【IDF Fall 2006】Google,コンピュータ業界にパソコンの電力効率を高める規格の策定を呼びかけ 米Googleは米国時間9月26日,米Intelが主催する「Intel Developer Forum(IDF)」において,パソコン電源の電力効率を高める規格の策定が必要だとする考えを明らかにした。低コストで電力の高効率化を達成するために,同社は,Intelやそのほかのベンダーと話し合いを始めているという。同日,同社はコンピュータの電力使用について述べた白書を発表した。 パソコンやサーバーなど,すべてのコンピュータは,コンセントから得たAC(交流)をDC(直流)に変換している。白書によれば,変換の過程で,入力電力の30~45%が熱として浪費されているという。Googleは,電力効率を高めるための取り組みを通じて,同社がデータセンターで稼働しているサーバーの浪費電力を10%にまで抑え