好むと好まざるとに関わらず、20年以内にほとんどの仕事がなくなる。Googleの創業者、ラリー・ペイジ氏の言葉だ。人工知能(AI)とロボットが、ありとあらゆる業界の勢力図を劇的に塗り替える。そう言われている。 とはいえ、変化の波は必ずしも同時並行的に訪れるわけではない。変化の波に先に飲み込まれる業界、後から飲み込まれる業界というものがあるようだ。 日本の場合、ディスラプティブ(業界勢力図を根本から塗り替えるような)イノベーションは、最先端のテクノロジーベンチャーと、いい動きをする従来型の大企業がタッグを組んだときに起こるのかもしれない。 東大発ベンチャーのプリファード・ネットワークス(PFN)は、私が最も注目するテクノロジーベンチャーだ。そしてそのPFNが、数ある事業領域の中からまず3つの領域に焦点を絞った。その領域とは、自動車、バイオ、製造業の3つ。自動車の領域ではトヨタと組み、このほど
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