並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 91件

新着順 人気順

国会図書館 デジタル化資料送信サービスの検索結果1 - 40 件 / 91件

  • 元司書が語る! 国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい

    『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんは昨年「独学」「執筆」に加えて「復刊」をライフワークとしていくことをTwitterで宣言した。この連載「読書猿が推す『良書復刊』プロジェクト」では、読書猿さんが推す復刊本や、復刊に関係する話を紹介していく。 2022年5月19日より、国会図書館による「個人向けデジタル化資料送信サービス」がスタートする。ごく簡単に説明すると「国会図書館デジタルコレクション所蔵の絶版本や雑誌が、自宅で読み放題になる無料サービス」だ。読書猿さんは、このニュースは全国の独学者にとっても福音であると話す。今回は、元司書でレファレンス担当だった書物蔵さんを対談相手に迎え、同サービスの使いこなし方、楽しみ方を語ってもらった。(取材・執筆/藤田美菜子) 「自宅の隣に国会図書館」のインパクト ――今回スタートする、国会図書館の「個人向け

      元司書が語る! 国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい
    • 国立国会図書館デジタルコレクションの遊び方 - 山下泰平の趣味の方法

      国立国会図書館デジタルコレクションは最高である。 「国立国会図書館デジタルコレクション」が面白い まずは遊んでみる 使いまくりたくなったら準備しておくと効率が良い 無料でできる 検索演算子だけ覚えておく 国立国会図書館デジタルコレクションの使い方を知っておく 国立国会図書館オンラインに登録しておく メモ環境を作る 有料でできる パソコンを用意する できれば良い椅子とモニタがあったほうがいい 速度を意識して使う 速くなるとどうなるのか そこに全てはない ものすごいものをどうでもいいことに使うということ 「国立国会図書館デジタルコレクション」が面白い 「国立国会図書館デジタルコレクション」が面白い。 dl.ndl.go.jp 「国立国会図書館デジタルコレクション」では著作権など権利状況に問題がないことが確認できた約36万点の資料が無料で公開されており、ようするに古い本が無限に読めるサービスだ。

        国立国会図書館デジタルコレクションの遊び方 - 山下泰平の趣味の方法
      • 「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の図書、雑誌等約26万点を新たに図書館向け/個人向けの送信対象資料としました|国立国会図書館―National Diet Library

        国立国会図書館は、令和6(2024)年4月30日に、「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の約26万点(ZIP:約12MB)を「国立国会図書館内限定公開資料」から「送信対象資料」に切り替え、図書館向け/個人向けデジタル化資料送信サービスで提供を開始しました。 コレクション 点数 主な対象資料(以下の資料のうち、所定の手続を経て入手困難であることが確認されたもの) 図書

        • 国立国会図書館デジタルコレクションを使えば生存している人類の中でなにかに一番詳しい人間になれるけど - 山下泰平の趣味の方法

          「はてなブログ×codoc連携サービスのプロモーションのため、はてなからの依頼を受けて投稿しています」が普段通りの記事で、有料部分には愚痴のようなものが書かれている。 国立国会図書館デジタルコレクションは素晴らしい 使い方は使えば分かる 生存している人類で一番詳しくなれないこともない時代 時代とジャンルで区切ると簡単に詳しくなれる 素養、学識、予備知識 デジタルデータとアナログデータ 詳しくなっても意味はない 他人の意見はあまり参考にならない 他の分野から学ぶ 多くの予想は当たらないし他人の思い込みは嫌になるし生きてる人の本が読みにくくなり、やはり他人の意見はあまり参考にならない 国立国会図書館デジタルコレクションは素晴らしい 国立国会図書館デジタルコレクションは素晴らしい。 dl.ndl.go.jp 『国立国会図書館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるサービス』で、四〇万点

            国立国会図書館デジタルコレクションを使えば生存している人類の中でなにかに一番詳しい人間になれるけど - 山下泰平の趣味の方法
          • 「図書館の本、スマホで閲覧可能に」とは? ―― 図書館等での権利制限規定のデジタル化・ネットワーク化への対応が検討中 | HON.jp News Blog

            《この記事は約 16 分で読めます(1分で600字計算)》 コロナ禍による図書館休館問題を受け、文化庁はいま著作権法第31条 図書館等での権利制限規定を見直す検討を進めています。「図書館の本、スマホで閲覧可能に」という報道に喜ぶ声や、出版関係者が「民業圧迫だ」と反発している報道もあります。実際のところ、いまどのような制度になっていて、どのように改正されようとしているのでしょうか? まだ報告書が確定していない段階ではありますが、現時点での状況について解説します。 デジタル化・ネットワーク化に対応できていなかった まず前提として、著作権法には「私的使用」「引用」「学校の授業」「非営利無償の貸与」など、著作権者に無断で利用できる権利制限規定がいくつもあります。そのうちの1つが、第31条「図書館等における複製等」です。 複写サービスはFAXやメールが違法 この図書館での権利制限規定は以前から、デジ

              「図書館の本、スマホで閲覧可能に」とは? ―― 図書館等での権利制限規定のデジタル化・ネットワーク化への対応が検討中 | HON.jp News Blog
            • 「個人向けデジタル化資料送信サービス」の開始について(令和4年5月19日予定)(付・プレスリリース)|国立国会図書館―National Diet Library

              国立国会図書館は、「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」(令和3年12月3日)に基づき、「個人向けデジタル化資料送信サービス」(略称:個人送信)を令和4年5月19日から新たに開始します。 これは、令和3年6月2日に著作権法の一部を改正する法律 (令和3年法律第52号)が公布されたことによるものです。この改正により、国立国会図書館はデジタル化した資料のうち絶版等資料をインターネット経由で個人に送信できるようになりました。法改正の背景には、デジタル化・ネットワーク化への対応とともに、コロナ禍により、当館や公共図書館、大学図書館等に来館せずに利用できるデジタル化資料へのニーズが、研究者・学生等の個人から高まったことがあります。 サービス概要 当館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難なものを、利用者ご自身の端末(スマートフォン、タブレット、パソコン)等を用いてイン

              • 国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta

                人類学篇が人気だったので、たぶん求められているだろう──いや、作成者自身が求めている──フランス現代思想版をつくりました。例により作成者は専門家ではありません。またおそらく漏れているひともたくさんいます(特に1900年以前に生まれたひとは適当)。なにとぞご了承ください。 2024年6月1日 植田将暉 (6月5日更新) アンソロジーJ.デリダ ほか著 ほか『現代フランス哲学12講』,青土社,1986.10. 〔レヴィ゠ストロース、フーコー、バルトとの対話〕レーモン・ベルール 著 ほか『構造主義との対話』,日本ブリタニカ,1980.2. ジャン=ルイ・ド・ランビュール 編 ほか『作家の仕事部屋』,中央公論社,1979.5. 1900年代以前の生まれガブリエル・タルド(1843–1904)タルド 著 ほか『タルドの社会学原理』,岩波書店,1923. ガブリエル・タルド 著 ほか『模倣の法則』,而

                  国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta
                • 〈約153万点がオンラインで閲覧可能に!〉話題の「国立国会図書館デジタルコレクション」は何が読める? | 文春オンライン

                  先日来ネットで大きな話題になっているのが、国立国会図書館の所有する約153万点の資料が、オンラインで閲覧可能になったことです。これまでであれば、国立国会図書館に直接足を運ぶか、あるいは公共図書館などに出向かなければ閲覧できなかった資料が、自宅のPCやスマホから見られるという画期的なサービスです。 特に今回公開された資料は、雑誌が過半数にあたる約82万点を占めるなど、一般の人にとっても比較的とっつきやすいのが特徴です。これらは興味のある単語でキーワード検索をするとヒットするという、ウェブ検索に近い使い方ができます。初めてインターネットで検索した時に経験した、どんな記事が見つかるか分からないワクワク感がそこにあります。 今回は、この「国立国会図書館デジタルコレクション」の「個人向けデジタル化資料送信サービス」を利用するための手続きを紹介するとともに、おすすめの検索方法や、具体的なキーワードにつ

                    〈約153万点がオンラインで閲覧可能に!〉話題の「国立国会図書館デジタルコレクション」は何が読める? | 文春オンライン
                  • 単なる「雑学好き」で終わる人と、本当の教養を手に入れる人の差

                    『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんは昨年「独学」「執筆」に加えて「復刊」をライフワークとしていくことをTwitterで宣言した。この連載「読書猿が推す『良書復刊』プロジェクト」では、読書猿さんが推す復刊本や、復刊に関係する話を紹介していく。 2022年5月19日より、国会図書館による「個人向けデジタル化資料送信サービス」がスタートする。ごく簡単に説明すると「国会図書館デジタルコレクション所蔵の絶版本や雑誌が、自宅で読み放題になる無料サービス」だ。読書猿さんは、このニュースは全国の独学者にとっても福音であると話す。今回は、元司書でレファレンス担当だった書物蔵さんを対談相手に迎え、同サービスの使いこなし方、楽しみ方を語ってもらった。(取材・執筆/藤田美菜子) 第1回 元司書が語る!国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい 膨大な資料を

                      単なる「雑学好き」で終わる人と、本当の教養を手に入れる人の差
                    • 「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」の公表について|国立国会図書館―National Diet Library

                      「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」(令和3年12月3日)を公表しました。 この文書は、国立国会図書館がデジタル化資料を個人に向けて送信することを可能とする「著作権法の一部を改正する法律」(令和3年法律第52号)が令和3年6月2日に公布されたことを受け、文化庁と国立国会図書館が共催した「国立国会図書館による入手困難資料の個人送信に関する関係者協議会」(構成員名簿)において、各権利者団体、図書館関係者及び有識者で議論を重ねて合意したものです。 国立国会図書館では、この文書に基づき、個人向けのデジタル化資料送信サービスの準備を進めています。 ポイントは以下のとおりです。(詳細については今後ご案内する予定です。) サービスの開始(予定): 令和4年5月(当面は閲覧のみ。印刷については令和5年1月を目途に開始予定) サービスの対象資料: 当館のデジタル化資料のうち、絶版等の

                      • 個人向けデジタル化資料送信サービス|国立国会図書館―National Diet Library

                        個人向けデジタル化資料送信サービス(個人送信)は、国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難なもの* を、インターネットを通じてご自身の端末(パソコン、タブレット)等でご利用いただけるサービスです。

                        • 2023年の気になる図書館システム関係覚書 - BEAYS(新装版)

                          2022年中に気になっていて、今後、個人的に注目している図書館システム関係(公共図書館中心)に関する覚書です。独断と偏見でとりとめなく書いています。(ここまでテンプレ) なんかもう2月になってしまったけど気にしない。 なお、昨年の覚書はこちら。 図書館システム関係 2022年で一番衝撃的だったのは、サイバー攻撃でシステムダウンした那覇市立図書館の事例*1。ランサムウェアによるものとされ、10月中旬の発生からから4ヶ月近く経った2月中旬現在、予約は近日稼働予定とのことだが、書誌データなどはまだ完全には復旧していない模様*2。書誌情報はともかく、利用者情報とか予約情報にアクセスできなくなるとか悪夢でしかない。関係者の方々の苦労が偲ばれる。最近のランサムウェアは、データの暗号化だけでなく窃取も行うらしいので、今後は下手したら個人情報流出案件になる場合もあるかも。くわばらくわばら。今回の事例、収ま

                            2023年の気になる図書館システム関係覚書 - BEAYS(新装版)
                          • NDLデジタルコレクションについてのあれこれ

                            国立国会図書館のデジタルコレクションが、昨年暮れから今年の初めにかけてさらにヴァージョンアップされました。それは全文テキスト検索とそれによるスニペット表示が可能になったこと、そして、50コマまでの複写が可能になったことです。全文テキストというのは、資料の版面からスキャンして得た画像からOCR技術を通じて文字を抽出して作成するものです。これによってテキストに含まれる文字列での検索が可能になります。従来、書誌事項(タイトルや著者名など)や目次(これが検索対象になったことも重要だが)からの文字列が対象だったのが、本文が検索対象になったことは革命的なものをもたらします。今まで見えなかったものが見えるようになったということです。ただし、検索結果の表示は1行程度の部分的なものです。これは、著作権法(47条の5)に基づく措置です。また、50コマまでの複写が可能になったことも特筆すべきことです。だいたい1

                              NDLデジタルコレクションについてのあれこれ
                            • 著作権法改正がデジタルアーカイブに与える影響と今後の課題 ~ アーカイブサミット2018-2019第1分科会レポート | HON.jp News Blog

                              《この記事は約 9 分で読めます(1分で600字計算)》 アーカイブサミット組織委員会は6月11日、千代田区立日比谷図書文化館で「アーカイブサミット2018-2019」を開催した。私が参加した第1分科会「近年の一連の著作権法改正の動きの背景とその本質、これからの影響」で行われた議論を中心に、デジタルアーカイブ整備推進法(仮称)成立へ向けた課題について考察してみたい。 なお、活発な議論を遠慮なく行うためにという配慮で、この分科会ではだれがなにを言ったか? までは表に出さないようにするという方針が示されている。そのため、このコラムでもコーディネーター以外の発言は匿名化しておく。 保護期間の延長と、アーカイブ利活用促進の権利制限 マイナスの影響 アーカイブに関する直近の法整備でマイナス影響が大きいのは、やはりTPP11成立による「保護期間の延長」だ。死後50年から70年に延長されたうえ、「戦時加

                                著作権法改正がデジタルアーカイブに与える影響と今後の課題 ~ アーカイブサミット2018-2019第1分科会レポート | HON.jp News Blog
                              • 国立国会図書館所蔵のサンリオSF文庫のデジタル化について - SF游歩道

                                先日、国立国会図書館所蔵のサンリオSF文庫の一部がデジタル化作業中のため利用できなくなっている旨をツイートしたところ、大変な反響と共に拡散された。 国会図書館のサンリオSF文庫が続々とデジタル化作業にかけられている pic.twitter.com/m2lUWER1AI — 下村思游 (@ss_scifi) 2022年10月11日 ここまで拡散されたのは私の想像を遥かに超えており、大変に言葉足らずなツイートになってしまっているので、この文章によって補足を行いたい。 要旨 一問一答 自宅でサンリオSF文庫の電子データが読めるようになる? あのサンリオSF文庫が読めるようになるかな? 元資料は裁断される? 国立国会図書館の電子図書館事業 個人向けデジタル化資料送信サービス 国立国会図書館デジタルコレクション 付録:サンリオSF文庫の復刊状況 参考資料 要旨 国立国会図書館所蔵のサンリオSF文庫の

                                  国立国会図書館所蔵のサンリオSF文庫のデジタル化について - SF游歩道
                                • 国立国会図書館の個人向けデジタル化資料送信サービス開始|negadaikon

                                  みんな大好き、国立国会図書館デジタルコレクションのお話。 ※著作権法で認められた範囲を超えるためと思われますが、個人送信対象資料のスクリーンショット、ネットへのアップロードはNGなはずですので、写真は載せてません。 ※利用規約、以下のTwitterでも紹介されています。 「個人向けデジタル化資料送信サービス」の利用には、国立国会図書館オンラインへのログインの際に表示される「利用規約」の確認・同意が必要です。なお、「利用規約」の内容は、こちらでも参照が可能です。https://t.co/A3S7lI2GZw — 国立国会図書館 NDL (@NDLJP) May 19, 2022 5月19日から、国立国会図書館デジタルコレクションの収録資料のうち、これまで国立国会図書館(以外 NDLという。)の館内、または特定の図書館内(※)でしかみられなかった資料が、登録利用者でも見られるようになった。 (

                                    国立国会図書館の個人向けデジタル化資料送信サービス開始|negadaikon
                                  • E2604 – NDL、国立国会図書館デジタルコレクションをリニューアル

                                    NDL、国立国会図書館デジタルコレクションをリニューアル 関西館電子図書館課・大森穂乃香(おおもりほのか) 国立国会図書館(NDL)は、2022年12月21日に「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下「デジタルコレクション」)のリニューアルを行った。デジタルコレクションとは、NDLがデジタル化した所蔵資料や収集・保存した電子書籍・電子雑誌等を検索・閲覧できるサービスのことで、その歴史は2000年提供開始の「貴重書画像データベース」まで遡り、「近代デジタルライブラリー」(2002年提供開始)、「国立国会図書館デジタル化資料」(2011年提供開始)などを経て、2014年から現在のシステムとなった。2014年の現行サービス提供開始以来、デジタルコレクションが大規模なリニューアルを行うのは今回が初めてである。その背景として、検索機能強化やユーザーインターフェース改善の必要性のほかに、2022年

                                      E2604 – NDL、国立国会図書館デジタルコレクションをリニューアル
                                    • 国立国会図書館個人向けデジタル化資料送信サービスへの反応

                                      2022年5月19日 「個人向けデジタル化資料送信サービス」の開始について(付・プレスリリース) https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2022/220519_01.html 上記への反応などを勝手ながらまとめました。 「個人 送信」「デジコレ」の検索結果から幾つかピックアップしています。

                                        国立国会図書館個人向けデジタル化資料送信サービスへの反応
                                      • COVID-19

                                        COVID-19について、考えていること、取り組みたいこと、取り組んでいること、諸々悩み相談等、自由に書き込みましょう! MLAK各機関の対応状況を記録したい。 なかのひとの悩み事を折にふれて内々に相談したい saveMLAKでの取り組み 本ページCOVID-19の編集 covid-19-survey:あなたのまちの図書館の開閉館状況をデータ化しよう 実際に行われている取り組みの事例集 <記入フォーマット(案)> 機関名 - 取り組み内容(YYYYMMDD) とすると見やすいかと思います。 Museum(博物館・美術館等) 日本科学未来館 Q&A「新しい感染症との向き合い方 わかんないよね 新型コロナ」 (202003から) risk≠0だから 自らが思考し立案・実施するための 再開館に向けた COVID-19 対策ガイドライン Ver.1 20200416、Ver.2 20200526

                                        • 個人向けデジタル化資料送信サービスをメモする - 山下泰平の趣味の方法

                                          この記事には「個人向けデジタル化資料送信サービス」をメモする際に、一緒にスクショをとっておくと便利だということが書かれている。 私が国立国会図書館デジタルコレクション(当時は近代デジタルコレクション)のメモを始めたのは2011年のことで、今では700冊分の書籍に関する4万文字くらいのメモがある。意外に少ない。国立国会図書館デジタルコレクションからダウンロードしたデータを読みながらメモするといったスタイルでやっていて、ダウンロードするツールは下記のものを使っている。 github.com メモは一瞬で取れるようにしてある。私の場合は macOS なので Shell Script や osscript なんかで作っている。ショートカットは Karabiner-Elements でやってる。OS やツールはなんでもよくて、以下にどういう感じでメモしてるか書いとくので、そういう感じのものを作ったら

                                            個人向けデジタル化資料送信サービスをメモする - 山下泰平の趣味の方法
                                          • E2529 – 個人向けデジタル化資料送信サービスの開始

                                            個人向けデジタル化資料送信サービスの開始 電子情報部電子情報企画課・木村祐佳(きむらゆか) 国立国会図書館(NDL)は,2022年5月19日から「個人向けデジタル化資料送信サービス」(以下「個人送信」)を開始した。これは,NDLがデジタル化した資料のうち,絶版等の理由で入手困難なもの(以下「絶版等資料」)を,インターネットを通じて個人の端末で閲覧できるサービスである。国内在住のNDL登録利用者は,本サービスの利用規約に同意することで,国立国会図書館デジタルコレクション上で絶版等資料を閲覧することができる。 NDLでは,デジタル化した資料のうち,著作権処理が済んだものはインターネットで公開し,それ以外はNDL館内に設置された端末からの利用に限定して提供してきた。2014年1月からは,「図書館向けデジタル化資料送信サービス」(以下「図書館送信」;E1540,CA1911参照)を開始し,絶版等資

                                              E2529 – 個人向けデジタル化資料送信サービスの開始
                                            • 「個人向けデジタル化資料送信サービス」の開始について(付・プレスリリース)|国立国会図書館―National Diet Library

                                              国立国会図書館は、令和4年5月19日から、「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」(令和3年12月3日)に基づき、「個人向けデジタル化資料送信サービス」(略称:個人送信)を新たに開始しました。 これは、著作権法の一部を改正する法律(令和3年法律第52号)が施行されたことによるものです。この改正により、国立国会図書館はデジタル化した資料のうち絶版等の理由により入手困難なものをインターネット経由で個人に送信できるようになりました。法改正の背景には、デジタル化・ネットワーク化への対応とともに、コロナ禍において、当館や公共図書館、大学図書館等に来館せずに利用できるデジタル化資料へのニーズが、研究者・学生等の個人から高まったことがあります。 サービス概要 当館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難なものを、利用者ご自身の端末(パソコン、タブレット、スマートフォン)等を用

                                              • CA1994 – 動向レビュー:絵図・古地図のウェブ公開と差別表現への対応の現状 / 奥野吉宏

                                                絵図・古地図のウェブ公開と差別表現への対応の現状 関西館文献提供課/日本図書館協会図書館の自由委員会:奥野吉宏(おくのよしひろ) はじめに 国立国会図書館(NDL)や国立公文書館に限らず、図書館・博物館・文書館(以下「MLA」)において、資料をデジタル化しウェブ公開することが、規模・館種を問わず広がっている。筆者は、特に京都府立総合資料館(現:京都府立京都学・歴彩館)が同館所蔵の国宝・東寺百合文書をデジタル化し、2014 年 3 月にオープンデータ(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BY;E1516参照)としてウェブ公開した(E1561参照)ことが評価(1)され、Library of the Year2014の大賞を受賞(2)したことが、拡大の転機となったと考えている。 この動きは、近代以前に作成された日本の絵図・古地図(以下「絵図」(3))の分野も同様で、NDLのリサーチ・ナビ(

                                                  CA1994 – 動向レビュー:絵図・古地図のウェブ公開と差別表現への対応の現状 / 奥野吉宏
                                                • 「本の万華鏡」第33回「NINJA 虚像と実像(エンタメとホンモノ)」

                                                  古今東西、忍者はエンターテインメントの題材として数多くの作品で取り上げられ、脚光を浴びてきました。一方で、彼らの実態はあまり知られていません。 本展示では、創作という表舞台できらびやかな大立ち回りを見せる忍者を「エンタメ世界の忍者」(虚像)、歴史の裏で暗躍した実在の忍者を「ホンモノの忍者」(実像)と位置づけ、その両面から忍者の姿に迫ります。 なお、忍者は時代や地域により「しのび」や「すっぱ」など、様々な呼称が使われてきましたが、本展示では読みやすさを考慮して「忍者」を主に用います(詳細は弐之巻「忍者の起こりと呼称」を参照)。 ウチは忍者の児雷也(じらいや)を助けるガマちゃん、よろしくたのむわ。ここは、忍者に詳しくなりたい者たちが、忍者について学ぶ修行の場や。壱之巻から秘伝之巻まで読むと、エンタメ世界の忍者とホンモノの忍者の違い、そして秘伝の忍術書の内容について学べるようになってるで。 あと

                                                    「本の万華鏡」第33回「NINJA 虚像と実像(エンタメとホンモノ)」
                                                  • 松岡洋右が若い世代に語った講演集『少年に語る』、『青年よ起て』

                                                    松岡洋右は明治十三年(1880年)に廻船問屋の四男として山口県に生まれたが、十一歳の時に父親が事業に失敗して破産してしまい、十四歳の時にアメリカに渡り、働きながら学校に通った。彼は著書に「アメリカでルンペンをやりました」と書いているが、早朝から薪割りを命じられるなど、使用人としてのノルマをこなしながらの通学であったという。 少年時代の米国留学時に日清戦争が勃発した時の体験 今回紹介したい本は、昭和十一年に松岡洋右が中国の大連で、小学校の生徒と父兄に対して講演した内容を書き起こした『少年に語る』という本の一節であるが、彼がアメリカに渡ってしばらくして日清戦争が始まり、その頃の体験について述べている部分がある。 日清戦争が始まりますと、多くの人は、日本という国があることを知らぬのであるから一体どういう戦争が始まったのだろうかという訳なのである。そうすると、支那に日本と名の付く省が、即ち地方が一

                                                      松岡洋右が若い世代に語った講演集『少年に語る』、『青年よ起て』
                                                    • 自分の同人誌を国立国会図書館に納本する方法 (有償・無償、持ち込み・郵送 パターン別解説)|てょんてょん

                                                      注意:この記事では出版物の発行者本人が納本することについて記述しています。出版物の発行者以外が寄贈する場合は、公式サイトの資料の寄贈についてをご覧ください。 漫画の原稿を描くための資料探しのために国会図書館を利用した際、納本制度に興味が湧きました。この記事では実際に納本するときに知っておくとよさそうなことをまとめています。 納本とは『単に図書館に本を送る』ことを『寄贈』、それのうち『自分が出版した本を責任ある公的機関に納入することを』ことを『納本』といいます。 「納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことです。わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。 納本された出版物は、現在と未来の読者のために、国民共有の文化的資産として永く

                                                        自分の同人誌を国立国会図書館に納本する方法 (有償・無償、持ち込み・郵送 パターン別解説)|てょんてょん
                                                      • GHQ焚書の全リストを掲載した本が「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されている

                                                        「国立国会図書館デジタルコレクション」を利用するようになって十一年になるのだが、先日偶然にGHQ焚書の全リストを掲載した本がネット公開されていることを発見した。 この本が編集発行された理由など 昭和24年(1949年)に文部省社会教育局が編纂した『連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順』がその書籍だが、当時は「焚書」などと呼称されることはなく、GHQが名付けた「宣伝用刊行物」という言葉が使われていた。この本の前書きには、この本が編集発行された理由および、没収実務をどこが所管していたかが記されている。 「宣伝用刊行物の没収」とは、昭和二十一年三月十七日付け連合軍司令官の覚書によって指令されたもので、爾後、追加覚書は四十六回に及び七千七百余の戦前および戦時中の刊行物が没収を指令されている。 いま、この七千七百余種の刊行物を速やかに没収するための便を計って本書を編集

                                                          GHQ焚書の全リストを掲載した本が「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されている
                                                        • CA2037 – 図書館向けデジタル化資料送信サービスへの北米からの参加の現状と今後への期待 / マルラ俊江, 原田剛志

                                                          CA2036 – ヤングアダルト世代と共に読書を考える試み:日本子どもの本研究会「ヤングアダルト&アート・ブックス研究部会」の活動 / 大江輝行, 須藤倫子 図書館向けデジタル化資料送信サービスへの北米からの参加の現状と今後への期待 カリフォルニア大学バークレー校C.V.スター東アジア図書館:マルラ俊江(まるらとしえ) アイオワ大学図書館:原田剛志(はらだつよし) 1.はじめに 国立国会図書館(NDL)が2014年1月に開始した図書館向けデジタル化資料送信サービス(以下「図書館送信」;E1540、CA1911参照)の日本国内での参加館は、2022年12月現在で1,392館ある(1)。一方、海外からの参加館は7館にとどまり、そのうち北米からの参加館は筆者らが勤める米国のカリフォルニア大学バークレー校(UCB)C.V.スター東アジア図書館(C.V. Starr East Asian Libra

                                                            CA2037 – 図書館向けデジタル化資料送信サービスへの北米からの参加の現状と今後への期待 / マルラ俊江, 原田剛志
                                                          • 出版業界事情:個人向けデジタル化資料送信サービスとは?=永江朗 | 週刊エコノミスト Online

                                                            国会図書館の個人向け新サービスがスタート 5月19日から国立国会図書館(NDL)の「個人向けデジタル化資料送信サービス」が始まった。いくつか誤解もあるようなので、その点に絞って記しておきたい。 まず、対象はNDLが所蔵する全ての資料ではないということ。デジタル化されていて、なおかつ「絶版等の理由で入手が困難なもの」に限定される。また、「3カ月以内に入手困難な状況が解消する蓋然(がいぜん)性が高い」とNDLが認めたものも除外される。 「絶版」と「品切れ」は混同されやすいが、絶版は出版社が権利を失ったもの。品切れは権利を保持しているが在庫のないもの。品切れにも「重版待ち」と「重版未定」がある。今回始まったサービスでは「絶版」と「重版未定」が対象となる。新刊書店で入手可能な本や電子書籍として入手可能な本は対象ではない。 また、誰でもすぐに利用できるわけではない。NDLに利用者登録していて、日本国

                                                              出版業界事情:個人向けデジタル化資料送信サービスとは?=永江朗 | 週刊エコノミスト Online
                                                            • 国立国会図書館、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を5月19日から開始予定

                                                              2022年2月1日、国立国会図書館(NDL)は、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を2022年5月19日から開始すると発表しました。 2021年6月2日に著作権法の一部を改正する法律が公布されたことによるサービスであり、NDLがデジタル化した資料の内、絶版等の理由で入手困難なものを、利用者の端末を用いてインターネット経由で閲覧できるようになります。なお、サービス開始当初は閲覧のみですが、2023年1月を目途に印刷機能の提供が開始される予定です。 対象は、日本国内に居住している「個人の登録利用者」です。「個人の登録利用者」となるには、現在はNDL東京本館または関西館への来館や書類の郵送による手続きが必要ですが、同サービスの開始と同時に、インターネット上での登録手続きが可能になります。 「個人向けデジタル化資料送信サービス」の開始について(令和4年5月19日予定)(NDL, 2022/2/

                                                                国立国会図書館、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を5月19日から開始予定
                                                              • 山中峯太郎著『日本を予言す』を読む その1

                                                                今回紹介させていただくGHQ焚書は、昭和12年に出版された山中峯太郎著『日本を予言す』である。彼の詳しい経歴などは、昨年末に彼の書いた『日本的人間』(GHQ焚書)という本を紹介させていただいた時に書いたので省略させていただくが、彼の著作の十六点がGHQによって焚書処分されており、焚書された点数の多さは野依秀市、仲小路彰、長野朗に次ぐ水準にある。 なぜわが国が第二次世界大戦に巻き込まれたについては、戦後出版された解説書の類を読んでも腑に落ちない人が多いと思うのだが、その理由は、GHQにとって都合の悪い史実を記された本の多くが焚書処分され、そのような史実を語ることが戦後の長きにわたりタブーにされてきたことと無関係ではないであろう。GHQにかなり嫌われた彼の著作に何が書かれていて、焚書された原因がどのあたりにあったかを考えることで、より真実に近づけるのではないだろうか。 山中峯太郎はこの本の序文

                                                                  山中峯太郎著『日本を予言す』を読む その1
                                                                • 「国立国会図書館の図書館向けデジタル化資料送信サービスにおける海外対応」に関するまとめと考えたこと(2019年11月時点): egamiday 3

                                                                  この記事は、国立国会図書館の図書館向けデジタル化資料送信サービスにおける海外対応について、2019年11月時点で自分なりに調べたり整理したり考えたりしたことを、とりまとめたようなものです。 (当時のメモから起こした記事なので、その後もし何か変更されていたら、ごめんなさい。) 今回(2019年11月16日)は、下記のようなまとめを作成しました。 ・「国立国会図書館の図書館向けデジタル化資料送信サービスにおける海外対応(ノート)」 そして参考文献が下記の通りです。 ・「国会図書館の海外デジタル送信が絵に描いた餅になってしまう」(YamadaShoji.net) https://yamadashoji.net/?p=836 ・本棚の中のニッポンの会(Faxebookグループ・プライベート) ・JpnLibLiaisons(メーリングリスト・非公開) プライベートや非公開が多くてなんのこっちゃとい

                                                                  • 国立国会図書館遠隔複写サービスの代替サービスあるいは文献の取り寄せ方について

                                                                    国立国会図書館の遠隔複写サービスが、2020年4月15日(水)から当分の間、受付休止となりました。 各大学図書館も続々と休館となり、雑誌論文や書籍などを閲覧することが難しくなり、研究に支障が出ている研究者も多いことでしょう。 そこで、雑誌論文や書籍へのアクセス確保のために、代替サービスの情報共有を行いたいと思います。ただし、各機関とも取扱件数が平常時よりも極端に増大した場合の受入体制は必ずしも十分ではないと思われますので、各機関の状況を見極めた上でご利用くださいませ。 以下の順を追って、各種サービスをご利用いただきますようお願い申し上げます。 遺漏も多いと思いますので、代替サービスの情報提供など、コメント欄でいただけますと幸いです。 【2020/5/19追記】 国立国会図書館の遠隔複写サービスが、2020年5月20日(水)から再開されます。 しかし、申し込みが過度に集中すると、再度受付休止

                                                                    • 「国立国会図書館デジタルコレクション」で古い本の探し方

                                                                      先日友人から「どうやって古い本の記事や古い新聞記事を見つけてくるのか」と聞かれたが、以前にも同じ質問をある方から聞かれたことがある。「図書館通いしておられるのか」と尋ねられたこともよくあるのだが、私の場合は殆んど自室に閉じこもって、専らパソコンを用いて情報収集している。ネット環境さえあれば誰でも簡単に出来ることなので、今回は自室で古い本を探す方法について記しておくことにしたい。 キーワードで読みたい本を絞り込む 図書館が近くにある環境の方は、図書館の書架からいろんな本を探すことが出来るが、比較的大きな図書館でも蔵書の数は限られているし、探しているような内容の書かれている本を見つけることは簡単なことではない。また分類別に並べられた本のタイトルだけでは、それぞれの本にどういう内容が書かれているかを知ることが困難で、目次を開いて関係のありそうな個所を実際に読まなければ確認が難しい。 わが国で蔵書

                                                                        「国立国会図書館デジタルコレクション」で古い本の探し方
                                                                      • 再び緊急入院したことと、当面のブログ運営について

                                                                        7月20日の夜から翌日の朝にかけて数回にわたり下血をし、21日に緊急入院しました。 一昨年の2月に悪性リンパ腫が悪化し、その治療のために大阪市のO病院で入退院を繰り返してきました。昨年の11月に、最新の治療を受けるために兵庫県のH病院に移りましたが寛解に至らず、小腸に病変部を残したままの状態で以前からお世話になっていた大阪市のO病院に戻って経過観察をすることとなりました。7月18日の血液検査では特に異常はなかったのですが、その3日後に緊急入院することとなってしまいました。 22日の胃内視鏡検査で胃の出血がないことが確認され、24日には大腸内視鏡検査を行う予定がありますが、おそらく小腸に残されている悪性リンパ腫の組織崩壊が出血の原因なのでしょう。 入院後の輸血や点滴薬により今のところは消化器の出血状況は落ち着いてきているようですが、今後の出血状況次第では、出血している小腸の部位を切除し、正常

                                                                          再び緊急入院したことと、当面のブログ運営について
                                                                        • ロシア・英国の中央アジア侵略を知る~~『アジア侵掠秘史』を読む:その2

                                                                          前回に引き続き、桑原三郎著『アジア侵掠秘史』(GHQ焚書)のなかから、戦後日本人にあまり知られていない歴史を紹介したい。 今では世界最大の国土面積をもつロシアだが、そのルーツは、現在のロシア北西部、ウクライナ、ベラルーシにかつて存在した「キエフ公国」という国にある。ところが、この国は一二四〇年にモンゴル帝国の侵攻を受けて滅亡してしまい、その後キプチャク・ハン国の支配下に入ったのだが十五世紀には独立して、十六世紀初めにイワン三世が北東ロシアの統一を完成し、十六世紀半ばにはイワン四世が全ロシアに君臨し、自ら「皇帝」を名乗って、ロシア帝国と呼ばれるようになった。 ロシア帝国が急激に国土を拡大していったのは、南下政策を推進してアジア諸国を盛んに侵略するようになった一八三〇年代以降のことなのだが、中央アジア、アフガニスタン、イランなどの領土拡大を巡って、何度もイギリスと争っている。この本の目次を読む

                                                                            ロシア・英国の中央アジア侵略を知る~~『アジア侵掠秘史』を読む:その2
                                                                          • 要望書 国立国会図書館デジタルコレクションの著作権処理の改善による知識情報基盤の拡充を求めます – 日本史研究会

                                                                            文部科学大臣 永岡桂子 殿 文化庁長官 都倉俊一 殿 国立国会図書館長 吉永元信 殿 国立研究開発法人科学技術振興機構理事長 橋本和仁 殿 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所所長 喜連川優 殿 日本歴史学協会ほか歴史学に関わる28学会・研究会は、2020年来の新型コロナウイルス感染症の拡大によって各地の図書館サービスが大幅に制限された状況を憂慮し、同年5月23日に公開要望書「国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲拡大による知識情報基盤の充実を求めます」(http://www.nichirekikyo.com/statement/statement20200523.html)を発表しました。この要望書は、新型コロナウイルス感染症への緊急措置という側面だけではなく、図書館所蔵資料へのアクセスを円滑化することで、学生・大学院生、そしてまた不安定な立場にある研究者もふ

                                                                            • 日本とユダヤ人の関係を考察した中山忠直のGHQ焚書を読む

                                                                              古代に日本に渡来したユダヤ人は日本に同化した 今回紹介したいGHQ焚書は中山忠直(なかやま ただなお)という人物の著した『我が日本学』である。タイトルの書かれたページを開くと「本書を二十一世紀に捧ぐ  中山忠直」と書かれており、我々のような二十一世紀に生きる日本や世界の人々に著者の思いが託された書物であることがわかる。しかしながら、この書物は内務省が発禁処分を下し、戦後はGHQが焚書処分したために、この人物については戦後はほとんど知られていない。ウィキペディアには次のように記されているのだが、この解説は彼の本を読まずに書いたことはすぐにわかる。 日本の詩人、著作家。宇宙のイメージを盛り込んだ詩作品などによってサイエンス・フィクション (SF) に連なる先駆的なものと評価されている。マルクス主義を経て、勤皇社会主義と称する極右思想に拠り、さらに日本人=ユダヤ人同祖説に立って天皇はユダヤ人の血

                                                                                日本とユダヤ人の関係を考察した中山忠直のGHQ焚書を読む
                                                                              • 「GHQ焚書 全リスト」その1 A~あ

                                                                                ネット公開されている「GHQ焚書リスト」 第二次大戦終戦後わが国に進駐してきた占領軍が、昭和21年から23年(1946~48年)にかけて、当時流通していた書籍のなかから戦後の日本人に読ませたくない書籍やパンフレットのリストを作成し、それらを秘密裏に没収・廃棄することをわが国に命じたのだが、そのリストがのちに50音順に編集されて『連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順』というタイトルで、文部省社会教育局から昭和49年に出版されている。ありがたいことに「国立国会図書館デジタルコレクション」で一般公開されているので、誰でもネットでこのリストを閲覧することができる。 この本はのちに『連合国軍総司令部指令没収指定図書総目録―連合国軍総司令部覚書』と改題されて今日の話題社から復刊され、中古本市場では今では数万円の高値がついているようだが、中身は先ほど紹介させていただいた本

                                                                                  「GHQ焚書 全リスト」その1 A~あ
                                                                                • 復刻されて読みやすくなっているGHQ焚書リスト

                                                                                  最近GHQ焚書の復刻が相次いでおり、原文の表記を尊重しつつ読みやすいように現代仮名遣いに改められたり、旧字体の漢字を新字体に改められて出版されているものも多いので、「国立国会図書館デジタルコレクション」で、戦前・戦中の本が読みづらい方は復刻本の購入をお勧めします。また最近は復刻された本が電子書籍化されているケースが多くなっています。 復刻された本については、このブログで何度か紹介させていただきました。このブログで記事を書いたのちに復刻された本がいくつかあるようです。 倭寇はなぜ元寇のあとから頻発するようになったのか~~倭寇19世紀から11世紀にかけて、九州沿岸地方には外国の海賊による襲撃・略奪を何度も受けた記録が残されている。特に有名な事件が刀伊の入寇であり、13世紀に元寇があって、多くの住民が虐殺され拉致された。倭寇は元寇の復讐との見方があるが、南朝勢力が倭寇に関わっていたという記録もあ

                                                                                    復刻されて読みやすくなっているGHQ焚書リスト