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大友良英 ギターの検索結果1 - 40 件 / 44件

  • 『犬王』レビュー: “異端児”を描くのに古いロックみたいなカウンターカルチャーを持ち出すのは正しいのか?

    ※本稿には映画『犬王』本編の内容に大きく触れる記述が含まれますのでご注意ください。 ジャンルを変えてしまう人物は謎に満ちていることが少なくない。アーティストの裏側をインターネットからSNS、動画サイトで溢れる情報から推測できてしまう現代と、情報が限られていた昔は違う。謎は守られ、謎が芸事の評価に繋がった。謎によって異質さが生まれ、異質さによって既成のジャンルを書き換えていったのだから。 まさしく『犬王』とはそんな謎の人物についての物語である。古川日出男の原作『平家物語 犬王の巻』を元に、猿楽能(現代の能楽)で革新的な舞を見せた能楽師・犬王の生涯を描く。湯浅政明監督らしくただの歴史劇ではなく、なんとロックオペラとして、革命的な人物を描いてみせる。 しかし実際の映画を観るとひっかかりを覚えた。日本の伝統芸能となった能楽をロックやダンスで描く奇策は湯浅監督ならではだし、犬王の異様さを表現するのに

      『犬王』レビュー: “異端児”を描くのに古いロックみたいなカウンターカルチャーを持ち出すのは正しいのか?
    • SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

      2023年12月6日、ほぼ廃盤状態だった第二期SPANK HAPPYのシングルとアルバム、および〈菊地成孔 feat. 岩澤瞳〉名義のシングル“普通の恋”が、ついにサブスク解禁された。第二期SPANK HAPPYとは99~2004年、菊地成孔と岩澤瞳の2人で活動した時期の通称で、その歌・詞・サウンド・ライブ・ビジュアル表現などはカルト的なファンやフォロワーを一部に生んだことで知られている。菊地いわく〈作り出した私の思惑を遥かに超えて、人々を狂わせ、磔にしたまま、永遠に古びない〉二期スパンクスの作品、そして存在それ自体。Mikikiは、そんな二期スパンクスと“普通の恋”に人生を狂わされてしまった音楽家や表現者からのコメントを集めた(掲載は五十音順)。 なお二期スパンクスの全曲をDJプレイするパーティー〈2期スパンクハッピー・レトロスペクティヴ〉が来年、2デイズにわたって開催されることが決定、

        SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
      • 「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -後編- TOKION

        投稿日 2023-12-27 Author 細田 成嗣 MUSIC 観察する 35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英インタヴュー後編。ほぼ前人未踏だったと言っていい実験的ターンテーブル奏者としての活動を中心に話を訊く。 大友良英 1959年生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、世界中で活動する。映画音楽家としても100作品以上の音楽を手掛ける。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続している。福島を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務める。 https://otomoyoshihide.com ギターもターンテーブルも今まさに最高のプレイができる——前編のインタビューで大友良英はそのような手応えを語っていた。『Sol

          「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -後編- TOKION
        • 「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -前編- TOKION

          投稿日 2023-12-26 更新日 2023-12-27 Author 細田 成嗣 MUSIC 観察する 35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英インタヴュー前編。ギタリストとしての活動を中心に話を訊く。 大友良英 1959年生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、世界中で活動する。映画音楽家としても100作品以上の音楽を手掛ける。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続している。福島を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務める。 https://otomoyoshihide.com 1980年代後半からライヴ活動を本格化させ、35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英。インディペンデントなノイズ

            「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -前編- TOKION
          • 「犬王」とは何者か?アニメ監修を担当した研究者と能楽師に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

            犬王(いぬおう)をご存じだろうか。足利義満の時代にめちゃくちゃ人気があった能楽師だ。世阿弥が美少年だったころ、義満にかわいがられたエピソードをご存じの方は多いだろう。しかし世阿弥が大人になったころ、むしろ義満は犬王のほうを推していたとか。 当時の大衆人気もすさまじく、犬王が出るステージはいつも満員。一目でも犬王を見ようと、近くの屋根にのぼって見る客もいたというからすごい。しかし今、犬王の記録はほとんど残ってないという。そんな謎に包まれた犬王が主人公として歌い踊るアニメが2022年5月28日(土)から全国の映画館で公開されている。 ▲©2021 “INU-OH” Film Partners 監督はアニメ『映像研には手を出すな!』の湯浅政明、脚本は『アンナチュラル』野木亜紀子、キャラクター原案は松本大洋、音楽は『あまちゃん』大友良英、と、人気者たちが名を連ねる。さらに声優は、アヴちゃん(女王蜂

              「犬王」とは何者か?アニメ監修を担当した研究者と能楽師に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
            • #Mステ で椎名林檎さんが18歳当時の曲『正しい街』を披露!当時のビジュアルやサポートメンバーまで再現して「泣けた」「最強」 (2ページ目)

              リンク mag.mysound.jp ドラマー BOBO のラディック LM402【人生を変えた楽器】 人生を変えるような楽器との出会いを、各ジャンルで活躍中のミュージシャンに聞く連載シリーズ。 四回目のゲストは、多くのアーティストを支えるドラマー、BOBOが登場。自身のスタイルを確立するのに欠かせないスネア、ラディックのLM402を大いに語る! 1 user リンク Wikipedia 田渕ひさ子 田渕 ひさ子(たぶち ひさこ、1975年12月9日 - )は、日本のミュージシャン。福岡県福岡市出身。ナンバーガールのギタリストとして知られ、解散後はbloodthirsty butchers、toddle、LAMA、磯部正文BANDなどに在籍。また、同郷の椎名林檎との発育ステータス、小谷美紗子とのodani misako・ta-taでも活動。現在は、PEDROのギターとして、BiSHのアユニ

                #Mステ で椎名林檎さんが18歳当時の曲『正しい街』を披露!当時のビジュアルやサポートメンバーまで再現して「泣けた」「最強」 (2ページ目)
              • Special Live 大友良英+小山田圭吾 1st set - 御茶ノ水RITTOR BASE

                2023年4月8日、東京・御茶ノ水RITTOR BASEで行われた大友良英+小山田圭吾公演、2セット行われたセッションを幸運にも2回とも見ることができた。本当に素晴らしい音楽体験だった。ライヴが終わって数時間たった今もまだ余韻が残っているようだ。 既に報じられているように、今年の元日に放送された坂本龍一のラジオ番組『RADIO SAKAMOTO』で病気療養中だった坂本の代役として小山田がホストをつとめた際にゲストとして出演したのが大友で、その席上で大友から即興ライヴをやらないかと誘いを受けた小山田が快諾、たまたまその放送を聞いていたRITTOR BASEのディレクター國崎晋がその場でふたりに出演をオファー、この日のライヴが実現した。大友がゲストに呼ばれたのは、坂本のトリビュート・アルバム『A Tribute to Ryuichi Sakamoto -To the Moon and Back

                  Special Live 大友良英+小山田圭吾 1st set - 御茶ノ水RITTOR BASE
                • 「生誕100年、チャーリー・パーカーが 2020年に遺したもの」トークイベント・レポート

                  故チャーリー・パーカーの生誕100周年を記念した最新評伝の邦訳『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行を記念して、編集者の池上信次さんをホスト役に、音楽家の大友良英さんと音楽評論家・編集者の村井康司さんを迎えたトークイベントが、2020年12月17日(木)下北沢 本屋B&Bにて開催された。 当日は蓄音機でパーカーや当時のミュージシャンのSPを聴きながら〈当時のパーカーを追体験する〉スペシャルなイベントとなった。この蓄音機は池上さんが持参されたもので、かけているのは池上さんのSPレコード・コレクションから。 蓄音機のモデル名は「HMV 102」、イギリス製でおそらく1940年代に製造されたものとのことです。 『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行記念 村井康司×大友良英×池上信次 鼎談 チャーリー・パーカーはビバップを発明した人 池上信次(以下池上):本日は『バード チャー

                    「生誕100年、チャーリー・パーカーが 2020年に遺したもの」トークイベント・レポート
                  • 映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』:国立競技場近くから立ち退かされた住民の悲しみと怒り

                    ニッポンドットコムおすすめ映画 映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』:国立競技場近くから立ち退かされた住民の悲しみと怒り Cinema 社会 東京2020 2021.08.19 未知のウイルスが世界に広がり、1年延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック。感染者が増え続ける中での開催に、国民の多くが懸念を抱き、五輪利権への批判が高まった。メイン会場となった国立競技場の建て替えに伴い、長年暮らした住居を失った人々もいる。『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』は、団地の取り壊しが目前に迫った日々の生活風景を記録したドキュメンタリー。監督と出演者の元住民が語る。 半世紀に2度の立ち退き 都営霞ヶ丘アパートは、東京都新宿区霞ヶ丘町にあった10棟からなる都営団地で、道路をはさんで国立競技場の向かいに建てられていた。2016年から17年にかけて、競技場の建て替えと合

                      映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』:国立競技場近くから立ち退かされた住民の悲しみと怒り
                    • interview with Yosuke Yamashita | ele-king

                      ドラムの森山がとりあえず一番凶暴になりまして、ドーンと打ち込んでくる。それに対して僕は最初は指で応じていたんですが、森山のドーンは強烈ですから、こっちも負けずにやってやるというので、ダーンと打ち返した。それが肘打ちのはじまりですね(笑)。 山下洋輔トリオが結成から50周年を迎える。それに併せて12月23日(月)に新宿文化センターにて、「山下洋輔トリオ結成50周年記念コンサート 爆裂半世紀!」と題したイベントが開催される。歴代のトリオ参加者である中村誠一、森山威男、坂田明、小山彰太、林栄一らはもちろんのこと、三上寛、麿赤兒、そしてタモリさえもが参加する、めったにお目にかかることのできない集大成的な催しである。遡ること50年前、すなわち1969年に病気療養から復帰した山下は、ピアノ、サックス、ドラムスという特異な編成で、既存のジャズに囚われることのない「ドシャメシャ」なトリオを結成した。ときを

                        interview with Yosuke Yamashita | ele-king
                      • 柴田聡子が綴る、サンティアゴ・バスケスに学んだ音楽の原始的姿 | CINRA

                        天皇御即位の儀式の日の、国会議事堂前にて 2019年10月22日、地下鉄の国会議事堂前駅、出口への階段を登って外に出ると、人がほとんどおらずしーんとしている。首相官邸の前を通って坂を下っていくと報道陣っぽい集団が道端で何かを待っている様子。あ、今日は天皇御即位の儀式があるんだっけ。もしかしてこの道、通ってはいけなかったのでは。こそこそ小走りで坂を下りきる。横断歩道の前に立っていた警察官は柔らかい口調で「通りますか~?」と尋ねてくれたし、渡った先の警察官は片一方の靴を脱いで小石か何か取り出そうとしていて私には目もくれていなかったので、まあ大丈夫なんだろうと道を進んでいくと日本財団のビルが見えた。 柴田聡子(しばた さとこ) 1986年札幌市生まれ。大学時代の恩師の一言をきっかけに、2010年より都内を中心に活動を始める。最新作『がんばれ!メロディー』まで、5枚のアルバムをリリースしている。

                          柴田聡子が綴る、サンティアゴ・バスケスに学んだ音楽の原始的姿 | CINRA
                        • Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化

                          〈Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化〉は、私たちひとりひとりが、パレスチナでの大量虐殺と民族浄化を止める事を早急の課題とし、この問題の根幹にある占領や、アパルトヘイト体制、「日本」をふくむ世界中の、あらゆる抑圧に抗う『文化』を主体的に創造していくことを宣言する声明です。私たちは団体としてではなく、声明に共感する「ちいさな人びと」の意志の集まる場所として、新しい文化を望むすべての人びとの活動のためのネットワークとして存在します。 声明「パレスチナを忘れるな」というのが、エドワード・サイードの最期のことばでした。 パレスチナの未来のために、彼が最期まで重んじたのが、『文化』というものでした。 わたしたちは、Culture Against Apartheid(アパルトヘイトに抗する文化)というチームをつくりました。 わたしたちが、心から追い求めている新

                            Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化
                          • 水玉消防団ヒストリー第10回 1980年 神奈川大学、京大西部講堂|K&Bパブリッシャーズ

                            取材・文◎吉岡洋美 協力◎モモヨ、地引雄一 78年秋にバンド結成して3か月足らずで初ライヴ、翌年の野外フェス出演を経て、80年の年明けにライヴハウスデビュー。ここまでほぼ1年半にも満たないスピードで展開してきた水玉消防団。さらに初ライヴハウスでパンクシーンに足を踏み入れたこの80年は、カムラが言ったように「1年が10年ぐらいに思える」ほど、バンドのスピードとパワーは加速していく。 天鼓「ライヴハウスにも出ることが多くなると、音がどう出るのかライヴのやり方も段々分かってきて現場に慣れていったし、この1年はバンドとして曲を本当に真剣に作るようになった」 JORAでセッションのようにそれぞれが思い思いに音を出しながらオリジナル曲を作るようになったのは前述したが、それにしても「曲の作り方なんか分からなかった」(カムラ)どころか、バンドもロックにもほとんど縁のなかった女性たちが1年数ヶ月で「ジークフ

                              水玉消防団ヒストリー第10回 1980年 神奈川大学、京大西部講堂|K&Bパブリッシャーズ
                            • ジャズ・トゥナイト 2022年2月12日(イマニュエル・ウィルキンス、大友良英) - ラジオと音楽

                              ホットピックス Immanuel Wilkins『The 7th Hand』 2020年にリリースしたデビュー作がニューヨーク・タイムズでその年のアルバム第1位に選ばれ、世界各地でも絶賛を浴びたアルトサックス奏者イマニュエル・ウィルキンス(1998年生まれ)のセカンド・アルバム。アルトサックス:イマニュエル・ウィルキンス、ピアノ:ミカ・トーマス、ベース:ダリル・ジョーンズ、ドラムス:クウェク・サンブリー。 The 7th Hand アーティスト:Immanuel Wilkins Blue Note Amazon Emanation/Don't Break ゲストで西アフリカのファラフィーナ・カン・パーカッション・アンサンブルを迎えたメドレー。 大友良英『映画「ノイズ」オリジナル・サウンドトラック』 藤原竜也と松山ケンイチ主演の映画「ノイズ」のサウンドトラック。 映画「ノイズ」オリジナル・サ

                                ジャズ・トゥナイト 2022年2月12日(イマニュエル・ウィルキンス、大友良英) - ラジオと音楽
                              • 水玉消防団ヒストリー第8回 1980年1月 新宿ロフト|K&Bパブリッシャーズ

                                取材・文◎吉岡洋美 協力◎地引雄一 女性パンクバンドとの邂逅 楽器未経験のバンド結成から約2ヶ月足らずで初ライブ、1年も経ずして野外フェスに参加。カムラ曰く「無知蒙昧、傍迷惑をものともせず」、天鼓曰く「今さらながら、その厚かましさに脱帽、脱力」するほど、何の躊躇も迷いもなく突き進む水玉消防団。そのパワーは身内以外の耳にも止まり、79年末のある日、パンク・ミニコミ誌「CHANGE2000」の編集長、チホこと小嶋さちほのJORA訪問を受ける。 丁度、東京のライブシーンでは同年の夏、東京、名古屋、関西のパンク、ニューウェイヴの24バンドが登場する6日間連続のライブイベント「DRIVE TO 80s」*が新宿ロフトで開催され、連日満員の大成功をおさめていた。前年に東京ロッカーズらが起こしたストリート・ライブシーンが、より大きなうねりになっていたときである。 こうした流れのなかで水玉消防団は、チホか

                                  水玉消防団ヒストリー第8回 1980年1月 新宿ロフト|K&Bパブリッシャーズ
                                • 米国との‟成熟度”の差とは?日本のメタル・シーンにおける特異点 CRYSTAL LAKE Ryo × ENDON 那倉太一 対談 【前編】 - BURRN! ONLINE

                                  ――今回はleave them all behind 2020に際しての対談なんですけど。お二人の接点と言うか、ご共演されたことってありますか? 那倉太一(以下N):ないです。 Ryo(以下R):ないですね。(初台)WALLでしたよね?初めてご挨拶させていただいたのが。 N:WALLでしたっけ? R:MEANINGのライブの時に…。 N:そうそう。暑い時期にWALLにMEANINGを観に行ったんですよ。 R:その時誰かが紹介してくれたんです。自分はずっと個人的にENDONを聴いていたので、すごいびっくりして。まさかいるとは思っていなくて。 N:‟叫ぶヴォーカル”としてこう…言い方は悪いですがマニアックな、オタク気質? R:オタクです。(笑) N:このジャンルは渋くなくてはいけないし、ストレートなことを下手にやってはいけないんだけど、Ryoくんのヴォーカルはミックス・スタイルの喰い込み方も体

                                    米国との‟成熟度”の差とは?日本のメタル・シーンにおける特異点 CRYSTAL LAKE Ryo × ENDON 那倉太一 対談 【前編】 - BURRN! ONLINE
                                  • 水玉消防団ヒストリー第13回 1981年 全国ツアー、すぺーすJORA閉店|K&Bパブリッシャーズ

                                    取材・文◎吉岡洋美 協力◎地引雄一 ハイエースに機材を積み、26箇所のライブツアー ‘81年5月、1stアルバム『乙女の祈りはダッダッダッ!』を自分たちのレーベル「筋肉美女レコード」からリリースした水玉消防団。これと同時に、バンドはレコ発ツアーを行う。彼女たちのツアーは、毎回、機材を積み込んだ白いハイエースにメンバーたちが乗り込み、運転も自分たちで行う。そうして各地のライブハウスをまわる。 天鼓「と言うか、運転してたのは結局、免許と一番体力のある私(笑)。あとは可夜さんが時々。その頃はナビがないから地図を見ながら、メンバーともう1人マネジャー役の女性の6人でトヨタのハイエースに乗ってね。全員があまりにぐっすり寝てるのを見るとちょっとイラッとして運転席から『起きろー!』みたいな(笑)。‘81年のツアーは、割とLPが売れちゃってたから、その余波で色々な地方から声がかかったり、大きなフェスティバ

                                      水玉消防団ヒストリー第13回 1981年 全国ツアー、すぺーすJORA閉店|K&Bパブリッシャーズ
                                    • ジャズ・トゥナイト 2023年4月22日(ウェス・モンゴメリー、ジュリアン・ラージ、ラルフ・タウナー) - ラジオと音楽

                                      ジャズギター特集 1950年代ウェス・モンゴメリーが登場し、ジャズギター界に大きな変化をもたらせました。ウェス・モンゴメリーは今年の3月に生誕100年を迎えました。そこで、今回はウェス以降のギタリストの特集でした。 Wes Montgomery「Airegin」 ウェス・モンゴメリーの1960年の大名盤『The Incredible Jazz Guitar』から、ソニー・ロリンズの名曲。メンバーは、ウェス・モンゴメリーのギター、トミー・フラナガンのピアノ、パーシー・ヒースのベース、アルバート・ヒースのドラムス。 Incredible Jazz Guitar Of Hallmark Amazon ホットピックス 内外のニューディスクを紹介するホットピックスのコーナーも、ギタリストの新譜が紹介されました。 Julian Lage『The Layers』 現在最も活躍が目立つジュリアン・ラージ(

                                        ジャズ・トゥナイト 2023年4月22日(ウェス・モンゴメリー、ジュリアン・ラージ、ラルフ・タウナー) - ラジオと音楽
                                      • 神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析 – アルテスパブリッシング

                                        定価:本体2000円[税別]送料:国内無料 B5判変型・並製 | 144頁 発売日 : 2022年7月25日 ISBN 978-4-86559-256-6 C1073 ジャンル : ジャズ/ポピュラー音楽 カバーデザイン:加藤賢策(LABORATORIES) 編集協力:池上信次 冨田ラボ/冨田恵一さん推薦! “カッコいい”曲ではいったい何が起きているのか? 凄腕ジャズ・キーボーディストが“神曲”を分析、創造性の秘密に迫る! 「あの曲がスペシャルに聞こえるのはなぜか? 緻密で具体的な理論解説を これほどポップに文章化した本をほかに知りません」 冨田ラボ/冨田恵一(音楽家・音楽プロデューサー) “カッコいい”曲ではいったい何が起きているのか? 並の曲とはどこがどう違うのか? ロバート・グラスパー、ブラッド・メルドーを始めとする最新型ジャズから、 ウェザー・リポート、マイルス・デイヴィス、チャー

                                          神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析 – アルテスパブリッシング
                                        • 特別公開:坂本龍一さんインタビュー「明日の見えない時代に、耳を澄ます」(2011年9月)|アルテスパブリッシング

                                          去る3月28日に音楽家の坂本龍一さんが亡くなられました。訃報を目にしたとたんに涙が溢れてきて、それからずっと坂本さんの音楽を聴き、多くの追悼文を読み、テレビ番組や動画を見続けています。 アルテスと坂本さんとのご縁は『三輪眞弘音楽藝術』に推薦のコメントをいただいたときに始まります。その刊行の翌年3月に東日本大震災が起き、同年秋に季刊誌『アルテス』を創刊するにあたって、特集のテーマに「3.11と音楽」を選びました。 応援ソングがあふれ、音楽界でも「絆」が強調される流れに違和感をいだいていたぼくらが、「音楽はなにかの役に立つのか? 音楽家にはなにができるのか? そもそもそんな疑問を持つこと自体に意味はあるのか?」そんな疑問をぶつけてみようとロング・インタビューをオファーしたのが高橋悠治さん、大友良英さん、ピーター・バラカンさん、そして坂本龍一さんでした。 2011年9月17日にニューヨークのご自

                                            特別公開:坂本龍一さんインタビュー「明日の見えない時代に、耳を澄ます」(2011年9月)|アルテスパブリッシング
                                          • サウンドプログラマー濱哲史に聞く、坂本龍一のインスタレーション作品 制作の流儀:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

                                            濱哲史(サウンドプログラマー、アーティスト)/畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員) 2023年05月15日号 3月28日に逝去された音楽家・坂本龍一氏は、多岐にわたる創作活動で知られているが、さまざまなアーティストやエンジニアたちとともに多くのインスタレーション作品も手がけていた。展示空間をアルバムやコンサートとは異なる音空間として、坂本氏はそこで何を探求し、どのように音を構築していたのだろうか。サウンドプログラマーとして協働していた濱哲史氏を、音楽批評および、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](以下、ICC)で坂本氏の展覧会のキュレーションも手がけた畠中実氏にインタビューしていただいた。(artscape編集部) 坂本龍一 with 高谷史郎《IS YOUR TIME》(2017)展示風景 [撮影:丸尾隆一 写真提供:NTTインター

                                              サウンドプログラマー濱哲史に聞く、坂本龍一のインスタレーション作品 制作の流儀:フォーカス|美術館・アート情報 artscape
                                            • 高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット | ele-king

                                              芸術に完全はなく、完全なきが故に生命を賭け立ち向かい、挑んで行くのが音楽家の業である筈だ。(高柳昌行「フリー・フォーム組曲ライナーノーツ」) モダン・ジャズの俊英として音楽界に登場し、しかしアメリカのジャズの真似事やフォルムの新奇性に汲々とする人々に見切りをつけ、ジャズを求める根拠を掴み取るべくフリー・フォームの音楽を探求し、そしてもはやジャズとは似ても似つかないサウンドを創出し、結果的には出自を異にするはずのメルツバウや非常階段をはじめとしたノイズ・ミュージックと同列に語られることもある人物。そのように時代を画し続けた20世紀の日本のギタリストは高柳昌行を措いて他にいない。日本のフリー・ジャズ第一世代のミュージシャンであり、ギター・ミュージックとしてのフリー・ジャズを確立/発展させた異才。あるいはモダン・ジャズの傍流に位置づけられていたレニー・トリスターノに多大な評価を捧げることによって

                                                高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット | ele-king
                                              • 水玉消防団ヒストリー最終回 天鼓1988年—現在 |K&Bパブリッシャーズ

                                                取材・文◎吉岡洋美 水玉消防団活動休止後、ヴォイス・パフォーマーとしてヨーロッパはじめ海外でのライブ活動が多くなっていった天鼓。常に自分の直感と興味にブレることなく歩み続け、表現の可能性を広げてきた彼女だが、連載最終回は天鼓の水玉消防団休止以降から、ここ最近目を見張るほどライブ活動を行っている現在までを話してもらった。 日本の即興ミュージシャンたちの台頭 ——‘88年に水玉消防団が活動休止になった頃は、子育てと海外ツアーで多忙を極めていたと話されていました。 天鼓「その頃はヨーロッパのツアーでNYのメンバーばかりとライブしていて、NYに行ったら行ったで、たまたま出くわす友人のミュージシャンに『テンコ、NYに来てるんだったら明日レコーディングするから、ちょっと1曲やってくれ』とか、そんなのはお互いしょっちゅう。そうした、ちょっとだけ参加している作品も私には結構あるんですね。皆、いいものを作り

                                                  水玉消防団ヒストリー最終回 天鼓1988年—現在 |K&Bパブリッシャーズ
                                                • 町山智浩『犬王』を語る

                                                  町山智浩さんが2022年5月24日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で映画『犬王』について話していました。 【告知】6月4日(土)に「第191回アニメスタイルイベント 『犬王』の作画を語ろう!」を開催します。出演は湯浅政明監督、総作画監督の亀田祥倫さん、中野悟史さん。今回はお客さんに会場へ入っていただくイベントです。チケット発売中! #犬王 https://t.co/KEf1L1xqxh pic.twitter.com/9CvO5YLrvv — WEBアニメスタイル (@web_anime_style) May 23, 2022 (町山智浩)はい。そしてもう1本、紹介する映画がこれは今週末から公開で。『犬王』っていうアニメーションです。5月28日から公開なんですが。監督は『夜は短し歩けよ乙女』や『映像研には手を出すな!』の湯浅政明監督で。原作はですね、古川日出男さんという小説家で。この人

                                                    町山智浩『犬王』を語る
                                                  • 反戦という紐帯、あるいはいかにして「音楽の力」と向き合うか——個々別々の人間が同じ場に居合わせることの可能性について|細田成嗣

                                                    反戦という紐帯、あるいはいかにして「音楽の力」と向き合うか——個々別々の人間が同じ場に居合わせることの可能性について 耳をそばだてるも音楽が居場所を失った世界。そうした世界を正しく想像することができるだろうか。戦火に曝された人々にとって音は生き延びるための重要な手がかりである。周囲の環境音に耳をそばだて、いつ訪れるとも知らぬ敵機の襲来を敏感に察知し、場合によっては即座に安全な場所へと逃げ込まなければならない。実際に二度の世界大戦においてこうした耳の技法は軍事力の一つとして要請されていた。敵機の音を聴き取るための空中聴音機が導入され、どのような種類の戦闘機がどのような位置に飛来しているのか聴き分ける耳の訓練が重要視された——そのために4枚組のSP盤『敵機爆音集』も作られている。むろん聴覚を研ぎ澄ますまでもなく、目と鼻の先で轟く爆撃音は死が間近に迫っていることを知らせる危険信号でもある。音は生

                                                      反戦という紐帯、あるいはいかにして「音楽の力」と向き合うか——個々別々の人間が同じ場に居合わせることの可能性について|細田成嗣
                                                    • のんとも。M - 明日があるさ【official music video】 - YouTube

                                                      のん&大友良英&Sachiko M3人によるユニット「のんとも。M」がユニット初となるフルアルバム「ショーがはじまるョ!」を12月24日(木)にKAIWA(RE)CORDより発売が決定! 先行してアルバム収録曲の中から「明日があるさ」のミュージックビデオを公開いたします。 坂本九の1963年の大ヒットナンバー「明日があるさ」(中村八大作曲、青島幸男作詞)を、のんとも。Mの3人とゆかりの深いゲストと共にカバーしました。演奏を担ったのは大友良英スペシャルビックバンド。ゲストボーカルには、小泉今日子、尾美としのり、尾身美詞、片桐はいり、渡辺えり、の豪華客演陣を迎え、楽曲の魅力にとことん向き合ったカバーとなっています。感染症対策に追われる生活から、対策が当たり前にある前提での生活に変わってきたこの頃。いつか来る「いつも通り」のためにみんなが頑張っている今だからこそ、いつもの日常と明日への希望を歌

                                                        のんとも。M - 明日があるさ【official music video】 - YouTube
                                                      • ギター好きが選ぶ 歴史上最も偉大なギタリスト

                                                        ギター好きが選ぶ「歴史上最も偉大なギタリスト」ランキング発表! 皆様、投票アンケートにご協力いただき誠にありがとうございました。 今回Facebookでは、なるべくジャンルが偏らないように、ハードロック系のグループ(1.7万人)、ジャズ系グループ(7千人)、ブルース系グループ(4千人)、クラシック系グループ(2千人)、洋楽グループ(9千人)、ギター系グループ他(1.3万人)+(1.2万人)+(4500人)+(2600人)+(1400人)+(1000人)+(980人)等など…それぞれアンケート募集し、更に当店SNS+当店の購入者様に一年間通してのアンケート結果をプラスさせていただきました。そういう意味では、あらゆる角度からオールジャンルの総合的なランキング結果になったかと思います。 音楽の価値観は人それぞれであることは大前提であり、順位をつけるのはナンセンスという意見もあります。しかし今回ア

                                                          ギター好きが選ぶ 歴史上最も偉大なギタリスト
                                                        • hikaru yamadaとは何者か?シーンの触媒にして「音楽だけ」を求める音楽家の軌跡 | TURN

                                                          hikaru yamadaとは何者か? プリペアドのアルト・サックスを用いて特殊奏法をする即興演奏家。それに留まらず、ギターやパーカッションなどの演奏も担うマルチ・プレイヤー。サンプリングによるポップ・ソングを生み出すhikaru yamada and the librariansの主席司書。mukuchiこと西海マリとのポップ・デュオ、feather shuttles foreverの一員。ディガー集団“lightmellowbu”のメンバー。あらゆる現場に出向き、プレイヤーや場をつなげる触媒。そして、“tiny pop”の提唱者……。 一言では到底説明できない、hikaru yamadaという音楽家。『ミュージック・マガジン』2020年9月号の特集「日本音楽の新世代2020」では、この『TURN』の編集長でもある岡村詩野と松永良平との対談で重要人物だと名指されながらも、彼の存在はまだは

                                                          • interview with COM.A | ele-king

                                                            いまの日本の音楽に決定的に欠けているのは、ようするに、パンクのマインドである。といってもそれは、たんに反抗的なポーズをとればいいということではなくて、多くのひとがスルーするだろう些細な矛盾や欺瞞に気づいたり、疑問を抱いたりできるかどうかということだ。コロナ騒ぎを筆頭に、2020年もこの半年だけでじつにさまざまな問題が発生しているわけだが、13年ぶりにリリースされたコーマのアルバムを聴いていると、そう強く思わざるをえない。 80年代にメタルの洗礼を受け、90年代に〈Warp〉や〈Rephlex〉などのエレクトロニック・ミュージックを怒濤のごとく浴びて育ったコーマは、(ROM=PARI を経由しつつ)00年にUKの〈FatCat〉からデビューを飾っている。エイフェックス・ツインやオウテカの撒いた種が極東の地で見事に花開いた、その幸福な一例と言えるだろう。 00年代のエレクトロニカは、一方で音響

                                                              interview with COM.A | ele-king
                                                            • 『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行記念 村井康司×大友良英×池上信次 鼎談 レポート到着 - amass

                                                              チャーリー・パーカーの生誕100周年を記念した最新評伝の邦訳『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』の刊行を記念して、編集者の池上信次をホスト役に、音楽家の大友良英と音楽評論家・編集者の村井康司を迎えたトークイベントが2020年12月17日に下北沢 本屋B&Bにて開催されています。当日のレポートが到着しています。 以下シンコーミュージックより 写真左より村井康司さん、大友良英さん、池上信次さん 故チャーリー・パーカーの生誕100周年を記念した最新評伝の邦訳『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行を記念して、編集者の池上信次さんをホスト役に、音楽家の大友良英さんと音楽評論家・編集者の村井康司さんを迎えたトークイベントが、2020年12月17日(木)下北沢 本屋B&Bにて開催された。当日は蓄音機でパーカーや当時のミュージシャンのSPを聴きながら〈当時のパーカーを追体験する〉スペシャ

                                                                『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』刊行記念 村井康司×大友良英×池上信次 鼎談 レポート到着 - amass
                                                              • 【公演直前インタビュー】大友良英 〈前編〉 | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

                                                                大友良英の新プロジェクトがブルーノート東京で始動! その構想と展望に迫る ノイズ・ミュージックから映画やドラマの劇伴まで、多岐にわたる領域で活躍し続けてきた音楽家・大友良英が、ブルーノート東京に初めて出演する。前編・後編の2回に分けてお届けするロング・インタビューの前編では、このたび初披露される新たなプロジェクトSmall Stone Ensembleとは一体どのような試みなのか、その構想と展望を語っていただいた。 Interview & Text = Narushi Hosoda 取材:2021年8月 READ MORE - まずは今回の公演で初披露される新たなプロジェクトSmall Stone Ensembleについて、いつ頃からどのように始動したのかお伺いできればと思います。プロジェクト名を見ると、小泉今日子さんのツイートから着想を得て昨年カフェ・オトの〈TakuRoku〉レーベルか

                                                                  【公演直前インタビュー】大友良英 〈前編〉 | News & Features | BLUE NOTE TOKYO
                                                                • 第9話 ひび割れた鏡と行進曲|ぼくはこんな音楽を聴いて育った・東京編|大友 良英|webちくま

                                                                  いよいよ高柳さんが出てきました。正直、そのことをどう書いていいのか、今でも迷いまくっていますが、でも、高柳さんが出てきても、わたしがしょうもないのは相変わらずで……。 ―――――― ということで前回のつづき、1980年の代々木ミューズ音楽院。高柳昌行の特別教室の説明会に集まってきたミュージシャン志望の若者たちは、高柳さんのどんな話を聞いて、這々(ほうほう)の体(てい)で逃げて行ったのか。 1) 人生をかけてプロの音楽家になる気のある者のみに教える。 2) 音楽の研鑽を全てに優先すること。そのためには普通の人生は諦めること。 したがって、結婚も子どもを持つことも望まないこと。 3) コマーシャルな意味でのプロを目指すのであればここでなく他にいきなさい。 4) 女性に教えることはできないから、女性は他に行きなさい。 5) まったくお金にはならない世界であるから、生活の糧は音楽とは別に自分で考え

                                                                    第9話 ひび割れた鏡と行進曲|ぼくはこんな音楽を聴いて育った・東京編|大友 良英|webちくま
                                                                  • 即興音楽の参加性と自治の関係、そして、音楽産業の再構築 | TOPPING EAST

                                                                    コロナ禍の開催となった『隅田川怒涛』では、密を避け、また、同じ空間に観客のいない状況下でのパフォーマンスの可能性を探りました。そこでは人間の持つ即興性が大いに引き出される新たな音楽表現の可能性を垣間見ることができました。黒鳥社 コンテンツディレクターの若林恵さんと、ライター・音楽批評の細田成嗣さんとともに、音楽が持つ価値の再考から始まり、表現と自治の関係性について議論しました。 —— 今回、『隅田川怒涛』は新型コロナの影響で延期になったり、実施直前でオンラインへ移行するなど、様々な対応に追われた開催となりました。春会期のプログラムで、いとうせいこうさんら”言葉チーム”と和田永ら”家電音楽チーム”とのコラボレーションは、事前打ち合わせがあまりできずほぼぶっつけ本番だったのですが、そのパフォーマンスに人間の即興性と集中力が存分に発揮されて、とんでもない跳躍を生み出しました。その経験から、人間の

                                                                    • ジャズ・トゥナイト(日本のジャズ〜佐藤允彦さんを迎えて〜) 1969年前夜の空気感 - K’s Jazz Days

                                                                      大雪と被る多用の日々、レコードを聴くところではない、日々を過ごしている。 通勤のクルマでこれを聴いたら実に面白い。 http:// http://nhk.jp/radio/?p=0449_01_2503260 ボクがラジオを聴いたり、テレビを見たりしないのは、気ままな時間を過ごす習いで、私生活まで「決められた時間に合わせる」ことができないからだと思う。だけど、この「聴き逃し」だと自由に聴くことができる、がポイント。嬉しい。 同世代の大友良英との対談。佐藤允彦という存在の受け止め方(のようなもの)が、ボクと同じ。畏れ多くも、「日本のジャズ」が「本場」から離れ、独自性をIdentifyされたときの立役者。その時代(1969年前夜)の空気感が実によく分かる内容であった。 初録音が宮沢昭の「やまめ」。その「プロローグ」的な時代から、1969年の「パラジウム」に至る富樫雅彦との出会い、そして彼との付

                                                                        ジャズ・トゥナイト(日本のジャズ〜佐藤允彦さんを迎えて〜) 1969年前夜の空気感 - K’s Jazz Days
                                                                      • ジャズ・トゥナイト 2019年11月2日 - ラジオと音楽

                                                                        1959年生まれのジャズ 司会の大友良英さんは1959年の今年60歳。その大友さんが生まれた1959年のジャズが紹介されました。ジャズをあまり分かっていない私にとっては嬉しい選曲、解説でした。 Miles Davis「So What」 モードジャズ。コードが進行しない。最初の16小節ずっと同じコード、次の8小節半音上がって、最後の8小節はまた元に戻る。全く同じ音階の中でアドリブをする。 Ornette Coleman「Lonely Woman」 フリージャズの最初のアルバムと言われているそうです。 The Wes Montgomery Trio「'Round Midnight」 最初期の録音。これで有名になったそうです。当時36歳で遅咲きだったそうです。 ウェスは飛行機嫌いでレコーディングの移動で自分のギターを持参せずに、ケニー・バレルにギターとアンプを借りたそうです。 Charles M

                                                                          ジャズ・トゥナイト 2019年11月2日 - ラジオと音楽
                                                                        • 「映画も音楽も、暴力には勝てない。 でも“無力”だからこそ素敵なんだ」大友良英インタビュー

                                                                          連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)で音楽を担当し、名がお茶の間まで広く知られることとなった音楽家・大友良英さん。現在、放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリンピック噺(ばなし)〜』(NHK)も担当され、最新作の映画『タロウのバカ』(2019年9月6日公開)など数多くの映画音楽も手掛けています。 しかし、大友さんの活動は映画やテレビドラマなどで流れる音楽だけではありません。ホームとするのは即興音楽やノイズミュージックというジャンル。また、音楽を生み出すだけでなく、「音遊びの会」や「PROJECT FUKUSHIMA!」など音楽が発生する“場”をつくり出す活動も続けています。 そんな大友さんに、音楽や映画などが持つ力について伺ったところ、意外な答えが返ってきました。「文化を語るときに、“力”という言葉を使うことへ違和感を覚える」というのです。人の心を動かす、音楽や映画といったものを生み出す

                                                                            「映画も音楽も、暴力には勝てない。 でも“無力”だからこそ素敵なんだ」大友良英インタビュー
                                                                          • UKバンド、ブラック・ミディのインタビュー - TOKION

                                                                            投稿日 2023-01-12 更新日 2023-01-18 Author 天井潤之介 MUSIC 観察する 注目のUKバンド、ブラック・ミディのヴォーカリスト/ギタリストのジョーディ・グリープへのインタビュー。 ブラック・ミディのメンバー。左からモーガン・シンプソン、キャメロン・ピクトン、ジョーディ・グリープ ここ数年の活況を見せる英国のロック・シーンにおいて、ブラック・ミディ(black midi)がその最前線を走るフロントライナーの筆頭であることは誰もが認めるとおり。古今東西のジャンルからインスピレーションを得た創造性あふれる音楽アイデア、それを具現化する高い作曲能力と演奏スキル、その表現力とどれを取っても頭一つ抜けた存在であり、この夏にリリースされた彼等のニュー・アルバム『Hellfire』はそのことをあらためて強烈に印象づける作品だった。 そしてそんなバンドにあって、とりわけ強烈な

                                                                              UKバンド、ブラック・ミディのインタビュー - TOKION
                                                                            • 百々和宏インタビュー : ソロ・アルバム『OVERHEAT 49』を巡って|小野島 大

                                                                              百々和宏(MO'SOME TONEBENDER)の5年ぶりのソロ4作目『OVERHEAT 49』がリリースされる。雑誌『音楽と人』の連載コラム[泥酔ジャーナル]をまとめた単行本『泥酔ジャーナル4』も同時発売される。 ファースト・ソロ『窓』(2012)以来続く『ロックンロールハート』サーガの最新曲「ロックンロールハート(ア・ゴーゴー)」始めとする全10曲は、従来の百々ソロらしいリラックスしたフォーキーな歌ものやサイケデリックなオルタナ・チューンから、ガツンとくるロックンロールが同居し、百々の持つさまざまな音楽性が自然にあらわされている。近々49才となる彼が日常の中で感じている生活実感やアーティストとしての決意表明などが飾らぬ言葉で表現された等身大の作品でもある。 参加ゲストも豪華かつ多彩。有松益男(ds)、ウエノコウジ(b)、ヤマジカズヒデ(g)、有江嘉典(b)、奥野真哉(kbd)、みわこ(

                                                                                百々和宏インタビュー : ソロ・アルバム『OVERHEAT 49』を巡って|小野島 大
                                                                              • 配布ベースTAB譜一覧 by よしお <script data-ad-client="ca-pub-4219117461496233" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>

                                                                                誤植有&主観によるアレンジ有。現在手元に5弦ベースが無いので5弦曲はアレンジか変則チューニングかダウンチューニングで対応。(譜面にHalf Step Down・Drop-D等表記有) ※一部ブラウザだとDL出来ない可能性があります。検索機能でなるべく曲名をコピペにて検索してください。なお、DL後の不具合などには一切責任を負いませんのでDLする場合は全て自己責任でお願いします。合わせてDLに関する苦情も受け付けません。予めご了承下さい。パワータブをお持ちのお方はPTBファイルを。パワータブをお持ちでない方はPDFファイルを選んでDLしてください。PTBファイルを閲覧するにはパワータブ(無償)を、PDFファイルを閲覧するにはadobeリーダー(無償)などのソフトを導入して下さい。ベースTAB譜のDLの仕方の説明動画作りました今更ですが。 https://www.youtube.com/watc

                                                                                • 90年代以降の世界の中の日本音楽

                                                                                  (1) 日本では、1991年にバブル経済が崩壊した。だが、少なくとも音楽の受容(商品、情報双方の)に関しては、その後も一種のバブル的な状況が続いた。その象徴的な存在ともいうべきタワーレコードの渋谷店が現在の場所に移動したのは95年3月のことである。店舗だけで9フロアもあり、その広大なスペースを埋めるために、古今東西のCDが有能なバイヤーによって、あらゆる手段を用いてかき集められた。日本のタワーレコードの特殊性は、何よりもまず、その品揃えの異常なまでのレンジの広さによっている。 とりわけ重要なことは、ニューヨークのタワーレコードに対するOther Music(タワーのすぐ傍にあり、タワーには置いていないアンダーグラウンドな商品を揃える)のような存在を、自らの内に抱え持ったことだった。かつてはマニアックなショップでしか見つけられなかったような、アバンギャルドでエクスペリメンタルなアイテムを取り