しっかり地図読み覚えたはずなのに、こんなことになるなんて! 地図の読み間違いだけでなく、天候や体調によってルートからロストしてしまうことも。もし登山中に道迷いをしてしまった際は、果たしてどうすればよいのだろうか。ここではフローチャートに沿って道迷いの次に取るべき行動を紹介する。 まずは未然に道迷いを防ぐ準備を 当然のことながら、道迷いは未然に防ぐことが一番。よくある道迷いのパターンふたつと、それを未然に防ぐ方法を知っておこう。 気象/天候が理由で道迷い 気象/天候が理由で周囲の地形や道がわからず、道に迷う人は多い。山行の前に天候の確認を行ない、荒れるようであれば登山中止の判断をしよう。また、山行中に天候が悪化しそうな場合はすぐに下山するか、近くの避難小屋や山小屋などの安全な場所に避難することを考えて行動する。 自分が理由で道迷い ボーッとしていた、疲れていたなどが理由で道迷いをしてしまうこ
◆10月10日 10日午前5時20分ごろ、帯広市の自衛官(42)の妻から「旭岳に行った夫が帰らない」と帯広署を通じて旭川東署に届け出があった。 同署と陸上自衛隊第二師団は、旭岳で遭難した可能性があるとみてヘリコプター3機と捜索隊を出動させて捜したが、手がかりは見つからず、日没のために午後5時でいったん捜索を打ち切った。 同署などによると、男性は「午後7時には戻る」と言って9日午前8時ごろに帯広を出発し、一人で旭岳へ向かった。その後、旭岳ロープウェイ山麓駅の駐車場で男性の車が発見された。 ◆10月11日 道警山岳遭難救助隊と陸上自衛隊第二師団は、男性が旭岳(2290m)で遭難したとみて、11日朝から約60人態勢で捜索を再開、自衛隊ヘリコプターも上空から捜しているが、11日午後1時現在見つかっていない。 同署などによると、男性はテントなど非常用の装備は持っていないという。同日午後1時すぎ、携帯
以下は、数度のメールのやりとりをへて、本HPに掲載させていただけることになった大台ヶ原・大峰の自然を守る会・会長の田村義彦さんのご論文「大杉谷吊橋事故の損害賠償請求訴訟とその影響」である。この裁判事例は、本HP「登山事故関係など主要判例一覧」のNo. 009で紹介していた。しかし、田村さんにご指摘いただくまで、原告主張と判決についての重大な問題性に全く気づくことができなかった。まさに、我が身の不明、愧いるばかりである。 ぜひとも、判例タイムス513号と判例時報1105号の一審判決及び判例時報1166号の控訴審判決を読んでみていだたきたい。私は、両者を読み比べて、田村さんのご主張趣意の合理性は明らである、と思料するものである。 なお、ウェブ上で文字化けなどの誤りが発生したとしたら、それらはすべて私のミスである。 2005.06.14 大台ヶ原・大峰の自然を守る会 田村 義彦 2005年5月3
今から5年ほど前だったか。 登山始めて間もない未熟者だった頃のこと。 当時はろくな装備も持たず、 体力任せのゴリ押しばかりしていた。 簡易的な食糧と500mlペットボトル飲料のみという、 ピクニックですか?というような準備。 時間ギリギリで午後から登り始めることも珍しくはなかった。 それでもそこそこ登れてしまうから若さって怖い怖い。 そんな自惚れきっていたある日。 いつものように近場で景色のいい山はないかと、 google先生に聞いてみたところ、 「武奈ヶ岳」がなかなかいい感じ。 滋賀県大津市にあり標高は1214m。比良山地の最高峰。 これに決めた!ってことで、 午後一で向かう。 悲劇の始まり 到着し、登り始めたのが15時30分。 この時点で間違いてんこ盛りである。 何を根拠に上って帰って来れると判断したのか昔の自分に問いたい。 元気もりもりで登り始めた矢先、 クワガタを発見しじっくり観察
登山をしてみたい!そう思ったきっかけは、滋賀県の琵琶湖西部に住んでることと、彼女(現在の妻)に買ってもらった、憧れのグレゴリーバックパックの性能を最大限まで発揮したかった!という動機からでした。 琵琶湖西部は山間部と琵琶湖の距離が近く、とにかく田舎なので近所に娯楽らしいような楽しい遊び場がなかったというのもあって、それなら近場の自然を最大限楽しみたい!という単純な欲求と、グレゴリーの真っ赤なバックパックはやっぱり登山やトレッキングでこそ輝くだろう!というイメージを持っていたからです。 計画とかを考えるよりまず行動!が信条の僕は、天気のいい日に昼ご飯を食べてから、新しく買ったかっこかわいいkeenの登山靴とグレゴリーを装備して半袖短パンで家から最寄りの登山口に車を停めて、そこからとにかく歩き始めます。 人生初の登山に挑戦 登山道のすぐ近くを流れる小川、沢登りも出来そうな雰囲気 自然と人間の作
OUR MISSION 助かる命を救いたい。 「山の医療」とは、山で発生する病気や怪我への医療を指し、高山病や低体温症などの医学が発展してきました。これを「山岳医療」と呼びます。 この医療は山に入る人の安全を守るためにあります。私たち医療者は、「山岳医療」が本当に皆さんのものになるよう科学としてさらに進歩させ、多くの人が実践できるように伝える努力をしていきたいと思います。 このサイトについて
IMSARJでは、比良山で発生した山岳遭難事故について、滋賀県警と遭対の竹村氏の協力により、青山が資料調査を行った。その結果を遭難事故分布マップとして、地形図にまとめ、以下に示す表現方法で表した。 続きを読む... 研究活動(研究ブース)の紹介にあたって IMSARJには、安全登山に関係した多くの研究者・専門家が所属しています。メンバーの専門性をあげると、登山に関する倫理、法律、技術、用具の安全性、教育、ナビゲーション、計画、雪崩、雪氷、救急医療、山岳医療、遭難救助、事故データベース、事故分析、ガイド技術、登山ツアーなど多岐にわたっています。 ここでは、研究者・専門家に与えられた「研究ブース」を窓口とし、ブース担当者の紹介とそれぞれ専門の立場で、保有しているデータ、記事、論文、報文、報告書、など提供できる範囲内で紹介します。 続きを読む... 六甲山系における遭難事故分布マップの公開につい
amatchのブログ。2019年4月より東北地方へ転居。登山・トレイルラン・マラソン・スキーライフが主な話題。 選考会の2日目の朝、両股小屋のテントサイトでトラブルが発生していた。 スタッフは1:30集合だったので1時に起床予定だった。 が、自分は寒かったことと気が張っていたのか12時頃から目が覚めていて、寝付けなかった。 前夜の寝る前、22時ごろからうるさかったいびき?はまだ続いていて、ひどくなっているようにも思えた。 自分のテントで寝ていたのは仙波選手と北野選手と自分。 テントを撤収していると、仙波さん(救急隊員)が呼ばれた。 我々も呼ばれた方に近づいてみると、低体温症?の人が全身を硬直させながら唸り声を上げていた。 顔色は白く、意識はない。 口元には血と泡がついていた。 選考会スタッフの中に救急隊員が3名もおり、気道確保しつつ応急で湯たんぽをつくりシュラフに入らせて体温を上げようとし
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