米フロリダ州(Florida)フォートローダーデール(Fort Lauderdale)で、米国市民権取得の式典に出席する、さまざまな出身国の人びと(2007年8月30日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle 【8月15日 AFP】米国勢調査局(US Census Bureau)が14日に発表した統計結果によると、米国の白人は、2042年までに米人口の多数派の地位から転落するという。これは、前回調査の予測よりも約10年も早まっている。 米人口における白人の割合は、2010年時点で65%と予測されているが、白人の死亡率が出生率を上回ることによって2030年代から減少していくとされている。2042年には、ヒスパニック系や黒人、アジア系、インド系、ハワイ先住民、太平洋諸島系の人口が白人の人口を上回ると予測されている。こうした現象が起こるのは、以前の予測では2050年ご