北海道発、寒冷地仕様の電気自動車(EV)「ネイクル」がインターネット上で話題になっている。デザインに既視感を覚えた人が多いようだ。 ネイクルは、国の機関である中小企業基盤整備機構北海道本部と、道内の製造業複数社が協力し、2013年に立ち上げた「北海道ev研究開発・利活用プロジェクト」の成果。 トヨタグループの超小型EV「COMS(コムス)」をもとに、極寒の地の冬でも快適に走行できるよう、スリップや着氷、寒さ対策などに重点を置いた技術を多数採用している。随所に断熱性の高い素材を使ったり、空調用に高性能なヒートポンプを組み込んだりといった具合だ。 以前から新聞やテレビでも取り上げ、しばしば注目を浴びたが、今あらためてTwitterなどで言及が多くなっているのは、独特な「2号機」の姿のせいだ。 1号機が真赤なボディカラーの精悍な雰囲気であるのに対し、2号機はかわいらしい耳がついていて、カラーリン