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ダモ鈴木の検索結果1 - 24 件 / 24件

  • ダモ鈴木が死去、ドイツの伝説的バンドCanの元ボーカル

    1970年代初頭に西ドイツの伝説的ロックバンドCanのボーカリストとして活躍し、「Tago Mago」「Ege Bamyasi」「Future Days」といったアルバムに参加した鈴木。独自の即興的歌唱法で知られる彼は、バンド脱退後、自身のライブ音楽プロジェクト「Damo Suzuki’s Network」を立ち上げ、世界各国のさまざまなミュージシャンと即興ライブを行ってきた。 2度のがんを克服し、活動を続けてきた鈴木。彼と親交の深かった田畑満(ZZZoo、20 Guilders、ex.ZENI GEVA、ex.ハナタラシ、ex. Acid Mothers Temple、ex.BOREDOMS他)や馬頭將器(The Silence、ex.GHOST)、河端一(Acid Mothers Temple)がその死を伝えている。 ※追記:2月10日22:59、CanのFacebookでもダモ鈴木の

      ダモ鈴木が死去、ドイツの伝説的バンドCanの元ボーカル
    • ひとつのコード進行/リフ等で曲が反復し続けて完結する曲(30選) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

      「曲構造等」というタグを前回から作っていて、曲構造っていうのは「イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏…」みたいなののことですが、これって色々な見方ができるような気がしてて、前に投稿した「曲タイトルだけをサビ等で連呼する曲」というのもある意味曲構成がそうなってる・そうなるように作曲されているという話で、この辺の話って色々考えだすと面白いと思うんです。 ystmokzk.hatenablog.jp ystmokzk.hatenablog.jp 今回は表題のとおり「ひとつのコード進行またはリフの繰り返しで最後まで割と同じ調子のまま駆け抜けていく感じの楽曲」というテーマで選曲して、各楽曲のその繰り返しがどんな感じにいい感じなのかとかそういうことについて見ていきます。 今回のテーマも「繰り返し」という要素に焦点を当てているので、前回の記事で取り上げた楽曲のうち今回のテーマにも当てはまる曲は幾つかあり

        ひとつのコード進行/リフ等で曲が反復し続けて完結する曲(30選) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
      • サブスクにない音楽(2021.2.28現在)→【随時更新あり】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

        線はソフトを使って引きました。色の変え方が分からんかった…。 最近は大概サブスクでばかり音楽を聴いていて、このブログの記事ももはやサブスクのプレイリスト前提みたいな記事ばっかりになってきていて、これでいいのだろうか…などとよく思ったりしているところです。 それはそれとして、そうやってテーマに基づくプレイリストをサブスクで作ろうとするときにまあ困るのが、サブスクが解禁されていないアーティストやら作品やら。今回は、思いつく限りで全部または一部の作品がサブスクに上がっていないアーティストを自分の興味が湧く限りで15組(+殿堂入り1枚)程度挙げてみます。中には何で解禁されないのかよく分からないもの、本人等の意思により堅く解禁されないもの、むしろ本人は解禁を望んでいるのに問題ごとによって成し遂げられずにいるものなど状況は様々。 音楽産業全てサブスク(とレコード盤)だけあればいい、みたいな環境が本当に

          サブスクにない音楽(2021.2.28現在)→【随時更新あり】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
        • 特集・現代音楽の子供たち|mora ~WALKMAN(R)公式ミュージックストア~

          現代音楽の孫たちは様々なジャンルで今も活躍していまる。クラブ・ミュージックやロック、ジャズにいたるまで、私たちが普段は現代音楽からは遠いと思っているジャンルの音楽を、現代音楽から受けた影響関係によって再構成して紹介します。 アヴァンギャルド / ノイズ パフォーマンス エレクトロニクス ループ / クラブ / サンプリング 映画音楽 アヴァンギャルド / ノイズ 今日、ハードコアなどのロックに欠かせないノイズ音楽は、イタリア未来派の音楽家によって生み出された。また、無調や即興性を含むアヴァンギャルドな演奏は、ジャズシーンをはじめとして多くのアーティストがダイレクトに影響を受けている。60年代以後のロックが現代アートと融合し始めるという傾向にも注目。 John Cage John Cage 実験音楽とは何か?無音の音楽とは何か?不確定性とは、偶然性とは何か。戦後のあらゆるアヴァンギャルド芸術

            特集・現代音楽の子供たち|mora ~WALKMAN(R)公式ミュージックストア~
          • ダモ鈴木死去:ロマン優光連載278

            一人でそこに座ってる 頭のイカレた奴 虹の上から小便 我らがヒモと呼ぶ ダモ鈴木の名を聞くと、真っ先に 『Tago Mago』に収録されている『Oh Yeah』のこのフレーズが脳裏に蘇る。CANの夢幻的でありながら覚醒感を伴う反復リズムの中に突如切り込んでくる鮮烈なイメージの日本語歌詞。初めて聞いた時の衝撃が、そのまま脳に刻み込まれてしまっている。 ダモ鈴木と言われても知らない人も多いだろう。彼がボーカリストとして所属していたCANは商業的に大成功したバンドではないし、マニアックな音楽好きでなければ、その名を知る人は少ないだろうし、今だから知る人が少なくなったとかではなく、昔からそうだと思う。 ただ、CANというバンドの与えた音楽的な影響は広範囲に渡り、CANの産み出したものの影響下の音楽に接している人、間接的にその産み出したものの恩恵にあずかっている人は多いはずだ。

              ダモ鈴木死去:ロマン優光連載278
            • 元Canダモ鈴木、ドキュメンタリー映画『Energy』記念でインタビューに応じる - amass

              Canでの活躍でも知られるダモ鈴木(Damo Suzuki)のドキュメンタリー映画『Energy: A Film About Damo Suzuki』が英国で公開されました。これを記念して英ガーディアン紙はダモ鈴木にインタビューしています。 ダモ鈴木は2014年に大腸癌と診断され、生存確率10%と宣告されました。鈴木は約30年前の1983年、33歳の時にも同じ癌と診断され、この時は、当時エホバの証人であった鈴木の信仰により、どうしても必要な輸血を受けることができず、命にかかわる事態となりました。2度の癌を克服して72歳になった鈴木は現在、ドイツのケルンで暮らしています。 映画『Energy: A Film About Damo Suzuki』は、2014年から2017年にかけて40回も手術を受けることになる癌との壮絶な闘いを繰り広げながら、終わりのないグローバルツアーを続けようとする鈴木を

                元Canダモ鈴木、ドキュメンタリー映画『Energy』記念でインタビューに応じる - amass
              • R.I.P. Damo Suzuki | ele-king

                「今」だけを生ききった旅人 松山晋也 昨日(2024年2月10日)の深夜にダモ鈴木さんの訃報をツイッターで知った時、まっさきに思ったのは、やっぱりダモさんの最新インタヴューもとっておくべきだったな、ということだった。2020年秋に私の編集・監修で出た『カン大全――永遠の未来派』には、本人の回顧録『I Am Damo Suzuki』の紹介記事(崎山和弥)と、セレクテッド・ディスコグラフィ(小柳カヲル)、そして私が96年にやったインタヴュー原稿を掲載したが、総ページ数に制限があったため、最新情報までは載せられなかった。まあ、ガン治療で大変そうだと聞いていた上、インタヴューしても肝心なポイント(言葉)はだいたい予想できるという思いもあったわけだが。 ダモさんには過去4回インタヴューした。「日本でのちゃんとしたインタヴューは初めて」だと言っていた最初の取材はたぶん88年だったと思う。70年代後半か

                  R.I.P. Damo Suzuki | ele-king
                • 元Canのダモ鈴木が死去 - amass

                  クラウトロックの巨星Canでの活躍でも知られるダモ鈴木(Damo Suzuki)が死去。Can作品のリリース元Spoon RecordsによるCanの公式SNSアカウントで発表されています。74歳でした。 以下、声明より 「昨日2024年2月9日(金)、素晴らしい友人であるダモ鈴木が亡くなりました。 彼の尽きることのない創造的なエネルギーは、Canだけでなく、全大陸にまたがるネットワーク・ツアーでも、世界中の多くの人々に感動を与えました。ダモの優しい魂と生意気な笑顔は永遠に惜しまれるでしょう。 彼はミヒャエル、ヤキ、ホルガーとともに素晴らしいジャムを披露するだろう! 彼の家族と子供たちにたくさんの愛を。 後日、葬儀の手配をお知らせします」 10代で日本を離れたダモ鈴木は、60年代後半をヒッピーとして世界各地を放浪。その過程で、路上で即興演奏を行うようになり、これにより、即興的で型にとらわれ

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                  • 終わらせたくない彼ら/反ワクチン陰謀論と6時間|加藤文宏

                    陰謀論者はコロナ禍の終わりを想定していない。帰るべき場所もなくなっていた。そもそも目覚めるとは何なのか。 取材:加藤文(Kヒロ) マネージメント:ハラオカヒサ はじめにまず最初に、お断りしておかなければならないことがある。 2021年7月、筆者は知人から旧知のA(30代男性)がSNSで陰謀論を元に反ワクチン、反マスクの主張をし、主張通りの行動をしていると教えられた。陰謀論の只中にある人への取材は十分ではなくわからないままで解決されない問題がいくつもあったためAと接触して取材を申し込み、取材が数回に及ぶ予定で、経費の支払い条件などを説明したうえで対話をはじめた。 取材の途中で、発言で得た情報を公開するなら対価が必要であるとAから求められたため彼が納得する額を支払うことで合意した。求められたのは通常の謝礼を超えた額であったが記事を公開する意義を優先した。取材での対価の支払いは金銭の授受によって

                      終わらせたくない彼ら/反ワクチン陰謀論と6時間|加藤文宏
                    • 【2019年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals

                      【2019年・上半期ベストアルバム】 ・2019年上半期に発表されたアルバムの個人的ベスト20です。 ・評価基準はこちらです。 http://closedeyevisuals.hatenablog.com/entry/2014/12/30/012322 個人的に特に「肌に合う」「繰り返し興味深く聴き込める」ものを優先して選んでいます。 個人的に相性が良くなくあまり頻繁に接することはできないと判断した場合は、圧倒的にクオリティが高く誰もが認める名盤と思われるものであっても順位が低めになることがあります。以下のランキングは「作品の凄さ(のうち個人的に把握できたもの)」かける「個人的相性」の多寡を比べ並べたものと考えてくださると幸いです。 ・これはあくまで自分の考えなのですが、人様に見せるべく公開するベスト記事では、あまり多くの作品を挙げるべきではないと思っています。自分がそういう記事を読む場合

                        【2019年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals
                      • 独ロックバンド「カン」ボーカルのダモ鈴木さん死去、74歳…ミステリアスな歌唱で人気に

                        【読売新聞】 ミュージシャンのダモ鈴木(だもすずき)さんが9日、死去した。74歳だった。 神奈川県出身。1970年、ドイツのロックバンド「カン」に加入し、73年までボーカルを務めた。同バンドの代表アルバム「タゴ・マゴ」「フューチャー

                          独ロックバンド「カン」ボーカルのダモ鈴木さん死去、74歳…ミステリアスな歌唱で人気に
                        • ブラック・ミディが濃密に語るカンとダモ鈴木、キング・クリムゾン、カオスな音楽世界 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                          2ndアルバム『Cavalcade』が絶好調、今年9月には東名阪ジャパンツアーも開催するブラック・ミディにインタビュー。UK新世代ロックの旗手がプログレへの愛情と驚異の音楽観を語った。 先にこの記事ができあがるまでの経緯を説明しておこう。『Cavalcade』のリリースにあたって、レーベル(日本のBeatink / Beat Records)からは当初、ダモ鈴木との対談インタビューを提案されていた。カンのヴォーカリストとして知られる同氏とブラック・ミディは過去に共演歴がある。編集部としても素敵なアイデアだと思ったので、さっそく出演を打診してみることにした。残念ながらインタビューへの参加は実現しなかったが、ダモ鈴木から届いた返信は誠実で愛に溢れたもの。記事掲載の了承を得ているので、まずは貴重なメールをここで紹介しよう。 そのあとに掲載したQ&Aでは返信の内容も反映しつつ、バンドのプログレッシ

                            ブラック・ミディが濃密に語るカンとダモ鈴木、キング・クリムゾン、カオスな音楽世界 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                          • Can | ele-king

                            「クラウトロックという言葉は使わないで欲しい」——これがダニエル・ミラーからの唯一の要望だった。いまから2年ほど前、日本でのCANの再発に併せてライナー執筆および別冊を作る際に、全カタログをライセンス契約しているロンドンの〈ミュート〉レーベルの創始者は、イギリス人によるドイツ人への侮蔑と悪意がまったくなかったとは言いがたいこのタームを使うことに物言いをつけたのだった。 このタームには、もうひとつの問題がある。たとえばクラフトワークとアモン・デュールを同じ括りでまとめてしまうことは、ボブ・ディランもガンズ・アンド・ローゼズも同じアメリカン・ロックと束ねてしまうことのように、作品性を鑑みれば決して適切な要約とは言えない。しかしまあ、70年代の日本のメディアでは、ジャーマン・ロックという、だだっぴろい意味を持つ言葉を使って区分けされていたわけで、そのことを思えばジュリアン・コープが普及させたこの

                              Can | ele-king
                            • 元ゆらゆら帝国のベーシスト亀川千代が54歳で死去 | Mikiki by TOWER RECORDS

                              亀川千代が2024年4月7日に死去した。 亀川千代が亡くなったことは本日4月9日、ギタリストの田畑満によって発表された。亀川の家族のコメントによると、以前から病気の療養中だったという。54歳だった。 悲しいお知らせです 亀川千代君が先日4月7日にお亡くなりになられました 亀ちゃん 一緒に音楽ができて本当に嬉しかった 今まで本当にありがとう また会おうね 御家族には静かに過ごしていただきたいので どうかご配慮をよろしくお願いいたします 田畑 満 pic.twitter.com/1YTiLcSMIo — Tabatamitsuru (@Tabatamitsuru) April 9, 2024 亀川は、69年生まれのベーシスト。リーダーの坂本慎太郎らによって89年に結成されたバンド、ゆらゆら帝国に加入し、98年に同バンドでメジャーデビューを果たした。ゆらゆら帝国は、97年に加入したドラマーの柴田

                                元ゆらゆら帝国のベーシスト亀川千代が54歳で死去 | Mikiki by TOWER RECORDS
                              • interview with Black Midi | ele-king

                                ロンドン南部のブリクストンにあるインディペンデントなスペース「ザ・ウィンドミル 」における、ダモ鈴木と「彼ら」のセッションを収録した音源が素晴らしかった。以下のインタヴューにあるように、ほとんど何も取り決めのないなかでおこなわれたようだが、延々と続くビートとともにミニマルなフレーズが繰り返され、繰り返されていくなかで徐々に変化し、ときには意表をつくようなサウンドが飛び出してくることもある。ジャム・セッション、つまりインプロヴィゼーションは「彼ら」にとって創造の母体ともいうべき沃野であり、手探りだが自由におこなわれる演奏からは、設計図を描いていては出会うことのない音楽に巡り合うことになるのだろう。「彼ら」はジャム・セッションを長時間おこなうことで「最高な音楽ができる」とさえ述べるほどに、それを重要視している。 だがそれだけではない。シングル「Crow's Perch」がリリースされたあと、「

                                  interview with Black Midi | ele-king
                                • CAN | ele-king

                                  発掘がつづいていたCANのライヴ音源シリーズ。これまで1975年のシュトゥットガルト、同年のブライトン、翌76年のクックスハーフェンでのパフォーマンスを収めた計3枚がリリースされてきているが、いよいよダモ鈴木在籍時、黄金時代のレコーディングの登場だ。ずばり73年のパリ録音。タイミング的には『Ege Bamyasi』(72年)のあとにあたる。おそらくファンのだれもが待ちわびていただろう1枚、2月23日発売です。日本盤はしっかり歌詞対訳つき、イアン・F・マーティンによる解説もあります。逃すなかれ。 ついにダモ鈴木在籍時、CAN全盛期のパリでのライヴ盤がリリース! CANのライヴ・シリーズ第4弾『ライヴ・イン・パリ 1973』、2024年2月23日発売! このシリーズは、結成メンバーのイルミン・シュミットとプロデューサー/エンジニアのルネ・ティナーが監修し、貴重なアーカイブ音源を現代の技術と繊細

                                    CAN | ele-king
                                  • Black Midi | ele-king

                                    SNS時代では、好きなことを好きなようにやることがますます難しくなっているのだろう。もはや自分が何を好きなのかさえもわからなくなっているのかもしれない。とにかく、不特定多数の誰かに自分がどう見られるのか、市場やメディアでの自分の見せ方ばかりを気にしているミュージシャンやライターを見るにつけ、本当につまらない連中だなと思う反面、大衆自らが監視装置になっている現在のディストピアにぞっとする。 しかし、絶望的なこのがんじがらめから脱出するには、ひとつ方法がある。誰になんと思われようと知ったことではない、好きなことを好きなように情熱をもって徹底的にやり抜く。ブラック・ミディというロンドンの若き4人組のロック・バンドはまさにそれをやった。 彼らの音楽にはトレンドらしきものなどない。ラップもダンスもドラッグも恋愛もない。パンク版キング・クリムゾン? XTC風のキャプテン・ビーフハート? ときにボアダム

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                                    • 「ソニックユース」メンバーの愛聴盤

                                      本記事では、米国のオルタナバンド「Sonic Youth」のメンバーたちがそれぞれ選ぶ「79枚のアルバム」を紹介します。 名前Sonic Youth出身アメリカ合衆国 (ニューヨーク)出生1981年 – 2011年ジャンルオルタナティヴメンバー・Thurston Moore(ボーカル/ギター) ・Kim Gordon(ボーカル/ベース/ギター) ・Lee Ranaldo(ボーカル/ギター) ・Steve Shelley(ドラム) ・Mark Ibold(ベース)代表作Daydream Nation(1988年) なお、他のミュージシャンのルーツや人生を変えた一枚、思い出の作品などについても、こちらからご覧いただけます。 ミュージシャンたちの愛聴盤それぞれのミュージシャンの、ルーツや人生を変えた一枚、思い出の作品など。 そんなミュージシャンが「愛聴するアルバム」を様々な記事を基にまとめてみま

                                        「ソニックユース」メンバーの愛聴盤
                                      • クラフトワーク、カンからアンダーワールドまで、イギリスのクリエイティブスタジオが電子音楽の歴史を太陽系地図に当て嵌めた超クールなアートを発売、ロック版も

                                        イギリス・マンチェスターに拠点を置くクリエイティブ・スタジオ Dorothy が、現代の電子音楽の系譜を太陽系地図に当て嵌めたアート「Electronic Solar System - Original Open Edition」を発売した。 太陽系の中心に位置する太陽の位置に輝くのは、1969年に結成されたテクノミュージックのパイオニアとして知られるドイツの電子音楽グループ Kraftwerk(クラフトワーク)。 その横には、西ドイツで結成され、パンク、ニューウェイブ、エレクトロニック、ポストロック等のジャンルに大きな影響を与えた、日本人ヴォーカルのダモ鈴木の存在でも知られる伝説のクラウト・ロックバンド CAN(カン)。 その二つ隣にいるのは、Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ビューレン)等の今日の多数のスーパースターにインスピレーションを与え続けているフランスのシンセ

                                          クラフトワーク、カンからアンダーワールドまで、イギリスのクリエイティブスタジオが電子音楽の歴史を太陽系地図に当て嵌めた超クールなアートを発売、ロック版も
                                        • CAN:パラレルワールドからの侵入者 | ele-king

                                          映画『イエスタデイ』は、ビートルズのいない世界を想像してみろと、私たちに問いかける。リチャード・カーティスの、代替えの歴史の悪夢のように陳腐なヴィジョンのなかでも、音楽の世界はほとんどいまと変わらないように見え、エド・シーランが世界的な大スターのままだ。 しかし、多元宇宙のどこかには、ロックンロールの草創期にビートルズのイメージからロックの方向性が生まれたのではなく、カンの跡を追うように出現したパラレルワールド(並行世界)が存在するのだ。それは、戦争で爆破された瓦礫から成長した新しいドイツで、初期のロックンロールがファンクや実験的なジャズと交わり、ポピュラー・ミュージックがより流動的で自由で、爆発的な方向性の坩堝となり、アングロ・サクソン文化に独占されていた業界の影響から独立した世界だ。 カンのヴォーカルにマルコム・ムーニーを迎えた初期のいくつかの作品では、このような変化の過程を聴くことが

                                            CAN:パラレルワールドからの侵入者 | ele-king
                                          • R.I.P. Damo Suzuki | ele-king

                                            「今」だけを生ききった旅人 松山晋也 昨日(2024年2月10日)の深夜にダモ鈴木さんの訃報をツイッターで知った時、まっさきに思ったのは、やっぱりダモさんの最新インタヴューもとっておくべきだったな、ということだった。2020年秋に私の編集・監修で出た『カン大全――永遠の未来派』には、本人の回顧録『I Am Damo Suzuki』の紹介記事(崎山和弥)と、セレクテッド・ディスコグラフィ(小柳カヲル)、そして私が96年にやったインタヴュー原稿を掲載したが、総ページ数に制限があったため、最新情報までは載せられなかった。まあ、ガン治療で大変そうだと聞いていた上、インタヴューしても肝心なポイント(言葉)はだいたい予想できるという思いもあったわけだが。 ダモさんには過去4回インタヴューした。「日本でのちゃんとしたインタヴューは初めて」だと言っていた最初の取材はたぶん88年だったと思う。70年代後半か

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                                            • ビートルズとストーンズのいないロック名盤100選|脱輪

                                              1 ガセネタ/Sooner or Later やはりここからはじめなければならない。はじめたとたんにおわってる。ロックは誕生後10年で可能性のすべてを爆発させ、以降はその長い長い余波が続いているだけ、というテーゼが高速のやけくそで垂れ流される。 2 サカナクション/シンシロ どういう意味なのか知らない。真摯にロック、だとしても僕は笑えない。デビュー前から泣いてたサカナクションはシャツの袖で涙を拭いても泣きまくってるのは、社会の病みじゃなく個人のエモーション。円谷幸吉的スポ根美学の結晶。 3 西岡たかし/満員の木 日本のロックが英米の翻訳だとして翻訳の過程で立ち現れる割り切れなさにこそ独自性が発見されるという観点から、西岡たかしの評価はあまりに低すぎる。関西フォークに隠された狂気がどろどろ。「終わりの季節」の彼岸っぷりはどうだ? 4 Sex Pistols/Great Rockn’roll

                                                ビートルズとストーンズのいないロック名盤100選|脱輪
                                              • 新宿ホワイトハウスを蘇らせたカフェアリエ店主・向野実千代氏インタビュー

                                                新宿と新大久保の喧騒の間にひっそりと、隠れ家的に存在する喫茶店・カフェアリエ。もともとこの建物は1960年、ネオ・ダダのアーティストの本拠地となった伝説的建物『新宿ホワイトハウス』として知られていたが、現在はカフェに改装。普段は移動中のサラリーマンや新大久保から流れた韓流ファンの主婦などに憩いの場として利用されている。一方、不定期にライヴやイベントができる場としても提供され、その時間になると客層が一変。個性的なアーティストやそのファンが集う。 今回スポットを当てるのは、新宿ホワイトハウスをカフェアリエとして甦らせた店主・向野実千代氏である。筆者が彼女のことを知ったのは、カフェアリエが開店するよりもっと前のことである。実は、ロコマガでも過去にフィーチャーしている昆虫キッズやヤングのほか、活動量の差こそあれ、現在活躍する多くの個性的なアーティストが向野氏の主催した「カワサキ・ティーンズ・プロジ

                                                • 221. 都会のアリス - 無人島シネマ

                                                  引用元:amazon.co.jp ヴィム・ヴェンダースの10作品が公開されている「レトロスペクティブ」 まずは「都会のアリス」を観に行ってきた 1973年の西ドイツ映画 ヴィム・ヴェンダース監督のロード・ムービー三部作の序章 ストーリーにそれほど起伏も感動も驚きもないけれど、三部作の中でも、また他の作品と比較しても、ひとつの場面、エピソード、会話が、スナップショットのように個別の魅力、雰囲気がある この辺りで、小津安二郎に影響を受けたとされるのがよくわかる 作家のフィリップ(リュディガー・フォーグラー)は、アメリカ旅行記を書こうとするも、なかなか筆が進まない 仕方なく撮り溜めた写真などの断片を元にドイツに帰ってから書こうと、上司に掛け合い帰国することにする 空港で(ストライキのせいでドイツへの直行便がないことを知り、途方に暮れていると)9歳の少女アリス(イェラ・ロットレンダー)を連れた母親

                                                    221. 都会のアリス - 無人島シネマ
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