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モーセ五書の検索結果1 - 21 件 / 21件

  • ユダヤ教・キリスト教・イスラム教との決定的な違いとは? 「不世出の語学の天才」が解明した仏教の「計り知れない奥深さ」。(学術文庫&選書メチエ編集部)

    約2500年前のインドに生まれた仏教が、アジアに生まれた他の無数の宗教とは異なり現在の世界に広がっているのは、なぜなのだろうか? 唯一神を信仰するユダヤ教・キリスト教・イスラム教との大きな違いとは? 講談社選書メチエの新刊『仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか』(ジャン=ノエル・ロベール著/今枝由郎訳)は、多言語に通じた著者の視点で、「仏教の強さ」を明らかにしている。 コーランはアラビア語、カトリックはラテン語、では仏教は? 本書の著者、ジャン=ノエル・ロベール氏は、仏教を中心とした日本文化の研究で国際的に高く評価されるフランスの東洋学者で、2021年、第3回人間文化研究機構日本研究国際賞を受賞している。 ロベール氏は、母語であるフランス語のほかに、中国語・日本語・英語はもちろん、朝鮮語、サンスクリット語、チベット語、ラテン語、ギリシャ語…などに通じた「ポリグロット(多言語話者)」で、

      ユダヤ教・キリスト教・イスラム教との決定的な違いとは? 「不世出の語学の天才」が解明した仏教の「計り知れない奥深さ」。(学術文庫&選書メチエ編集部)
    • 古代ユダヤ人は戒律で禁じられた食べ物を普通に食べていたことが判明

      宗教が生活の土台となっている地域では、宗教の戒律によって食生活が厳しく取り締まられていることがよくあり、特にイスラエルを中心に信仰されているユダヤ教の食物に関する戒律は「カシュルート」と呼ばれ、非常に厳しいことで知られています。そんなユダヤ教の戒律では、「ヒレやウロコがない魚を食べてはいけない」と定められていますが、古代のユダヤ教徒はウロコがない魚もよく食べていたことが判明しました。 Full article: The Pentateuchal Dietary Proscription against Finless and Scaleless Aquatic Species in Light of Ancient Fish Remains https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/03344355.2021.1904675 Ancient

        古代ユダヤ人は戒律で禁じられた食べ物を普通に食べていたことが判明
      • イスラエル大使館外でモーセ五書と聖書燃やす抗議活動を許可 スウェーデン当局

        6月、警官が配備される中、ストックホルムのモスクの外でコーランを燃やすデモ参加者/Caisa Rasmussen/TT News Agency/Reuters/File (CNN) スウェーデンの当局は、首都ストックホルムにあるイスラエル大使館の外で「モーセ五書」と「聖書」を燃やす抗議活動を許可した。スウェーデンの国営ラジオ局が14日に報じた。 ラジオ局によると、1人の人物が15日に集会を開き、聖書などを燃やす抗議活動を申請していた。 欧州ユダヤ人会議(EJC)は14日、報道向けの発表でスウェーデン当局の判断を「強く」非難。「挑発的にして人種差別的、反ユダヤ主義的で不快感を覚えるこのような行為のための場所はいかなる文明社会にも存在しない」と主張した。 イスラエルのヘルツォグ大統領も、ツイッターに非難の言葉を投稿。自身はイスラエル大統領としてイスラム教の聖典「コーラン」を燃やす行為を非難した

          イスラエル大使館外でモーセ五書と聖書燃やす抗議活動を許可 スウェーデン当局
        • 古代ユダヤ人、戒律違反の魚を食べていた 魚の骨の遺物で明らかに

          古代ユダヤ人は戒律で禁じられたナマズなどの魚も口にしていたとみられるという/Chameleons Eye/Shutterstock (CNN) 古代ユダヤ人たちは、聖書で禁じられていたとみられる時代にも、戒律で認められていない魚を口にしていたとする研究結果が、考古学誌「テルアビブ」に掲載された。 研究者らは、紀元前1550~1130年にかけての後期青銅器時代から、紀元640年のビザンチン時代末期にかけての、現在はイスラエルとエジプトに属する複数の地域の遺跡30カ所から魚の骨の遺物を分析。 食事に関するユダヤ人の律法の主要な規則は、ペルシャ時代にまとめられ、長い間守られてきた伝統に基づくものと多くの学者が考える「モーセ五書(トーラー)」に規定されている。 戒律を順守するユダヤ人たちは今も、同書に記されたコーシャーと呼ばれる条件に従っており、そうした条件には、口にする魚はヒレやはがれやすいうろ

            古代ユダヤ人、戒律違反の魚を食べていた 魚の骨の遺物で明らかに
          • タルムード4-1

            ※これもしかしてタルムードじゃなくて実は内容が旧約聖書とかじゃないのか?と思い、ふと他のタルムードと比較してみたんですが、全部書いてある内容が全く違っており(笑)、まあいっそ全部やれば問題ないかと開き直ってやろうと思ってます。いっそこれだけ膨大な英語の内容をああでもないこうでもないとやることで英語の能力は多少はまあ磨かれることもあるかもしれない、そうしたらラッキー程度で思ってます。しかしタルムードやってるというよりは歴史をなぞってる感じなんだが。おかしいなあ。まあいいか。 まあ要するにタルムードを作る上での前提として、ユダヤというのは度重なる外圧と内圧とがあり、絶滅の危機に瀕したり現実的な小競り合いがあったり廃教の危機があったりしながらも生きながらえてきたし、それどころか危機を通して知恵を蓄えつつより洗練され豊かなものになっていったということなんだろうな程度でいいのではと思ってます。 時々

              タルムード4-1
            • タルムード2

              ※ここも多分そこまでおもしろい場所でもないし、まあテキトーに流すところだと思うのでしばらくこの調子でやります。時々これはこうかなと思ったところにはコメント入れてます。 カナンに戻るとヨセフの兄弟たちは、彼(ヨセフか)がヤコブに気に入られていたため、彼に異常に嫉妬するようになった。 それで17歳のとき、ヤコブはヨセフに、兄弟たち(羊の子)の様子を報告するように頼んだ。彼らはヨセフが来るのを見るとすぐに、彼を殺そうと決めた。 しかし、エジプトに向かうイシュマエル人の一団が通りかかったとき、ルーベンは彼らに「(自らの)手を血で汚す」のではなく、彼を奴隷として売る(売ってしまう)ように説得したのだった。 こうして、ヨセフはファラオの大臣の一人に売られ、(その時神も一緒だったのだが、)彼が30歳の時にファラオの前に現れ、ファラオの魔術師の誰も解読できなかった厄介な夢を解き明かした。その夢というのは、

                タルムード2
              • タルムード3

                ※かなり原文にはないような意訳してますが、日本語ってのは「~た」みたいな単純な過去形の羅列よりは「~だった」「~したのだった」的な言い回しを使うとしっくりまとまるのでそういう感じでやってます。そういう使い回しをみたら、ああここやってるわと思ってください。 ・ヨシュアから、バビロン捕囚からの帰還まで 先に述べたように、イスラエルの子らを率いてヨルダン川を渡ってカナンに到達したのはヨシュアであり、数年以内に彼らはそこに住んでいた国々を征服し、追放したのだった。しかしヨシュアが死ぬと人々は神に背を向け、偶像やバリム(邪神)を崇拝したため、神は救世主または裁判官が彼らを救うために派遣されるまで、一度に何年もの間彼らを周囲の国々に征服した。 一時的に彼らは神の元に戻ったのだが、再び反乱を起こした。 このパターンは3世紀にわたって繰り返された。 結局、民は最後の士師(支配者、為政者)であるところのサム

                  タルムード3
                • 「イスラム教徒に質問し辛いことを質問するスレ」海外の反応|暇は無味無臭の劇薬

                  Comment by [deleted] イスラム教に関することで、イスラム教徒に質問しにくいことって何? reddit.com/r/AskReddit/comments/eznwph/what_is_something_about_islam_you_are_afraid_to/ reddit.com/r/islam/comments/2f2y25/its_that_time_again_nonmuslims_who_browse_this/ reddit.com/r/Lal_Salaam/comments/j4wyce/ama_ask_muslims_anything/ reddit.com/r/religion/comments/psunmy/non_muslims_whats_a_question_that_you_have_about/ reddit.com/r/teenager

                  • タルムード7

                    ・「口伝法と成分法」 前述したように、タルムードに割り当てられたカテゴリーは口伝法として知られている。これの(口伝法の)すべての構成要素が現在、何らかの形で紙に記載されているという事実はあるが、それが直ちに命名法を変更するというようなものではない。ミシュナは、紀元前200年から西暦200年にかけて、パリサイ人と口伝で彼らに従ったラビたちによって大部分が発展したが、西暦200年頃にユダ・ハ・ナシによって編集された。その後、PTが書き留められるまでにはさらに200年、BTに関しては300年かかった。 一方、モーセ五書に含まれる法律は成文法として知られている。実践するユダヤ教の分野(正統派、保守派、改革派など)に応じて、重み付けは異なる……そこにいくつかの例外はあるのだが。通常、保守運動と改革運動では成文法がより重要となるが、正統派においては口伝法と成文法が同等とみなされる。 ・「ミドラーシュ」

                      タルムード7
                    • 紀元前1650年頃に天体が空中分解した可能性!死海北部の大都市トール・エル・ハマムを滅ぼした災害の跡を発見|彩恵りり

                      紀元前1650年頃に天体が空中分解した可能性!死海北部の大都市トール・エル・ハマムを滅ぼした災害の跡を発見 初めに今回は丁寧に論文解説をするために、これでも削る所は削ったつもりだけど、それでも30000文字を超える大ボリュームの研究解説となっちゃったよ📝🧚‍♀️💦なので今回はいつものTwitterの投稿じゃなくて、今回のようなnoteでのまとめとなったんだよ📚と言うわけで、大変恐縮なんだけど、この記事にサポートをしてくださると大変ありがたいんだよ😭有料記事にするというのは何となくしづらかったから、ぜひ皆さんの任意でサポートしてくれるとたいっへん嬉しいんだよ💞 ※今回の記事で紹介する画像は、特に注記のない画像は、全て元論文の画像 (CC BY 4.0) より引用しているよ。注記のある画像についてはそっちを参照してね。 いつもの…ニュースのポイント!○タイムマシンでリアルタイムに観

                        紀元前1650年頃に天体が空中分解した可能性!死海北部の大都市トール・エル・ハマムを滅ぼした災害の跡を発見|彩恵りり
                      • タルムード6

                        タルムードの構造について ・タルムードの構成要素 ほとんどの人にとって、タルムードはミシュナとゲマラ (ミシュナ:「繰り返しによる学習」、ゲマラ:「終える、完了する」) の2つのパートから構成されているように見えるのだが、これはあまりに単純化しすぎである。実際のところ、ミシュナは完成するまでに何世紀にもわたって書き留められたり、口頭で伝えられたりした他の作品を統合したものである。これと同様に、ゲマラ自体も後の時代に賢者の影響を受け「完成」とみなされる前には、内容の変更は認められなかったと言っても過言ではない。 平均的な読者というものがタルムードの進化に精通していないと仮定すると、それはイェシヴァで日々タルムードを学んでいる正統派の信者を含めてもいいだろうが、たとえて言えば車のさまざまな部品がどのように作動するかについてまったく理解せずに車を運転する場合のようなものだろう。例えばエンジン、ト

                          タルムード6
                        • 【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(完全版)【長文】 - Something Orange

                          それは、どこかで「聖なるもの」と繋がっているのか? それともまったく無関係な「俗なる文化」に過ぎないのか? 考えてみよう。 序文 序章 第一章「オタク・スピリチュアリティとは何か?」 ①「オタク文化と宗教のアフィニティ」 ②「アイロニカルに没入する」 ③「オタク・スピリチュアリティ」 ④「ありとあらゆる善きものの象徴にして集合」 ⑤「世界の秘密と始原の暗号」 ⑥「推しを通して聖なるものを垣間見る」 第二章「非合理性の誘惑」 ①「スピリチュアル文化の歴史と現状」 ②「オタク文化のなかのスピリチュアルな表象」 ③「人はなぜ非合理的なものを求めるのか」 ④「人類は宗教を離脱するのか」 ⑤「この世に不思議は残されているのか」 ⑥「聖なるもののデカダンス」 第三章「異教を信じる人々」 ①「世界境界とオタクの絶対倫理」 ②「復活を遂げるペイガニズム」 ③「くらやみから飛び出た魔女たち」 ④「妖精郷グラ

                            【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(完全版)【長文】 - Something Orange
                          • ユダヤ人が幼いころから繰り返し聞かされる格言wwwww : 哲学ニュースnwk

                            2023年06月27日12:00 ユダヤ人が幼いころから繰り返し聞かされる格言wwwww Tweet 1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/07/07(火) 13:37:02.76 ID:62M39lKy0707.net ユダヤ人の子供は、幼い頃から次のような格言を繰り返し聞かされる。 ・もし、本と服を汚したら、まず本から拭きなさい ・学んだことを復習するのは、覚えるためではない。何回も復習するうちに、新しい発見があるからだ。 ・100回復習するのと、101回復習するのとでは、その間に大きな違いがある。 ・恥ずかしがる人は、よい生徒にはなれない。人はどん欲に学ばなければならない。 ・もし、目の前に突然、天使が現れて「トラ(教典)」のすべての教えを瞬時に身につけさせようと言っても、私は断ろう。人にとって学ぶ過程こそ、結果よりも重要だからだ。人は努力を通じてのみ、報いられる。 転載元

                              ユダヤ人が幼いころから繰り返し聞かされる格言wwwww : 哲学ニュースnwk
                            • 17世紀の年代学と自然の歴史性 Rudwick (2014) - えめばら園

                              Earth's Deep History: How It Was Discovered and Why It Matters 作者:Rudwick, Martin J. S.University of Chicago PressAmazon Martin J. S. Rudwick (2014) Earth's deep history: how it was discovered and why it matters. Chicago: University of Chicago Press Chapter 1. Making History a Science, pp. 9–30. ←いまここ Chapter 3. Sketching Big Pictures (後半), pp. 68–77. Chapter 7. Disturbing a Consensus (1/2/3) 【目次】

                                17世紀の年代学と自然の歴史性 Rudwick (2014) - えめばら園
                              • ユダヤ教・キリスト教・イスラム教との決定的な違いは何か? 「不世出の語学の天才」が解明した仏教の「計り知れない奥深さ」。(学術文庫&選書メチエ編集部)

                                約2500年前のインドに生まれた仏教が、アジアに生まれた他の無数の宗教とは異なり現在の世界に広がっているのは、なぜなのだろうか? 唯一神を信仰するユダヤ教・キリスト教・イスラム教との大きな違いとは? 講談社選書メチエの新刊『仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか』(ジャン=ノエル・ロベール著/今枝由郎訳)は、多言語に通じた著者の視点で、「仏教の強さ」を明らかにしている。 コーランはアラビア語、カトリックはラテン語、では仏教は? 本書の著者、ジャン=ノエル・ロベール氏は、仏教を中心とした日本文化の研究で国際的に高く評価されるフランスの東洋学者で、2021年、第3回人間文化研究機構日本研究国際賞を受賞している。 ロベール氏は、母語であるフランス語のほかに、中国語・日本語・英語はもちろん、朝鮮語、サンスクリット語、チベット語、ラテン語、ギリシャ語…などに通じた「ポリグロット(多言語話者)」で、

                                  ユダヤ教・キリスト教・イスラム教との決定的な違いは何か? 「不世出の語学の天才」が解明した仏教の「計り知れない奥深さ」。(学術文庫&選書メチエ編集部)
                                • 「春の鈍器本まつり」を紀伊國屋書店が開催!? 京極夏彦の本など“超重量級文庫”が集結 「製本技術の高さを見て欲しい」と担当者

                                  重くて厚みがすごい文庫本を集めた「春の鈍器本まつり」が紀伊國屋書店の新宿本店で開催中です。ページ数や重量の紹介つきで陳列される、超重量級の本たちについて担当者は「製本技術の高さを見てほしい」と語っています。 紀伊國屋書店新宿本店が鈍器本を紹介するフェアを開催 “鈍器本”とは、ページ数が多く分厚さと重さがすごい書籍の通称。見た目のインパクトが本というよりも武器に見えてしまうことから、「鈍器」になぞらえて親しまれています。フェアを知らせるポップには「各文庫レーベルから、最厚を集めました」と記載されています。 今回のフェアで、最も厚みと重さがあるものは京極夏彦『絡新婦の理』(講談社文庫)だったとのこと。内容量は1389ページ、約610グラム。京極夏彦さんは他にも数多くの“鈍器本”になる作品を書いていて、横に並べると迫力満点です。デビュー作『姑獲鳥の夏』も一般的書籍としてはかなり分厚いはずですが、

                                    「春の鈍器本まつり」を紀伊國屋書店が開催!? 京極夏彦の本など“超重量級文庫”が集結 「製本技術の高さを見て欲しい」と担当者
                                  • 淡々と画像を貼るスレ オーパーツ・ロストテクノロジー : 哲学ニュースnwk

                                    2023年07月02日12:00 淡々と画像を貼るスレ オーパーツ・ロストテクノロジー Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 2015/08/31(月)16:03:30 ID:V88 転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1441004610/ 淡々と画像を貼るスレ 世界記録・ギネス記録編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4913188.html 淡々と画像を貼るスレ UMA編・後編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4897697.html 淡々と画像を貼るスレ UMA編・前編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4895965.html 淡々と画像を貼るスレ 秘密結

                                      淡々と画像を貼るスレ オーパーツ・ロストテクノロジー : 哲学ニュースnwk
                                    • 意外に知らない「キリスト教」世界最大になった訳

                                      旧約聖書は「古代イスラエル宗教文学全集」 聖書とはどんな本であるのか、簡潔にまとめてみましょう。 旧約聖書は「古代イスラエル宗教文学全集」と理解するのがたぶんよろしいでしょう。ユダヤ人のご先祖であるイスラエル人たちがどんな民族的・宗教的アイデンティティをもっていたかを明らかにしてくれる一代叢書(そうしょ)です。 旧約の冒頭をなす律法(モーセ五書)は、民族に団結を促す神話と戒律の書です。律法の後ろに並べられたさまざまな書の中では、預言者たちが神懸かりになって民衆を叱ったり激励したりします。 古代のどんな民族も存亡を繰り返していましたし、イスラエル人ばかりがことさらに苦難にさいなまれていたわけではありません。しかし、イスラエル人たちは自分たちの苦難を人類史上の一大事のように思い描いたのでした。この強烈な自意識があるからこそ、旧約聖書は古典の地位を獲得できたといえるでしょう。 ともあれ、イスラエ

                                        意外に知らない「キリスト教」世界最大になった訳
                                      • 一神教と多神教のもっとも大事な違いは「神さまの数」ではなかった…!(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

                                        「死」とは何か。死はかならず、生きている途中にやって来る。それなのに、死について考えることは「やり残した夏休みの宿題」みたいになっている。死が、自分のなかではっきりかたちになっていない。死に対して、態度をとれない。あやふやな生き方しかできない。私たちの多くは、そんなふうにして生きている。しかし、世界の大宗教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などの一神教はもちろん、ヒンドゥー教、仏教、儒教、神道など、それぞれの宗教は、人間は死んだらどうなるか、についてしっかりした考え方をもっている。 現代の知の達人であり、宗教社会学の第一人者である著者が、各宗教の「死」についての考え方を、鮮やかに説明する『死の講義』が9月29日に発刊された。コロナの時代の必読書であり、佐藤優氏「よく生きるためには死を知ることが必要だ。」と絶賛されたその内容の一部を紹介します。連載のバックナンバーはこちらから。 ● 一神教の

                                          一神教と多神教のもっとも大事な違いは「神さまの数」ではなかった…!(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
                                        • 2000年間話し手がいなかったヘブライ語、今や話者は世界中に、どうやって復活した?(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

                                          2023年に競売にかけられた、最古にして最も完全なヘブライ語聖書である「サスーン写本」。こうした宗教文書は、2000年にわたってヘブライ語が存続した大きな要因のひとつだ。(PHOTOGRAPH BY WIKTOR SZYMANOWICZ) ヘブライ語は生きた言語だ。話者は世界中で約900万人にも及び、この言葉を通じてありとあらゆる思考や望みを伝え合っている。 ギャラリー:2000年間話し手がいなかったヘブライ語が復活を遂げるまで 写真5点 わずか150年ほど前まで、ヘブライ語は古代の宗教文書の中にしか存在しない言語とみなされていた。当時の人々には、今のような事態は予測できなかっただろう。 ヘブライ語が使われなかった期間は約2000年に及ぶ。その間、ユダヤ人コミュニティーは世界各地に散らばり、それぞれが新たな故郷となった土地の言葉を使うようになっていった。19世紀後半の時点では、ヘブライ語の

                                            2000年間話し手がいなかったヘブライ語、今や話者は世界中に、どうやって復活した?(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
                                          • 一神教と多神教のもっとも大事な違いは「神さまの数」ではなかった…!【書籍オンライン編集部セレクション】

                                            (はしづめ・だいさぶろう)。1948年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。大学院大学至善館教授、東京工業大学名誉教授。著書に『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』(ともに講談社現代新書)、社会学者・大澤真幸氏との共著に、『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、新書大賞2012を受賞)などがある。 死の講義 佐藤優氏絶賛!「よく生きるためには死を知ることが必要だ。」。「死」とは何か。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などの一神教はもちろん、仏教、神道、儒教、ヒンドゥー教など、それぞれの宗教は、人間は死んだらどうなるか、についてしっかりした考え方をもっている。知の達人であり、宗教社会学の第一人者である著者が、各宗教の「死」についての考え方を、鮮やかに説明する『死の講義』が発刊された。コロナの時代の必読書である、本書の内容の一部を紹介します。 バックナンバー一

                                              一神教と多神教のもっとも大事な違いは「神さまの数」ではなかった…!【書籍オンライン編集部セレクション】
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