このたび、小学館が発行する雑誌ビッグコミックスピリッツの「美味しんぼ(第591話/食と環境問題)」の中で、六ヶ所再処理工場に関する内容が掲載されました。 この掲載のためということで、今年3月にビッグコミックスピリッツ編集部から取材要請があり、原作者ほかの方が弊社施設を訪ねてこられた際、当社からは、詳細にご説明させていただいております。 しかしながら、掲載された内容を確認したところ、当社がご説明した事業内容などについての記載が不十分なことから、一般読者の方々が施設の安全性などについて、誤解をされたり不安を抱かれたりする懸念がありますので、下記のとおり、改めて当社の基本的な考え方を申し上げます。 1.再処理の意義について 原子力発電所で使い終わった使用済燃料には、約97パーセントも再利用可能な有用資源が残っています。 また、原油価格の高騰や地球環境問題への関心の高まりなどを背景とした、世界的な
国内のすべての原発が止まった。 1970年から42年ぶりのことである。 2012年という年号が「脱原発元年」としてひさしく記憶されるようになることを私は願っている。 原発の再稼働の賛否については、文字通り「国論を二分する」ような議論がゆきかっている。 再稼働賛成派の論拠はおもに経済的なものである。 盛夏における電力の不足、電気料金の値上がり、電力コストの上昇による工業製品の国際競争力の相対的低下、より安い電力を求めての生産拠点の海外流出と産業の空洞化などなど。 政治的要因としては、石油依存体制がもたらすエネルギー安保上の不安があるが、これはあまり大きな声で言い立てる人がいない。 ご存じのとおり、石油の採掘、精製、輸送、販売は「オイルメジャー」と呼ばれる石油資本が伝統的に独占してきた。メジャーの価格統制を嫌った産油国が1960年にOPECを結成し、石油メジャーによる市場の独占は70年代に終わ
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