空には秋のうろこ雲。 『魚見台』跡にて夕景を観察。 唐津から福岡へ向かう途中、ふと空を見ると、見事なうろこ雲が広がっていた。 とのことであった。 早速、その魚見台公園へ。 以前は奇麗に手入れされ、憩いの公園であったようであるが、現在は残念ながら道路の整備が行き届いておらず、本当にこんなところに公園があるの?と思えるような場所であるが、山の山頂付近にポツンと公園が存在する。 ここ『魚見台』はもともと漁師たちが魚の居場所を見るために櫓を建てて見張りをしていたところ。 この高台で鳥山や潮の色などを観察して、大きな旗を使い漁船に信号を送っていたそうだ。 当時は、「魚は海にあらず、山にあり。」と言われたほどで、それくらい大事な漁師たちの見張り場だったのだ。 昭和初期まで実際に使用されていたようだ。 そんな場所であるから、唐津の海や唐津の名所である『虹の松原』等を眼下に見ることができ、夕景観察にはもっ