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ディアンジェロ 曲の検索結果1 - 40 件 / 70件

  • Apple Musicによる「史上最高のアルバム100枚」全順位が公開

    Apple Musicによる史上最高のアルバムを讃える「100 Best Albums」(史上最高のアルバム100枚)の全リストが公開となった。 Apple Music「100 Best Albums of all time」 100位 ロビン『Body Talk』 99位 イーグルス『Hotel California』 98位トラヴィス・スコット『ASTROWORLD』 97位 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『Rage Against the Machine』 96位 ロード『Pure Heroine』 95位 アッシャー『Confessions』 94位 ブリアル『Untrue』 93位 ソランジュ『A Seat at the Table』 92位 タイラー・ザ・クリエイター『Flower Boy』 91位 ジョージ・マイケル『Listen Without Prejudice Vo

      Apple Musicによる「史上最高のアルバム100枚」全順位が公開
    • 心揺さぶられた音楽15選 in 2022年 - 世界のねじを巻くブログ

      ベストソング@令和四年 年末恒例の私的ベストソングオブザイヤー、 のはずが延び延びになって年度末にようやく時間ができたので書くことに。 地域問わず・ジャンル問わずで2022年に発表された曲をチョイスしてみました。 すべて [ 曲名 / アーティスト名] で記載してます。 ベストソング@令和四年 The Sound / The Foals Drive Me Crazy / ((さらうんど))) Music For a Sushi Restaurant / ハリー・スタイルズ 私の真心 / アイナ・ジ・エンド This Hell / リナ・サワヤマ Teeth / Perfume Genius Khazad-dûm / Bear McCreary さよならメランコリア / 佐野元春& ザ・コヨーテバンド Chicken Wings / Samm Henshaw Megenta Mountain

        心揺さぶられた音楽15選 in 2022年 - 世界のねじを巻くブログ
      • J DillaとNujabesは関係ない|くり

        何年か前にLo-Fi Hiphopが流行り始めてから、主にキュレーションサイトやキュレーションに毛が生えたような個人ブログで、J DillaとNujabesがその原点であり教祖であるような言われ方をするようになった。 二人は共に生まれた日が同じ1974年の2月7日であり、片方は病気、片方は事故により若くして亡くなっている。その結果、(特にこの日本では)共に死後あまりにも神格化され過ぎてしまった。 後追いで語ってる人の中には、二人を同じ時代に同じ志や同じ考え方を持って音楽を制作してたように見たがる人がいるみたいだけど、当時をリアルタイムで体験してた世代からすると、その語り口はなんだかとても違和感。 Nujabesの方はJ Dillaのことを知らないわけがないけれど、もしかしなくてもJ Dillaの方は多分、Nujabesのことなんて全く知らなかったんじゃないかな。 そこで今日は僕が思っている

          J DillaとNujabesは関係ない|くり
        • ロバート・グラスパー『Black Radio III』絶対に知っておくべき5つのポイント | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

          ロバート・グラスパーの最新作『Black Radio III』をより深く味わうために、「Jazz The New Chapter」シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆が監修した「ロバート・グラスパー相関図」が先ごろ公開。ここでは独自のプレイリストも交えつつ、柳樂にグラスパーの歩みと影響力について解説してもらった。 1. 「ゲームチェンジャー」としてのロバート・グラスパー 21世紀のジャズというより、今日までにおけるライブ・ミュージックの領域において、ロバート・グラスパーが果たした貢献はとてつもなく大きい。 「ジャズとヒップホップ/R&Bを融合した」と評されがちだが、幼少期にゴスペルから出発して、高校〜大学でジャズを学び、同時にヒップホップ/R&Bのセッションにも顔を出してきたグラスパーは、そもそもジャンルが分かれているという意識が極めて希薄だ。さらにグラスパーが特別だったのは、それぞれ

            ロバート・グラスパー『Black Radio III』絶対に知っておくべき5つのポイント | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
          • 腰パンとレイドバックと奴隷船 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

            本文に何度も「ダルい」と書いたことだし、レイドバック・キング、ダル・ジョーンズの演奏風景。最近はジャック・ホワイトのドラマーとして有名。 ニューヨークでドサ回りに明け暮れる、脱サラ中年ミュージシャンの現地報告。今回は2000年のディアンジェロ『Voodoo』リリース以降、黒人音楽のリズムを語る上で必修科目となったレイドバックについて、都市伝説みたいな話です。 ※この記事は2020年3月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.10』内、「フロム・ジェントラル・パーク」に掲載されたものです。 とあるレストランでBGM的な音楽を演奏していたときの話。バンドリーダーが僕よりずっと年配なこともあって、レパートリーはアシュフォード&シンプソンとかシャカ・カーンとか、そういう70、80年代のTOP40がほとんどなんだけど、ある曲を演奏しているとき、僕がレイドバックしていたら、バンド

              腰パンとレイドバックと奴隷船 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
            • 7.ケンドリック・ラマーと黒のグラデーション|アメリカ音楽の新しい地図|大和田 俊之|webちくま(1/4)

              トランプ後のアメリカ音楽はいかなる変貌を遂げるのか――。激変するアメリカ音楽の最新事情を追い、21世紀の文化=政治の新たな地図を描き出す! 2016年2月15日。ロサンゼルスで開催された第58回グラミー賞授賞式におけるケンドリック・ラマーのパフォーマンスは異様な雰囲気に包まれた。 俳優ドン・チードルの紹介に続いてステージが暗転すると、ケンドリックを先頭に手足を鎖に繋がれた数人の黒人が現れる。舞台には牢獄のセットが組まれ、両脇の鉄格子の中にはサックスを演奏する囚人もいる。鎖を付けたままマイクの前に立ったケンドリックは、大音量のバンド演奏とともに〈ザ・ブラッカー・ザ・ベリー〉をラップし始める。曲の後半、鎖をちぎったダンサーたちが激しい踊りを繰り広げ、暗闇の中で囚人服のスケルトン模様が蛍光色に発光する。するとステージが転換し、今度は中央に設置された巨大なかがり火を囲むようにアフリカを思わせる部族

                7.ケンドリック・ラマーと黒のグラデーション|アメリカ音楽の新しい地図|大和田 俊之|webちくま(1/4)
              • ジャズとスタンダードのこと : BRUTUS ”The Jazz Guide for Listening Bar” プレイリスト×3|柳樂光隆

                BRUTUS 2021年7月号の特集「音楽と酒・夏」のジャズのページ 《酒がさらにおいしくなるJAZZ入門 The Jazz Guide for Listening Bar》 の11ページほどのほぼすべてのテキストを担当しました。 このためにいろいろ選曲もしていて、それがBRUTUSのSpotifyにアップされてます。 以下は《ジャズ100余年を彩るスタンダード・ナンバー》のプレイリスト。スタンダードがいかに演奏され続けていて、今も受け継がれているのかがわかる40曲です。 基本的には”21世紀以降も録音されているジャズの名曲20”という感じで、(一部例外がありますが)同じ曲の”20世紀のバージョン”と”21世紀のバージョン”のセットになってます。曲の解説は誌面でどうぞ。 今回、そのプレイリストを選曲するためにジャズ・スタンダードをいったん大量に集めて、書かれた順番に並べ替えて、そこから厳選

                  ジャズとスタンダードのこと : BRUTUS ”The Jazz Guide for Listening Bar” プレイリスト×3|柳樂光隆
                • ディアンジェロ『Voodoo』を支えた鬼才エンジニアが語る、アナログの魔法とBBNGへの共感 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                  ディアンジェロ『Voodoo』、エリカ・バドゥ『Mama‘sGun』、コモン『Like Water for Chocolate』、ザ・ルーツ『Things Fall Apart』、RHファクター『Hard Groove』。ソウルクエリアンズと呼ばれた集団が2000年前後に生み出したこれらの作品は、後の音楽シーンに大きな影響を与えた。ここでの作編曲や演奏などにおけるアイデアは、今でも多くのアーティストたちを刺激し続けている。 一連の作品に携わっていた影のキーマンが、エンジニア兼プロデューサーのラッセル・エレヴァード(Russell Elevado)。ヴィンテージ機材マニアで偏執的なこだわりを持つ彼は、Pro Toolsによるポスト・プロダクションが音楽メディアでも取り沙汰され、デジタル・レコーディングによる革新的なサウンドが話題になっていた時代に、1970年にジミ・ヘンドリックスが設立したエ

                    ディアンジェロ『Voodoo』を支えた鬼才エンジニアが語る、アナログの魔法とBBNGへの共感 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                  • 「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                    ここ数年におけるUKジャズの隆盛において、エズラ・コレクティヴ(Ezra Collective)はリーダーとしての役割を担ってきた。鍵盤奏者のジョー・アーモン・ジョーンズ、ドラマーのフェミ・コレオソといった、シーンを支える重要人物たちも在籍するこのグループは、「ロンドンらしさ」を鮮やかに体現。ジャズを軸にしながらグライム、アフロビート、レゲエ、スピリチュアルといった近年のロンドンを感じさせる要素を盛り込み、ダンサブルなサウンドに昇華してきた。 特にグライムとジャズを融合させる手法は特徴的で、そのハイブリッドなサウンドが新たな観客をジャズのライブへと誘ってきた。実際、彼らが2019年にBoiler Roomで行ったライブ動画を見ると、近年、ロンドンでどのようにジャズが演奏され、それがどのように受容されてきたのかがよくわかる。ロンドンにおけるジャズは“ダンス・ミュージック”であり、同時に“パー

                      「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                    • ECD、RHYMESTER、PUNPEE、長谷川白紙らを手がけるillicit tsuboiの仕事術(後編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第14回

                      誰よりもアーティストの近くで音と向き合い、アーティストの表現したいことを理解し、それを実現しているサウンドエンジニア。そんな音のプロフェッショナルに同業者の中村公輔が話を聞くこの連載。illicit tsuboiの前編ではエンジニアとしてのスタイルなどについて語ってもらったが、後編ではPUNPEE、ECD、ホフディラン、SUPER STUPID、RHYMESTER、KEIJU(KANDYTOWN)、踊Foot Works、CHEHONの作品のサウンドメイクに関する話をお届けする。 取材・文 / 中村公輔 撮影 / cherry chill will. 構成 / 丸澤嘉明 PUNPEEは完璧主義者──それでは具体的なアルバム制作の話をお聞きしたいと思います。PUNPEEさんの1stアルバム「MODERN TIMES」(2017年リリース)のエンジニアを担当されていますよね。 彼は自分の目指す

                        ECD、RHYMESTER、PUNPEE、長谷川白紙らを手がけるillicit tsuboiの仕事術(後編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第14回
                      • 大人になりずいぶん経つ - 小沢健二『So kakkoii 宇宙』 - 未翻訳ブックレビュー

                        書評じゃない番外記事。発売から既に2ヶ月近く経ったのだけど、小沢健二のアルバム『So kakkoii 宇宙』についての感想。そして、神と宗教と宇宙と超越についての話。 目次 10年前の僕らは胸をいためてオザケンなんて聴いてた 犬→LIFE→宇宙という歴史修正主義 宗教とは? 「個人のごちゃごちゃしたもの」から離れて 10年前の僕らは胸をいためてオザケンなんて聴いてた まずは遠い昔の個人的な思い出話から。2000年代の初頭、当時大学生だった私は友人4人ぐらいと車で遠出をした。道中、何か音楽でもかけようという話になったが、まだスマホも普及していなかった当時の車内BGMの選択肢はCDかラジオぐらいで、そして友人の車内に唯一あったCDが小沢健二の『LIFE』だった。 注釈を加えておくと、その時点での小沢健二や「渋谷系」の音楽というのは、なんというか「ひと昔前の流行り」であった。ファッションと同じで

                          大人になりずいぶん経つ - 小沢健二『So kakkoii 宇宙』 - 未翻訳ブックレビュー
                        • 坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

                          坂本龍一のセカンド・ソロ・アルバム『B-2 UNIT』は、YMO人気が絶頂を極めていた1980年にリリース。当時の先端音楽シーンで注目されていたダブやアフロといった要素を、独自の解釈で取り入れた意欲作で、今なお聴き手に新鮮な驚きを与え続けています。そんな名盤『B-2 UNIT』に、リマスタリングが施されたリイシューが登場。e-onkyo musicでも本作初のハイレゾ音源の配信がスタートしています。この機会に、本作の革新性に迫るべく、音楽評論家の柳樂光隆さんをお迎えし、ハイレゾ音源を試聴しながらお話をうかがいました。 ■90年代末に『B-2 UNIT』と出会う ── 柳樂さんは1979年のお生まれですので、『B-2 UNIT』はリアルタイムではなく、後の時代になって聴かれたと思うのですが、どのようなきっかけで本作と出会ったのですか? 柳樂:時代としては再生YMOのころです。中学生のころ、『

                            坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
                          • 松尾潔のメロウな夜 2020月6月22日(ロビン・シック、アーロン・ホール、ブラック・メン・ユナイテッド) - ラジオと音楽

                            メロウな風まかせ Robin Thicke「Forever Mine」 ロビン・シックのレトロなムードの新曲。 Forever Mine ロビン・シック R&B/ソウル ¥255 provided courtesy of iTunes Songs in the Attic 〜屋根裏の名曲たち〜 第7回 1990年代サントラ特集。 Aaron Hall「Don't Be Afraid」 1991年の映画「Juice」サウンドトラックからアーロン・ホールのソロ・デビュー・シングル。 ジュース アーティスト:サントラ,ザ・ブランド・ニュー・ヘヴィーズ feat.ンディー・ダヴェ 発売日: 2017/03/29 メディア: CD B.M.U. (Black Men United) 「U Will Know」 ヒップホップ時代のロミオとジュリエットと言われた1994年の映画「Jason's Lyri

                              松尾潔のメロウな夜 2020月6月22日(ロビン・シック、アーロン・ホール、ブラック・メン・ユナイテッド) - ラジオと音楽
                            • 松尾潔のメロウな夜 2022年7月4日(ディディ、ビヨンセ、アンソニー・デイビット & アルジェブラ・ブレセット、ベイビーフェイス & エラ・メイ、クリス・ブラウン) - ラジオと音楽

                              メロウな風まかせ Diddy「Gotta Move On(feat. Bryson Tiller)」 ディディ(ショーン・コムズ)の予定されているニューアルバムからのブライソン・ティラーをフィーチャーした先行シングル。 Gotta Move On Love Records/Motown Records Amazon Beyoncé「Break My Soul」 ビヨンセのニューアルバム『Renaissance』からの先行シングル。 Renaissance -Softpack- アーティスト:Beyonce Columbia Amazon Anthony David & Algebra Blessett「Heaven」 アンソニー・デイビットとアルジェブラ・ブレセットのデュオによる新曲。1988年ビービー&シーシー・ワイナンズのカバー。 Heaven Dome Records Ltd Ama

                                松尾潔のメロウな夜 2022年7月4日(ディディ、ビヨンセ、アンソニー・デイビット & アルジェブラ・ブレセット、ベイビーフェイス & エラ・メイ、クリス・ブラウン) - ラジオと音楽
                              • 坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

                                坂本龍一のセカンド・ソロ・アルバム『B-2 UNIT』は、YMO人気が絶頂を極めていた1980年にリリース。当時の先端音楽シーンで注目されていたダブやアフロといった要素を、独自の解釈で取り入れた意欲作で、今なお聴き手に新鮮な驚きを与え続けています。そんな名盤『B-2 UNIT』に、リマスタリングが施されたリイシューが登場。e-onkyo musicでも本作初のハイレゾ音源の配信がスタートしています。この機会に、本作の革新性に迫るべく、音楽評論家の柳樂光隆さんをお迎えし、ハイレゾ音源を試聴しながらお話をうかがいました。 ■90年代末に『B-2 UNIT』と出会う ── 柳樂さんは1979年のお生まれですので、『B-2 UNIT』はリアルタイムではなく、後の時代になって聴かれたと思うのですが、どのようなきっかけで本作と出会ったのですか? 柳樂:時代としては再生YMOのころです。中学生のころ、『

                                  坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
                                • 世界の快適音楽セレクション 2024年4月27日(ゴンチチ、ディアンジェロ、ロバート・ランドルフ、ニーナ・シモン、リトル・フィート) - ラジオと音楽

                                  www.nhk.jp 【目次】 もっとの音楽 ゴンチチ「もう少しここで(feat. 太田裕美)」 D'Angelo「Higher」 Robert Randolph & The Family Band「I Need More Love」 Nina Simone「Tell Me More And More And Then Some」 Little Feat「Willin'」 もっとの音楽 ゴンチチ「もう少しここで(feat. 太田裕美)」 www.youtube.com Legacy of Madam Q Sony Music Labels Inc. Amazon D'Angelo「Higher」 ディアンジェロの1995年に発表されたデビュー・アルバム『Brown Sugar』より。「君のことを考えると天国にいるような気分になる」という一節で始まる曲で、「Higher」はエクスタシーを感じ

                                    世界の快適音楽セレクション 2024年4月27日(ゴンチチ、ディアンジェロ、ロバート・ランドルフ、ニーナ・シモン、リトル・フィート) - ラジオと音楽
                                  • ホセ・ジェイムズ、エリカ・バドゥを語る「ここ25年のジャズにとって最重要人物」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                    左からホセ・ジェイムズ、エリカ・バドゥ(Photo by Janette Beckman; Raymond Boyd/Getty Images) 現代ジャズをリードするボーカリスト、ホセ・ジェイムズ(José James)の最新作『On & On』はエリカ・バドゥの代表曲に独自の解釈を施したトリビュート・アルバム。鍵盤奏者のBIGYUKI、ベン・ウィリアムス(Ba)とジャリス・ヨークリー(Dr)からなるリズムセクションに加えて、ホセがフックアップする新進気鋭の女性サックス奏者、エバン・ドーシーとダイアナ・ジャバールが参加した本作を掘り下げるべく、ジャズ評論家・柳樂光隆がインタビュー。 ネオソウルの話になると、どうしてもディアンジェロやJ・ディラ、クエストラヴ、ピノ・パラディーノらが生み出したサウンドに焦点が当たることが多い。ただ、エリカ・バドゥの魅力について考えるとなれば、ソウルクエリアン

                                      ホセ・ジェイムズ、エリカ・バドゥを語る「ここ25年のジャズにとって最重要人物」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                    • ワールドロックナウ 2020年3月15日(エミネム、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディ、ザ・ストロークス) - ラジオと音楽

                                      新譜紹介 Eminem『Music To Be Murdered By』 2月2日の海外情報で紹介されたエミネムのニューアルバム『Musice To Be Murdered By』が詳細に紹介されました。ヘビーなアルバムです。 Music To Be Murdered By アーティスト:Eminem 発売日: 2020/01/31 メディア: CD 「寛大なるリスナーへ」というエミネムからのメッセージが書かれているそうです。 このアルバムは気の弱い人に向いていない。 もし、あなたが血塗れの殺人の叫びに気分を害したり、不安に思ったりしやすいのであれば、このアルバムはあなたに向いていないかもしれない。 曲によっては道徳心を刺激するように出来ているものもあり、それが前向きな行動につながるかもしれない。 残念ながら我々は、真っ暗闇にいる。 『Musice To Be Murdered By』は、

                                        ワールドロックナウ 2020年3月15日(エミネム、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディ、ザ・ストロークス) - ラジオと音楽
                                      • 松尾潔のメロウな夜 2022年11月14日(アッシャー、エリック・ベリンジャー、ベイビーフェイス & マニー・ロング、クレイグ・デイヴィッド、サー、シザ) - ラジオと音楽

                                        メロウな風まかせ Usher「Nice & Slow (Ryan James Carr Remake)」 アッシャーの25年前のアルバム『My Way』25周年記念デラックス・エディションより。アッシャーの現在のバンドマスターであるドラマーのライアン・ジェームス・カーのリメイク。 Nice & Slow (Ryan James Carr Remake) [Explicit] LaFace/Legacy Amazon Eric Bellinger「Obsession」 エリック・ベリンジャーの新曲。 Obsession [Explicit] All Wins Ent. / EMPIRE Amazon また、アッシャーの『Tiny Desk Concert』が紹介されました。ライアン・ジェームス・カーがバンマス、エリック・ベリンジャーがコーラスで参加しています。 Babyface & Muni

                                          松尾潔のメロウな夜 2022年11月14日(アッシャー、エリック・ベリンジャー、ベイビーフェイス & マニー・ロング、クレイグ・デイヴィッド、サー、シザ) - ラジオと音楽
                                        • アラフォーおじ、邦楽2020年前後の雑感

                                          アラフォーなんだけどコロナ前辺りから、邦楽の新譜を全然聞かなくなったのに気づいて今年はじめからサブスクでガンガン聞いて楽しかったのでここに残しとく。 だいたい2020前後から直近の曲までビビッと来たものの感想と昔の曲を添えて。あ、下記は全部自分が好きになった曲になります。リピ確定な。 ・mabataki / Vaundy むぉしきみぃぐあー、好き。テンポを早くしたCreep(レディオヘッド)。コード進行もほぼ同じ(厳密だと3小節目がsus4)。 Vaundyの別曲、踊り子って曲も同じような進行。ばらの花(くるり)感があるのはストリングス8分刻みのスタッカートのせいかもかも。 ・Cry Baby / Official髭団dism サビ4小節目の転調すばらしい(0:56あたり)。大サビ(2:39あたり)のメロがきれいに一旦終了してカタルシス。 AメロのGlitch Hopリズムや雰囲気はClo

                                            アラフォーおじ、邦楽2020年前後の雑感
                                          • 松尾潔のメロウな夜 2020月9月7日(アリシア・キーズ、レディシー、カービィ) - ラジオと音楽

                                            今回はデュエット特集でした。 新曲紹介 Alicia Keys「So Done(feat. Khalid)」 もうじき発売になるアリシア・キーズの新譜からカリードとのデュエット曲。 松尾さんの評「派手な曲ではないですが、ジワジワ来ます。来年のショー・レースで一定以上の存在感を示すような気がします。」 Alicia 発売日: 2020/09/18 メディア: CD Songs in the Attic 〜屋根裏の名曲たち〜 第11回:屋根裏のふたりVol.1 最近はデュエットを想定して作られた曲よりも、ソロの曲として一旦リリースしたものを後でデュエット化して、リミックスという名前を付けたり、シングルの目玉として世に出すことが多いそうです。 Ledisi & PJ Morton「Anything For You (The Duet)」 ディアンジェロの「Untitled」をモチーフにした曲で、

                                              松尾潔のメロウな夜 2020月9月7日(アリシア・キーズ、レディシー、カービィ) - ラジオと音楽
                                            • 松尾潔のメロウな夜 2022年5月2日(マニー・ロング、タンク・アンド・ザ・バンガス、エリック・ベリンジャー) - ラジオと音楽

                                              メロウな風まかせ Muni Long「Another」 2月から3月に3回紹介された松尾さん絶賛のマニー・ロングの新曲。 Another [Explicit] Supergiant Records, LLC / Def Jam Recordings Amazon Tank And The Bangas「No ID」 タンク・アンド・ザ・バンガスのアルバム『Red Balloon』からシングル曲。 Red Balloon アーティスト:Tank and The Bangas Verve Amazon Eric Bellinger「Truly Yours(Remix)(feat. Phabo, The Game & Dom Kennedy)」 エリック・ベリンジャーのザ・ゲームとドム・ケネディをフィーチャーしていた曲に、さらに若手男性シンガー:フェイボをフィーチャーした新たなリミックス。 Tr

                                                松尾潔のメロウな夜 2022年5月2日(マニー・ロング、タンク・アンド・ザ・バンガス、エリック・ベリンジャー) - ラジオと音楽
                                              • ザ・ソウルミュージックII 2022年4月2日(マーヴィン・ゲイ、メソッド・マン、ザビエル・オマー、ハー、ディヴィジョン & タイ・ダラー・サイン) - ラジオと音楽

                                                マーヴィン・チルドレン 今回の久保田利伸さんのPeace & Soulは、4月2日が誕生日、その前日の4月1日が命日のマーヴィン・ゲイに憧れてやまないミュージシャンの特集。 Marvin Gaye「What's Going On」 マーヴィンゲイのベトナム戦争を反対する曲。とんでもないことが起こっている今にも刺さります。オダイジュンコさんがDJの時は、この曲がオープニング曲でした。 What's Going on アーティスト:Gaye, Marvin Motown Amazon Method Man「Break Ups 2 Make Ups(feat. D'Angelo)」 メソッド・マンの1998年のアルバム『Tical 2000 : Judgement Day』からマーヴィンに大きく影響を受けたディアンジェロをフィーチャーした曲。 Tical 2000 : Judgement Day

                                                  ザ・ソウルミュージックII 2022年4月2日(マーヴィン・ゲイ、メソッド・マン、ザビエル・オマー、ハー、ディヴィジョン & タイ・ダラー・サイン) - ラジオと音楽
                                                • ザ・ソウルミュージックII 2022年5月7日(ダニー・ハサウェイ、メアリー・J.ブライジ、エリカ・バドゥ、PJモートン、ディアンジェロ、アース・ウィンド&ファイアー) - ラジオと音楽

                                                  お待ちしてます 生ソウル 今回はライブ盤特集でした。 Donny Hathaway「What's Going On (Live)」 久保田さんのヘビロアルバム。1972年のダニー・ハサウェイのライブアルバムより。1971年ハリウッドとニューヨークで行われたライブの収録。マーヴィン・ゲイがリリースしたばかりの「What's Going On」を1曲目から歌っています。 私もヘビロアルバムです。一家に一枚の名盤ですね。 Live アーティスト:Hathaway, Donny Atlantic Amazon Mary J. Blige「Sweet Thing (Live)」 1997年LAでのメアリー・J.ブライジのライブを収録したアルバム『The Tour』よりルーファス & チャカ・カーンのカバー。 The Tour アーティスト:Blige, Mary J. Mca Amazon Eryk

                                                    ザ・ソウルミュージックII 2022年5月7日(ダニー・ハサウェイ、メアリー・J.ブライジ、エリカ・バドゥ、PJモートン、ディアンジェロ、アース・ウィンド&ファイアー) - ラジオと音楽
                                                  • サム・ウィルクス&ジェイコブ・マンが語るデュオとしての哲学、ルイス・コールや長谷川白紙への共感 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                    ベーシストのサム・ウィルクスとピアニストのジェイコブ・マンは、LAジャズ屈指の実験的ミュージシャンとして、ルイス・コールやサム・ゲンデルとの活動でも大きな存在感を放ってきた。YAMAHA DX7やRoland Juno-106といった日本産シンセサイザーの名機を駆使してクリエイティブなサウンドを作り上げた2022年の共演作『Perform the Compositions of Sam Wilkes & Jacob Mann』を引っ提げ、10月25日(水)東京、26日(木)大阪、29日(日)横浜のビルボードライブで来日公演を行う彼らに、お互いの関係性と音楽的ルーツを尋ねた。 ※ビルボードライブ公演のチケットプレゼント実施中、詳細は記事末尾にて 左からジェイコブ・マン、サム・ウィルクス(Photo by Roman Koval) ―そもそも二人はどのように知り合って、どうして一緒に演ることに

                                                      サム・ウィルクス&ジェイコブ・マンが語るデュオとしての哲学、ルイス・コールや長谷川白紙への共感 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                    • DJハリソンが語る 古いレコードの質感を追い求め、アナログの魔法を今に蘇らせる美学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                      米ヴァージニア州リッチモンドを拠点とする、ブッチャー・ブラウン(Butcher Brown)という5人組がいる。ヒップホップ/ネオソウル以降のジャズ系バンドである彼らは、サウンドの質感への徹底的なこだわりに加えて、そのインスピレーション源やカバー曲の選曲センスも高く評価されてきた。 アナログ機材やテープでの録音は当たり前。まるでマッドリブがバンドを結成したかのように敢えて音質を落としたり、ノイズ交じりで録音したり、ジャズ系のバンドはまずやらない手法を駆使している。そのこだわりからレコードだけでなく、カセットテープでのリリースをずいぶん前から行なっていた。 さらに彼らは、トム・ブラウン「Funkin' For Jamaica」、デヴィッド・アクセルロッド「Holy Thursday 」、ボブ・ジェイムス「Nautilus」、ワンネス・オブ・ジュジュ「African Rhythms」、タリカ・

                                                        DJハリソンが語る 古いレコードの質感を追い求め、アナログの魔法を今に蘇らせる美学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                      • ネオソウル入門|最先端のリズムと洗練されたサウンド|【連載】創造する人のためのプレイリスト|Aktio Note-アクティオノート〜創造する人のためのノート〜

                                                        音楽を愛する人であれば、誰しも1度は1つのジャンルの音楽を深掘りして聴き続ける、いわゆる「沼にハマる」経験をしたことがあるのではないだろうか。今回ご紹介するのは、「ネオソウル」という比較的新しいジャンルだ。新しいとはいっても、ゴスペルを祖先とし、ソウル、ジャズ、ファンクなどさまざまな音楽シーンが複合的に混ざり合って生まれたジャンルであり、先人たちが築き上げた音楽的な成果をベースとした、いわば必然的に生まれたサウンドなので、どこかで聴いたことがあると感じる方も多いかもしれない。今回は「ネオソウル入門」と題して、ネオソウルの中でも比較的聴きやすい楽曲を集めてみた。ぜひここで紹介した楽曲を入り口に、ネオソウルの沼にどっぷりハマってみてほしい。 1.ディアンジェロ/Brown Sugar iTunes Store ディアンジェロが1995年にリリースしたデビューアルバム「Brown Sugar」。

                                                          ネオソウル入門|最先端のリズムと洗練されたサウンド|【連載】創造する人のためのプレイリスト|Aktio Note-アクティオノート〜創造する人のためのノート〜
                                                        • 松尾潔のメロウな夜 2023月7月10日(タイ・ダラー・サイン、メイタ、ディアンジェロ、キアナ・レデ & ブライソン・ティラー、ウィル・ダウニング) - ラジオと音楽

                                                          メロウな風まかせ Ty Dolla $ign「Motion」 タイ・ダラー・サインの先月リリースされた新曲。 Motion Atlantic Records Amazon 6月26日に紹介されたメイタのアルバム『When I Hear Your Name』から2曲紹介されました。 Maeta「Kissing New People(feat. Ty Dolla $ign)」 タイ・ダラー・サインをフィーチャーした曲。 Maeta「Cool Cat」 クイーンのカバー。『Hot Space』収録曲。フレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンが作った曲だそうです。 When I Hear Your Name [Explicit] Roc Nation Records, LLC Amazon D'Angelo「Can't Hide Love」 ディアンジェロが1995年ロンドンのジャズ・カフェで行

                                                            松尾潔のメロウな夜 2023月7月10日(タイ・ダラー・サイン、メイタ、ディアンジェロ、キアナ・レデ & ブライソン・ティラー、ウィル・ダウニング) - ラジオと音楽
                                                          • 【2020年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals

                                                            【2020年・上半期ベストアルバム】 ・2020年上半期に発表されたアルバムの個人的ベスト20(順位なし)です。 ・評価基準はこちらです。 http://closedeyevisuals.hatenablog.com/entry/2014/12/30/012322 個人的に特に「肌に合う」「繰り返し興味深く聴き込める」ものを優先して選んでいます。 個人的に相性が良くなくあまり頻繁に接することはできないと判断した場合は、圧倒的にクオリティが高く誰もが認める名盤と思われるものであっても順位が低めになることがあります。以下のランキングは「作品の凄さ(のうち個人的に把握できたもの)」かける「個人的相性」の多寡を比べ並べたものと考えてくださると幸いです。 ・これはあくまで自分の考えなのですが、人様に見せるべく公開するベスト記事では、あまり多くの作品を挙げるべきではないと思っています。自分がそういう記

                                                              【2020年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals
                                                            • 星野源のおんがくこうろん@NHK Eテレをみた感想 - 世界のねじを巻くブログ

                                                              J・ディラ特集 「星野源の音楽講論」がNHKのEテレで放送開始。 "歴史を変えた音楽家を真面目に語る"というコンセプトの番組。 Twitterで話題になっていたので、リアルタイムで見てみました。 2月11日放送の第一回目はあのJ Dilla。 僕自身、正直なところ"世界的にサンプリングで有名なビートメイカー" というぐらいしか知らなかったので、 何曲か関わった曲を聴いたことあるかな?なレベル。 それでもなかなか楽しめたので、J・ディラ特集を見た感想を書いてみたいと思います。 www.nejimakiblog.com ビートの求導者 J Dilla ニュース番組風なつくりではじまり、 「Runnin' 」「Didn't cha know 」「「Find A Way」の曲名もいきなり出てくる。 なぜ、Jディラ?というところで、 星野源のルーツ・知ったきっかけなども話してました。 Drop /

                                                                星野源のおんがくこうろん@NHK Eテレをみた感想 - 世界のねじを巻くブログ
                                                              • 細野晴臣とエレクトロニカ | 細野ゼミ 8コマ目(後編)

                                                                活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を展開中だ。 ゼミ生として参加しているのは、氏を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。これまでさまざまなジャンルを取り上げてきた同連載だが、第8回では細野と高橋幸宏によるユニット・SKETCH SHOWのオリジナルアルバム全3作品のコンプリートパッケージがリリースされたことに合わせてエレクトロニカをピックアップしている。先日公開した前編では同ジャンルが生まれた背景とSKETCH SHOWをフィーチャーしたが、後編ではエレクトロニカというジャンルを

                                                                  細野晴臣とエレクトロニカ | 細野ゼミ 8コマ目(後編)
                                                                • ケンドリック・ラマー『Mr. Morale & The Big Steppers』全曲解説|池城美菜子/Minako Ikeshiro

                                                                  5年ぶりの。待望の。沈黙を破って。 ケンドリック・ラマーの5作目『Mr. Morale & The Big Steppers』のリリースをめぐって、英語でも日本語でもよく見かけるキーワードである。2022年の5月13日。パンデミックが日常に溶け込み、東欧で戦争が続いている。まだ、カオスだ。 果たして、ケンドリックの新作を私はこの5年間待ち侘びていたかのか。天邪鬼になってみる。「否」である。いや、待ってはいたのだけれど、『DAMN.』も『good kid, m.A.A.d city』も『Section. 80』もまだ絶賛聴き込み中、過去の作品として消化しきれていない。傑作アルバムを出したあと、長年沈黙してしまうブラック・アーティストにたいして耐性ができているのも問題だ。ジョデシィは20年待たされて、途中で待っていること自体忘れてしまった。ディアンジェロで10年、マックスウェルは8年、ローリン

                                                                    ケンドリック・ラマー『Mr. Morale & The Big Steppers』全曲解説|池城美菜子/Minako Ikeshiro
                                                                  • 『Heisei Free Soul』リリース記念対談 - コンピレーション | compilation

                                                                    『Heisei Free Soul』リリース記念対談 橋本徹(SUBURBIA)× 柳樂光隆(Jazz The New Chapter) 構成・文/waltzanova 平成は音楽を自分色に染めていくことができるようになった時代 ―まずは平成という時代がお二人にとってどのような時代だったかというのをうかがいたいんですが。 橋本:平成という時代は、街に流れる音楽や、空間のBGMを、どんどん自分色に染めていくことができた時代だと思います。メディアとしてはレコードからCDへの移行、そして12インチ・シングルの隆盛、つまりクラブ・ミュージックが盛り上がり、ヒップホップがポピュラリティーを得た時代ですね。昭和までは音楽そのものや作り手と聴き手、ジャーナリズムもジャンルごとに分化していましたが、そこを越境するという楽しみ方が広がったのも大きいですね。あらゆる意味でエクレクティックになったというか。旧譜

                                                                      『Heisei Free Soul』リリース記念対談 - コンピレーション | compilation
                                                                    • 神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析 – アルテスパブリッシング

                                                                      定価:本体2000円[税別]送料:国内無料 B5判変型・並製 | 144頁 発売日 : 2022年7月25日 ISBN 978-4-86559-256-6 C1073 ジャンル : ジャズ/ポピュラー音楽 カバーデザイン:加藤賢策(LABORATORIES) 編集協力:池上信次 冨田ラボ/冨田恵一さん推薦! “カッコいい”曲ではいったい何が起きているのか? 凄腕ジャズ・キーボーディストが“神曲”を分析、創造性の秘密に迫る! 「あの曲がスペシャルに聞こえるのはなぜか? 緻密で具体的な理論解説を これほどポップに文章化した本をほかに知りません」 冨田ラボ/冨田恵一(音楽家・音楽プロデューサー) “カッコいい”曲ではいったい何が起きているのか? 並の曲とはどこがどう違うのか? ロバート・グラスパー、ブラッド・メルドーを始めとする最新型ジャズから、 ウェザー・リポート、マイルス・デイヴィス、チャー

                                                                        神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析 – アルテスパブリッシング
                                                                      • ジャズにとっての、そしてジャズのみならず多くの音楽への示唆ピノ・パラディーノとブレイク・ミルズの邂逅が示すもの | TURN

                                                                        ジャズにとっての、そしてジャズのみならず多くの音楽への示唆 ピノ・パラディーノとブレイク・ミルズの邂逅が示すもの 本作は《Verve》《Impulse!》など複数のレーベルがリリースに関わっている。 そのうちの一つ《New Deal Records》は2018年にブレイク・ミルズが立ち上げたレーベルで、立ち上げ当初に「自身の音楽を世に送り出すための拠点であるだけでなく、私が愛し、評価している他のアーティストの音楽を世に送り出す手段」と語っていたように、これまでに自身の『Look』(2018年)、『Mutable Set』(2020年)のほか、アーケイド・ファイアやボン・イヴェールでの活動でも知られるベース・サックスフォン(バリトン・サックスよりも一回り大きい!)奏者のコリン・ステットソンのサントラ盤『The First – Original Soundtrack Vol. 1』(2018年

                                                                          ジャズにとっての、そしてジャズのみならず多くの音楽への示唆ピノ・パラディーノとブレイク・ミルズの邂逅が示すもの | TURN
                                                                        • 『サマー・オブ・ソウル』とクエストラブ:ザ・ルーツのドラマーが残した功績を辿る

                                                                          Photo: Dimitrios Kambouris/Getty Images For The Rock and Roll Hall of Fame 2021年8月27日に日本劇場公開される映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』はウッドストックと同じ1969年の夏、ニューヨークのハーレムで開催された音楽フェスティバル『The Harlem Cultural Festival』を描くドキュメンタリー映画だ。 この映画は人気ヒップホップ・バンドのザ・ルーツのドラマー兼作曲家としてバンドを長年支え、ソロ・アーティストやプロデューサー、DJとして幅広く活躍しているアミール“クエストラブ”トンプソンが初めて監督した作品。 そんなクエストラブがこの映画を監督するまでに至るキャリアの道のりを、クエストラブ本人にインタビュー経験を持つライター/翻訳家の池城美菜子さんに寄稿

                                                                            『サマー・オブ・ソウル』とクエストラブ:ザ・ルーツのドラマーが残した功績を辿る
                                                                          • ずっと真夜中でいいのに。の音楽表現に訪れた大きな変化 豊かなサウンドの絡み合いから生まれる新しいグルーヴ

                                                                            まずは1曲目「違う曲にしようよ」のイントロを奏でるドラム、ベース、ピアノの音色の柔らかさにハッとさせられる。ずっと真夜中でいいのに。はデビュー時からはっきりと生音志向を打ち出している音楽ユニットで、それは主要曲でフィリー・ソウル的ストリングスを大々的にフィーチャーしていた2021年のフルアルバム『ぐされ』でも明確に推し進められていたが、今回のミニアルバム『伸び仕草懲りて暇乞い』ではさらにネオソウルやジャズをレファレンスとしたサウンドのテクスチャー、そしてリズムのタメやユレまでその手中に収めた感がある。 思い出すのは、ACAねが2021年の1月にApple Musicでシェアしていたプレイリスト「New Year Starters 2021」だ(※1)。ジャコ・パストリアスに始まり、シルヴィア・ストリプリン「Give Me Your Love」をサンプリングしたアーマンド・ヴァン・ヘルデン、

                                                                              ずっと真夜中でいいのに。の音楽表現に訪れた大きな変化 豊かなサウンドの絡み合いから生まれる新しいグルーヴ
                                                                            • いま聴いている人はほぼいない、90年代の名盤10選|伊藤聡

                                                                              いま聴いてる人はいないかもしれませんが若い音楽好きのみなさん方は、90年代の音楽ファンは当時、こぞってニルヴァーナやオアシス、レッチリやレディオヘッドばかりを聴いていたとお思いでしょう。一応それなりに聴いてはいたのですが、他にもバンドはいろいろとあったわけです。まだインターネットもなく、音楽雑誌で情報を得ていた時期でした。有名どころでいえば、マッシブ・アタックやアンダーワールドなんかもCDを買っていましたし、トライブ・コールド・クエストやウータン・クラン、ディアンジェロあたりも楽しく聴いていたわけですが、それ以外の音楽も山ほどあった。「そういえばあったなあ」というバンドやシーンが数多く存在していたのです。かつては情報が少ないし、試聴もしにくかったので、あてずっぽうでCDを買ったりしていた、のんきな時代です。「あてずっぽうでCDを買う」って、いまじゃ考えられない、めちゃくちゃな行為ですけど、

                                                                                いま聴いている人はほぼいない、90年代の名盤10選|伊藤聡
                                                                              • ピノ・パラディーノが追求してきた“遅らせた演奏”のグルーブ 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.136 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア

                                                                                原 雅明 ブレイク・ミルズやサム・ゲンデルを本連載で取り上げてきて、彼らと共演したピノ・パラディーノの音楽もあらためて振り返ってみるべきだと感じていた。というのも、ミルズと作った『Notes With Attachments』のリリースに伴って読むことができたパラディーノの幾つかのインタビュー記事が、とても興味深かったからだ。自分は十分に宣伝されてきて、素晴らしい若いプレイヤーの邪魔になりたくないという理由で、パラディーノはインタビューをほとんど避けてきた。『The Guardian』紙は、このウェールズ出身のキャリア豊かで控えめなベーシストを“この40年間、どこにでも現れるようなミュージシャンであったにもかかわらず、パラディーノはミュージシャンの世界では驚くほど匿名の存在であった”と紹介している※1。 ※1 『Notes With Attachments』Pino Palladino &

                                                                                  ピノ・パラディーノが追求してきた“遅らせた演奏”のグルーブ 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.136 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア
                                                                                • 2021年上半期・メタル周辺ベストアルバム - Closed Eye Visuals

                                                                                  【2021年上半期・メタル周辺ベストアルバム】 文中に出てくるサブジャンルや関連シーンについての詳しい説明はこちらの記事を参照 closedeyevisuals.hatenablog.com closedeyevisuals.hatenablog.com closedeyevisuals.hatenablog.com Backxwash:I Lie Here Buried My Rings And My Dresses ザンビアとカナダをルーツにもつケベック州モントリオール拠点のラッパー/プロデューサー(xは発音せずバックウォッシュと読む)。2018年の活動開始当初は比較的明るめなヒップホップ~トラップもリリースしていたが、2020年発表の『God Has Nothing to Do with This Leave Him Out of It』で暗く重いメタルの成分を全面的に導入。「Bla

                                                                                    2021年上半期・メタル周辺ベストアルバム - Closed Eye Visuals