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木村一基 王位 棋譜の検索結果1 - 40 件 / 57件

  • コンピュータ将棋が6億手読むとはどういうことか? 最強将棋ソフト開発者・杉村達也さん(33)に聞く(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    2020年6月28日におこなわれた棋聖戦五番勝負第2局▲渡辺明棋聖(36歳)-△藤井聡太七段(17歳)戦は歴史的な一局でした。 中でも、藤井七段が指した61手目△3一銀は現在の最強コンピュータ将棋ソフト「水匠」がすぐには最善と判断できなかった一手として話題となりました。 その発端は開発者・杉村達也さん(33歳)の以下のツイートからです。 このツイートの真意について、杉村さんにうかがいました。 「6億手読む」とは、おおよそ28手先まで読むこと ――なんだかおそろしく話題になりましたね。 杉村「いやもう、びっくりしてます、正直なところ(苦笑)。けっこう今までも『これだけ読ませたら』みたいなツイートはちょっとずつしていました。例えば叡王戦の高見先生も相当いい手を指したとか」 ――2018年、第4期叡王戦七番勝負第1局▲永瀬拓矢七段-△高見泰地叡王戦(肩書は当時)。高見叡王は(72手目)△6五桂と

      コンピュータ将棋が6億手読むとはどういうことか? 最強将棋ソフト開発者・杉村達也さん(33)に聞く(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 【インタビュー】【羽生善治×木村一基】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

      眉間と頬の深く刻まれた皺から、苦悩と喜びの道程を知る。 第70期王将リーグ特集では、8人の棋士たちに昨年から今年を振り返る「1年チャート」を描いてもらった。 生業を軸に定める者、ライフスタイルを軸にする者、個性あふれる8通りのチャートが並んだ。 木村一基、47歳。 2019年9月、史上最年長の46歳3ヶ月で王位のタイトルを獲得。 7度目のタイトル挑戦で悲願を達成、うれし涙をぬぐう姿は「中年の星」とファン心を熱くさせた。 あれから1年。木村が描いたチャートに息をのむ。 タイトルを失った悔しさを指すのではない。自ら志した道を歩くことのできる限られた人物の"日常"がこんなに低値とは…。 「常に悲観してるのでこうなっちゃうんです」―。 自虐全開の木村節を前にすれば、だれもがこの「オジサン」を応援せずにはいられなくなる。 羽生善治、49歳。 25年前、日本中の視線は一人の青年の一挙手一投足を追ってい

        【インタビュー】【羽生善治×木村一基】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
      • 世界よ、これが千駄ヶ谷の受け師だ! 百折不撓の男・木村一基九段(46歳)史上最年長で初タイトル獲得(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        9月25日・26日。東京都千代田区・都市センターホテルにおいて、第60期王位戦七番勝負第7局▲豊島将之王位(29歳)-△木村一基九段戦(46歳)戦がおこなわれました。 25日9時に始まった対局は、26日18時44分に終局。結果は110手で挑戦者・木村一基九段の勝ちとなりました。 木村九段は4勝3敗で七番勝負を制し、王位のタイトルを獲得しました。 何度もタイトルに挑戦しては、獲得にまで至らなかった木村九段。46歳3か月での初タイトル獲得は史上最年長の記録となります。 2008年、羽生善治王座に挑んだ五番勝負の第2局で敗れ、顔を覆う木村八段(当時) 1973年6月23日生まれの木村王位は、1997年4月、23歳9か月で四段に昇段しました。タイトル獲得者の四段昇段時の年齢も、史上最年長となります。 四段昇段から22年5か月でのタイトル獲得は史上最長の期間です。 また初タイトル獲得までの挑戦回数7

          世界よ、これが千駄ヶ谷の受け師だ! 百折不撓の男・木村一基九段(46歳)史上最年長で初タイトル獲得(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 将棋ファンがなぜ『将棋ファンがなぜ藤井聡太にこれほど熱狂するのか』にこれほどもやもやするのか|がょこら

          先日、Twitter経由で上記の記事を読みました。藤井聡太新棋聖誕生時の発言に対して、感動を覚える気持ち自体は共感できます。しかし全体としては、『藤井聡太二冠の物語』を美しく描くために事実を隠している、あるいは誤解を招くような書き方をしているように感じ、将棋ファンとして読んでいてもやもやする内容でした。 本記事は、上記の記事に対する違和感をいち将棋ファンの視点で掘り下げていく(ことによって自分の中のもやもやを解消する)ためのものです。この記事自体もあくまでいち将棋ファンの感想に過ぎないことはあらかじめご了承ください。 ※以下、引用箇所は注釈がない限り上記の記事からのものです。 羽生善治九段の将棋観 みなさんは羽生善治さんをご存じでしょうか? 国民栄誉賞を授与された偉大な棋士です。彼が中学生でデビューしたのが1985年。このときから将棋界は大きく変わりました。 彼の名言の一つに「将棋はゲーム

            将棋ファンがなぜ『将棋ファンがなぜ藤井聡太にこれほど熱狂するのか』にこれほどもやもやするのか|がょこら
          • 藤井聡太棋聖(七段、18歳)は加藤一二三九段の史上最年少八段昇段記録(18歳3か月)を更新できるか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            将棋界の数々の最年少記録を更新しつつある藤井聡太棋聖。先日は史上最年少(17歳11か月)でのタイトル獲得を達成しました。 藤井新棋聖は2002年7月19日生まれ。本日、18回目の誕生日を迎えました。 次に注目される記録の一つは、八段昇段の最年少記録でしょう。タイトル獲得を機に肩書は「棋聖」となりましたが、段位は七段で変わりません。 筆者は昨年、藤井七段の17歳の誕生日時点でも本稿と同様の記事を書きました。当時の状況を確認されたいという方は、そちらもご参照ください。 これまでの八段昇段最年少記録は18歳3か月。その途方もない記録の持ち主は、神武以来の天才、加藤一二三現九段です。 加藤九段は14歳で四段昇段。以来順位戦は4期連続昇級。18歳でA級八段となっています。 「空前絶後」という言葉は安易に使うべきではありません。しかし加藤九段の18歳A級は空前なのはもちろん、絶後の可能性が非常に高い。

              藤井聡太棋聖(七段、18歳)は加藤一二三九段の史上最年少八段昇段記録(18歳3か月)を更新できるか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 山ちゃんはあきらめなかった!名人候補・山崎隆之八段(39)順位戦史上最長23期を経て初のA級昇級決定(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              2月4日。東西の将棋会館にわかれてB級1組順位戦12回戦がおこなわれました。 昇級争い1番手の山崎隆之八段は久保利明九段に敗れました。 しかし3番手の郷田真隆九段が松尾歩八段に敗れたため、山崎八段の昇級が決定しました。 2月14日の誕生日で40歳となる山崎八段は、史上最長の順位戦参加23期目にして、初のA級昇級を決めました。 山崎隆之八段(9勝2敗)●-○久保利明九段(5勝6敗) 勝てばA級昇級の山崎八段。なんと初手に端9筋の歩を突きます。対して残留を目指す久保九段。2手目に端歩を突き返します。漫画ではなく、プロの公式戦が端歩の突き合いから始まる例はほとんどありません。しかし両者の前回の対戦では、その異例のオープニングが見られました。それがまた本局でも再現され、大一番の幕が開きました。 序盤の駆け引きの中、振り飛車党の久保九段は向かい飛車に振ります。対して山崎八段は玉を右へ移動し、さらには

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              • 初タイトル奪取の木村一基王位、帰宅しての一言目は「泣かされちゃったよ」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                第1部では、「観戦記者のおしごと」「“棋譜コメ”ソムリエ選手権」などの企画が行われた。このレポートでは、木村一基王位、遠山雄亮六段、漫画『将棋めし』の作者である松本渚さんが登壇して大いに盛り上がった、第2部トークショーの模様をお届けしよう。 木村王位は、冒頭で乾杯を促されると「お茶じゃないだろうね」と軽いジャブ。ビールジョッキを片手に、遠山六段と集まったファンの「おめでとう」コールで乾杯した。 まずは木村王位と乾杯 王位獲得後の記者会見で泣いたこと 木村 王位になってこれだけ多くの人の前で話すイベント初めてなんですが、やはり王位戦の最終局のことを思い出しますね。あのときはファンの方が多かったんですよ。終局後の大盤解説会でも、何局も来ていただいた方がたくさんいて、そういった人を見ると泣きそうになるから見ないようにしていたんです。けれども、記者会見のときに泣いちゃって……。その泣いちゃった姿

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                • 神童・藤井聡太七段(17)パーフェクトゲームで王位戦第1局勝利 木村一基王位(47)の粘りを押し切る(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  7月1日・2日。愛知県豊橋市において第61期王位戦七番勝負第1局▲藤井聡太七段(17歳)-△木村一基王位(47歳)戦がおこなわれていました。棋譜は公式ページをご覧ください。1日9時に始まった対局は2日17時37分に終局。結果は95手で藤井七段の勝ちとなりました。 2日制タイトル戦に初登場の藤井七段。七番勝負で幸先よく1勝をあげました。 王位戦第2局は7月13日・14日に北海道札幌市・ホテルエミシア札幌でおこなわれます。 藤井七段、非の打ちどころのない勝利 対局に先立つ振り駒の結果、先手は藤井七段と決まりました。 藤井「先手なら角換わりで行ってみようかなと思っていました」 木村九段は△4四歩(38手目)と最近ではあまり指されない布陣で臨みます。藤井七段の攻めを受けて立つ姿勢でした。そして△5二玉(42手目)が準備の構想でした。 木村「藤井さんが角換わり、得意にされているので、ちょっとやってみ

                    神童・藤井聡太七段(17)パーフェクトゲームで王位戦第1局勝利 木村一基王位(47)の粘りを押し切る(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 神童・藤井聡太七段(17)魔神のごとき終盤力で木村一基王位(47)に大逆転勝利 王位戦第2局を制する(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                    7月13日・14日。北海道札幌市・ホテルエミシア札幌において第61期王位戦七番勝負第2局▲木村一基王位(47歳)-△藤井聡太七段(17歳)戦がおこなわれました。 13日9時に始まった対局は14日19時40分に終局。結果は144手で藤井七段の勝ちとなりました。 七番勝負はこれで藤井挑戦者2連勝となりました。 第3局は8月4日・5日、兵庫県神戸市・中の坊瑞苑でおこなわれます。 この将棋まで勝つのか、藤井聡太・・・ 木村王位先手で、戦型は相掛かり。2日目午後には、木村王位がはっきり優勢に立ちました。 91手目。木村王位は藤井陣中央に角を成り込みます。53手目、昼休明けに端に出た角が、ついに馬へと出世しました。藤井玉は居玉のままで、それほど粘りが効く形ではありません。木村王位が優勢のまま、終盤に入りました。残り時間も33分で、比較的余裕があります。 藤井七段は金を上がって馬にぶつけます。1分を使っ

                      神童・藤井聡太七段(17)魔神のごとき終盤力で木村一基王位(47)に大逆転勝利 王位戦第2局を制する(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                    • 千日手+指し直し228手!持将棋222手!持将棋207手!そして名局232手!叡王戦は歴史的死闘に(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      7月19日。愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」において叡王戦七番勝負第4局▲豊島将之竜王・名人(30歳)-△永瀬拓矢叡王(27歳)戦ががおこなわれました。持ち時間は各1時間。19時30分に始まった対局は23時59分に終局。結果は232手で永瀬叡王の勝ちとなりました。 これで七番勝負は永瀬叡王の1勝1敗2持将棋(1千日手)となりました。 第5局は7月23日、東京・将棋会館でおこなわれます。持ち時間は各3時間となります。 持将棋(引き分け)2局によって生じる第8局、第9局の詳細はこれから決められるようです。 永瀬将棋の集大成のようなシリーズ 先に対局室に現れ、下座に着いていたのは豊島挑戦者。いつものように和服姿です。 対して永瀬叡王はスーツ姿で現れました。本日14時開始の第3局では最初だけ和服。途中でスーツに着替え、半袖シャツ姿で熱戦を戦っています。 19時30分。立会人の森内俊之九段が声を発し

                        千日手+指し直し228手!持将棋222手!持将棋207手!そして名局232手!叡王戦は歴史的死闘に(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 【インタビュー】【三浦弘行九段】苦しいこともある。だけどいっぱい将棋を指せるのは幸せなこと。 - ライブドアニュース

                        2019年9月26日、将棋界は最年長で初タイトル獲得の新王位誕生に沸いた。 「自分も甘えていられない。負けたくないというよりは、励みになる」 発言の主は棋士・三浦弘行、45歳。 強いまなざしの奥は想像以上に優しく、穏やかさを湛えていた。 王将リーグへの参戦は5期ぶり。 強豪との対戦はもちろん、未来の将棋界を担う新鋭たちとの対局に誰よりも心を弾ませる。 若手棋士へ、期待と深い愛情を注ぐ三浦の才能観、努力観とは―? 多くの予想と同様に自らを「努力派」に分けた理由とは―? 仕事場では決して見せぬ、野球好きでユーモアな一面にもご期待いただきたい。 シリーズ第7弾では、真情と信念の人・三浦弘行の心の中をのぞいてみたい。 撮影/吉松伸太郎 取材・文/伊藤靖子(スポニチ) 「王将リーグ『才能と努力』」特集一覧5期ぶりの王将リーグ入りおめでとうございます。しかしながら、当然タイトルへの挑戦を狙う立場の三浦

                          【インタビュー】【三浦弘行九段】苦しいこともある。だけどいっぱい将棋を指せるのは幸せなこと。 - ライブドアニュース
                        • 2ch名人 ネット上の伝説の棋士dcsyhiは森内なのか?

                          1:名無し名人: 2021/03/01(月) 07:32:34.75 ID:pvfkMx3G 参考動画 https://youtu.be/un4Dcz0J_Tg?t=694 動画抜粋 名人を取る前後でインターネット将棋をやっていたとのこと 毎月月間のランキングに入ると目立って嫌だった 複数アカウント所持していた 森内の名人位は一期が2002年二期が2004年 dcsyhiは2002年から2004年まで将棋倶楽部24で指していた。 2:名無し名人: 2021/03/01(月) 07:39:43.21 ID:pvfkMx3G なお羽生も2003年に名人位でそのころネット将棋をしていたというインタビューもある 4:名無し名人: 2021/03/01(月) 08:19:29.62 ID:KyCb0lcF 羽生じゃなかったのか なんか娘さんがデュクシデュクシ言ってたからその名前にしたってネットで見た

                          • 「いつか大きな舞台で」 藤井聡太七段と小2から切磋琢磨、王位戦第1局記録係を務めた中西悠真三段の夢 - スポーツ報知

                            将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦している第61期王位戦7番勝負の第1局が愛知県豊橋市で行われ、挑戦者が先勝して一夜明けた3日、記録係を務めた中西悠真・奨励会三段(18)が2日間計17時間37分に及ぶ対局の間に抱いた思いを明かした。 中西三段は藤井の1学年上。藤井七段の地元である愛知の隣県・三重出身でもあり、小学校低学年の頃から子供大会で対戦を重ねてきた。練習将棋を指したり、日本将棋連盟の育成機関「東海研修会」でも切磋琢磨した間柄だ。「小学生の頃から聡太君…いえ、藤井先生と将棋を指してきたので、近い歳なのに目の前でタイトル戦を戦われているわけですから、すごいなあと思います」 タイトル戦の記録係は、四段(棋士)を目指す最終段階にいる三段が務めるケースが多い。中西三段が第1局の記録係を務めることが決まったのは藤井七段が王位リーグを4戦全勝と走ってきた時。挑戦者になるまでまだ

                              「いつか大きな舞台で」 藤井聡太七段と小2から切磋琢磨、王位戦第1局記録係を務めた中西悠真三段の夢 - スポーツ報知
                            • 封じ手はまさかの同飛車大学? 藤井聡太挑戦者(18)が強攻含みに指し掛けとして王位戦第4局1日目終了(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              8月19日。福岡県福岡市・大濠公園能楽堂において第61期王位戦▲木村一基王位(47歳)-△藤井聡太棋聖(18歳)戦、1日目の対局がおこなわれました。 昼食休憩後、木村王位は角を四段目に上がりました。横歩を取った藤井挑戦者の飛車に、そっと触るかのような柔らかな手でした。 「横歩三年のわずらい」 という言葉があります。藤井挑戦者は手をこまねいていると、飛車を生け捕りにされます。 藤井挑戦者は1時間27分考え、15時頃、じっと飛車を元の筋に戻りました。それから1筋の歩を成り捨てたあと、じっと自陣二段目に打って収めました。局面が長引けば、1歩得が活きてきます。 38手目。木村王位は藤井挑戦者の飛車の背中から歩を打ちます。加藤治郎名誉九段(1910-96)の分類によれば「蓋歩」(ふたふ)という手筋。飛車を封じ込めて、そう簡単には自陣に引かせないという手です。 ここで再び藤井七段が考え始めます。17時

                                封じ手はまさかの同飛車大学? 藤井聡太挑戦者(18)が強攻含みに指し掛けとして王位戦第4局1日目終了(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • レジェンド羽生善治九段(49)木村一基王位(46)を破ってA級残留確定 史上6位のA級以上28期目へ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                1月29日。東京・将棋会館においてA級順位戦8回戦▲羽生善治九段(49歳)-木村一基王位(46歳)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は23時56分に終局。結果は105手で羽生九段の勝ちとなりました。 勝った羽生九段は4勝4敗。最終戦の結果にかかわらず、これでA級残留が確定しました。最終戦では、やはり残留が確定した佐藤康光九段と対戦します。来期、A級以上の期数は羽生九段は28期(史上6位タイ)、佐藤康光九段は24期(史上10位タイ)となります。 敗れた木村王位は3勝5敗となり、最終戦9回戦でも残留を目指して戦います。 羽生九段、矢倉で大一番を制す 本局の先手は羽生九段。注目の作戦は矢倉でした。互いに飛車先の歩を伸ばし合った後、木村王位はオーソドックスな金矢倉に組みます。対して羽生九段は囲いには手をかけず、早々に守りの銀を前線に進め動いていきました。 中盤は盤面全体を使ってのねじり合い

                                  レジェンド羽生善治九段(49)木村一基王位(46)を破ってA級残留確定 史上6位のA級以上28期目へ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 第6期叡王戦見届け人体験記 斎藤慎太郎八段―三枚堂達也七段戦|みっひー

                                  ※noteへの投稿及び写真掲載については、日本将棋連盟の許可を得ています ※これは私個人の体験記であり、他の見届け人とは異なる場合があります 叡王戦見届け人募集の告知2021年4月30日、第6期叡王戦本戦トーナメント1回戦の見届け人募集の告知が、日本将棋連盟のHPに掲載された。 https://www.shogi.or.jp/news/2021/04/6_32.html 豪華な顔ぶれの中に、A級1期目で渡辺明名人に挑戦している斎藤慎太郎八段と、竜王戦3組ランキング戦で優勝し決勝トーナメント進出を決め、告知当日には豊島将之竜王を破り9連勝中と絶好調の三枚堂達也七段の対局があった。1回戦屈指の好カードに、私はたまらなく心惹かれた。 私は1993年度生まれの棋士と女流棋士、通称「93年組」を箱推ししている。 王座経験者の西の王子、詰将棋をこよなく愛する斎藤慎太郎八段。 叡王経験者で、順位戦C級1

                                    第6期叡王戦見届け人体験記 斎藤慎太郎八段―三枚堂達也七段戦|みっひー
                                  • 連珠で覚醒した藤田麻衣子さん(将棋元女流棋士)女性として史上初の連珠名人戦A級リーグ入り達成!(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                    7月18日・19日。連珠の第58期名人戦東日本地区二次予選がおこなわれました。そこで藤田麻衣子さん(46歳、連珠三段、将棋元女流棋士)は二次予選を2位で通過。最高峰の名人戦A級リーグ入りを果たしました。女性がA級に入るのは連珠史上初の快挙です。 また19日におこなわれた関西北陸地区二次予選では牧野光則さん(32歳、連珠初段、将棋五段)も2位で通過。A級入りを果たしています。 藤田さん、連珠史上初の快挙達成 いま、連珠が熱い・・・! 将棋界も激熱ですが、連珠界もまた大変に盛り上がっています。 連珠は「五目並べ」の正式競技です。簡素なルールながら大変に奥が深く、長い歴史を持ち、多くの愛好者がいます。 世界各国では「RENJU」として親しまれ、世界選手権や名人戦も行われています。 現在、日本の連珠界のトップに立つのは名人位29期を誇り、「レジェンド」とも称される中村茂名人です。 その中村名人への

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                                    • 木村九段、受けて勝って追いついた! 王位戦七番勝負はついにフルセット最終局へ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                      9月9日・10日。神奈川県秦野市鶴巻温泉「元湯 陣屋」において王位戦七番勝負第6局▲木村一基九段(46歳)-△豊島将之王位(29歳)戦がおこなわれました。9日9時に始まった対局は10日19時1分に終局。結果は119手で挑戦者の木村九段勝ちとなりました。 七番勝負はこれで豊島王位3勝、木村九段3勝。「王位」のタイトルの行方はファイナルセットの結果にゆだねられることになりました。 最終第7局は9月25日・26日、東京都千代田区、都市センターホテルでおこなわれます。 両者の通算対戦成績は、これで木村8勝、豊島9勝。竜王戦挑戦者決定戦を合わせての「十番勝負」も、最終局を迎えることになります。 【前記事】 豊島王位いきなりのハードパンチ、木村挑戦者しのげるか? 王位戦第6局2日目 https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20190910-0

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                                      • 【インタビュー】【豊島将之×糸谷哲郎】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                        秋空にカラカラと笑い声がこだまする。 対局時のピンと冷たく張り詰めた表情と、少年のようなあどけない笑顔のギャップに思わず吹き出しそうになる。 幼少時代から同じときを過ごし、同じ頂を目指す戦友にだけ見せる柔らかな表情は、マスク越しにも想像に容易い。 行雲流水、変化を恐れぬ孤高の戦人・豊島将之。 棋士同士の研究の場を退き、ソフト研究に注力し続けた後に感じた違和感。さらには時は流れ、AI研究の世界にはまた新たな風が吹いている。豊島はそれをどう読み解くのだろう。 ぐらぐら煮えたぎる情熱を抱く戦士・糸谷哲郎。 将棋の世界を深く愛し、将棋の神に愛されるフィロソファーは、その新しい波をどのように操るのだろう。 昨年に続き、8人の棋士のライフラインチャートも必見。 我々が知る由もない苦悩や喜び、想像をはるかに上回るレベルで安定した精神力の強さに感嘆するだろう。 まもなく開幕する第71期ALSOK杯王将戦挑

                                          【インタビュー】【豊島将之×糸谷哲郎】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                        • よもやよもや! 羽生善治九段(50)深夜の大逆転で佐藤康光九段(51)を降しA級順位戦2勝目(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                          11月23日。東京・将棋会館において▲羽生善治九段(50歳)-△佐藤康光九段(51歳)戦がおこなわれました。 朝10時に始まった対局は、日付が変わった深夜0時50分に終局。結果は147手で羽生九段の勝ちとなりました。 羽生九段はこれで2勝3敗。敗れた佐藤九段は3勝2敗となりました。 羽生九段、おそるべき底力を見せつける 後手番の佐藤九段の作戦は二手損向かい飛車。金銀2枚で、木村義雄14世名人が得意とした「木村美濃」に組みました。 佐藤九段は本局、「探究」と揮毫された扇子を手にしていました。これは藤井聡太王位・棋聖が棋聖位を獲得した際に作られたものです。 羽生九段は金銀4枚で玉を固めます。羽生九段は玉の堅さ、佐藤九段はバランスを主張する構図となりました。 佐藤九段は羽生陣に角を打ち込んで引き成り、馬を作ります。対して羽生九段は手に乗って飛車を中央5筋に回りました。 夕食休憩後、佐藤九段は歩を

                                            よもやよもや! 羽生善治九段(50)深夜の大逆転で佐藤康光九段(51)を降しA級順位戦2勝目(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                          • 【インタビュー】【豊島将之名人】「負けて悔しい」ではなく、自然に将棋をやっている - ライブドアニュース

                                            相対すものの目を、いや、もっと奥の脳内までも、じっと見つめる。 質問の真意を探っているのだろう。こちらが一瞬たりとも気を抜けば、潮流に飲み込まれそうな錯覚に陥る。 透明感と、圧倒的な存在感を併せ持つ棋士・豊島将之、29歳。 将棋指しならば誰もが目指す至高のタイトル名人位、さらには王位の二冠保持者だ。 飛ぶ鳥を落とす豊島を持ってしても、自身初の防衛戦は失敗、棋聖位を失った。ふたつ目の防衛戦・王位戦も、大方の予想とは裏腹にフルセットまでもつれ込んでいる。 しかし、その強いまなざしには不安の色は一片も感じられない。 期待と希望、探求心―。 今このときも将棋を指すことへの幸福感に満ちあふれている。 豊島を突き動かす、将棋への深い情熱の源は何だろう。 ソフト研究に膨大な時間をつぎ込む“研鑽の鬼”は、自らを「才能派」「努力派」どちらと捉えているのだろう。 シリーズ第4弾では、名人・豊島将之の視線の先に

                                              【インタビュー】【豊島将之名人】「負けて悔しい」ではなく、自然に将棋をやっている - ライブドアニュース
                                            • 王位戦七番勝負第4局、タイトル戦最長手数の285手! 木村一基九段が豊島将之王位を降す(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                              8月20日・21日。兵庫県神戸市・有馬温泉「中の坊 瑞苑」において、王位戦七番勝負第4局▲木村一基九段(46)-△豊島将之王位(29)戦がおこなわれました。 棋譜はこちらの中継サイトをご覧ください。 終了時刻は21時12分。総手数は、タイトル戦の番勝負では史上最長となる285手。大熱戦の末に、挑戦者の木村九段が勝ちました。 木村九段は2連敗のあとの2連勝。初タイトル獲得に向けて、大きな1勝を返しました。 長手数記録を更新して、木村九段が勝利 第4局は木村九段の先手で、戦形は相掛かりに。角交換から、互いに角を手持ちにした中盤戦となりました。 豊島王位は長考の末に、自陣に遠見の角を放ちます。そこで1日目が終了しました。 2日目。木村九段の封じ手は打ったばかりの角筋に、やわらかく歩を伸ばす手でした。ここから木村九段の攻撃陣の周辺で力のこもった攻防が続きます。やがて、木村九段の優位がはっきりとして

                                                王位戦七番勝負第4局、タイトル戦最長手数の285手! 木村一基九段が豊島将之王位を降す(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                              • 【王手報知】何が進化しているのか 藤井将棋の「時間」を考える - スポーツ報知

                                                将棋の藤井聡太七段(17)の進撃が再び国民的関心事になっている。6月に入って棋聖戦、王位戦の挑戦権を連続で獲得。同時進行となるタイトル戦で渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=、木村一基王位(47)のいずれかを破ると史上最年少でのタイトル奪取となる。過酷な日程の中でも強さを見せる藤井将棋における進化の象徴とは何か。藤井流タイムマネジメント術を考える。 過酷を極める日程の中で大一番を制し続けている藤井は23日夜、王位挑戦権獲得後に言った。「さらに対局が続くことになりますが、どの対局もしっかり臨みたいです。睡眠をしっかり取りたいです」。蓄積した疲労も、摩耗した心も感じさせない表情と声。むしろ、一晩眠ればさらに強くなっていそうな恐ろしささえ抱かせる。 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響で4、5月の遠征対局が延期された。対局から遠ざかった藤井だったが、再開後の6月は一転して超過密スケジュ

                                                  【王手報知】何が進化しているのか 藤井将棋の「時間」を考える - スポーツ報知
                                                • 「ストレート負けは恥ずかしい限り」「また一から出直します」木村一基前王位(47)コメント全文(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  木村一基前王位「(相掛かりの序盤で▲2五飛と引いたのは)はい、やってみようと思っていたものでした。先手としては、いいとは思ってませんけど、まずまずのものだったかな、とは思っていました。今日に入って▲5五角と打ったのが、ちょっと気が変わっちゃって。(代わりに)▲6六角と打つつもりでずっと組み立てていたんですけど、予定を変更して(▲5五角と)打ってしまってから、攻められる展開になってしまって。まあちょっとわるい流れを引きずりながらやったように思います。ちょっと最後は差が開いてしまいましたので、ちょっと、よくなかった・・・ですかね。(△8六歩▲同金△8八歩の攻めは)損のないようにやられてしまったかなあ、という感じがしてます。(七番勝負を振り返って)ストレート負けは恥ずかしい限りで、申し訳ないと思っております。まあ、また一から出直します。(藤井聡太棋聖が挑戦者で注目を浴びたが)いつも通り指すように

                                                    「ストレート負けは恥ずかしい限り」「また一から出直します」木村一基前王位(47)コメント全文(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • 高校3年、藤井棋聖(18)封じ手鮮烈、同飛車大学 王位戦第4局2日目始まる(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                    8月20日。福岡県福岡市・大濠公園能楽堂において第61期王位戦七番勝負第4局▲木村一基王位(47歳)-△藤井聡太棋聖(18歳)戦、2日目の対局が始まりました。 昨日1日目は藤井挑戦者が42手目を封じて指し掛けとなりました。 通常2通作られる封じ手は、本局では3通。これはチャリティを目的として木村王位が提案し、藤井挑戦者が同意して、第2局からおこなわれているものです。 封じ手の記入には赤ペンが使われ、図面に矢印で記されます。もし2通の封じ手で違う手が書かれていたらどうなるのか、というのはよくある疑問です。 駒で「成」「不成」の表記が必要な場合はそれを書きます。その点については、中原誠16世名人と米長邦雄永世棋聖がタイトル戦で当たり始めた若き頃に、以下のようなエピソードがあります。 米長さんが封じ手をするときに、「駒を成るときは、どう記入したらよいか」と聞かれたことがある。これでは、封じ手が封

                                                      高校3年、藤井棋聖(18)封じ手鮮烈、同飛車大学 王位戦第4局2日目始まる(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                    • 藤井聡太挑戦者(18)同飛車大学から両取りヘップバーンで華々しい戦いに 王位戦第4局2日目午前(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                      8月20日。福岡県福岡市・大濠公園能楽堂において第61期王位戦七番勝負第4局▲木村一基王位(47歳)-△藤井聡太棋聖(18歳)戦、2日目の対局が始まりました。 藤井挑戦者の封じ手、42手目は衝撃の△8七同飛成でした。この一手に使った時間は36分。 持ち時間8時間のうち、残り時間は木村王位4時間14分、藤井挑戦者3時間53分。形勢も時間もほぼ互角のまま、2日目の対局を迎えました。 「それでは対局を再開していただきます」 9時3分。封じ手開封の作業を終え、長机の前に戻った立会人の中田功八段が告げて、両者「お願いします」と一礼しました。 自陣に作られた龍(成飛車)を、木村王位はしばらく見つめていました。 木村王位の心中を推しはかれば、一晩覚悟していた手がやはり飛んできた、というところなのでしょうか。 木村王位は1分の消費時間で同金と取りました。駒割は飛と銀の交換で、木村王位が大きく駒を得していま

                                                        藤井聡太挑戦者(18)同飛車大学から両取りヘップバーンで華々しい戦いに 王位戦第4局2日目午前(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                      • 【第91期ヒューリック杯棋聖戦】藤井七段、新棋聖に 史上最年少タイトルホルダー 30年ぶり更新

                                                        将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(きせい)(36)=棋王・王将=に挑戦していたタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第4局が16日午前9時から、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、後手の藤井七段が勝ち、シリーズ3勝1敗で初タイトルとなる棋聖位を獲得した。 17歳11カ月でのタイトル獲得は、屋敷伸之九段(48)が持つ最年少記録(18歳6カ月)を30年ぶりに更新。初の現役高校生のタイトルホルダーとなった。 藤井新棋聖は今シリーズ、17歳10カ月と20日の史上最年少でタイトルに挑戦した。現役最強とされる渡辺前棋聖に対し、相手の得意戦法の矢倉戦で開幕2連勝。初タイトルに王手をかけた第3局では敗れたものの、2勝1敗で迎えた第4局は、連勝した第1、第2局と同様に矢倉戦となったが、三たび勝利し、3勝1敗で初戴冠(たいかん)を成し遂げた。 藤井新棋聖は現在

                                                          【第91期ヒューリック杯棋聖戦】藤井七段、新棋聖に 史上最年少タイトルホルダー 30年ぶり更新
                                                        • 超多忙な棋士の月間記録 大山康晴15世名人は15局、谷川浩司九段は12勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                          いつの時代もトップクラスの棋士は多忙 8月27日。徳島市で王位戦七番勝負第5局▲豊島将之名人・王位(29歳)-△木村一基九段(46歳)戦が始まりました。2019年の夏は、来る日も来る日も、両者の熱戦を観ているような気がするという方も多いでしょう。 木村九段は順位戦では現在、A級に所属しています。2回戦は既に木村九段-佐藤康光九段戦以外は終わって、3回戦が進行中です。木村-佐藤戦がおこなわれるのは9月半ばで、それだけスケジュール調整が難しかったということでしょう。 豊島名人・王位の8月の対局スケジュールを見てみましょう。 現在戦われている王位戦七番勝負など、タイトル戦の番勝負は、全国各地を転戦します。その前後には移動時間や、前夜祭などのイベントもあります。それらを考えると、トップクラスの棋士がいかに多忙であるかがうかがえるでしょう。 豊島名人・王位は2017年度末(2018年3月)、やはり大

                                                            超多忙な棋士の月間記録 大山康晴15世名人は15局、谷川浩司九段は12勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                          • 【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                                            「今年の取材はいつ頃になりますか? 対談の相手は…」 まだ企画の原型が定まっていなかった夏の初め、永瀬からかけられたこの一言でバラバラだったパズルの外殻が固まった。 近藤は渡辺を。 豊島は糸谷を。 藤井は広瀬を。 そして永瀬は羽生を。 どれも「必然」のごとく、ぴたりとピースがはまっていく。それぞれの指名理由にもぜひ注目してほしい。 節目の70期を迎えた昨期の王将戦七番勝負は渡辺明と永瀬拓矢の激突となった。 「一局でも多く渡辺王将に将棋を教えていただきたい」――。 七番勝負期間中、永瀬は何度も何度も、繰り返しこの言葉を口にした。勝負を、勝利を渇望し、喜怒哀楽を爆発させた。 7つの永世位を持つ羽生善治は、まもなく27度目の王将リーグの舞台に立つ。 盤を挟まずに相対す稀な機会に、その眼差しは柔らかく温かい。 勝負の世界に身を捧げ大舞台を渡り歩く永瀬拓矢をもってしても、「憧れの人」を前にただカチコ

                                                              【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                                            • 【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                                              「今年の取材はいつ頃になりますか? 対談の相手は…」 まだ企画の原型が定まっていなかった夏の初め、永瀬からかけられたこの一言でバラバラだったパズルの外殻が固まった。 近藤は渡辺を。 豊島は糸谷を。 藤井は広瀬を。 そして永瀬は羽生を。 どれも「必然」のごとく、ぴたりとピースがはまっていく。それぞれの指名理由にもぜひ注目してほしい。 節目の70期を迎えた昨期の王将戦七番勝負は渡辺明と永瀬拓矢の激突となった。 「一局でも多く渡辺王将に将棋を教えていただきたい」――。 七番勝負期間中、永瀬は何度も何度も、繰り返しこの言葉を口にした。勝負を、勝利を渇望し、喜怒哀楽を爆発させた。 7つの永世位を持つ羽生善治は、まもなく27度目の王将リーグの舞台に立つ。 盤を挟まずに相対す稀な機会に、その眼差しは柔らかく温かい。 勝負の世界に身を捧げ大舞台を渡り歩く永瀬拓矢をもってしても、「憧れの人」を前にただカチコ

                                                                【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                                              • 異次元の天才・藤井聡太二冠(18)朝日杯3回目の優勝達成 決勝で三浦弘行九段(46)に逆転勝ち(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                2月11日。東京・有楽町朝日ホールにおいて第14回朝日杯将棋オープン戦決勝▲藤井聡太二冠(18歳)-△三浦弘行九段(46歳)戦がおこなわれました。棋譜は公式ページをご覧ください。 14時に始まった対局は16時4分に終局。結果は101手で藤井二冠の勝ちとなりました。 藤井二冠はこれで朝日杯3回目の優勝を達成しました。 藤井二冠の今年度成績は41勝8敗(勝率0.837)。4年連続の勝率8割超えも現実的なものとなってきました。通算対局数はちょうど250局で、210勝40敗(勝率0.840)という途方もない成績です。 さらには現在、公式戦14連勝も達成。澤田真吾七段と並んで、連勝部門トップに立ちました。 藤井二冠、形容しがたい偉業達成 準決勝の▲三浦九段-△西田拓也四段戦は、西田四段の三間飛車に三浦九段は居飛車穴熊。結果は125手で三浦九段の勝ちとなりました。 一次予選から勝ち進み、前回優勝の千田

                                                                  異次元の天才・藤井聡太二冠(18)朝日杯3回目の優勝達成 決勝で三浦弘行九段(46)に逆転勝ち(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                • 将棋がファム・ファタールだと思ってた藤田麻衣子さん(元女流棋士)が連珠に出会ってA級に入るまで(3)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                  (休憩明けでそれまでの流れとはまったく関係なくフリーダムに話が始まる) 藤田「連珠は初手から殴り合いだからね(パンチのポーズ)。面白いよ。『早く終盤になればいい』って思ってる人は、連珠だとみんな最初から谷川浩司になれるよ!」 深川・いっぷくからのリモートインタビュー――「早く終盤になればいい」っていうのは、谷川九段の若手時代の名言ですね。私も棚瀬寧さん開発のアプリ、「五目クエスト」もちょっとやって。「チェスクエスト」はかなりやりました。チェスは展開次第だけど、比較的将棋より早く終盤になる。「なるほど、これは面白い」と思いましたね。将棋より1路せまくて8×8で、取った駒を持ち駒として使えない。それでもやっぱり、人間の手にはおえないほど深くて広くて面白い。それがおぼろげながらわかりました。だから世界で数億人がプレイしてるんだと。 藤田「チェス、やばいよね。神ゲーだよ」 ――そんな風に世界には多

                                                                    将棋がファム・ファタールだと思ってた藤田麻衣子さん(元女流棋士)が連珠に出会ってA級に入るまで(3)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                  • 【インタビュー】【広瀬章人竜王】30代に入っても努力を続けられるのが、真の才能。 - ライブドアニュース

                                                                    昨秋、日本中の将棋ファンがふたりの男の戦いに熱い視線を送っていた。 第31期竜王戦。 羽生善治の100冠達成か、新竜王・広瀬章人の誕生か―。 フルセットの激闘を制し、将棋界最高位のタイトルを背負い過ごした激動の1年は、広瀬にどんな変化をもたらしたのだろう。 しかし、広瀬は不変だった。 竜王位を手にした今も、1年前と同じ、静かで優しい、柔らかい笑みをたたえていた。 過酷な勝負の世界の最高位に立つ者のタイトル観とは? 才能観、努力観とは―? 温和な瞳の奥に灯す情熱の原動力とは―? シリーズ第3弾では、鷹揚にして不動、竜王・広瀬章人に問う。 撮影/吉松伸太郎 取材・文/伊藤靖子(スポニチ) 「王将リーグ『才能と努力』」特集一覧広瀬先生の今シーズンは先日の対都成竜馬五段戦を終えてわずか7戦。棋士人生が始まって以来の少なさではないでしょうか。まずは空いた時間をどんなことに使われていたのか教えてくださ

                                                                      【インタビュー】【広瀬章人竜王】30代に入っても努力を続けられるのが、真の才能。 - ライブドアニュース
                                                                    • 将棋界のレジェンド羽生善治九段(49)は今期A級順位戦で残留できるか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                      2019年度(第78期)順位戦は終盤戦を迎えています。年が明けて、A級は1月4日(土)に7回戦▲稲葉陽八段(3勝3敗)-△渡辺明三冠(6勝0敗)戦がおこなわれます。 【前記事】 勝てばプレーオフ以上確定 A級順位戦6連勝中の渡辺明三冠(35)1月4日に稲葉陽八段(31)と対戦 トップを独走中の渡辺三冠が、このまま初の名人挑戦に向けて突き進むのでしょうか。 一方でA級は残留争いも熾烈です。定員わずか10人のA級に名を連ねているのは、いずれも歴戦の強豪です。その中でも羽生善治九段(2勝4敗、49歳)の成績に関しては、多くの人が注目していることでしょう。 羽生九段の残り3戦は順に、久保利明九段(1勝5敗、44歳)、木村一基王位(2勝4敗、46歳)、佐藤康光九段(3勝3敗、50歳)。これまでに数多く対戦してきた名棋士3人が相手です。 羽生九段は1993年、22歳でA級に昇級。以来、名人在位9期を含

                                                                        将棋界のレジェンド羽生善治九段(49)は今期A級順位戦で残留できるか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                      • ある将棋ライターが選ぶ2019年将棋界15のニュース(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                        2019年の将棋界もいろいろなことがありました。そこで大晦日らしく、10大ニュースを勢いで考えてみよう・・・としたのですが、収まりきれずに15項目になりました。 もし客観的に重要なニュースを選ぶとすれば、トップクラスの棋士の動向や、グレードの高い棋戦の結果などを考慮すれば、おのずと主要な出来事は絞られてくるでしょう。それは適任の方におまかせして、ここでは一介の将棋ライターが、主観的に印象深い出来事をランキングにして振り返ってみたいと思います。 第15位 石田和雄九段、YouTuberに 筆者にとっては新しい時代を象徴するニュースのように思われました。 第14位 千駄ヶ谷の名店・みろく庵閉店 今年2019年は「Yahoo!ニュース 個人」で比較的多くの記事を書かせていただきました。その中で月間の賞をいただいたのが、みろく庵閉店の記事でした。 みろく庵で使われていた食器はいまでも、わが家で現役

                                                                          ある将棋ライターが選ぶ2019年将棋界15のニュース(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                        • 日本シリーズで3勝3敗に追いつくことを「逆王手」と言うのは誤用? 将棋ライターから見た「逆王手問題」(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                          逆王手とは何か? 「王手」は有名な将棋用語です。それが一般社会でどう使われてきたかという経緯に関しては、こちらの記事をご覧ください。 45年前にTwitterがあったら議論あり?「優勝に王手」という表現が使われ始めて受け入れられるまで(2019年9月11日、松本博文) https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20190911-00142267/ 本稿では「王手」と似た言葉である「逆王手」について考えてみたいと思います。 まず、将棋用語としての「逆王手」とは何でしょうか? 1図は後手が△3七角と打ってきた局面です。 1図で先手が後手の2六玉に「逆王手」をかけるには、どうすればいいでしょうか。先手の持ち駒に桂と香がありますので、これをどこかに打つことを考えてください。三択クイズにしてみます。 (A)▲2九香 (B)▲2八香 (C)▲2

                                                                            日本シリーズで3勝3敗に追いつくことを「逆王手」と言うのは誤用? 将棋ライターから見た「逆王手問題」(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                          • 藤井猛九段(49)由来「藤井矢倉」の名を継ぐ者現る? 藤井聡太棋聖(18)王位戦第3局で矢倉早囲い(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                            8月4日9時。兵庫県神戸市・中の坊瑞苑で王位戦七番勝負第3局▲藤井聡太棋聖(18歳)-△木村一基王位(47歳)戦、1日目の対局が始まりました。 対局場は有馬温泉、中の坊瑞苑。王位戦の定宿の一つです。 昨年の王位戦第4局。木村挑戦者(当時)は豊島王位を相手に285手の死闘を制しました。 昨年の七番勝負では、木村挑戦者は2連敗スタートのあと、2連勝を返しました。そして最終的には4勝3敗でシリーズを制し、王位を獲得しています。 本局の立会人を務めるのは淡路仁茂九段(70歳)。神戸市出身の棋士です。 淡路九段の師匠は地元神戸に道場を構え、普及活動をおこなっていた藤内金吾八段(1893-1968)です。藤内一門は内藤國雄九段、森安秀光九段、谷川浩司九段(孫弟子)など多士済々。これらの棋士が棋界を席巻した頃には「神戸組」と称されました。 8時43分。藤井挑戦者が対局室に入ります。羽織の色は濃い緑。これ

                                                                              藤井猛九段(49)由来「藤井矢倉」の名を継ぐ者現る? 藤井聡太棋聖(18)王位戦第3局で矢倉早囲い(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                            • 【第33回将棋ペンクラブ大賞 受賞!】受け師の道 百折不撓の棋士・木村一基:東京新聞 TOKYO Web

                                                                              2019年9月26日、八大タイトルの一つ、王位戦で、将棋界にまた一人タイトルホルダーが生まれた。 木村一基九段。年齢は四十六歳。最年長にしてプロ入り後最遅、挑戦回数も最多の初のタイトル奪取に「中年の星」と騒がれた。まさに座右の銘である「百折不撓(ひゃくせつふとう=何度失敗してもくじけないこと)」を体現したような快挙だった。 藤井聡太七段はじめ、若い新星が次々と現れる棋界にあって、年齢による衰えは誰もが通る道。木村九段も例外ではない。「将棋の強いおじさん」「千駄ヶ谷の受け師」「解説名人」など数々の呼び名があり、人気は高いが無冠で、「もうタイトルは無理では」と思われていた木村九段の、衰えるはずの年齢での王位獲得。その長すぎる道のりを、東京新聞で「盤記者」として数々の取材や連載執筆をし、木村王位の多くの涙にも立ち会ってきた樋口記者がまとめた。 本書は「私の知らないような話や、ああそうなのかと記事

                                                                                【第33回将棋ペンクラブ大賞 受賞!】受け師の道 百折不撓の棋士・木村一基:東京新聞 TOKYO Web
                                                                              • 王者渡辺明棋聖(36)完璧な指し回しで藤井聡太七段(17)を降しカド番をしのいで1勝目 棋聖戦第3局(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                7月9日。東京都千代田区・都市センターホテルにおいて第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局▲藤井聡太七段(17歳)-△渡辺明棋聖(36歳)戦がおこなわれました。9時に始まった対局は19時12分に終局。結果は142手で渡辺棋聖の勝ちとなりました。 五番勝負はこれで渡辺棋聖1勝、藤井七段2勝。渡辺棋聖はカド番をしのぎ、逆転防衛に望みをつなぎました。 また渡辺棋聖は藤井七段を相手に公式戦3連敗のあと、本局で初勝利をあげました。 今期ここまで12勝1敗(公式表示)の藤井七段は小休止の格好となりました。 第4局は7月16日、大阪・関西将棋会館でおこなわれます。 渡辺棋聖、カド番を恐れない堂々の指し回し渡辺「状況が苦しかったんで、開き直ってというか、ちょっと思い切って行こうかなというか。決めてきたところはどんどん指して、っていう形でちょっと思い切って行こうかなって思ってたんですけど」 局後に渡辺棋

                                                                                  王者渡辺明棋聖(36)完璧な指し回しで藤井聡太七段(17)を降しカド番をしのいで1勝目 棋聖戦第3局(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 現役タイトル保持者、元A級の大豪、勢いさかんな若手が居並ぶB級1組順位戦、6月11日開幕(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                  将棋界の歳時記では、6月は順位戦が始まる時節です。6月2日にはまず、A級が開幕します。 6月11日にはB級1組順位戦も始まります。 開幕カードは以下の通りです。 △木村 一基王位-▲阿久津主税八段 ▲久保 利明九段-△松尾  歩八段 △行方 尚史九段-▲深浦 康市九段 △永瀬 拓矢二冠-▲屋敷 伸之九段 ▲千田 翔太七段-△丸山 忠久九段 △郷田 真隆九段-▲近藤 誠也七段 (名前左=順位上位) ※山崎 隆之八段=空き番 B級1組の定員は13人。今期はそのうち8人が元A級です。四十代後半の実績十分の棋士が並ぶさまは壮観です。 前期A級では激闘の末に、久保利明九段(44歳)、木村一基王位(47歳)が無念の降級となりました。 A級から陥落して、すぐにA級復帰という例は過去にたくさんあります。最近では渡辺明三冠(36歳)がB級1組全勝でA級カムバック。さらにはA級でも全勝という快記録を達成しまし

                                                                                    現役タイトル保持者、元A級の大豪、勢いさかんな若手が居並ぶB級1組順位戦、6月11日開幕(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース