フォークダンスで男女の出会いをはぐくむ活動をしている市民グループが22日、東京都内で親からの悩みや質問に応じる「当世結婚事情 シンポジウムと親御さん相談会」を開く。これまでは独身男女にダンスへの参加を呼び掛けてきたが、親から「うちの子がいつまでも結婚しない。どうしたらいいのか」という切実な相談が事務局へ相次ぎ、相談会開催に踏み切った。関係者は「悲鳴に近い親の声を聞き、何をすべきか一緒に知恵をしぼりたい」と話している。 主催するのは「フォルクローレ連絡協議会」(埼玉県三芳町)。少子化対策を研究している風俗研究家のケーシー松原代表が企画した。松原さんは、知らない男女が手を取り合うフォークダンスに着目。コミュニケーション能力を身に着け、交際から結婚、出産に結びつけようと「少子化対策のためのフォークダンスの集い運動」を始めた。今では参加者たちが自ら主催して都内数カ所で定期的に開くようになり、今月