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ブックマーク / president.jp (29)

  • 「翻訳することも難しい」韓国人が"塩ラーメン"を絶対に注文しない驚きの理由【2021編集部セレクション】 「塩」という字に拒否感をもつワケ

    昔ながらの韓国料理は辛くない あの禍々しい新型コロナウイルスが大問題になる、少し前のことです。いつもラーメンは味噌ラーメンかとんこつラーメンにしますが、その日は、悪魔のいたずらか神のお導きか知りませんが、なぜか塩ラーメンを注文しました。 うろ覚えですが、多分人生初の塩ラーメンです。なぜいままでべなかったのかというと、どうもこの「塩」という字に拒否感がありまして。でも、べてみたら、美味しい。すごく美味しかったです。こんなに美味しいなら、もっと早くべればよかった、と思いました。 もちろん料理によって違いますが、一般論として、韓国料理や味に関して「塩」の字を付けると、それはものすごくひどい味を示します。どこで何を間違えたのか、いまの韓国料理は辛さを売りにすることが多いですが、実は韓国料理の昔ながらの味は、具を煮て汁を出すことにあります。味がそんなに強いものでもありませんでした。 ビビンバ

    「翻訳することも難しい」韓国人が"塩ラーメン"を絶対に注文しない驚きの理由【2021編集部セレクション】 「塩」という字に拒否感をもつワケ
    sasabon
    sasabon 2022/07/03
  • 「東京はタワマンとスラム街だけになる」日本人を待ち受ける"厳しすぎる現実" 大企業の正社員ですら淘汰される

    中流の解体はグローバル化の副作用 【橋爪】日でもアメリカでも、ほぼすべての先進国で起こったのは、中流階層の解体です。これは、経済のグローバル化の副作用なのです。 【佐藤】そのとおりですね。 【橋爪】中流階層とはどういうものだったか。製造業中心の大企業が経済を牽引していた。大企業は競争力があって、国内市場を支配できます。社にはホワイトカラー、現場にはブルーカラーがいる。ブルーカラーは、中小企業のブルーカラーよりも生産性が高い。 【佐藤】確かに。 【橋爪】大企業は利益をえる。社に集まっているホワイトカラーが利益を分け合う。ブルーカラーは労働組合に集まって、賃上げを要求する。それに応える余力が大企業にはあった。だから、ホワイトカラーもブルーカラーも、子どもを大学に行かせたし、郊外に一戸建て住宅をもてた。中流階層になれた。そのライフスタイルが広まった。アメリカの繁栄は1950年代に、日は1

    「東京はタワマンとスラム街だけになる」日本人を待ち受ける"厳しすぎる現実" 大企業の正社員ですら淘汰される
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    sasabon 2022/01/17
  • スタバが最多出店する千代田区にコメダがひとつもない理由 「人が多い=儲かる」わけではない

    セブン‐イレブンの出店戦略はどうなっているか 大手チェーン店が出店を考えるとき、企業ごとのエリア戦略や業態にはどんな違いがあるのでしょうか。セブン‐イレブンとスターバックスの事例で考えてみましょう。 セブン‐イレブンは、現在国内に2万1000店近く出店しています。ファミリーマートとローソンは1万5000店ほどです。 注目したいのは、1日のお店の日販です。セブン‐イレブンは約66万円、ファミリーマートとローソンは約54万円です。この10万円以上の差はいったい何なのかということです。 売上は、商品や接客などさまざまな要因が絡んでくるものですが、商品の美味しさやサービスの良し悪しは感覚によるところが大きく、人によって異なるため、数値化することが難しいところです。そこで、普遍的に数値化してはかれるものが「商圏」です。

    スタバが最多出店する千代田区にコメダがひとつもない理由 「人が多い=儲かる」わけではない
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    sasabon 2021/05/26
  • ラーメン二郎でダイエットする人の注文のコツ 「麺硬め野菜マシマシ肉マシ」

    事は「引き算して足し算」するのが正解 大学病院の管理栄養士である私の仕事は、患者さんへの栄養事指導をすることによって、病状の改善、治療、治癒までサポートすることです。事に関しての私のモットーは、「引き算して足し算」。たとえば、糖尿病にしても高血圧症にしても、制限ばかりしていてはさらに栄養状態が悪くなって、病状が悪化してしまうこともあります。それでは末転倒で最悪だと思います。 事にはバランスが大切です。糖尿病だから糖質をカット、高血圧症だから塩分をカットという事では楽しくないですし、おいしくありません。そんな事が毎日続けば患者さんだってウンザリしてしまいます。すべて「カット」「制限」という思考ではなく、ほかの部分をプラスしてバランスをとろうというのが私のスタンスです。

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    sasabon 2021/05/26
  • 血糖値の爆上げを阻止、「ラーメンの前にチョコ」が体にいい理由 「フライドポテトなら太切りがいい」

    習慣が乱れがちな年末年始に注意すべき点は何か。東京慈恵会医科大学附属病院栄養部係長で管理栄養士の赤石定典さんは「肉類など脂質を適量摂ることは重要ですが、フライドポテトやポテトチップスは脂質も糖質も過剰になりがち。また麺類は血糖値上昇のリスクがあるため、ラーメンならべる前にある工夫をするといい」という——。 脳にいい上手な脂の取り方、あぶら抜きはむしろ中性脂肪が増加 大人も子供も好きなべ物といえば、鶏の唐揚げ、とんかつ、ハンバーグ、ステーキなどの脂っこい料理。でも、脂質の取りすぎが気になる……という方は多いでしょう。 確かに脂質を多く取りすぎると肥満の原因になり、動脈硬化のリスクも高まります。だからといって、むやみにあぶらを避けるのは感心しません。 なぜ脂質を抜いてはいけないのか。まずはここからご説明しましょう。 脂質は糖質、タンパク質とともに三大栄養素の一つ。エネルギー源になるほか、

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    sasabon 2021/01/02
  • 「こんなに長生きするなんて」見渡す限り高齢者ばかりの秋田県民のつぶやき 15歳未満は10人に1人しかいない

    建設作業員、タクシー、ホテルの客室係や料理人もみな高齢 日では、秋田は大都会から離れたのんびりした場所と見る人が多い。大雪と寒さと、温泉やふさふさの毛が特徴の大型犬(秋田犬の一種)、日酒などが名物だ。秋田は、日で最も高齢化が進んだ地域でもある。平均年齢が52歳に達し、日の都道府県のなかで初めて人口の半数以上が50歳以上、3分の1以上が65歳以上に到達した。 秋田を訪れたら、すぐにそうした数字が現実であることに気づくはずだ。電車の運転士も改札係も、観光センターの係員、レストランで事をしているふたり連れ、給仕をしているウェイトレス、建設作業員、タクシードライバー、ホテルの客室係や料理人もみな高齢なのだ。 人口統計に照らせば、秋田は「のんびりした場所」どころか、日、いや世界の最先端、未来を先取りした場所である。世界は急速に高齢化しつつあり、多くの国が秋田のあとを追っている。韓国は現時

    「こんなに長生きするなんて」見渡す限り高齢者ばかりの秋田県民のつぶやき 15歳未満は10人に1人しかいない
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    sasabon 2020/10/12
  • 大判特製用紙:マッキンゼー時代からアイデア出しに愛用大前研一「お金の取れる頭脳ノート」【5】

    思考を整理するノートとは別に、マッキンゼー時代から何か新しいことを考え出さなければいけないときに使っていたのが、方眼紙のような網目が入った大判の特製用紙だ。 これはもともとマッキンゼーが持っていたツールではなく、私が開発して作らせた特注品。欄外の余白には「so What」「MECE」「Zero-based Thinking」などいいアイデアを出すためのマッキンゼーの呪いのジャーゴン(隠語、業界用語)を薄い文字で入れた。 思考のキャンバスのようなものだから、文字を書き込もうが絵を描こうが自由である。ただし、私はこれを左下から右上に向かって横書きで使う。 通常のノートは罫線に沿って左から右、そして上から下に横書きで使う。しかし、きちんとノートを使うというのは言語や論理を司る左脳的な作業であり、直感、創造、洞察といった右脳の働きを刺激しない。まともにノートを使っても、なかなかいいアイデアは出てこ

    大判特製用紙:マッキンゼー時代からアイデア出しに愛用大前研一「お金の取れる頭脳ノート」【5】
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    sasabon 2020/07/05
  • 「読書家なのに話がつまらない人」に欠けている5つの視点 差をつけるのは読む量ではない

    同じ文章を読んでもなにが読み取れるかは全然違う 同じ文章を読んでも、そこから何が読み取れるかは、人によって大きく違います。それを「読め方」と呼びましょう。 や雑誌を人の2倍(たとえば年間100冊でなく200冊)読むことは容易ではありませんが、1冊から面白い点を人の5倍見つけることは十分可能です。いや、10倍だって可能かもしれません。 だとしたら、最後に大きな差を生むのは、読む量や読み方ではなく「読め方」なのでしょう。私はここが、ちょっと得意だったりします。 たとえばこんな文章があったとしましょう。「日経ビジネス」(2015.6.22)でのYKK特集記事『高品質の“呪縛”、「量」で断ち切る』です。6頁にわたるその記事の概要はこうです。 リード:ファスナー世界最大手が、「質」に加えて「量」も追求する戦略へとかじを切った。品質の良さを武器に金額で世界シェア4割を押さえたが、数量では2割に留まる

    「読書家なのに話がつまらない人」に欠けている5つの視点 差をつけるのは読む量ではない
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    sasabon 2020/06/22
  • 財務省が密かに進める「徳政令」プラン 紙幣を使って財務危機を乗り越える (4ページ目)

    国の借金を増やしている 人口減社会に突入して勤労人口が減っているにもかかわらず、政治家は節操もなく100兆円予算を組み続けて、国の借金を増やしている。日はGDP比の公的債務が230%超でOECD加盟国で断トツ。2位のギリシャが180%超だからぶっちぎりだ。それでもなお選挙対策優先で赤字予算を組み続けることに、財務省は警告を発し続けてきた。しかし、たるんだ政治家は規律を持たず、消費増税も引き延ばしてきた。それどころか、安倍政権は官邸に人事権を移して、官僚を思い通りに動かそうとする始末。 財務省としては忸怩たる思いがあるが、それでも国家の財政破綻だけはなんとしても避けなければならない。しかし何を言っても政治家はまともに取り合ってくれない。だから、「(財政破綻という)有事に備えておきます」というのが、今回の新紙幣発行なのではないか、というのが私の解釈だ。

    財務省が密かに進める「徳政令」プラン 紙幣を使って財務危機を乗り越える (4ページ目)
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    sasabon 2019/06/04
  • "日本一"のラーメン店が100円下げた理由 「その内容は価格に伴っているか」

    2015年12月、東京・巣鴨の「蔦(つた)」が、ラーメン専門店として初めて「ミシュランガイド」の一つ星を獲得した。1年間に700杯以上をべる通称「ラーメン官僚」の田中一明氏は「これが日の誇るラーメンだ」と評価する。だが、蔦は受賞からしばらくして、1杯1000円から900円へと価格を100円下げた。なぜなのか――。 ※稿は、田中一明『ラーメン超進化論 「ミシュラン一つ星」への道』(光文社新書)の第1章を再編集したものです。またメニュー名、価格等は取材当時のものです。 史上初のミシュラン一つ星ラーメン店 「Japanese Soba Noodles蔦」は、2012年1月26日、東京・巣鴨の地で産声(うぶごえ)を上げた。店主である大西祐貴氏は高校を卒業後、実父が経営する「七重の味の店めじろ」(神奈川県藤沢市、東京都渋谷区で営業、2013年に閉店)で修業。 一時期、ラーメン業界を離れアパレル

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    sasabon 2018/05/14
  • "モテから降りる"と人生はグンと楽になる "自然体"のほうがむしろモテる

    モテるにはどうすればいいのか。洋服や外にカネをかけ、体を鍛えて、ワインやアートに詳しくなる――。そうした「モテ要素」が必要だといわれるが、当なのだろうか。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は「『モテ要素』に振り回されるとストレスが増える。楽しい人生をすごすには『モテから降りる』という発想が重要」と指摘する――。 モテを追求するのは疲れる 男が人生をラクに生きるための考え方のひとつが「モテから降りる」である。「モテを諦める」と似たようなニュアンスではあるが、「諦める」というと、どこか悲愴感が漂ってしまう。その点「降りる」という言葉は、ビジネスにおいて普通に使われるものであり、積極的に判断・決断をした結果、撤退するという前向きさがあるように思う。たとえば、工事受注の見積もり勝負をしている際、競合があきらかに「そんな額で受けたら疲弊するだけなのに」という激安金額を提示してくることがつかめたと

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    sasabon 2018/01/05
  • 「いつも上から目線」朝日新聞の楽しい読み方――時事芸人・プチ鹿島ロングインタビューその2

    “時事芸人”のプチ鹿島さんが、新刊『芸人式新聞の読み方』を出しました。朝日、読売、毎日、日経、産経、東京の6紙のほか、スポーツ紙5紙、夕刊紙3紙を購読し、時事ネタの痛快さには定評があります。ときに「マスゴミ」とも揶揄される新聞を、どう使えばいいのか。第2回は「社説」をパロディとして読む方法。「ムリするな」と突っ込むポイントとは。全3回でお届けします。(聞き手・構成=須藤 輝) 意識高く「時事ネタをやろう」と思ったことはない

    「いつも上から目線」朝日新聞の楽しい読み方――時事芸人・プチ鹿島ロングインタビューその2
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    sasabon 2017/11/16
  • 「老後の備えは300万の定期預金で十分」のワケ | プレジデントオンライン

    私は、資主義の限界が迫っていると考えています。その原因は実体経済とマネー経済の乖離にあります。 世界の金融資産の規模は、1980年には12兆ドルと世界のGDP合計額とほぼ同じでした。ところが「リーマンショック」の前年の2007年には、世界のGDP合計額の約3.8倍の180兆ドルにまで膨らんでいました。 リーマンショックを経て、実体経済とマネー経済の差はいったん縮小に向かいましたが、ここにきて、再び乖離が広がりつつあります。米国はこれまで3度にわたり大規模な量的金融緩和(QE1、QE2、QE3)を行っています。欧州も11年12月と12年2月の2回に分けて合計で108兆円の実質的な金融緩和を行いました。11年下期からは、新興国でも金融緩和の動きが広がり、市場には過剰資金が溢れています。こうした動きは、リーマンショックに匹敵するほどの大激震の前触れだと考えられます。 正確な未来予測は困難ですが

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    sasabon 2017/10/16
  • 実家問題の本丸は首都圏! 逃げるなら今のうちである理由

    データを見ていると、空き家は全国的な問題であることがわかる(http://president.jp/articles/-/20370)。首都圏、都心部ですら例外ではない。著名な不動産コンサルタントである牧野知弘氏は、日の高度成長期における人口移動というその歴史的経緯から、10年後には大都市圏のほうこそ空き家実家大問題が勃発するであろうと予言している。 「実家問題」が首都圏近郊に押し寄せる! 都市に住んでいると、空き家問題はどこか遠くの地方で起きている問題のように感じている人もいるだろう。だが、あと7~8年もすれば、首都圏近郊でも空き家が爆発的に増えるとオラガ総研の牧野知弘氏は予言する。 「今の空き家問題は地方から上京、首都圏など都市部に家を買った団塊の世代の、親の実家の問題です。ところが、次に空き家になるのはその人たちの家。都心部から1時間から1時間半という近郊エリアで、すでに一部のニュ

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    sasabon 2017/01/08
  • みうらじゅん「スクラップ・ブックで鍛える情報編集力」 (2ページ目)

    大事なのは「自分読者」の存在です。好きなものは誰しもありますが、自分が好きなことが、即他人に伝わるほど世の中は甘くない。プレゼンでもそうですが、「自分」が出すぎるとウザいんです。多くの人に思いを伝えるためには、たとえ自分作業であっても「読者」という第三者の目が必要です。伝えたいものが「格好いい」なのか「いやらしい」なのかは別にして、伝えたい主題をより目立たせるようにするのが「編集」という作業。ある意味、「自分」を消していくことなのです。「エロ・スクラップ」でも、常に「どノーマル」でいることを心がけています。 一方で、スクラップを続けていると、自分自身を知ることにもなります。「この娘いいなあ」とグラビアを眺めるだけでなく、切って、貼るという作業をやると「ほんとにこの娘が好きなのか?」とか「ここがこうなっていたほうがもっとグッときたのに」とか、「もう少しローアングルで撮ってほしい」「露出はもっ

    みうらじゅん「スクラップ・ブックで鍛える情報編集力」 (2ページ目)
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    sasabon 2016/10/23
    伝えたい主題をより目立たせるようにするのが「編集」という作業。ある意味、「自分」を消していくこと
  • 作家・佐藤優の「手帳テクニック」全公開 情報はすべて1冊のノートに

    月に1200枚の原稿を書き、130人と面会。しかも、1日4時間をインプットに充てるという。効率化し、生産性を高める秘訣とは――。 ベストセラー作家、佐藤優氏の抱える仕事量が尋常ではない。週刊誌やWebに寄稿する原稿の数は月85。さらに毎月3冊のペースで単行を出し、約1200枚の原稿をまとめている。インプット量も半端ではない。月に約130人に会い、情報収集のため読書などに毎日4時間は費やしている。 佐藤優●1960年生まれ。作家。元外務省主任分析官。2002年、背任と偽計業務妨害罪で逮捕・起訴され、09年執行猶予付き有罪確定。13年6月執行猶予期間満了。『国家の罠』『自壊する帝国』ほか著書多数。 それだけのアウトプット&インプットをこなそうとすれば、綿密なスケジュール管理や情報管理が必要になるだろう。しかし、佐藤氏が普段使用しているのはノート1冊だという。 「締め切りやアポの予定、電話の

    作家・佐藤優の「手帳テクニック」全公開 情報はすべて1冊のノートに
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    sasabon 2016/09/08
  • 大前研一「日本人が知らない日本の歴史」について、話をしよう【前編】

    歴史は、嘘をつく。なぜなら人間の歴史戦争歴史であり、歴史は勝者によってつくられるからだ。第二次世界大戦の敗戦国となった日に何が起きたのか。そしてどのような負の遺産が、今日に至るまで残されているのか。大前研一氏に、語ってもらった。 そもそも歴史は捏造されるもの ことあるごとに日中国韓国から「正しい歴史認識を持て」と非難されるが、日が一方的に責め立てられるほど中国韓国歴史認識が正しいわけではない。歴史認識が正しくできていないのはあらゆる国にいえる。 そもそも歴史は捏造されるものだ。それぞれの国の為政者が都合のいいように歴史を捏造して、国民教育にも利用してきた。歴史認識を擦り合わせようとすれば、相手がどういう歴史を学んできているのかを知り、自分が学んだ歴史と突き合わせなければならない。歴史を遡ってどこから認識に齟齬が生じて、そこにどのような捏造が加えられたのかを検証し、相手に認

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    sasabon 2016/03/11
  • 目を覚ませ! 年金制度はもう破綻している

    あまりに甘すぎる年金の制度設計 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、資産運用比率の見直しを発表した。GPIFは日の国民年金、厚生年金の年金積立金を管理・運用している政府系金融機関(所管は厚生労働省)。運用資産約130兆円という世界最大級の年金基金だ。 これまでのGPIFの基ポートフォリオは債券71%(国内60%、外国11%)、株式24%(国内12%、外国12%)、短期資産5%だった。つまり日国債に偏っていたわけだが、これを35%程度に減らして国内外の株式や外国債の比率を高め、債券50%(国内35%、外国15%)、株式50%(国内25%、外国25%)の運用比率にしようというのだ。 勘違いしてはいけないのは、国民のために少しでも年金の運用効率を高めようという発想から運用比率が見直されるわけではない、ということだ。そもそも年金についてマジメに考えている政治家や役人は過去にも、そし

    目を覚ませ! 年金制度はもう破綻している
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    sasabon 2014/12/29
  • 稲盛和夫が直言「伸びる人、立派になる人、いらない人」【1】

    課題発見力、判断力、説得力――大復活のJAL社員は、何を学んだか。 リーダーの資質をいかに身につけるか 「一国は一人を以て栄え、一人を以て滅ぶ」と言います。つまり、リーダーによって組織は発展したり衰退したりするのです。いい組織には必ず素晴らしいリーダーがいます。立派なリーダーは、自分たちの組織の目的を明確にし、さらにその目的に向かうための価値観を部下と共有し集団を引っ張っていきます。 では、どうすれば素晴らしいリーダーになれるのでしょうか。 1番大事なことは「己を虚(むな)しゅうする」、つまり自分を捨てることです。リーダーが利己的な考え方を少しでも持つと組織は正しく機能しません。ですから、リーダーはフェアで公明正大な心を持ち、全身全霊で組織に命を吹き込まなければなりません。あらゆる集団のリーダーが、強い使命感を持ち自分たちのビジョンに向かって、純粋な心で打ち込めば、企業経営はもちろん、政治

    稲盛和夫が直言「伸びる人、立派になる人、いらない人」【1】
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    sasabon 2014/10/08
  • 『男と女は誤解して愛し合い理解して別れる』島地勝彦・三橋英之著

    読後感のいい1冊だ。「週刊プレイボーイ」の名物編集長として名を馳せた著者が、かつて自分が担当した柴田錬三郎、今東光、開高健が憑依したかの勢いで吠えまくる。語り口はとことん直截で、何を根拠にと突っ込みたくなるような個所もあるが、妙な説得力で押し切った。 来、人生相談ほどいい加減なものはないと思う。学生に何か助言した後、今のでよかったのだろうかと自問してしまう小心者の私にとって、短い質問文やちょっとしたインタビューだけで、「ああしなさい、こうしなさい」と断言できる神経がどうにもわからない。 書が抵抗なく読めたのは、相談者が(例外もあるが)あまり切羽詰まっておらず、むしろ回答者・島地勝彦とのやり取りをただ楽しんでいる風情があるからだ。「シマジ」なら何て答えるだろう? 相談というよりもお題を出す感じである。 上司からの評価の低さを嘆く相談者には、こんな回答。 「才能や努力が評価されない。人生

    『男と女は誤解して愛し合い理解して別れる』島地勝彦・三橋英之著
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    sasabon 2014/03/05