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北大西洋条約機構(nato)首脳会議の検索結果1 - 40 件 / 75件

  • クリミア軍用空港「攻撃成功」の真相──これで「戦局」は完全に逆転した

    攻撃を受けたサキ空軍基地の赤外線写真(8月10日) Maxar Technologies/Handout via REUTERS <英国防相「3日が150日を超え、6カ月近くになり、ロシア軍は甚大な損害を被った」。HIMARSとMLRSなどでウクライナが積み重ねた戦果とその重要度> [ロンドン発]ベン・ウォレス英国防相は11日、コペンハーゲンでウクライナ有志国支援会議をデンマークと共催、ウクライナに供与する自走多連装ロケットシステムM270 MLRSを3両追加して倍にするとともに、GPS(全地球測位システム)の誘導で80キロメートル離れた目標を精密攻撃できるロケット弾M31A1を大量に送ると表明した。 UK promised, UK delivered! More M270 MLRS arrived in Ukraine. Thanks to @BWallaceMP and all the

      クリミア軍用空港「攻撃成功」の真相──これで「戦局」は完全に逆転した
    • <社説>NATO拡大 軍事対立激化避けねば:東京新聞 TOKYO Web

      北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は北欧スウェーデンの加盟を認めて三十二カ国に拡大する一方、ウクライナの加盟を巡り時期などの道筋を示さなかった。

        <社説>NATO拡大 軍事対立激化避けねば:東京新聞 TOKYO Web
      • ウクライナのNATO早期加盟、阻止は妥当だった メルケル前独首相

        ドイツのアンゲラ・メルケル首相(当時、左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領。トルコ・イスタンブールで。(2018年10月27日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【4月5日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)前首相は4日、2008年の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でウクライナの早期加盟を阻止した自身の判断について、妥当だったと擁護した。 NATOは2008年、ルーマニアの首都ブカレストで開いた首脳会議で、ウクライナなどの早期加盟問題について協議したが、独仏両国を中心に反対論が優勢となり、合意できなかった。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は当時の独仏の姿勢について「判断ミス」だったと批判。ロシア軍が民間人を虐殺したとされる首都キーウ郊外のブチャ(Bucha)の名を挙げ、「メルケル氏とサ

          ウクライナのNATO早期加盟、阻止は妥当だった メルケル前独首相
        • 【解説】 NATOがウクライナに示した現実 「何でも手に入るわけではない」 - BBCニュース

          画像説明, 新設された「NATO・ウクライナ理事会」の場で言葉を交わしたウクライナのゼレンスキー大統領(左)とイギリスのスーナク首相(12日) 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が12日、閉幕した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のファンなのかはわからないが、彼らの曲「You Can't Always Get What You Want(欲しいものが常に手に入るわけではない、邦題「無情の世界」)の境地にあることだろう。

            【解説】 NATOがウクライナに示した現実 「何でも手に入るわけではない」 - BBCニュース
          • 韓国関連で「そんなことは言っていない」が起きる原因 - 日韓問題(初心者向け)

            さて、本日は最近も発生した韓国関連の「そんなことは言っていない」が起きる理由を、過去記事とは別視点で書いていきます。 初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。 ブログ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け) 注意 ・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています ・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです ・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません ・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらどう思うか」という客観性を常に持ちましょう ・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください つい先日も韓国政府から「日韓首脳会談が行われる」というコメントがあったが、日本政府から否定され結局行われないという、いつもの「そんなことは言っていない」が発生してい

              韓国関連で「そんなことは言っていない」が起きる原因 - 日韓問題(初心者向け)
            • 「側近もあぜん」首脳らヒソヒソ 動画にキレた? トランプ氏会見キャンセル、帰国 | 毎日新聞

              カナダのトルドー首相(中央)が各国首脳らに「彼(トランプ米大統領)の側近たちもあぜんとしてる」と語る場面とされる動画=ロンドンのバッキンガム宮殿で3日、ソーシャルネットワーク上の動画から、ロイター 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席のため英国訪問中のトランプ米大統領は4日、会議閉幕後に予定していた記者会見をキャンセルし、帰国した。各国首脳との会談のたびに記者団の問いかけに応じ「会見はもう十分やった」というのが理由だが、ネット上に拡散した他国首脳がトランプ氏を話題に笑い合う動画にショックを受けたとの見方が大勢だ。 動画は3日夜のバッキンガム宮殿の歓迎夕食会で、カナダのトルドー首相が、ジョンソン英首相、マクロン仏大統領、オランダのルッテ首相らと、その場にいないトランプ氏の話題で盛り上がる様子を映したもの。代表取材マイクが音声を拾っていた。 ジョンソン氏が夕食会に遅れて到着した理由をマクロ

                「側近もあぜん」首脳らヒソヒソ 動画にキレた? トランプ氏会見キャンセル、帰国 | 毎日新聞
              • トルコ、北欧2か国に「テロ」容疑者33人の送還要請へ NATO加盟同意で

                スペインの首都マドリードでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、ジョー・バイデン米大統領(右)と談笑するトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2022年6月29日撮影)。(c)GABRIEL BOUYS / AFP 【6月29日 AFP】(更新)トルコのベキル・ボズダー(Bekir Bozdag)法相は29日、北欧スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟を支持する代わりに、両国から33人の「テロ」容疑者の送還を求めると明らかにした。 ボズダー法相は民放NTVに対し、3か国の外相が28日に署名した合意に基づくものだとし、「新たな枠組み内で、関係各国からテロリストの送還を求めることになる」と述べた。 法相によると、トルコが送還を求めるのはフィンランドから12人、スウェーデンから21人。いずれも、反政府武装組織「クルド労働者党(PKK)」か、2016年のクーデター

                  トルコ、北欧2か国に「テロ」容疑者33人の送還要請へ NATO加盟同意で
                • ゼレンスキー氏、ウクライナ加盟めぐりNATO批判

                  ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。訪問先のトルコ・イスタンブールで(2023年7月7日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【7月11日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は11日、リトアニアで同日開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、自国の加盟をめぐるNATOの「不確実性」と「弱さ」を指摘し、それがロシアの侵略を助長していると批判した。 ゼレンスキー氏はツイッター(Twitter)への投稿で、NATOがウクライナを加盟国として招待することをめぐり、「言い回しについて議論している」という「シグナル」を受け取ったと述べた。 その上で、「ウクライナの招待も加盟も、時間枠の設定がないのは前例がなく不合理だ」「NATOにはウクライナを招待する用意も、加盟させる用意もないようだ」と批判。 「それによって

                    ゼレンスキー氏、ウクライナ加盟めぐりNATO批判
                  • 米国人の大多数「国は間違った方向に向かっている」 世論調査

                    北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で発言するバイデン米大統領=6月29日、スペイン・マドリード/Susan Walsh/AP (CNN) 党派を超えて大多数の米国人が米国の現状に不満を持っていることが、最新の世論調査で明らかになった。 AP通信とシカゴ大学の世論調査センターが6月29日に発表した調査では、米国の成人の85%が国は間違った方向に向かっていると答え、正しい方向に向かっていると考えている人はわずか14%だった。5月の調査では、78%が悪い方向に向かっている、21%が概ね正しい方向に向かっていると答えており、不満に思っている人が増えている。 現在、共和党支持者の92%、民主党支持者の78%が国の方向性に不満を持っており、民主党支持者に関しては昨年バイデン氏が大統領に就任して以来、最も高い値となった。 同世論調査によると、国の経済について「良い」と回答した人は20%にとどまり、79

                      米国人の大多数「国は間違った方向に向かっている」 世論調査
                    • 仏、ウクライナに長距離巡航ミサイル「スカルプ」供与へ

                      長距離巡航ミサイル「スカルプ」の見本。フランス・ブルジュの工場で(2023年3月20日撮影、資料写真)。(c)GUILLAUME SOUVANT / AFP 【7月11日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は11日、長距離巡航ミサイル「スカルプ(SCALP)」をウクライナに供与すると発表した。これにより、前線から後方深くへの攻撃が可能になるとしている。 マクロン氏は、リトアニアで開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の会場に到着した際、スカルプを供与すると表明。英名は「ストームシャドー(Storm Shadow)」で、英国がすでに供与している。 スカルプは英仏が開発したミサイルで、射程はウクライナに供与された西側諸国の武器としては最長の250キロ。英国は5月に供与を表明した。 マクロン氏は、供与は「われわれの原則に沿った形で行われる。つま

                        仏、ウクライナに長距離巡航ミサイル「スカルプ」供与へ
                      • 「英国はアマゾンではない」 国防相、武器供与でウクライナに苦言

                        英国のベン・ウォレス国防相(2023年6月15日撮影)。(c)SIMON WOHLFAHRT / AFP 【7月13日 AFP】英国のベン・ウォレス(Ben Wallace)国防相は12日、ウクライナへの武器供与をめぐる発言で米小売り・IT大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)を引き合いに出し、「英国はアマゾンではない」と苦言を呈したことを明らかに出した。また、ウクライナはもっと謝意を示すべきだとの考えを示し、通常は穏和な両国の関係に一石を投じた。 ウォレス氏は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開催されたリトアニアの首都ビリニュスで英メディアに対し「少々苦言を呈するが、われわれが好むと好まざるとにかかわらず、人というのは感謝の念を求めるものだ」と発言。 ウォレス氏は「確かにこの戦争は崇高なもので、確かにウクライナが戦っているのは、われわれの自由のためでもある」と前置きした上で

                          「英国はアマゾンではない」 国防相、武器供与でウクライナに苦言
                        • クリミア軍用空港「攻撃成功」の真相──これで「戦局」は完全に逆転した(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

                          <英国防相「3日が150日を超え、6カ月近くになり、ロシア軍は甚大な損害を被った」。HIMARSとMLRSなどでウクライナが積み重ねた戦果とその重要度>【木村正人(国際ジャーナリスト)】 [ロンドン発]ベン・ウォレス英国防相は11日、コペンハーゲンでウクライナ有志国支援会議をデンマークと共催、ウクライナに供与する自走多連装ロケットシステムM270 MLRSを3両追加して倍にするとともに、GPS(全地球測位システム)の誘導で80キロメートル離れた目標を精密攻撃できるロケット弾M31A1を大量に送ると表明した。 【写真】爆発の大きさと「ミスの跡がない」正確性が見て取れる、攻撃後のサキ空軍基地の衛星写真 会議には26カ国が参加。デンマークのモーテン・ボドスコフ国防相は「米欧はウクライナの軍事能力を高めるため15億ユーロ(約2000億円)以上を拠出する」と表明。資金はウクライナ向け武器生産の増強、

                            クリミア軍用空港「攻撃成功」の真相──これで「戦局」は完全に逆転した(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
                          • ロシアの情報戦に柴犬で対抗、ウクライナ支援の「NAFO」はユーモアが武器

                            「NAFO」にはウクライナ支持者だけでなく、ジャーナリスト、学者、アナリスト、兵士も加わる/Petras Malulas/AFP/Getty Images (CNN) エストニアのカヤ・カラス首相が北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の前日ツイッターに投稿した動画は、一見、何の変哲もなさそうに見える。しかし動画の中でカラス首相は「史上初のNAFO首脳会議」に祝意を伝えていた。 動画の終盤、ウクライナ国旗の青と黄色をまとった漫画のような犬の姿が、カラス首相の背後に現れる。 NAFOはSNS上でロシアと戦うオンラインボランティア組織「北大西洋フェラズ機構」の頭文字。リトアニアの首都ビリニュスでこのほど首脳会議が開かれ、同国外相が開幕を宣言した。 NAFOのボランティア軍団は、言葉巧みにロシアの戦争に対するあざけりや荒らしを展開し、信用を失墜させる。主な戦場はツイッターとテレグラムで、ウクライナ

                              ロシアの情報戦に柴犬で対抗、ウクライナ支援の「NAFO」はユーモアが武器
                            • 尹錫悦政権の対日関係への「本気度」か 「放流水は危険ではない」の韓国内広告に1億円(吉崎エイジーニョ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              尹錫悦大統領が「大胆な動き」に出ている。 12日にリトアニアで行われた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の席で日本の岸田文雄首相と会談。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出に関し議論を交わす傍らで……。 韓国内で「福島の原発処理水の海洋放出が韓国にとって危険ではない」という内容をYouTube上で広告展開。これに税金から10億ウォン(約1億1000万円)を使うことが分かった。12日に「ハンギョレ新聞」がスクープとして報じている。 ちなみに韓国政府はすでに展開されているYouTube上の広告ではこういったメッセージを発信している。 「三重水素(放射性物質トリチウム)は土壌や野菜はもちろん空気にも存在する放射性物質で、摂取しても基準以下であれば人体にはほとんど影響がない」 「コーヒー1杯を飲んでも、ミルク1杯を飲んでも、卵1個を食べても、それら全てには放射性物質が含まれているため(人体は)

                                尹錫悦政権の対日関係への「本気度」か 「放流水は危険ではない」の韓国内広告に1億円(吉崎エイジーニョ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • メルケル氏、G7出席辞退の意向 トランプ氏の対面方式案を拒否 報道

                                英ロンドン北東のワトフォードで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせたイベントに出席するドナルド・トランプ米大統領(右)とアンゲラ・メルケル独首相(2019年12月4日撮影)。(c)AFP/Nicholas Kamm 【5月30日 AFP】アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)をめぐる懸念がある中で、先進7か国(G7)首脳会議(サミット)を対面方式で開催する可能性を示唆していることに対し、出席を辞退する意向を示した。米政治専門メディア「ポリティコ(Politico)」が首相の報道官による29日の発言として伝えた。 今年は米国が主催するG7サミットは当初、大統領専用別荘キャンプデービッド(Camp David)で対面方式で行われる予定だったが、その後、新型コロ

                                  メルケル氏、G7出席辞退の意向 トランプ氏の対面方式案を拒否 報道
                                • NATO首脳らがトランプ氏をやゆ カメラが捉える

                                  英バッキンガム宮殿で言葉を交わすカナダのジャスティン・トルドー首相(左)、ボリス・ジョンソン英首相(左から2人目)、エマニュエル・マクロン仏大統領(中央)ら(2019年12月4日撮影)。(c)Yui Mok / POOL / AFP 【12月4日 AFP】(写真追加)英国で開催されている北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に先立ち、首都ロンドンにあるバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)で3日に催された歓迎会で、英加仏とオランダの4か国の首脳らが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長時間のメディア露出をやゆする会話を交わす様子をカメラが捉えていた。 同首脳会議は4日、ロンドン近郊のワトフォード(Watford)で開催された。動画は英国の代表取材班が撮影し、これをカナダ国営放送CBCが見つけて字幕を付けた。 映像ではボリス・ジョンソン(Boris Joh

                                    NATO首脳らがトランプ氏をやゆ カメラが捉える
                                  • ウクライナ首都にミサイル攻撃 中心部の集合住宅直撃

                                    ウクライナの首都キーウの広場(2022年6月24日撮影、資料写真)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【6月26日 AFP】(更新)ウクライナの首都キーウで26日朝、中心部の集合住宅にロシアのミサイルが着弾し、ビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長によると2人が負傷、複数の住民ががれきの下敷きになっている。 キーウへのロシアの攻撃は約3週間ぶり。クリチコ氏は、28~30日に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議がスペイン・マドリードで開かれるのを前に「ウクライナ国民を脅す」ための攻撃だと非難した。 空襲警報が鳴った約30分後の午前6時半ごろ、4回にわたって爆発が発生。クリチコ市長は「シェフチェンコ(Shevchenko)地区で爆発が数回あった」「救急車と救助隊が現場に到着し、建物2棟で住民の救出と避難が行われている」とメッセージアプリのテレグラム(Teleg

                                      ウクライナ首都にミサイル攻撃 中心部の集合住宅直撃
                                    • 首相、幻のキーウ訪問 6月に調整していた

                                      岸田文雄首相=23日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)岸田文雄首相が6月にドイツ南部のエルマウ城で開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)などの出席のための欧州訪問に合わせ、ロシアの侵攻が続くウクライナの首都・キーウを訪問し、同国のゼレンスキー大統領との会談を検討していたことが分かった。首相も意欲を示したが、日程の調整がつかず断念した。複数の政府関係者が明らかにした。 首相は6月26~28日のG7サミットに出席した後、29日に日本の首相として初めて北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への参加のため、スペイン・マドリードを訪れた。この日程に合わせ、隣国のポーランドを経由し、陸路でキーウを目指す案を水面下で検討したという。しかし、他の外交日程との両立ができず、最終的に断念した。 その後も、政権内ではたびたび首相のキーウ訪問が持ち上がった。だが、ロシア軍のキーウに対するミサイルや自爆型ドローンによ

                                        首相、幻のキーウ訪問 6月に調整していた
                                      • 「ウクライナの未来はNATOに」 首脳会議で宣言

                                        北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に参加した各国首脳ら=11日、リトアニア首都ビリニュス/Odd Anderson/AFP via Getty Images (CNN) 北大西洋条約機構(NATO)は11日、リトアニアの首都ビリニュスで首脳会議を開き、ウクライナの加盟の推進を宣言に盛り込んだ。 加盟する31カ国による共同宣言は「ウクライナの未来はNATOにある」「加盟国が同意し、条件が整えばウクライナをNATOに迎え入れるために招待する」と述べた。 NATOはまた、ロシアの国際法、国連憲章、欧州安全保障協力機構(OSCE)との約束や原則の甚だしい違反について、「最も強い言葉」で改めて非難した。 声明で「クリミアを含め、ロシアの違法で不合理な併合を決して認めない」と述べた。 また「民間人に対する攻撃や、ウクライナの多くの人々から基本的な福祉サービスを奪う民間インフラの破壊など、ロシアの戦争

                                          「ウクライナの未来はNATOに」 首脳会議で宣言
                                        • 米大統領、コロナ陽性 軽い倦怠感などの症状

                                          米メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で、大統領専用機エアフォースワンから降りたジョー・バイデン大統領(2022年7月20日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP 【7月21日 AFP】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)が21日、新型コロナウイルス検査で陽性と判定された。主治医によると軽い倦怠(けんたい)感などの症状があり、自主隔離した上で全執務を行う。 バイデン氏はツイッター(Twitter)にデスクで執務を行う写真を投稿。自身は「元気」で、「忙しくしている」と述べた。 ホワイトハウス(White House)は、バイデン氏が所定回数のワクチンに加え、2度の追加接種も済ませていると指摘。「非常に軽微な症状」があり、製薬大手ファイザー(Pfizer)が開発したコロナ経口治療薬「パクスロビド(Paxlovid)」の服用を開始したと説明し

                                            米大統領、コロナ陽性 軽い倦怠感などの症状
                                          • 民間人殺害、波紋広がる ゼレンスキー氏、欧米に不満―「戦争犯罪」、停戦に影響も:時事ドットコム

                                            民間人殺害、波紋広がる ゼレンスキー氏、欧米に不満―「戦争犯罪」、停戦に影響も 2022年04月05日07時10分 3日、ウクライナ・キーウ(キエフ)近郊ブチャの集団墓地脇で嘆き悲しむ人々(AFP時事) ロシア軍が撤収したウクライナ北部キーウ(キエフ)州ブチャで民間人とみられる多数の遺体が発見された事件は「ジェノサイド(集団殺害)」(ゼレンスキー大統領)と見なされ、国際社会に波紋が広がった。ロシア国防省は「挑発」として関与を否定するが、内外で非難の声が高まっており、本格化したばかりの停戦交渉に影響を及ぼす可能性もある。 ロ軍撤収後、民間人410遺体 「集団虐殺」と非難―ウクライナ大統領 「明らかな戦争犯罪」。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は3日、目撃者や被害者に電話で聞き取り調査を行い、ウクライナ各地での処刑などの実態を告発した。うちブチャでは3月4日、占領していたロシ

                                              民間人殺害、波紋広がる ゼレンスキー氏、欧米に不満―「戦争犯罪」、停戦に影響も:時事ドットコム
                                            • ハンガリー、北欧2国のNATO加盟を来年承認へ オルバン首相

                                              スペイン・マドリードで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席したハンガリーのオルバン・ビクトル首相(2022年6月29日撮影、資料写真)。(c)Pierre-Philippe MARCOU / AFP 【11月25日 AFP】ハンガリーのオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相は24日、フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、議会が来年承認するだろうと述べた。NATO加盟諸国のうち、両国の加盟申請を批准していないのはハンガリーとトルコのみ。 オルバン首相は、スロバキアで近隣諸国首脳との会合に出席した後、記者団に対し「すでにスウェーデンとフィンランドに伝えているように、ハンガリーは両国のNATO加盟を支持している」とした上で、来年の「第1会期で議題に上る」と説明した。 NATOに新たに加盟するには、全加盟国による批准が必要となる。 ハンガ

                                                ハンガリー、北欧2国のNATO加盟を来年承認へ オルバン首相
                                              • 米大統領、北欧2国のNATO加盟支持で謝意 トルコのF16戦闘機購入支援へ

                                                スペインの首都マドリードで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて会談するジョー・バイデン米大統領とトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2022年6月29日撮影)。(c)Brendan SMIALOWSKI / AFP 【6月30日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は29日、北欧フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟への反対を取り下げたトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領に謝意を表明した。また米政府高官は、トルコのF16戦闘機購入計画を支援する意向を示した。 バイデン氏はスペイン・マドリードで開催中のNATO首脳会議に合わせてエルドアン氏と会談。「フィンランドとスウェーデンをめぐる事態を収拾してくれたことに特に感謝したい」と伝えた。 一方、セレステ・ウォランダー(Celes

                                                  米大統領、北欧2国のNATO加盟支持で謝意 トルコのF16戦闘機購入支援へ
                                                • ウクライナに加盟時期明示せず 軍事支援は継続 NATO

                                                  リトアニアの首都ビリニュスで、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の演説を聞く人々(2023年7月11日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【7月12日 AFP】リトアニアの首都ビリニュスで11日開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は共同声明で、ウクライナの加盟問題をめぐり「条件が整えば加盟を招請する」としつつ、時期については明示しなかった。加盟各国は一段の軍事支援を表明しているが、ウクライナ側には失望感が残る形となった。 首脳会議では、ウクライナの加盟手続きについて、通常よりも簡略化することで合意した。 しかし、共同声明案を受け取ったウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は、招待に向けての行程表が示されないのは「ばかげている」とし、落胆を隠さなかった。 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領も首脳会

                                                    ウクライナに加盟時期明示せず 軍事支援は継続 NATO
                                                  • トランプ氏不正行為の証拠「圧倒的」 弾劾調査の報告書公表

                                                    米下院情報特別委員会がまとめたトランプ大統領とウクライナに関する弾劾調査報告書のスクリーンショット(2019年12月3日撮影)。(c)Eric BARADAT / AFP 【12月4日 AFP】(更新)米下院で行われているドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に対する弾劾調査の報告書が3日、公表され、トランプ氏を不正行為と議会妨害を理由に弾劾するための証拠は「圧倒的」だと結論付けられた。 報告書は300ページにわたり、トランプ氏に対する弾劾訴追の根拠を示す狙いがある。下院司法委員会(House Judiciary Committee)は同報告書を基に、正式な訴因を記した「弾劾条項」を起草する。 報告書は「弾劾調査により、トランプ大統領が直接、さらには米政府内外の代理人らを通じ、自身の再選に有利となるように、外国政府であるウクライナに干渉を求めたことが明らかになった」と指摘。「

                                                      トランプ氏不正行為の証拠「圧倒的」 弾劾調査の報告書公表
                                                    • スウェーデンのNATO加盟、トルコが容認 首脳会議控え方針転換

                                                      リトアニアの首都ビリニュスで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、イエンス・ストルテンベルグNATO事務総長(中央)を挟んで握手するトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(左)とスウェーデンのウルフ・クリステション首相(2023年7月10日撮影)。(c)YVES HERMAN / POOL / AFP 【7月11日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は10日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟に向け国内で承認手続きを進めることに同意した。ハンガリーもまだ同意していないが追随する姿勢を示しており、スウェーデンの加盟に向け大きく前進した。 エルドアン大統領はこの日、NATOのイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長、スウェーデンのウルフ・クリステション(Ulf Kris

                                                        スウェーデンのNATO加盟、トルコが容認 首脳会議控え方針転換
                                                      • 米、トルコに何も譲歩せず 北欧2国のNATO加盟めぐり

                                                        スペインの首都マドリードで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に行われたスウェーデンとフィンランドの加盟をめぐる協議に参加したトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(左から2人目)、フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領(右から3人目)、スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相(右から4人目)ら。トルコ大統領府提供(2022年6月28日撮影)。(c)AFP PHOTO /HANDOUT/TURKISH PRESIDENTIAL PRESS OFFICE 【6月29日 AFP】米国は28日、トルコがこれまで難色を示していた北欧スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟支持で合意したことをめぐり、トルコに方針転換させるために米国が譲歩したことはないと明らかにした。 米政府高官は匿名を条件に記者団に対し「トルコ側から米国側に特別な譲歩を求められたことはない」として

                                                          米、トルコに何も譲歩せず 北欧2国のNATO加盟めぐり
                                                        • 「スウェーデンがテロ組織メンバー73人の引き渡しを約束」 トルコ大統領

                                                          NATO首脳会議での記者会見で発言するトルコのエルドアン大統領/Gabriel Bouys/AFP/Getty Images (CNN) トルコのエルドアン大統領は、6月28日にスペインの首都マドリードでスウェーデン、フィンランド、トルコの間で交わされた覚書で、スウェーデンはトルコにテロ組織メンバー73人の身柄を引き渡すと約束した、と述べた。 「もし約束が守られないのであれば必要なことを行う」とエルドアン大統領は30日にマドリードで行われた記者会見で述べ、そうした場合、トルコは合意の批准を国会に送らないと付け加えた。 それでもエルドアン大統領はこの覚書を「外交的勝利」と呼んだ。 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に先立ってトルコは、同国や欧州連合(EU)、米国がテロ組織と認定するクルディスタン労働者党の党員や、2015年のクーデター企ての背後にいるとみているテロ組織FETOのメンバーをス

                                                            「スウェーデンがテロ組織メンバー73人の引き渡しを約束」 トルコ大統領
                                                          • 天然ガスの輸入拡大でロシア訪問 ハンガリー外務貿易相

                                                            スペイン・マドリードで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に臨む(左から)ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル外務貿易相、オルバン・ビクトル首相、サライボブロブニツキ・クリッシュトーフ国防相(2022年6月30日撮影、資料写真)。(c) JONATHAN ERNST / POOL / AFP 【7月21日 AFP】ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル(Peter Szijjarto)外務貿易相は21日、ロシア産天然ガスの輸入拡大について協議するため、同国の首都モスクワを訪問した。右派与党フィデス・ハンガリー市民連盟が明らかにした。 同党はフェイスブック(Facebook)に、「ハンガリーのエネルギー供給の安全保障を確保するため、政府は長期契約で定められた量に加え、天然ガス7億立方メートルの追加購入を決めた」と投稿した。 ハンガリーは、ロシアの石油・天然ガスに大きく依存している。オル

                                                              天然ガスの輸入拡大でロシア訪問 ハンガリー外務貿易相
                                                            • 「脳死」のNATO、溝鮮明に 首脳会議、確執残し閉幕

                                                              英ロンドン近郊のワトフォードで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、集合写真の撮影に臨む首脳ら(2019年12月4日撮影)。(c)drian DENNIS / AFP 【12月5日 AFP】英ロンドン近郊で行われた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は4日、2日間の日程を終えて閉幕した。NATO加盟国の首脳らは最終日、互いの個性や政策をめぐり衝突。会議は加盟国間にある深い溝を取り繕う試みとともに終了した。 動画:NATO首脳らがトランプ氏をやゆ カメラが捉えた映像 今回の会議はNATO発足70周年の節目に合わせて開催された。終了に当たっては、ロシアとテロの脅威に連携して対抗することを明言し、中国の台頭を課題として認識する内容の共同宣言が採択されたものの、各国間の確執は最後まで残った。 バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)で前日開かれた開幕イベントでは、カナダのジ

                                                                「脳死」のNATO、溝鮮明に 首脳会議、確執残し閉幕
                                                              • トランプ氏笑いものに NATO加盟国首脳 | 共同通信

                                                                【ロンドン共同】ロンドンで3日夜に開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の開幕イベントで、数人の加盟国首脳がトランプ米大統領を笑いものにする場面が撮影された。個別の首脳会談冒頭で記者団の質問に長時間答えるトランプ氏のスタイルを批判する内容で、トランプ氏の怒りを買う可能性がある。 トランプ氏は3日、ストルテンベルグNATO事務総長、フランスのマクロン大統領、カナダのトルドー首相と会談した際もそれぞれの冒頭で52分、39分、30分の計2時間1分も質疑に応じた。

                                                                  トランプ氏笑いものに NATO加盟国首脳 | 共同通信
                                                                • EU議長国、ウクライナを「明確に支持」 ゼレンスキー氏は支援遅れに不満も

                                                                  ウクライナの首都キーウで共同記者会見に臨むウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)とのスペインのペドロ・サンチェス首相(2023年7月1日撮影)。(c)Sergei CHUZAVKOV / AFP 【7月2日 AFP】2023年後半の欧州連合(EU)議長国スペインのペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相は1日、ウクライナの首都キーウでウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領との共同記者会見に臨み、欧州連合(EU)として同国に対する「明確な支持」を改めて表明した。一方のゼレンスキー氏は、一部の支援国は同国の戦闘機操縦士に対する訓練提供に二の足意を踏んでいると不満を示した。 ウクライナは現在、ロシアに対する反転攻勢を強めている。しかし、ゼレンスキー氏やウクライナ軍のワレリー・ザルジニー(Valery Zaluzhny)総司令官は、西側支援国からの

                                                                    EU議長国、ウクライナを「明確に支持」 ゼレンスキー氏は支援遅れに不満も
                                                                  • バイデン大統領に忍び寄る認知症の兆し G7の場で相手に不快感を与える失言、言い間違いの数々 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                    米露首脳会談後にスイスのジュネーブで記者会見する米国のジョー・バイデン大統領(6月16日、写真:ロイター/アフロ) 就任以来、「アメリカ・イズ・バック」(米国は戻ってきた)を合言葉にドナルド・トランプ前大統領が掲げた「米国第一主義」から決別、同盟国との関係重視、国際協調路線を推し進めてきた。 手始めは国務・国防長官による日韓歴訪、オンライン形式の日米豪印のクアッド首脳会談を通じたアジアの同盟国との関係強化だった。 その背景には一にも、二にも「中国の脅威」があった。 中国に対抗するには米国一国では無理だ。だから意を同じくする同盟国やパートナーとの共同戦線を敷く。これがバイデン政権の基本姿勢だった。 アジアの同盟国との関係再強化を踏まえ、バイデン氏は、6月11日から13日、英南西部コーンウォールで開かれたG7(先進7か国首脳会議)サミット、その後ブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)首脳

                                                                      バイデン大統領に忍び寄る認知症の兆し G7の場で相手に不快感を与える失言、言い間違いの数々 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                    • トルコ、北欧2国のNATO加盟申請を支持 フィンランド大統領

                                                                      スペインの首都マドリードで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に行われたスウェーデンとフィンランドの加盟をめぐる協議に参加したトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(左から2人目)、フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領(右から3人目)スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相(右から4人目)ら。トルコ大統領府提供(2022年6月28日撮影)。(c)AFP PHOTO /HANDOUT/TURKISH PRESIDENTIAL PRESS OFFICE 【6月29日 AFP】フィンランドのサウリ・ニーニスト(Sauli Niinisto)大統領は28日、同国とスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を支持する覚書にトルコが署名したと発表した。 ニーニスト氏は、3か国が署名した合意について、スペインの首都マドリードで開かれるNATO首脳会議で「トルコがフィンランドと

                                                                        トルコ、北欧2国のNATO加盟申請を支持 フィンランド大統領
                                                                      • 「解決策示さない」首相、尹氏との会談見送り

                                                                        【マドリード=田村龍彦】岸田文雄首相は29日午後(日本時間同日夜)、スペイン・マドリードで米国のバイデン大統領、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談。弾道ミサイル発射を繰り返し、核開発を続ける北朝鮮への対応を協議する。一方、首相は尹氏との首脳会談は見送る方針だ。政府内からは、いわゆる徴用工訴訟などで解決策を示さないまま関係改善に前のめりになる韓国側に、不快感を示す声も出ている。 3カ国の首脳会談は2017年9月以来、4年9カ月ぶりとなる。北朝鮮が核実験の準備を完了させたとされる中、首相らは北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、会談の場を設けた。 首相は北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題の解決に向け、日米、日米韓の連携を重視してきた。米国も前向きで、今月11日にはシンガポールで日米韓防衛相会談を開き、共同訓練の再開などで合意した。 一方、首相は28日、現地で開かれたスペイン国

                                                                          「解決策示さない」首相、尹氏との会談見送り
                                                                        • バイデン米大統領、アルメニア人殺害を「ジェノサイド」と認定 トルコは反発

                                                                          米国のバイデン大統領。第1次世界大戦中にオスマン帝国で起きたアルメニア人殺害を正式に「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定した/Chip Somodevilla/Getty Images (CNN) バイデン米大統領は24日、第1次世界大戦中にオスマン帝国で起きたアルメニア人殺害を正式に「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定した。これに対し、同帝国の後継国家トルコが強く反発している。 アルメニア人殺害は1915年4月に始まった。4月24日は「赤い日曜日」と呼ばれる追悼記念日。知識人ら約250人が拘束され、多くが追放または殺害された。その後、1923年までに30万~200万人のアルメニア人が殺害されたといわれている。 バイデン氏は同日発表した文書で犠牲者を追悼し、残虐行為の再発防止に向けた決意を表明した。 歴代の米大統領はトルコへの配慮からジェノサイドという言葉を避けてきたが、バイデン氏は大統領選の

                                                                            バイデン米大統領、アルメニア人殺害を「ジェノサイド」と認定 トルコは反発
                                                                          • 次回G7、米大統領別荘で開催へ トランプ氏施設から変更

                                                                            米メリーランド州の大統領専用別荘キャンプデービッドを訪れたドナルド・トランプ大統領(2018年1月6日撮影、資料写真)。(c)SAUL LOEB / AFP 【12月4日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は3日、来年の先進7か国(G7)首脳会議(サミット)を米メリーランド州にある大統領専用別荘キャンプデービッド(Camp David)で開催すると表明した。トランプ氏は当初、自身がフロリダ州に所有するゴルフリゾート施設を開催地に選び、批判を浴びていた。 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に先立ち、ロンドンでG7参加国カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相と共同記者会見に臨んだトランプ氏は、「われわれは(G7サミットを)キャンプデービッドで行う」と述べた。 トランプ氏は当初、来年6月10~12日に開催されるG7サミットの会場として、フ

                                                                              次回G7、米大統領別荘で開催へ トランプ氏施設から変更
                                                                            • 米中貿易戦争の解決、「大統領選後」の可能性も トランプ氏が示唆

                                                                              英首都ロンドンにある米国大使公邸「ウィンフィールド・ハウス」で、北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ事務局長(写真外)との会談に臨むドナルド・トランプ大統領(2019年12月3日撮影)。(c)AFP/Nicholas Kamm 【12月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は3日、中国との貿易問題について、その解決に向けた取り組みは来年11月の大統領選後まで持ち越し得ると発言した。 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため、開催地である英首都ロンドンを訪問中のトランプ氏は報道陣を前に「私は期限を設けていない」「いろいろな意味で、中国との貿易の件は大統領選の後まで待つという考えも、私は良いと思う」と述べた。(c)AFP

                                                                                米中貿易戦争の解決、「大統領選後」の可能性も トランプ氏が示唆
                                                                              • アゾフ連隊隊員の一部、トルコから帰国 ロ「合意違反」と反発

                                                                                アゾフ連隊隊員を乗せトルコ・イスタンブールを出発した飛行機内の様子。右奥から2人目はウォロディミル・ゼレンスキー大統領。大統領府提供(2023年7月8日提供)。(c)AFP PHOTO / UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE 【7月9日 AFP】ウクライナ南部マリウポリ(Mariupol)でロシア軍に抗戦した後、捕虜交換の一環でトルコに留め置かれていたアゾフ連隊(Azov Regiment)隊員の一部をウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領が本国に連れ戻した。ロシア側は「合意違反」だと反発している。 ウクライナ大統領府は8日、トルコとの交渉の末、アゾフ連隊隊員の一部の帰還を実現させたと認めた。トルコ訪問中だったゼレンスキー大統領が、イスタンブール空港(Istanbul Airport)で隊員に面会した。 これについて

                                                                                  アゾフ連隊隊員の一部、トルコから帰国 ロ「合意違反」と反発
                                                                                • 時代の風:「全会一致」逆手、米軍運営に暗雲 価値観の対立、国防にも=中林美恵子・早稲田大教授 | 毎日新聞

                                                                                  国際秩序の転換期にある今、安全保障に関する展開が報道されない日はない。そして多くの国際会議で主役を演じる米国の動きにも注目が集まる。11~12日には、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議がリトアニアの首都ビリニュスで開催された。クローズアップされたのは、二つの大きな選択だった。一つはバイデン政権がクラスター弾をウクライナに供与するとしたこと、そしてもう一つはスウェーデンのNATO加盟を巡って、米国とトルコの間に取引があったことだ。 クラスター弾は、不発弾が残ることや殺傷能力の大きさゆえ、非人道的な兵器と認識される。これを禁止するオスロ条約に、日本も含めて100カ国以上が加盟するのはそのためだ。しかし米国のみならずロシアや中国は加盟せず、ロシアは既にウクライナに対してクラスター弾を使用した形跡を残している。

                                                                                    時代の風:「全会一致」逆手、米軍運営に暗雲 価値観の対立、国防にも=中林美恵子・早稲田大教授 | 毎日新聞