並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 130件

新着順 人気順

ロバートグラスパーの検索結果1 - 40 件 / 130件

  • 菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp

    昭和の時代。ジャズを聴き始めるなら、専門誌を読み、ジャズ喫茶でレコードを聴き、クラブで生演奏に触れるという流れが一般的だった。しかし、雑誌は廃刊、店舗も減少しつつある現在。初心者は一体、どの音楽家の、どんな作品から聴き始めればいいのだろうか。伝統のある音楽ゆえ、門外漢からは口が裂けても言えない現代の入門方法を、菊地成孔さんがズバリ答えてくれた。 現在、ジャズの魅力をさらに深掘る特設サイト「JAZZ BRUTUS」もオープン中! 2020年代的検索から入る、新しい入門 「ジャズをまったく聴いたことのない人にとって、クラシックや歌舞伎などと同様、歴史のある音楽だから、ハードルが高い印象があると思います。さらに、ジャンルは耳にすることはあっても、しっかりした流行がないため、初心者がアクセスしづらい。情報源が雑誌から電子版へ、お勉強の場がジャズ喫茶から動画へ移行しつつある昨今を鑑みて、初心者に限り

      菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp
    • 心揺さぶられた音楽15選 in 2021年 - 世界のねじを巻くブログ

      ベストソング・アルバム in 令和三年 年末定番(?)の私的ベストソングオブザイヤー。 結局絞りきれずに15曲になっちゃいました。 ベストソング・アルバム in 令和三年 Rómpelo / Cimafunk Cham Cham / El Michels Affair Leave Us Be / Terrace Martin Can I Get It / Adele Boomerang / Yebba oranges / Ada Lea Black Averageness / Shad Flowers Of Herself / Max Richter Conquer & Divide / El Michels Affair 40Tude / Theon Cross MONTERO (Call Me By Your Name) / Lil Nas X Introvert / Little S

        心揺さぶられた音楽15選 in 2021年 - 世界のねじを巻くブログ
      • DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在

        音楽家で現在は音楽ギルド・新音楽制作工房も運営する菊地成孔。彼が率いていたDC/PRG(Date Course Pentagon Royal Garden/当時はDCPRG)による2ndアルバム『構造と力(Structure et Force)』が、2003年9月25日の発売から20周年を迎える。 本作の収録曲は前作『アイアンマウンテン報告』と比べ、さらにクロスリズムやポリリズムにフォーカスしており、当時としては律動的かつかなり先鋭的な内容だった。特に当時、4拍子と5拍子が同時に鳴るリズムを踊れる楽曲に落とし込んだのは驚嘆でしかない。 しかし執筆家でもある菊地が膨大なテクストを残した副作用なのか、雑誌カルチャーの衰退が原因なのか、音楽そのものを具体的に語ったインタビューはネット上にほとんどないのが実情だ。そこでリリース20周年を期に『構造と力』の音楽的な回想を依頼。 「5」という数字(ペン

          DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在
        • 「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

          左からミシェル・ンデゲオチェロ、カッサ・オーバーオール、セシル・マクロリン・サルヴァント、ジョン・バティステ(Photo by Charlie Gross, Patrick O'Brien-Smith, Karolis Kaminskas, Emman Montalvan) 2023年はジャズにとってどんな一年だったのか? 本誌ウェブで数多くのジャズ周辺ミュージシャンを取材してきた音楽評論家・柳樂光隆が徹底解説。文中で紹介している柳樂の過去記事や、記事末尾の2024年のジャズ注目公演まとめもチェックしつつ、シーンの最前線を体感してほしい。 文中に登場するアーティスト/作品の楽曲をまとめたプレイリスト UKジャズを支えるエコシステム これはジャズに限った話ではないと思いますが、コロナ禍前〜渦中に作られた作品もおおよそ出尽くしたことで、新しいモードが始まった感じがしますよね。トレンドみたいなも

            「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
          • J DillaとNujabesは関係ない|くり

            何年か前にLo-Fi Hiphopが流行り始めてから、主にキュレーションサイトやキュレーションに毛が生えたような個人ブログで、J DillaとNujabesがその原点であり教祖であるような言われ方をするようになった。 二人は共に生まれた日が同じ1974年の2月7日であり、片方は病気、片方は事故により若くして亡くなっている。その結果、(特にこの日本では)共に死後あまりにも神格化され過ぎてしまった。 後追いで語ってる人の中には、二人を同じ時代に同じ志や同じ考え方を持って音楽を制作してたように見たがる人がいるみたいだけど、当時をリアルタイムで体験してた世代からすると、その語り口はなんだかとても違和感。 Nujabesの方はJ Dillaのことを知らないわけがないけれど、もしかしなくてもJ Dillaの方は多分、Nujabesのことなんて全く知らなかったんじゃないかな。 そこで今日は僕が思っている

              J DillaとNujabesは関係ない|くり
            • 後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」

              暗黒批評家・後藤護が著した書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社)は、耳慣れない「アフロ・マニエリスム」なる概念を軸に、これまでにない切り口で黒人音楽史を捉え直した一冊だ。アフロ・マニエリスムとは、ドイツのジャーナリストで文筆家のグスタフ・ルネ・ホッケが1950年代に再評価した後期イタリア・ルネサンスの美術様式「マニエリスム」の理論を換骨奪胎し、ブラック・カルチャーに応用したもの。後藤護は、このアフロ・マニエリスムによって、奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代までを総括しようと試みた。 ジャズ・ミュージシャンにして文筆家の菊地成孔は、本書『黒人音楽史』をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、ふたりの初対談をお届けする。(編集部) 後藤護 菊地:いわゆる黒人音楽史についての本は20世紀にたくさん出ています。特にジャズ批評の多くは、歴史主義で書かれてい

                後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」
              • ロバート・グラスパー『Black Radio III』絶対に知っておくべき5つのポイント | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                ロバート・グラスパーの最新作『Black Radio III』をより深く味わうために、「Jazz The New Chapter」シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆が監修した「ロバート・グラスパー相関図」が先ごろ公開。ここでは独自のプレイリストも交えつつ、柳樂にグラスパーの歩みと影響力について解説してもらった。 1. 「ゲームチェンジャー」としてのロバート・グラスパー 21世紀のジャズというより、今日までにおけるライブ・ミュージックの領域において、ロバート・グラスパーが果たした貢献はとてつもなく大きい。 「ジャズとヒップホップ/R&Bを融合した」と評されがちだが、幼少期にゴスペルから出発して、高校〜大学でジャズを学び、同時にヒップホップ/R&Bのセッションにも顔を出してきたグラスパーは、そもそもジャンルが分かれているという意識が極めて希薄だ。さらにグラスパーが特別だったのは、それぞれ

                  ロバート・グラスパー『Black Radio III』絶対に知っておくべき5つのポイント | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                • ミュージシャンのリズム感が、ちょこっとダンス教室に通うだけで劇的に向上する理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                  ニューヨークであてどないドサ回りに明け暮れる、元編集者の中年ミュージシャン。彼が「渡米後最大の収穫」と語る発見は、ブラックミュージックの真髄だったのか、それとも……。 ※この記事は6月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.07』内、「フロム・ジェントラル・パーク」に掲載されたものです。 このコラムの第3回で取り上げたボストンのライブスポット、ウォリーズカフェに通い始めてしばらく経ったある晩。最前列に陣取ってクレイグ・ヒルの長いソロに耳を傾けていたとき、僕はとてもシンプルな、しかし驚くべき現象に気がついた。 ワン、ツー、スリー、フォーって4拍を、バンドのメンバー全員が、頭をしゃくり上げて取っていたのだ。 これ、僕にとっては認識する以前と以後とで別人になったくらい大きな変化があった発見なので、「モスバーガーのきれいな食い方」みたいになってしまう危険性を感じつつ、くわしく

                    ミュージシャンのリズム感が、ちょこっとダンス教室に通うだけで劇的に向上する理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                  • 21世紀のブラジリアン・ジャズ ディスクガイド with PLAYLIST|柳樂光隆

                    日本では2010年ごろ、アントニオ・ロウレイロの1stが(音楽評論家の高橋健太郎により)発見されたことから徐々にブラジルの音楽シーンの新しい世代に注目が集まるようになった。そこからアントニオ・ロウレイロを中心としたミナスやサンパウロのミュージシャンたちによるシーンの存在が明らかになり、ハファエル・マルチニやフレデリコ・エリオドロら、個々のミュージシャンについても情報が届くようになっていった。 その後、アントニオ・ロウレイロやハファエル・マルチニらが日本のレーベルからアルバムをリリースするようになったり、来日公演をするようになったり、ちょっとしたブームのような状況にもなり、小さな盛り上がりを見せた。くるり主催の京都音博に2015年にアントニオ・ロウレイロ、2017年にハファエル・マルチニ、アレシャンドリ・アンドレスが出演したのもそんな流れのひとつと見ていいだろう。 ちなみにその少し前に201

                      21世紀のブラジリアン・ジャズ ディスクガイド with PLAYLIST|柳樂光隆
                    • JTNCとパクリの話を「お気持ち」の観点から語ってみる|takio-h

                      グッチやティファニーのデザインをパクったら、問題になるのは誰でもわかるでしょう。商品を統一したデザインにして認知性を高めてブランド力の向上を計るというのは、色々な会社がやっている事で、そこに意図的(後述)に似たデザインをするというのは、ブランドにフリーライドする事に他なりません。他社が時間とお金をかけてやってきた事に無断で便乗するのは、訴訟になってもおかしくないレベルの話です。 さらにのちに判明したのが、よくわからない人が意識低くてデザイン真似したというレベルの話ではなく、現役のクラブジャズDJでもあるデザイナーで柳樂さんも面識がある人が、このCDのデザインを担当したという事。これには流石に呆れるばかりです。自分も編集として、これをデザイナーにやらせたら編集としての能力を疑われるだろう、デザイナーも自分のレベルを疑われる事はやりたくないだろう、と想像が容易につくわけです(東京オリンピックの

                        JTNCとパクリの話を「お気持ち」の観点から語ってみる|takio-h
                      • 機材で聴くヒップホップ。90年代の音を支えたSP-1200 | CINRA

                        テクノロジーの革新とともに、そのサウンドを変容させてきた音楽、ヒップホップ。使用される機材によって、どれほどサウンドに影響を及ぼすのだろうか。ミュージシャンや楽器メーカーの開発担当らに取材しながら、機材とヒップホップの関係を記した『MPC IMPACT!-テクノロジーから読み解くヒップホップ』を今年1月に上梓した大島純。今回彼が、本書で記述した一部をさらに掘り下げ、「SP-1200」が支えた1990年代のヒップホップについて綴る。 テクノロジーと音楽の1980年代。SP-1200が生まれるまで 私は2019年の5月のある日曜日の午後9時、勤務先であるNYマンハッタンのニュースクール大学のスタジオでピート・ロックを待っていた。このインタビューセッションのために何度か電話連絡はしたものの、前回は直前で「用事が入った」とキャンセルになったので、今回は本当に現れるのかが不安だった。そんな土砂降りの

                          機材で聴くヒップホップ。90年代の音を支えたSP-1200 | CINRA
                        • 現代音楽の傑作選、若年の感性が考える10の名盤|777♛︎

                          人間が人間らしく生きる上で必要なのは文化だ。 とりわけ音楽は自身の日常へ昇華していく。 この音楽を評価する上で、世代というのは極めて重要なファクターである。 例えば60年代のビートルズ旋風の時期、それをリアルタイムで体験した人間が評価するビートルズと、それ以後に生まれてきた後追い世代のリスナーが評価するビートルズはもはや別のバンドとすら言えるのではなかろうか。 私は21世紀生まれである。 評論界隈というと、おじ様方の懐古主義が蔓延り、もしくわ、現代のHiphop独裁の音楽シーンを過剰に意識したなんともむず痒いセレクトだったりと、若い世代の私なんかはついどこか違和感を覚えてしまう。 アーカイブ量にはそれなりに自信のある私なので、今回はジャンル、年代を問わず、今日までに生まれた名作の中から若い感覚に基づいて個人的ベスト10を作ってみたいと思う。 ベスト10といってもランキング形式ではない。 不

                            現代音楽の傑作選、若年の感性が考える10の名盤|777♛︎
                          • アルファ・ミストが語るジャズとヒップホップ、生演奏とビートの新しい関係性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                            アルファ・ミストが最新アルバム『Bring Backs』をANTI- Recordsよりリリース。進境著しいイースト・ロンドン出身の奇才にインタビューを行った。聞き手はジャズ評論家の柳樂光隆。 近年のロンドン・ジャズシーンにおいてアルファ・ミストは特異な立ち位置にいる。彼はトム・ミッシュやジョーダン・ラカイなどとコラボしているビートメイカーで、ローファイ・ヒップホップやチル系プレイリストの常連でもある。その一方で、シーンの名手たちとコラボしている鍵盤奏者としての顔も持ち、2019年にはブルーノート東京で来日公演を行っている。 ユセフ・デイズやマンスール・ブラウンなどと録音した2018年の『Love is the Message』では、J・ディラの影響を公言する鍵盤奏者としてのメロウな“ウワモノ”っぽい演奏を聴くことができる。そのオーガニックな質感は、彼がビートメイカーとして発表してきた幾多

                              アルファ・ミストが語るジャズとヒップホップ、生演奏とビートの新しい関係性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                            • 「1969-2019:50年のジャズ・アルバム・ベスト 100」のための柳樂光隆の30選 & 100選|柳樂光隆

                              『ミュージック・マガジン』誌の特集<2020年代への視点 50年のジャズ・アルバム・ベスト 100>に掲載したベスト30をここにも転載しておきます。 企画の趣旨はこんな感じだそうです。 創刊50周年記念ランキング企画の第8弾は、近年ますます盛り上がりを見せる「ジャズ」です。今回は、これまで多く語られてきたモダン・ジャズ以前の時期をあえて外し、弊誌の創刊時からの「50年」というシバリを設けた、1969〜2018年の作品が対象。37人の選者が1位から30位までオールタイムで順位づけしたものを編集部で集計し、ベスト100を選出しました。(ミュージック・マガジン 2019年9月号) <2020年代への視点>ということだったので個人的にはブラジルやSSWの時と同じですが以下の条件で考えました。 ①2010年代のジャズシーンに影響を与えているもの ②これから更に評価が進みそうなもの ③今の耳で聴いても

                                「1969-2019:50年のジャズ・アルバム・ベスト 100」のための柳樂光隆の30選 & 100選|柳樂光隆
                              • 石若駿の足跡を辿る、日本のジャズと音楽シーンの人物相関図 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                ここ数年の日本の音楽を追っている人なら「あれ、またドラムが石若駿……」と思ったことがあるはずだ。millennium paradeやくるりに参加し、星野源や米津玄師、KIRINJIやRYUTistの楽曲で叩いていたかと思えば、君島大空や中村佳穂、KID FRESINOとも密接にコラボしている。直近ではSADFRANKの1stアルバム『gel』に貢献し、椎名林檎のツアーに同行。メジャーとインディー、もしくはジャンルの垣根を超えて、石若駿はキーパーソンであり続けている。 それと並行しながら、彼は自分のホームであるジャズの世界で、「日本一忙しいドラマー」として中心的な役割を果たしてきた。同世代や「ポスト石若世代」との交流はもちろんだし、10代にして現在80歳の巨匠・日野皓正にフックアップされた石若は、「秋吉敏子さん以外(の大物)はほとんど共演させてもらった」と語っているくらいベテランとの共演も多

                                  石若駿の足跡を辿る、日本のジャズと音楽シーンの人物相関図 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                • BIGYUKIが明かす、海外の超一流が集う場でグラスパーやメルドーから学んだこと | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                  BIGYUKIがバンドセットによる待望の日本ツアーを、3月15日(水)Billboard Live OSAKA、3月17日(金)東京・OPRCT、3月18日(土)Blue Note Tokyoにて開催する。前回のインタビューから約1年半を経て、シーンの最前線で活躍するキーボード奏者が現在の心境を語ってくれた。聞き手はジャズ評論家の柳樂光隆。 BIGYUKIの勢いが止まらない。パンデミック前にはマーク・ジュリアナのグラミー賞ノミネート作に名を連ねていた彼は、最近もホセ・ジェイムズによるエリカ・バドゥのトリビュート作『On&On』で音楽的な要として存在感を放ち、アントニオ・サンチェスが始めた新グループ、Bad Hombreでエレクトロニックなサウンドに貢献してきた。さらに日本でも、CHAIやAwitchなどとコラボし、AIとの共演プロジェクトにも参加するなど、刺激的な場所に顔を出し続けている。

                                    BIGYUKIが明かす、海外の超一流が集う場でグラスパーやメルドーから学んだこと | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                  • ジャズの未来を担う若者たちへ ミシェル・ンデゲオチェロが語る共感・信頼・リスペクト | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                    ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の5年ぶり最新アルバム『The Omnichord Real Book』は、ブルーノートに移籍してのリリースとなる。1968年生まれの彼女はもともと、ロバート・グラスパーの『Black Radio』、ジェイソン・モランの『All Rise』、マーカス・ストリックランド率いるTwi-Lifeの『Nihil Novi』など、同レーベルによる21世紀の重要作にいくつも参加してきた。 そもそも、ミシェルの音楽はR&Bにカテゴライズされることが多かったが、最初期のリーダー作『Plantation Lullabies』(1993年)の時点でジェリ・アレンやジョシュア・レッドマンを起用しているし、2000年代のアルバムにはクリス・デイヴ、ケニー・ギャレット、ジャック・ディジョネット、パット・メセニー、ジェイソン・リンドナー、ロバート・グラ

                                      ジャズの未来を担う若者たちへ ミシェル・ンデゲオチェロが語る共感・信頼・リスペクト | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                    • ジャズとスタンダードのこと : BRUTUS ”The Jazz Guide for Listening Bar” プレイリスト×3|柳樂光隆

                                      BRUTUS 2021年7月号の特集「音楽と酒・夏」のジャズのページ 《酒がさらにおいしくなるJAZZ入門 The Jazz Guide for Listening Bar》 の11ページほどのほぼすべてのテキストを担当しました。 このためにいろいろ選曲もしていて、それがBRUTUSのSpotifyにアップされてます。 以下は《ジャズ100余年を彩るスタンダード・ナンバー》のプレイリスト。スタンダードがいかに演奏され続けていて、今も受け継がれているのかがわかる40曲です。 基本的には”21世紀以降も録音されているジャズの名曲20”という感じで、(一部例外がありますが)同じ曲の”20世紀のバージョン”と”21世紀のバージョン”のセットになってます。曲の解説は誌面でどうぞ。 今回、そのプレイリストを選曲するためにジャズ・スタンダードをいったん大量に集めて、書かれた順番に並べ替えて、そこから厳選

                                        ジャズとスタンダードのこと : BRUTUS ”The Jazz Guide for Listening Bar” プレイリスト×3|柳樂光隆
                                      • あいみょんやEvery Little Thingやハジ→や平原綾香やGReeeeNを手がける天才音楽プロデューサーの星野純一氏が、「すげー頭が悪くて、感じも悪い人間」だと話題に

                                        柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa こういう世界には近づきたくないなーと思うけど、知り合いの知り合いもいるし、おそらく僕もこの世界の住人だと思われてるのかと思うとなかなかに辛い。けど、たぶん音楽業界の人じゃなくて、芸能界の人なんだろうなーと思って、納得することにする。 2019-06-29 00:09:31 柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa なんか、オリコンで1位とかとってる某女性アーティストのプロデュースをされてた方らしいんだけど、初対面で自己紹介直後に 「ジャズとかもう終わってる。面白くない。ロバート・グラスパーは下手くそ。これからはYouTuberなのわかる?」 みたいな態度なんだけど、これなんだろなー、人として 2019-06-29 00:16:12

                                          あいみょんやEvery Little Thingやハジ→や平原綾香やGReeeeNを手がける天才音楽プロデューサーの星野純一氏が、「すげー頭が悪くて、感じも悪い人間」だと話題に
                                        • コラム:レディオヘッドはもはや現代ジャズのスタンダード(初出 HMV 2016)|柳樂光隆

                                          過去記事の転載です ロバート・グラスパー、ブラッド・メルドーら今をときめくジャズメンたちがこぞってカヴァーするレディオヘッドはもはや現代ジャズのスタンダードなのだ。そもそもトム・ヨークがマイルス・デイヴィス『ビッチェズ・ブリュー』やチャーリー・ミンガスについて言及していたミュージシャンなのは有名な話なわけだが、ジャズにおけるレディオヘッドはそんなトム・ヨークの言葉以上に大きな意味を持つ存在になっていた。テクノやヒップホップを当たり前のように聴いてる世代のジャズミュージシャンにとって、『OKコンピューター』以降のレディオヘッドのサウンドは、生演奏で再現すべき格好のターゲットとなった。 ヨーロッパからはe.s.t.が、アメリカではブラッド・メルドーがそれぞれ高次元のテクニックとプリペアドピアノなどを駆使して、レディオヘッドがエフェクトやポストプロダクションを駆使して作った音響に生演奏で迫ろうと

                                            コラム:レディオヘッドはもはや現代ジャズのスタンダード(初出 HMV 2016)|柳樂光隆
                                          • FEATURES | ARTICLES | 31.12.2019 | The Sign Magazine

                                            FEATURES : ARTICLES 2019年 年間ベスト・アルバム 50 by YOSHIHARU KOBAYASHI SOICHIRO TANAKA December 31, 2019 Facebook Twitter もっとも優れた作品にもっとも多くの人々がアクセスし、あらゆる壁が崩れ、ポップという大きなうねりとして結実した2010年代は遂に終わってしまった。このチャートに挙げた50枚の大半は、この10年の集大成的作品と、水面下で息づく新たな胎動だ。いまだ次のポップは見えてこない。 2010年代というディケイドは、ダイナミックなジャンルの再編が起こり、ある種のポップの理想が美しく結実した、極めてエキサイティングな時代だった。まずは声を大にしてそう言っておくべきだろう。 思い返してみれば、2010年前後には、これからの輝かしい10年間を形成する様々な萌芽が見られた。レディ・ガガやテ

                                              FEATURES | ARTICLES | 31.12.2019 | The Sign Magazine
                                            • 「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                              ここ数年におけるUKジャズの隆盛において、エズラ・コレクティヴ(Ezra Collective)はリーダーとしての役割を担ってきた。鍵盤奏者のジョー・アーモン・ジョーンズ、ドラマーのフェミ・コレオソといった、シーンを支える重要人物たちも在籍するこのグループは、「ロンドンらしさ」を鮮やかに体現。ジャズを軸にしながらグライム、アフロビート、レゲエ、スピリチュアルといった近年のロンドンを感じさせる要素を盛り込み、ダンサブルなサウンドに昇華してきた。 特にグライムとジャズを融合させる手法は特徴的で、そのハイブリッドなサウンドが新たな観客をジャズのライブへと誘ってきた。実際、彼らが2019年にBoiler Roomで行ったライブ動画を見ると、近年、ロンドンでどのようにジャズが演奏され、それがどのように受容されてきたのかがよくわかる。ロンドンにおけるジャズは“ダンス・ミュージック”であり、同時に“パー

                                                「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                              • アフロビートが21世紀にもたらした「変革」とは? シェウン・クティを軸に歴史を辿る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                シェウン・クティ&エジプト80の来日公演が7月21日〜23日にブルーノート東京で開催される。アフロビートの創始者フェラ・クティを父に持ち、その遺志を受け継ぐ鬼才の歩みを、『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆が解説する。 シェウン・クティ&エジプト80の来日公演がもうすぐ開催される。僕は昨年もブルーノート東京でライブを見ているが、父フェラのバンド=エジプト80を引き継いだだけあり、ベテランから若手までが揃ったバンドでアフロビートの真髄を聴かせてくれる。そして音楽だけでなく、ステージ上で歌いまくり、踊りまくり、力強くアジテートするシェウンのキャラクターも見ものだ。さらにダンサーたちも同行し、政治的なメッセージを込めたシリアスさと、華やかでエンターテインメントが同居したパフォーマンスは誰もが楽しめるものだろう。由緒正しき血統を受け継ぐ彼は、2010

                                                  アフロビートが21世紀にもたらした「変革」とは? シェウン・クティを軸に歴史を辿る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                • ヒップホップ/R&Bの聴き方をも変えたムック本「Jazz The New Chapter」の出版5周年-現在進行形ジャズの最新コンピ『Jazz The New Chapter Ternary』

                                                  ダイアリー ヒップホップ/R&Bの聴き方をも変えたムック本「Jazz The New Chapter」の出版5周年-現在進行形ジャズの最新コンピ『Jazz The New Chapter Ternary』 2019 年 11 月 27 日 文:小熊俊哉 ムック「Jazz The New Chapter(以下JTNC)」の5周年を記念して、新しいコンピレーションがリリースされた。ユニバーサル ミュージックからのシリーズ3作目にしてCD3枚組ということで、3の数に基づく「Ternary」と名付けられた本作は、歴史の縦軸と横軸――100年を超えるジャズの歩みから、同時代における他ジャンルとの相互影響まで見渡しながら、ジャズが時代の音楽となった2010年代のハイライトを提示している。質とボリュームを兼ねた全34曲は流れも秀逸。ベスト・オブ・ベストな集大成であり、入門編としてもBGMとしても文句なし

                                                    ヒップホップ/R&Bの聴き方をも変えたムック本「Jazz The New Chapter」の出版5周年-現在進行形ジャズの最新コンピ『Jazz The New Chapter Ternary』
                                                  • BIGYUKIが語る、ブラックミュージックの最前線で戦う日本人としての経験と葛藤 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                    NY在住のキーボード奏者、BIGYUKIがニューアルバム『Neon Chapter』をリリース。ア・トライブ・コールド・クエスト、J・コール、ロバート・グラスパー、カマシ・ワシントンなどと共演し、ブラックミュージックの最前線で活躍してきた鬼才の新境地とは。そして、日本人でありながら単身アメリカに飛び込み、アフリカン・アメリカンのコミュニティと音楽を奏でてきた彼は、自分の「異物感」とどう向き合ってきたのか。 【画像を見る】BIGYUKI、2021年10月のライブ写真(全12点) ―今回のアルバムは、昨年のEP『2099』とはずいぶん違った感じの作品になりましたね。 BIGYUKI:実を言うと、『2099』はアルバム用に作った音源から何曲か選んでリリースしたものだったんです。『Neon Chapter』もその一部なんですけど、その中でも音楽的に振れてる曲を今回は選びました。だから雰囲気は違いま

                                                      BIGYUKIが語る、ブラックミュージックの最前線で戦う日本人としての経験と葛藤 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                    • JAZZ評論家 vs 音楽家の小競り合いフルバージョン

                                                      柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa すげー頭が悪くて、感じも悪い人間に出会って、とても不愉快なんだけど、音楽業界の偉い人らしいです。なるほどな 2019-06-29 00:06:33 柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa こういう世界には近づきたくないなーと思うけど、知り合いの知り合いもいるし、おそらく僕もこの世界の住人だと思われてるのかと思うとなかなかに辛い。けど、たぶん音楽業界の人じゃなくて、芸能界の人なんだろうなーと思って、納得することにする。 2019-06-29 00:09:31 柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa なんか、オリコンで1位とかとってる某女性アーティストのプロデュースをされてた方らしいんだけど、初対面で自己紹介直後に 「ジャズとかも

                                                        JAZZ評論家 vs 音楽家の小競り合いフルバージョン
                                                      • 柳樂光隆が語る、専門性の大切さ アーティストの微細な違いを知る | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                        サンダーキャット、フライング・ロータス、ソランジュやジェイコブ・コリアー、果てはロックバンド、Alabama Shakesのフロントマン、ブリタニー・ハワードまでもが、ジャズのネットワークの中で音を鳴らしている――音楽評論家の柳樂光隆が監修したムック『Jazz The New Chapter 6』は、そう語っている。上記したミュージシャンの多くが近年の『グラミー賞』受賞者であること(しかも多部門にまたがっていること)を踏まえれば、ジャズをとりまく宇宙を考えることは、そのまま今の音楽を考えることにつながるだろう。 「ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平」を謳った、2014年の衝撃的な『Jazz The New Chapter』シリーズ開始から早6年。本シリーズを世に送り出してきた柳樂に、話を聞いた。もう一度、耳を世界に開くために。 音楽に関するテキストで、最も多く触れてきたのはライ

                                                          柳樂光隆が語る、専門性の大切さ アーティストの微細な違いを知る | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                        • 2020年代のジャズを聴くための、10年代のジャズギター作品|神谷ハヤト

                                                          2000年代以降のジャズギター・シーンにおいて最大のヒーローといえばカート・ローゼンウィンケル、ということに異論のある人は少ないだろう。高速のリフと、絶妙なバランス感覚でアウト・フレーズを交えた独特の浮遊感のあるフレージングで軽々と小節を飛び越えていくスタイルは、その後に現れたギタリストを”カート以降”か否かで測れるほどの一大センセーションを巻き起こした。しかしそのスタイルも10年代半ばまでに、マイク・モレノ、アダム・ロジャーズ、ラゲ・ルンドらによってほとんど極められたように思える。 インターネットなどの普及によりジャズがワールドワイドな言語として機能していることが改めて露わになったのはよく言われる話で、当然ジャズギターシーンでもそこから生まれた萌芽に大きく注目が集まった。アフリカはベナン出身のギタリストで、ロバート・グラスパーらと共に”Blue Note All Stars”として作品を

                                                            2020年代のジャズを聴くための、10年代のジャズギター作品|神谷ハヤト
                                                          • CRCK/LCKSの哲学と特異性 中村佳穂、Charaらの手紙から紐解く | CINRA

                                                            2019.12.14 Sat Sponsored by CRCK/LCKS『Temporary』『Temporary vol.2』 ジャズを軸にしながらノンジャンル的なポップスを標榜する音楽性にしろ、個人と集団のあり方を問い直すような活動姿勢にしろ、CRCK/LCKSというバンドは2015年の結成以来、一貫してラジカルな姿勢を貫いている。 10月に発表された1stアルバム『Temporary』、そしてその2か月後という短いスパンでリリースされる新作EP『Temporary vol.2』――過渡期にあるバンドの「今」=「Temporary」を表すタイトルは、タイムラインに「今」が連なる現代をも反映しているかのよう。やはり、明確な哲学を持ったバンドは面白い。 今回CINRA.NETでは、そんなCRCK/LCKSというバンドの特異性を改めて解き明かすべく、長塚健斗(WONK)、Megu(Negi

                                                              CRCK/LCKSの哲学と特異性 中村佳穂、Charaらの手紙から紐解く | CINRA
                                                            • 「生誕100年、チャーリー・パーカーが 2020年に遺したもの」トークイベント・レポート

                                                              故チャーリー・パーカーの生誕100周年を記念した最新評伝の邦訳『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行を記念して、編集者の池上信次さんをホスト役に、音楽家の大友良英さんと音楽評論家・編集者の村井康司さんを迎えたトークイベントが、2020年12月17日(木)下北沢 本屋B&Bにて開催された。 当日は蓄音機でパーカーや当時のミュージシャンのSPを聴きながら〈当時のパーカーを追体験する〉スペシャルなイベントとなった。この蓄音機は池上さんが持参されたもので、かけているのは池上さんのSPレコード・コレクションから。 蓄音機のモデル名は「HMV 102」、イギリス製でおそらく1940年代に製造されたものとのことです。 『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行記念 村井康司×大友良英×池上信次 鼎談 チャーリー・パーカーはビバップを発明した人 池上信次(以下池上):本日は『バード チャー

                                                                「生誕100年、チャーリー・パーカーが 2020年に遺したもの」トークイベント・レポート
                                                              • ジャズ・トゥナイト 2021年4月3日(アール・プラス・アール・イコールズ・ナウ、類家心平、ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ) - ラジオと音楽

                                                                ホットピックス R+R=NOW『R+R=NOW LIVE』 ロバート・グラスパー率いるスーパーグループ「R+R=NOW」が2018年にニューヨークのジャズクラブ「ブルーノート」で行ったライブを収めた新作。。ピアノ/キーボード:ロバート・グラスパー、トランペット:クリスチャン・スコット・アトゥンデ・アジュアー、シンセサイザー/ボーカル/サックス:テラス・マーティン、シンセサイザー:テイラー・マクファーリン、ベース:デリック・ホッジ、ドラムス:ジャスティン・タイソン。 「R+R=NOW」というのは、「Reflect+Respond=NOW」ということで「時代を反映させることはアーティストの責務である」というニーナ・シモンの有名な言葉にインスパイアされたグループ名ということです。 R+R=NOW LIVE アーティスト:R+R=NOW 発売日: 2021/02/12 メディア: CD How M

                                                                  ジャズ・トゥナイト 2021年4月3日(アール・プラス・アール・イコールズ・ナウ、類家心平、ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ) - ラジオと音楽
                                                                • 海野雅威がジャズピアノの歴史と向き合う理由「スタンダードを知らずに自分の曲は書けない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                  ジャズピアニストの海野雅威が最新アルバム『I Am, Because You Are』を発表した。そこには様々なスタイルを身に着け、その歴史をリスペクトする海野の姿勢が垣間見える。ニューオーリンズからスウィング、ストライドピアノからビバップ、モーダルまで。100年を超えるジャズ史が海野らしい演奏のなかに散りばめられている。 1980年生まれの海野は、トランペッターの黒田卓也と同い年で、ロバート・グラスパーやカマシ・ワシントンとほぼ同世代。ハイブリッドなジャズを提示してきた彼らと同じ時代に育ってきたわけだが、オーセンティックなジャズに恋焦がれてきた海野の演奏や音楽観には、大ベテランのような成熟が感じられる。だからこそ、アメリカに渡ってからレジェンドたちの信頼を勝ち取り、ロイ・ハーグローヴのレギュラーバンドにも抜擢されたのだろう。 僕(柳樂光隆)も同世代の一人として、海野とじっくりジャズピアノ

                                                                    海野雅威がジャズピアノの歴史と向き合う理由「スタンダードを知らずに自分の曲は書けない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                  • ホセ・ジェイムズ、エリカ・バドゥを語る「ここ25年のジャズにとって最重要人物」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                    左からホセ・ジェイムズ、エリカ・バドゥ(Photo by Janette Beckman; Raymond Boyd/Getty Images) 現代ジャズをリードするボーカリスト、ホセ・ジェイムズ(José James)の最新作『On & On』はエリカ・バドゥの代表曲に独自の解釈を施したトリビュート・アルバム。鍵盤奏者のBIGYUKI、ベン・ウィリアムス(Ba)とジャリス・ヨークリー(Dr)からなるリズムセクションに加えて、ホセがフックアップする新進気鋭の女性サックス奏者、エバン・ドーシーとダイアナ・ジャバールが参加した本作を掘り下げるべく、ジャズ評論家・柳樂光隆がインタビュー。 ネオソウルの話になると、どうしてもディアンジェロやJ・ディラ、クエストラヴ、ピノ・パラディーノらが生み出したサウンドに焦点が当たることが多い。ただ、エリカ・バドゥの魅力について考えるとなれば、ソウルクエリアン

                                                                      ホセ・ジェイムズ、エリカ・バドゥを語る「ここ25年のジャズにとって最重要人物」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                    • Barakan Beat 2022年3月27日(ベトン、ロバート・グラスパー、ヴァン・モリソン) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                                                                      Beton「Kyiv Calling」 ベトンというバンドのクラッシュの「London Calling」をキエフに置き換えたメッセージソング。 Kyiv Calling Free Ukraine Amazon Robert Glasper「Everybody Wants To Rule The World(feat. Lalah Hathaway + Common)」 ロバート・グラスパーのニューアルバム『Black Radio III』からレイラ・ハサウェイとコモンをフィーチャーした曲。ティアーズ・フォー・フィアーズのカバー。 Black Radio III アーティスト:Robert Glasper Concord Amazon Van Morrison「The Healing Game (Single Version)」 「The Healing Game」のシングル・バージョン。ア

                                                                        Barakan Beat 2022年3月27日(ベトン、ロバート・グラスパー、ヴァン・モリソン) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                                                                      • ■ - いーぐる後藤のジャズ日記

                                                                        【BRUTUS】が面白い! 今ジャズが「来て」いるようですね。『文学界』に続いて『BRUTUS』まで素敵なジャズ特集を出すとは! この状況、だいぶ前から予感はありました。いささか手前味噌ですが、私が監修した小学館のCD付ムック『JAZZ 100年』シリーズは総計118巻、累積販売280万部という異例のヒット。現在新星堂さんから出していただいているコンピレーションCDシリーズ『四谷いーぐるが選ぶジャズ喫茶のジャズ』はおかげさまで現在8巻を数え、また、つい最近私が監修させていただいた『ゼロから分かる!ジャズ入門』(世界文化社)も、発売わずか2ヵ月で重版となりました。 海外に目を移せば、従来日本独自と言われて来た「ジャズ喫茶」が諸外国の熱心なオーディオ・マニアの眼にとまり、すでにアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、世界各地に吟味されたオーディオ装置でじっくりジャズを聴くという、日本の「ジャズ喫茶」

                                                                          ■ - いーぐる後藤のジャズ日記
                                                                        • 挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2023年4月23日(ホセ・ジェイムズ) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                                                                          #3 インタビュー:ホセ・ジェイムズ ジャズ・ヴォヤージュ初めてのゲストは、何と!ホセ・ジェイムズさん! ロサンゼルス近くのパサデナにいるホセ・ジェームズさんとニューヨークにいる挾間さんがオンラインで繋がってのインタビュー。 José James「On & On」 2023年1月に発表した新しいアルバム『On & On』。ネオソールのクイーン:エリカ・バドゥへのトリビュート。この曲は二人の若いサックス奏者、ボルチモア出身の18歳のエバン・ドーシー、オランダを拠点にする24歳のダイアナ・ジャバールをフィーチャーしています。そして、キーボードはビッグユキ、ベースはベン・ウィリアムス、ドラムはジャリス・ヨークリー。この曲はピアニスト:アリス・コルトレーンとエリカ・バドゥが出会ったらというコンセプトで制作したそうです。 On & On アーティスト:José James Rainbow Blond

                                                                            挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2023年4月23日(ホセ・ジェイムズ) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                                                                          • 世界の快適音楽セレクション 2021年9月18日(ヴァン・ダイク・パークス&ヴェロニカ・ヴァレリオ、R+R=NOW、キャサリン・プリディ) - ラジオと音楽

                                                                            アールの音楽 Van Dyke Parks Orchestrates&Veronica Valerio「The Flight Of The Guacamaya」 今年リリースされたアメリカの作編曲家ヴァン・ダイク・パークスとメキシコのシンガーでハープ奏者のヴェロニカ・ヴァレリオのコラボレーションによるEP『Only in America』に収録されている曲。このEPのジャケットのイラストはイギリスのアール・ヌーヴォーを代表する画家ビアズリーを明らかに意識したものです。さらにはアール・ヌーヴォーの画家たちに影響を与えたと言われている葛飾北斎による「冨嶽三十六景」の中の「神奈川沖浪裏」と同じような波のイラストも描かれています。イラストの作者はビートルズの『Revolver』のジャケットで有名なドイツ人のクラウス・フォアマンです。 Van Dyke Parks orchestrates Veró

                                                                              世界の快適音楽セレクション 2021年9月18日(ヴァン・ダイク・パークス&ヴェロニカ・ヴァレリオ、R+R=NOW、キャサリン・プリディ) - ラジオと音楽
                                                                            • 世界の快適音楽セレクション 2022年3月26日(ロバート・グラスパー・エクスペリメント、ブルーノ・マーズ、ラヴィーナ) - ラジオと音楽

                                                                              わんぱくの音楽 Robert Glasper Experiment「Tell Me A Bedtime Story」 2016年にリリースされたロバート・グラスパー・エクスペリメントのアルバム『ArtScience』に収録されているハービー・ハンコックの名曲のカバー。このアルバムのジャケットではロバート・グラスパー・エクスペリメントのメンバー4人がイラストで可愛い悪ガキ風に描かれています。 アートサイエンス アーティスト:ロバート・グラスパー・エクスペリメント,ケイシー・ベンジャミン ユニバーサル Amazon Bruno Mars「That's What I Like」 三上さんの選曲。1985年生まれ現在36歳のブルーノ・マーズは、ヤンチャでワンパクなお兄さん風な見てくれなアーティスト。グラミー賞は多数受賞し、その他にも多数賞を受賞している、今最も人気のあるシンガーソングライターの一人

                                                                                世界の快適音楽セレクション 2022年3月26日(ロバート・グラスパー・エクスペリメント、ブルーノ・マーズ、ラヴィーナ) - ラジオと音楽
                                                                              • 世界の快適音楽セレクション 2020年9月19日(セルソ・フォンセカ&ホナルド・バストス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、デリック・ホッジ、トーマス・バートレット) - ラジオと音楽

                                                                                “一緒に” の音楽 コロナ禍でなかなか家から出れない状態ですが、「一緒に」というのはすごく大事なことだなぁということでこのテーマとなったそうです。 Celso Fonseca&Ronaldo Bastos「Meu Tudo Pra Mim」 ブラジルのセルソ・フォンセカとホナルド・バストスが2006年に発売した初のベスト・アルバム『Polaroides』に収録されている曲で、それまでは未発表だった二人の共作曲。シンガーソングライターのセルソ・フォンセカと作詞家のホナルド・バストスはコンビとしてアルバムをリリースしつつ、ミルトン・ナシメントなどに共作曲を提供してきたことで知られています。このベスト・アルバムのジャケット写真はソファーに寝そべっているセルソとホナルドを俯瞰で撮影したもの。「ソファーも一緒に」というキーワードになっています。 Polaroides アーティスト:Celso Fon

                                                                                  世界の快適音楽セレクション 2020年9月19日(セルソ・フォンセカ&ホナルド・バストス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、デリック・ホッジ、トーマス・バートレット) - ラジオと音楽
                                                                                • 松尾潔のメロウな夜 2023月2月6日(ジャクイース、ドラム、ジ・アモアズ、ロバート・グラスパー、ジーン・ムーア & インディア・アリー) - ラジオと音楽

                                                                                  メロウな風まかせ Jacquees「Tell Me It's Over(feat. Summer Walker & 6LACK)」 ジョージア州アトランタを本拠地とするジャクイースの昨年暮れにリリースしたアルバム『Sincerely For You』から、サマー・ウォーカーとブラックをフィーチャーした曲。このアルバムには、同じくアトランタを拠点とするフューチャー、カナダ出身で現在LAを拠点とするトリー・レーンズ、ゴスペルシーンからジョン・P・キーなど多くのゲストを招いているそうです。 Sincerely For You アーティスト:Jacquees Republic Records Amazon DRAM「PPL(feat. BJ The Chicago Kid)」 ドラムからシェリーという名前に変えて、またドラムという名前に戻したドラムのニューアルバム『What Had Happene

                                                                                    松尾潔のメロウな夜 2023月2月6日(ジャクイース、ドラム、ジ・アモアズ、ロバート・グラスパー、ジーン・ムーア & インディア・アリー) - ラジオと音楽