2014.2.19 10:36更新 消費者庁の食品表示ガイドライン案が弁当店にも波紋を広げている。おなじみの「シャケ弁」が消えてしまう? お弁当屋さんから「シャケ弁」が消えてしまうかもしれない。全国のホテルや百貨店で相次いだ食材虚偽表示問題を受け、消費者庁がメニューの食品表示のガイドライン案を作成。その中で、シャケ弁当などで使われる「サーモントラウト」について、「シャケ(サケ)」や「サーモン」と表示するのは問題があると指摘しているためだ。外食業界は「現場は困惑を通り越して混乱している」「このままでは宇治金時や鴨南蛮(かもなんばん)も使えなくなる」と反発している。 弁当店に波及…「唐突な印象」と現場困惑 ホテルのレストランメニューに端を発した虚偽表示問題。その影響が町の食堂や弁当店にも及んでいる。 その一例がサーモントラウトだ。消費者庁が昨年12月に公表したガイドライン案では、不適切な表示例