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ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (7)

  • その街の岡宗秀吾 - てれびのスキマ

    (※一部修正しました。) 阪神淡路大震災から16年が経とうとしている。 僕らはその悲劇の大きさ故、目をそらしがちだ。 昨年、震災15周年で放送されたNHKドラマ『その街のこども』は大きな反響を呼び、この度、再編集され異例の映画化にまでなった。この作品は、森山未來と佐藤江梨子という共に震災経験者を主演に、紋切り型の悲劇・感動路線ではない、リアリティのある視点と演出が大きな話題になった。 その1年前、森山未來はNHKの同企画で『未来は今』というセミドキュメンタリーに参加している。『その街のこども』はそのアンサードラマといってもいい位置づけだろう。『未来は今』は、森山未來が「震災のドキュメントを作る」というメタドキュメント的ドキュメンタリーで、実際に森山未來が「伝える」という行為に悩み苦しむ姿が描かれている。作品の冒頭、ラストのナレーション録りができなくなって考え込む森山が映しだされる。 「この

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  • 田原総一朗の過激な青春- てれびのスキマ

    田原総一朗といえば、最近は「割と朝までやってる人」(千原ジュニア)というイメージしかないかもしれない。 しかしながら、彼は若き頃、今の放送コードぎりぎりな芸人あるいはアングラ劇団、パンクロッカーなどなどが束になっても敵わないような過激すぎる活動をしていた。しかも会社員時代に。 そんな田原が5月27日に放送された「クメピポ」に出演し、当時のことを振り返っていた。 田原は1964年から1977年まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)でディレクターとして、ドキュメント番組などを制作していた。 「他局がオンエアできないような番組を作ろうと思った」という田原。 テレ東ってテレビ番外地って言われたの。誰も(チャンネルを)12まで回しませんよ。 だからそこで見てもらうためには他の局が絶対やらないようなものをやらなきゃダメ。 しかもね、そりゃ、NHKやTBSは(スタッフも)能力があるのが行ってる。 テレ

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  • なだぎ武を変えた旅 - てれびのスキマ

    「自分の過去をテレビで喋ることはほとんどない」というなだぎ武。 4月1日に放送された「草野☆キッド」では「テレビで話すことは初」という話を「丸裸になるつもり」で、自分の過去を語っていた。 学生時代は、クラスの人気者とは、正反対の人間だったという彼は「あまり友達を作らず、自分が好きなものがあると、もうそこだけに依存してしまうようなそういう子どもだった」。 自宅ではいわゆる「引きこもり」状態だった。 僕が引きこもってずっと好きなテレビを見てたりとか、好きな音楽を聴いてたり、漫画を読んでたりしてたんですけど、それをしているうちにホントに人と喋れなくなって。 そういう時期は、親から声を掛けられることすら億劫になってしまうんですよ。 要するに自分の部屋の扉の前にお事を置いていただいて、それを親がいなくなると、さっと取ってべて、終わったらそれをさっと出しておくという。 僕がそういう生活をしていたら

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  • 有吉弘行はNHKでも毒を吐く - てれびのスキマ

    最大のアバンギャルドチャンネルといえば、NHK教育テレビだろう。 NHK教育の「教」は「狂」だ、と誰かが言っていたような気がするが、それを証明するかのような番組が先日はじまった「ネイルの国の王子様」だ。 これは、以前から放送されていた「○○の国の王子様」シリーズの第2シーズン。 第1シーズンのハリセンボンに代わり出演しているのが、柳原可奈子となぜか有吉弘行だ。 今回は、ネイルアートの初心者向け趣味・実用講座なのだが、キャスティングを見ても分かるとおり、普通ではない。 まずは公式サイト(http://www.nhk.or.jp/ooji/index.html)を見てほしい。なんか変でしょ? 要潤が声を担当するカナメール王子と柳原可奈子がお面を被って演じる姫、そして鳥(多分)の着ぐるみを被った有吉弘行演じるガマリアが住む謎の国が舞台。 そこにまだテレビ慣れしていないネイルアートの講師(ネイ

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    sasa0451
    sasa0451 2009/04/10
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  • オリエンタルラジオが背負った十字架 - てれびのスキマ

    「クイック・ジャパン(82号)」の特集「テレビ・オブ・ザ・イヤー」の中で、板尾創路とピエール瀧の対談連載「ハチ公じゃなぜ剥製にされたのか?」にオリエンタルラジオの中田敦彦がゲストに招かれ、「テレビ」をテーマに語っている。 「クイック・ジャパン(77号)」でのオリエンタルラジオのインタビューと併せて読むと面白い。 中田は『アメトーーク』の「中学の時イケてないグループに属していた芸人」に出演したことで広く知れ渡ったが、高校の頃は「ひどかった」。だから「勉強しかしなかった」という。 その結果、現役で慶応義塾大学に合格する。 そして一緒に合格した幼なじみから「二人で(お笑いの)サークルを作ろう」と誘われて、学園祭などでネタを披露するようになる。その後、他大学のお笑い好きとともにインディーズ活動っぽいことをしていくようになっていく。しかし、中田を誘った幼なじみは「プロになるつもりはない」と突然抜け途

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  • 「M-1グランプリ」で戦うために - てれびのスキマ

    いよいよ1週間後に迫った「M-1グランプリ」。 過去の例から見ても、ここで活躍をすればその後の人生を変えるといっても過言ではない大会である。もちろんこの大会に出る芸人は、それに向けて様々な努力をして挑んでいる。しかし、基的にぼくらは、その完成されたネタしか見ることが出来ない。 そんな舞台裏を描いた貴重な資料としても一級品なのが昨年のM−1王者サンドウィッチマンの「敗者復活」である。 富澤たけしが、「M-1」に向けた準備について述懐している。 2007年のM-1に向けて、僕は集中的に研究を重ねていた。 『紳竜の研究』など、完成度の高い漫才DVDを片っ端から見まくった。ただ見るだけじゃなくて、「間」を測る方法、言葉の使い方、ネタの磨き方、お客さんの的確なつかみ……取り入れるべきポイントを意識的にチェックした。過去のM-1決勝のDVDも繰り返して見た。決勝に進出したコンビが、何をやって、どうい

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  • 2008-09-14 - てれびのスキマ 「樹木希林の殺意」

    映画ファンならずとも、昨年の*1の「日アカデミー大賞」の選考に唖然となった記憶が残っている人は多いだろう。それ以外の多くの賞レースで賞を総なめにしていた「それでもボクはやってない」をほとんど無視し、主催の日テレが出資した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」がほとんどを独占するという理解しがたい結果*2だった。 もちろん、「東京タワー」も松尾スズキの脚を読んだ関係者からの前評判は高かったし、オダギリジョー、樹木希林ら役者陣は好演していたものの、「それでもボクはやってない」を押しぬけて賞をほぼ独占するのはとても納得のいく選考*3とはいえなかった。 その授賞式の微妙な空気はテレビ中継を見た人ならよく覚えているのではないか。 松尾スズキの場違いな場所にいるという居心地の悪さ丸出しの表情、奇抜な衣装でやってきて苦笑いしかできないオダギリジョー……。 そしてそれに拍車をかけたのが樹木希林だ

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    sasa0451
    sasa0451 2008/09/14
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