最近、いくつかの独立系のベンチャーキャピタルの幹部の方々と話す機会があったのですが、1つ印象的だったことは、彼らが米国と中国に熱い視線を向けていたことです。 米国、中国に熱い視線の国内ベンチャーキャピタル 海外投資案件には手を出さない、これが国内のベンチャーキャピタルでの暗黙の了解でした。いくら魅力的な案件があると聞いても、それが海外のものだと知ると検討もしないことが多かったりします。その理由としては、言語の問題もありますし、過去の海外案件で失敗してきたこともありますが、一番の理由は、本当に魅力的な案件であれば先に現地(特に米国の場合)のベンチャーキャピタルが出資しきっていて日本のベンチャーキャピタルに出番があるはずがないということです。 ベンチャー投資の世界は情報収集と目利きが重要ですので、海外の投資案件を扱う場合は、それなりのリソースを海外でかける必要があります。その点、国内のベンチャ