宝塚市がLGBTへの理解を深めてもらうために作成した教員向けリーフレット=兵庫県宝塚市役所で、石川勝義撮影 宝塚市は、性同一性障害や同性愛といった性的マイノリティー(LGBTなど)への理解を深めてもらおうと、教職員向けと一般向けの2種類のリーフレットを作成した。性への意識が高まる思春期や青年期は、制服やトイレなど学校生活に関する悩みも多く、生徒の心に寄り添った向き合い方が紹介されている。【石川勝義】 市は昨年6月、同性カップルを公的に証明する文書を発行する制度を導入するなど、LGBTの市民がありのままに生きられるような施策を進めている。リーフレットの内容は、LGBTに関する意識調査を実施している宝塚大看護学部の日高庸晴教授が監修した。 教職員用のリーフレットでは、LGBTの58%がいじめ被害、21%が不登校を経験していると指摘。同性愛・両性愛の男性の場合は、66%が自殺を考えた経験があり、
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