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ブックマーク / book.asahi.com (36)

  • 文學界新人賞・市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」ままならぬ体と応募生活20年の果てに 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#1|好書好日

    第128回文學界新人賞 受賞作品「ハンチバック」 親が遺したグループホームで裕福に暮らす重度障害者の井沢釈華。Webライター・Buddhaとして風俗体験記を書いては、その収益を恵まれない家庭へ寄付し、Twitterの裏垢では「普通の人間の女のように子どもを宿して中絶するのが私の夢」と吐きだす。ある日、ヘルパーの田中に裏垢を特定された釈華は、1億5500万円で彼との性交によって妊娠する契約を結ぶ――。 療養生活という名の引きこもり 取材は市川さんが両親と暮らす自宅で行われた。お母さんに案内された部屋で、市川さんと目が合った瞬間、その射貫くような眼差しに気圧された。市川さんは筋疾患先天性ミオパチーという難病により、人工呼吸器を使用しているため、発話に大変な体力を使い、リスクもある。そのため取材も、あらかじめメールで回答をもらい、補足のみ、最小限お話いただく形をとった。 目力の強さはそれが市川さ

    文學界新人賞・市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」ままならぬ体と応募生活20年の果てに 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#1|好書好日
  • 人生を振り返ることについて:私の謎 柄谷行人回想録①|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 批評家・思想家の柄谷行人さんは、多摩丘陵の自然のなかで暮らしている 書籍情報はこちら ――常々「忘れっぽい」「書いたら忘れる」と公言されている柄谷さんに、生まれてから現在までのこと、まだ書いていないことをお聞きしておきたいということで、連続インタビューをお願いしました。実は、『世界史の構造』(岩波書店)が2010年に刊行された後、朝日新聞から同じようなお話を頼んだときは、結局お断りになったと聞いています。 柄谷 最初はやってもいいかなと思ったんですよ。でも、回顧には関心がないし、まだこれからやろうとしているのにと、考えが変わった。『世界史の構造』を書いてすぐは、「これで終わり」という感じもあった。だけど、違ってたね(笑) ――まだ自分の仕事は終わらない、半生を振り返るのはまだ早いという気持ちになったわけですね。 柄谷 そうです。そういう意味では、今も難しい。だけど、

    人生を振り返ることについて:私の謎 柄谷行人回想録①|じんぶん堂
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    sarutoru 2023/02/21
  • 「僕の狂ったフェミ彼女」著者&訳者インタビュー フェミニズムは誰かを排除するためのものではない|好書好日

    就活を前に不安な僕を癒してくれた、愛らしい僕の彼女。毎日のようにベッタリで、付き合って1周年を迎えた。そんなとき僕は、1年間の海外インターンシップに行くことに。遠距離は不安だけど、彼女なら安心だ、待っていてくれるはず――。しかし、出国当日。空港にいたのは、涙ぐむ彼女を抱きしめる僕ではなく、別れのメールをもらってメンタルが崩壊した僕だった。 そんな初恋を引きずりながら 大企業に就職し3年目を迎えた「僕」ことスンジュン。周囲はほとんど結婚して、「まだ独身なの?」とからかわれることも多い。結婚する女性を選ぶだけなのに、なかなか結婚への意欲がわかない。そんなある日、初恋の彼女と出くわした! 心がまた動き出す……ところが、彼女はこともあろうにフェミニストになっていた!(イースト・プレス公式サイトより) ●『僕の狂ったフェミ彼女』試し読みはこちら 年を重ねるにつれて大きくなっていった違和感 ――韓国

    「僕の狂ったフェミ彼女」著者&訳者インタビュー フェミニズムは誰かを排除するためのものではない|好書好日
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    sarutoru 2022/06/11
  • 「プリズン・サークル」 記憶のふた外し自分と向き合う 朝日新聞書評から|好書好日

    「プリズン・サークル」 [著]坂上香 こんな映画は初めてだった。見たくてたまらない顔にぼかしが入っている。でも、その顔から搾り出されているにちがいない声、涙、ため息に胸が押しつぶされ、怒りが湧く。映画の完成まで10年、撮影許可を得るまで6年、刑務所内の撮影は2年間。書は、同題の映画を作製した監督の思考の足跡である。もちろん、映画が未見でも、書を読めばここで起こっていることを理解し、学び、あたかもその場にいるかのように、感じることができる。 中国山地の山間にある男子刑務所で、受刑者たちが輪になって番号でなく名前で呼ばれ話している。「回復共同体」と呼ぶ日では珍しい更生プログラムだ。この参加者は再入所率が低い。参加者の多くは、ふたをしていた虐待の記憶をまるで傷口を押し広げるように思い起こす。父親によって手の甲に押されたたばこも。性器をくわえさせられるなど持続的ないじめを受け、家族にも愛され

    「プリズン・サークル」 記憶のふた外し自分と向き合う 朝日新聞書評から|好書好日
  • 女性弁護士だって、いろいろ 「倒産続きの彼女」新川帆立さんインタビュー |好書好日

    昨年の「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた新川帆立(ほたて)さんのデビュー作『元彼の遺言状』(宝島社)は刊行から約2カ月後に20万部を突破する人気ぶりだった。この秋に刊行された続編『倒産続きの彼女』(同)と合わせると、文庫版も含めたシリーズ累計は50万部を超える。 「強くて優しいヒロインを書きたかった。性格はちがっても、1作目も2作目も、そういう意味では変わっていないと思います」と新川さん。『元彼』ではやり手の弁護士、剣持麗子がヒロインだ。一方、続編『倒産続きの彼女』のヒロインは、剣持と同じ事務所の後輩弁護士、美馬玉子。「そばにいると自分がみじめに思える」と剣持をうとましく感じる、前作とは対照的な主人公。一見、出会いを求めるぶりっこだが、温かく力強い芯があると徐々に伝わってくる。 1991年生まれの新川さん自身、元弁護士だ。「女性の弁護士というと、世間ではきりっとした怖い人のように思わ

    女性弁護士だって、いろいろ 「倒産続きの彼女」新川帆立さんインタビュー |好書好日
  • 「私の名前を知って」 性暴力と闘い抜き尊厳取り戻す|好書好日

    「私の名前を知って」 [著]シャネル・ミラー エミリー・ドウという仮名で、一人の女性がレイプ未遂事件の被害者として法廷の場に立つ。記憶に空白はあるが、性暴力の事実は明白だった。体の内外に残る痕跡、不審な男の目撃者、加害者の逃亡を阻止し、通報した第三者。犯人はすぐに判明した。米スタンフォード大学1年の、将来有望とされた白人水泳選手だ。だが彼は短い勾留の後、15万ドルもの保釈金により自由の身になっていた……。 書は事件で一変した彼女の日々の記録である。告訴を決断し、23歳から26歳までで闘った相手は、加害者と彼の雇った名うての弁護士だけではない。性被害を人に知られる羞恥(しゅうち)心や、両親や妹を悲しませる自責の念、孤独感、またパーティーで酔って踊った彼女の落ち度を問う(好奇の目も含む)世論でもある。 彼女は、親身なボーイフレンドに八つ当たりし、大事な証言で号泣し、感情のコントロールを失う。

    「私の名前を知って」 性暴力と闘い抜き尊厳取り戻す|好書好日
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    sarutoru 2021/04/25
    >弱さを露呈しながらも理不尽に立ち向かったそのエネルギー源は、自身の名誉回復のみならず、女性を取り巻く暴力の構造への義憤、そして数多(あまた)の性暴力の被害者たちの救済だったろう
  • 「ファン・ゴッホの手紙」19年ぶり新訳 へりくつや恨み節…プライバシーの塊|好書好日

    西洋美術史が専門の圀府寺司(こうでらつかさ)・大阪大学教授は、現存するだけで800通あまりもの手紙を書いたことで知られるゴッホの研究の第一人者だ。日では19年ぶりの新訳となる書簡選集『ファン・ゴッホの手紙1・2』(新潮社)を出した。 今も流通している最初の書簡全集は、ゴッホの義妹の手で都合の悪い記述が削除されていた。オランダのファン・ゴッホ美術館は2009年、専任スタッフ3人がかりで15年かけ、手紙の日付から言及された美術作品、引用元まで徹底的に洗い直した改訂版を出版した。「ある種の世界遺産。ちゃんと伝えておきたい」と実は嫌いな翻訳作業に腰を上げ、特に重要な265通を6年がかりで訳した。 小難しい聖書の引用、へりくつこねて金の無心、女に振られて恨み節。そんなプライバシーの塊が「歴史の女神の手違い」で、燃やされず残った幸運に思いをはせる。 手紙の大半は、画家の生涯を献身的に支えた弟テオ宛て

    「ファン・ゴッホの手紙」19年ぶり新訳 へりくつや恨み節…プライバシーの塊|好書好日
    sarutoru
    sarutoru 2020/11/17
  • 皇室タブー、今も続く自主規制 「戦後日本ジャーナリズムの思想」著者 根津朝彦・立命館大学准教授|好書好日

    根津朝彦(ねづ・ともひこ)立命館大学准教授 1977年生まれ。著書『戦後「中央公論」と「風流夢譚(むたん)」事件』など。 日の報道機関は天皇や皇室への批判を自主規制しているのではないか――。そんな問いかけを含んだ著書『戦後日ジャーナリズムの思想』(東京大学出版会)を、歴史研究者の根津朝彦・立命館大学准教授が発表した。ジャーナリズム史という視点の大事さを訴える一冊だ。 報道への統制や弾圧が目立った「戦前」や「占領期」ではなく、「戦後」のジャーナリストたちの言動と思想に光を当てた。共同通信の原寿雄(としお)や矢島翠(みどり)、大阪読売新聞の黒田清といった人々が紹介される。 「気骨のある記者たちがいたけれど研究対象にされることが少なかった。継承されるべき文化遺産があると訴えたかった」と根津さんは執筆動機を話す。 新聞記者などの「組織ジャーナリスト」に注目し、その人たちが組織・経営の論理とジャ

    皇室タブー、今も続く自主規制 「戦後日本ジャーナリズムの思想」著者 根津朝彦・立命館大学准教授|好書好日
  • インタビュー : あの頃の自分につけた決着 川本三郎 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ボブ・ディランが、ノーベル文学賞に輝きました。ディラン世代でギターも弾いていただけに、うれしかった。このの題名も、ディランの曲名からとったのです。ただ、に書いた当時を振り返るのは、いまでも正直、気が重い。若い頃の不名誉な話が軸になっていますから。 それなりのページを割き、1970年前後の社会の動きを駆け出し記者の視点から追っています。事件のことより、まずあの時代の熱気を記録しないと、伝わるものも伝わりませんから。 朝日新聞社への入社は69年4月。1月には私が在籍していた東大で安田講堂事件が起きました。ベトナム反戦デモが続き、日人カメラマンがベトナムの砲火の中に飛び込んで仕事をした時代でした。戦後民主主義にも勢いがあり、権力と向かいあう若者への支持も強かった。私が配置された朝日新聞出版局の、特に朝日ジャーナルは学生側に共感する人が目立った。 駆け出しの頃はデモの取材によく行きましたが、

    インタビュー : あの頃の自分につけた決着 川本三郎 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 書評・最新書評 : ブルマーの謎―〈女子の身体〉と戦後日本 [著]山本雄二 - 武田徹(評論家・ジャーナリスト) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■女子の感情無視した妙な「共犯」 筆者の世代で女子の体操着といえば体にぴったりフィットするブルマーが定番だった。だがその話は今の女子には通じない。1960年代に登場、一気に日全国を席巻した密着型ブルマーは90年代には消えてしまったからだ。 その興亡の軌跡に迫る書はまず「お金の事情」に注目する。中学校体育連盟は用品メーカーからの寄付が頼りだった。寄付の見返りに連盟推薦のお墨付きを得たメーカーは新開発した密着型ブルマーの学校への普及に努めた。加えて当時は東京五輪での女子体操選手の活躍により、美しく健康な女性の身体は積極的に肯定されるべきだとする価値観が成立しつつあった。それは家父長制からの女性の自立、一個の人格として女性が自信を持つことを求める戦後民主主義的な価値観とも響き合い、密着型ブルマーの受け入れを進めた。 しかし、実はそこで女生徒たちは〈挟み撃ち〉に遭っていたのだ。自立した女性は家

    書評・最新書評 : ブルマーの謎―〈女子の身体〉と戦後日本 [著]山本雄二 - 武田徹(評論家・ジャーナリスト) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    sarutoru
    sarutoru 2017/03/11
    →イスラム圏のプロヒジャブの反響知りたいな
  • 「ミズーラ―名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度」書評 被害者に向けられる疑いの目|好書好日

    ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度 (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ) 著者:ジョン・クラカワー 出版社:亜紀書房 ジャンル:エッセイ・自伝・ノンフィクション モンタナ州・ミズーラにある名門大学のアメフトチームが引き起こしたレイプ事件。被害者への誹謗中傷、理解のない警察、加害者の特権意識…。詳細なインタビューと取材から、レイプス… ミズーラ―名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度 [著]ジョン・クラカワー 「レイプ神話」をご存知(ぞんじ)だろうか? レイプとは暗闇に潜んで相手を襲う変質者の性犯罪であり、相手の抵抗を押しきって振るわれる暴力である、というイメージを指す。これは大半のレイプの実像とはかけ離れているにもかかわらず、あまりにも多くの人の脳内に植え付けられているため、レイプの被害者は起こった事実を訴えても信じてもらえない、という過酷な目に遭い続ける。 では実像

    「ミズーラ―名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度」書評 被害者に向けられる疑いの目|好書好日
  • 本の記事 : 日本人初? 「コボ」「キンドル」でデビューした新人作家が1位を獲得するまで - 林 智彦 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「koboイーブックストア」の「ジーン・マッパー」購入ページ。同書は複数ジャンルで上位ランク入りしている 著者が立ち上げた「Gene Mapper(ジーン・マッパー)」専用サイト。電子書籍はここから直接購入もできる。コボ、キンドルの両ストアへのリンクもある。 7月19日にサービスを開始したネット通販大手・楽天電子書籍サービス「コボ」の書店で、これまで見たことがない著者の書籍が、複数ジャンルのランキング上位に入っているのを見つけた。作品の名前は「Gene Mapper(ジーン・マッパー)」、著者は「藤井太洋」。出版社名に「Taiyo Lab」とあることから、自己出版(出版社や編集者を介在させずに電子書籍を書き、売ることをいう)ではないかと推察できた。 8月22日時点で、同作は「SF」ジャンルの16位、「ハイテク」ジャンルと「科学技術」ジャンルでは1位にランクインしている(ただしその後、著者

    本の記事 : 日本人初? 「コボ」「キンドル」でデビューした新人作家が1位を獲得するまで - 林 智彦 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 本の記事 : 電子化 マンガ家VS出版社 「著作隣接権」めぐり火花 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    電子書籍時代をにらみ、出版業界が著作権に似た新たな権利を求め、マンガ家から反対の声が上がっている。出版社はネット企業と作家が直接結びつくことを恐れ、マンガ家は著作者としての権利が弱まりはしないかと懸念する。 出版社側が求めるのは、「著作隣接権」という、著作物を流通させた人や団体に与えられる権利だ。 例えばCDなら、著作者である作詞家や作曲家とは別に、歌手やレコード会社などに認められる。 書籍の場合は、最終的な出版物の元となる原版、いわゆる「版面」について出版社が持つ権利を想定する。現在は、書籍をスキャンして配信した海賊版があったとしても、著作者の権利侵害にはなるが、出版社は権利を主張できない。隣接権が認められれば、出版社が直接差し止めを求められる。 これに対し日漫画家協会は4月、「現段階での出版社への隣接権付与については否定的にならざるを得ない」との見解を出した。 協会関係者は「文字だけ

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  • 書評・最新書評 : 原発報道とメディア [著]武田徹 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • 【レビュー・書評】ユニクロ帝国の光と影 [著]横田増生 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    ユニクロ帝国の光と影 [著]横田増生[評者]山形浩生(評論家)[掲載]2011年5月1日著者:横田 増生  出版社:文藝春秋 価格:¥ 1,500 ■意図を裏切り、見事な企業分析 書は奇妙なだ。著者の執筆意図を完全に裏切る形で、見事な企業分析になってしまっているのだから。 ユニクロは短期間で国民的ブランドにのしあがった。著者の主な意図は、その急成長の裏にある影の描出だ。では、その恐るべき暗部とは? なんとユニクロは、中国の工場に徹底した品質改善とコスト低下を要求して泣かせているぞ! まあ、なんてひどい業者いじめ……かな? その工場は見返りに、ユニクロからの大量発注の恩恵を得ているのに。顧客の無理難題に悩むのは、ぼくの勤務先を含む全企業の宿命だ。むしろこれは、優れた品質コスト管理では? あとはなになに、店舗同士で競争させ、抜き打ち査察で監督するから従業員は気が休まらない! 光の影に残酷な

  • asahi.com(朝日新聞社):ネットメディアは世界を変えるか 「逆パノプティコン社会の到来」 - ひと・流行・話題 - BOOK

    ネットメディアは世界を変えるか 「逆パノプティコン社会の到来」2011年5月23日パノプティコン(一望監視施設)のイメージ(同書より)「逆パノプティコン社会の到来」を書いたジョン・キム慶応義塾大学大学院准教授。「情報透明化の動きは日社会でも加速していくだろう」と話す=東京・慶大三田キャンパス著者:ジョン・キム  出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 価格:¥ 1,050 米外交公電の大量公開で注目を浴びた「ウィキリークス」。アラブ諸国に広がったジャスミン革命で民衆を結んだ「ツイッター」「フェイスブック」など、ユーザー自ら発信者となるソーシャルメディア。インターネットを舞台とした市民による情報共有の動きが今、世界を揺るがしている。慶大大学院政策・メディア研究科のジョン・キム准教授の「逆パノプティコン社会の到来」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、現在進行中の国家と民衆の力関係の変化

    sarutoru
    sarutoru 2011/05/31
    「レゴブロック社会論」
  • 【レビュー・書評】単身急増社会の衝撃 [著]藤森克彦 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    単身急増社会の衝撃 [著]藤森克彦[掲載]2010年8月1日[評者]斎藤環(精神科医)■“無縁社会”が深まる「2030年問題」 現代日は“無縁社会”だ。雇用が崩壊し、地域共同体の支えが潰(つい)え、若者が結婚しなくなる。人々の絆(きずな)は薄れ、中高年の自殺や孤独死が増え、孤立を支える無縁ビジネスが流行する。 書は、そんな日における“2030年問題”の到来を予測してみせる。根拠は各種の人口統計調査だ。緻密(ちみつ)なデータの分析から浮かび上がるのは、リアルで衝撃的な未来図である。 今から20年後、50〜60代の男性の4人に1人が一人暮らしになる。一生結婚しない男性は29%、同じく女性が23%、65歳以上の未婚者が男性で168万人、女性で120万人に及ぶという。家族を持たず、単身生活を続ける中高年層が都市部を中心に急増すること。そのとき、いったい何が問題となるのか。 貧困、介護、孤立。

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    sarutoru 2010/08/14
    >単身世帯の「自助」を重視したセーフティーネットの再構築を提言
  • asahi.com(朝日新聞社):蔵書をバラしてPDFに 「自力で電子書籍」派、増える - 電子書籍・出版 - BOOK

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    sarutoru 2010/07/19
  • asahi.com(朝日新聞社):住宅政策のどこが問題か―〈持家社会〉の次を展望する [著]平山洋介 - 書評 - BOOK

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    sarutoru 2009/05/31
    「住宅建設を経済成長のエンジンとみなす」考え方
  • asahi.com(朝日新聞社):調書引用本の著者、NHKを提訴 「ニュースは誤報」 - 出版ニュース - BOOK

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    sarutoru 2008/10/12
    草薙厚子さんが28日、NHKの虚偽の報道で精神的な苦痛を受けたとして、NHKを相手に1千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に