第一交通産業は、あらゆる機器をインターネットでつなぐ「IoT」技術を生かし、認知症で徘徊(はいかい)する高齢者の発見を支援する実証実験を今月からタクシー事業で始めた。情報サービスのSkeed(スキード、東京)と、北九州市の公益財団法人・九州ヒューマンメディア創造センターとの共同事業。3カ月程度実施して検証する。 スキードが開発した小型発信機を持った高齢者と、中継装置を搭載したタクシーが約30メートル以内ですれ違うと、位置情報と時刻を家族など見守る側のスマートフォンの地図画面に表示する仕組み。行方の分からなくなった高齢者の足取りがつかみやすくなる。
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