら露呈した嘘と醜態! こんなフェイク作家が『日本国紀』を書いた 百田尚樹氏の“嘘”が、またも司法によって認定された。やしきたかじん氏とさくら夫人の愛情物語を描いたノンフィクション『殉愛』をめぐる裁判で、再び百田氏と版元の幻冬舎が敗訴となったのだ。 この裁判は、たかじん氏の元マネージャーであるK氏が起こしたもので、『殉愛』においてK氏は約1200万円の使途不明金を横領した疑いがあるとされ、たかじん氏の妻・さくら夫人に暴言を浴びせたりするなど、素行不良の人物として描かれていた。百田氏から一切の取材を受けていなかったK氏は、これらの記述によって名誉を傷つけられたとして、K氏は百田氏と幻冬舎に1100万円の損害賠償を求めていた。 11月28日の地裁判決では、裁判長が〈男性が本の中で、マネジャーとしての能力を欠き、金に汚い人物として描かれている〉とした上で、〈
当サイト記事『米CIAの世論操作:ニューヨークタイムズでも、実際に起きていることを把握せず報道』において、米中央情報局(CIA)が大手メディアと癒着して、世論を操作しているという驚愕の実態を紹介した。後編では、引き続き『驚くべきCIAの世論操作』(集英社インターナショナル)の著者でOCウィークリー紙編集長のニコラス・スカウ氏に、話を聞いた。 CIAが新聞社を脅迫 ― CIAが記事を没にさせた具体例を教えてください。 ニコラス・スカウ氏(以下、スカウ) もっとも有名な例は、スノーデン事件につながった例です。アメリカ政府は電話や電子メールやデータを、民間企業から入手したり、盗聴したりしていましたが、ニューヨークタイムズは、この事実を嗅ぎつけました。 ジェームズ・ライゼン氏はピュリッツァー賞受賞記者でとても有名な記者ですが、彼こそがまさにこの情報をつかんだのです。彼は記事にして報道しようと思いま
問題続出の『日本国紀』 発売以来、内容錯誤やコピペ問題などで話題沸騰の百田尚樹『日本国紀』。昨日、「男系」に関する記述をこっそり改版して修正していたことが明らかになり、幻冬舎に苦情を申し立てる人が多く出ました。 が、どうも幻冬舎さんの対応はあまり誠実ではないようです。たとえば次の様な報告。 実は、僕、結構初期段階で電凸してたんですが、 ①「担当者不在」 ②「担当者不在」 ③「担当者帰社時間だが不在」 ④ 同上→帰社次第連絡→連絡なし ⑤「担当者いるが電話に出ず」→ただ「このまま売り続ける」とだけ回答。 でした。 — T-2850 (@ty551224) November 30, 2018 この他にもツイッターのDMなどを通して、幻冬舎に電凸した方からその内容を知らせていただきました。しかし、いずれの方も「幻冬舎は極めて不誠実な応対をしている」という感想を述べています。 それどころか、『日本
ワー・ヌ(27)がミャンマー中部の村をあとにして日本へ向かったのは2017年末のことだった。岐阜県の縫製工場での職を仲介してくれた業者に手数料を払うため、34万円近くを借金した。 日本での高額な給料だけが魅力だったわけではない。先進技術を誇る国で、新たなスキルを学べるチャンスに期待を膨らませた。 しかし、日本で彼女に与えられた仕事は、段ボールに衣服を詰める単純作業だった。週6日、朝7時から夜10時まで、同じ作業を繰り返した。深夜まで働かされたり、週7日勤務になったりすることもあった。 それで月給は6万円。約束されていた額の半分しかなかった。 おまけに上司は彼女を怒鳴り続けた。 「過酷でした」と、ワー・ヌは言う。 「ストレスと不安の毎日でした。あの日々を言葉でどう表せばいいのかわかりません。ただただ泣いていました」 ワー・ヌは技能実習制度を利用して来日した。この制度は途上国への技術移転という
金持ち地域のゴミと、そうでない地域のゴミには違いがある。もちろん100%ではないし、そのような傾向があるということに留めておくが、あながち的外れではないと思う。 「そうでない地域」のゴミの特徴 まずそうでない地域のゴミを中心にお話します。そうでない地域は酒、タバコのゴミが金持ち地域に比べ圧倒的に多い。特に1月4日、正月明け1発目の回収では信じられないほど、発泡酒の缶や一升瓶が出される。正月以外にもこの傾向は強く、まるで親の敵のように飲酒する。もちろん金持ち地域も出るには出るが、ここまで極端ではない。 まるで賽の河原で1缶飲んでは父のため~、2缶飲んでは母のため~と空き缶を重ね合わせて、積み上げたところを鬼に蹴られているのではないだろうかと心配するほどだ。 そしてタバコ。これも圧倒的にそうでない地域のゴミのほうが目立つ。怒りをぶつけるようにゴミ袋に投げ捨てているのでは?と思うのは気のせいか、
外国人の技能実習生が妊娠し、強制帰国や中絶を迫られる例が相次いでいる。受け入れ機関側から「恋愛禁止」や「妊娠したら罰金」と宣告されるケースもあり、専門家は「人権上問題だ」と指摘している。 「妊娠2カ月なんです」。首都圏の人権団体のシェルターに保護された技能実習生のベトナム人女性(22)は静かに語り始めた。西日本の製紙工場で実習するために来日し、1カ月の事前研修を終えた矢先に妊娠が分かった。 「中絶するか、ベトナムに強制帰国かのどちらかを選べ」。研修施設の担当者に迫られ、中絶の薬を与えるとも言われた。 「子供を産みたい。でも日本で働き借金を返したい」と思いつめ、逃げ出した。ベトナム北部の貧しい地域の出身。日本に来たのは「病気の母の治療費で多額の借金があったから」。渡航費の約100万円は祖母が親戚らから借りた。 来日前に関係を持ったベトナム人男性との子だったが、相手は「自分の子ではない」と否定
タレントの小島瑠璃子(24)が、メインキャスターをつとめる1日放送のTBS系「サタデープラス」(土曜・前8時)に生出演。お笑いタレント・キンタロー。(37)のものまねに自身の思いを明かした。 キンタロー。が11月24日放送のフジテレビ系「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」で「たぶん嘘をついている時は目を見開く小島瑠璃子」というネタを披露した。 これを受けて小島がツイッターで「キンタロー。さんのモノマネ遅れてみた。なんてこった!似てる!!見た目が!!他はほんと風評被害。私がモノマネしていいですよって言ったのそのネタじゃないですよ!キンタロー。さん!!。まぁ、名誉なことかぁ。モノマネしてもらえるって。でもちがーう!」としていた。 この日の番組にキンタロー。がVTR出演し、改めて小島のものまねを披露。小島はこれに「全然怒ってないですよ」と目を見開いてリアクションした。 その上で「公認してない。全
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