ポルトガル・リスボン(Lisbon)の西方25キロに位置するCascaisで、海岸を歩く男女(2006年2月14日撮影。本文とは関係ありません)。(c)AFP/NICOLAS ASFOURI 【3月15日 AFP】ドイツ南西部カールスルーエ(Karlsruhe)の連邦憲法裁判所は13日、知的障害のある実の妹と家庭を築いたドイツ人男性の弁護団による、近親相姦を禁じる法律の破棄を求める訴えを却下した。 訴えていたのはパトリック・ステュービング(Patrick Stuebing)さんの弁護団。ステュービングさんは2000年、別々に暮らしていた妹のスーザン・カロリュースキ(Susan Karolewski)さんと出会い、それ以来関係を続け、カロリュースキさんはステュービングさんの子どもを4人出産している。 ドイツの法律で近親相姦は2年以下の禁固刑と定められていることから、ステュービングさんはすでに