大学生以下の子どもがいる人の約3割が、子育てと親の介護に同時に直面する「ダブルケア」を経験している――。ソニー生命保険が18日、こうした調査結果を発表した。 調査は今年2~3月、大学生以下の子どもがいる30~55歳の男女を対象にインターネットで実施し、約1万7千人から回答を得た。ダブルケアに現在直面している人は2787人(16・3%)で、経験者も合わせると計4977人(29・1%)だった。30代の男性は26・4%、女性は24・4%が、40代では男性の27・2%、女性の28・9%、50代では男性の33・1%、女性の41・1%が経験。年代が上がると経験者の比率も上がった。 調査対象者のうち、ダブルケアに直面もしくは経験した男女各500人を無作為に抽出し、仕事との両立について尋ねると、100人(10・0%)が「ダブルケアを理由に仕事をやめたことがある」と答えた。やめた理由(複数回答)は「子どもが
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