1 はじめに 今回は、iOSにおけるファイルの扱いについてまとめてみました。 具体的には以下の5項目です。 データの保存場所 シュミレーターのフォルダ ファイル操作 ファイルの入出力 リソースファイルの読込み 2 データの保存場所 iOSでは、OS標準のアプリ以外は、各アプリのホームディレクトリ(/Application/<identifier>/)(サンドボックス)ごとに離隔され、ファイルの作成やダウンロードは、そのディレクトリ内に制限されています。 ホームディレクトリのパスは、NSHomeDirectory()で取得できます。 NSString *homeDirectory = NSHomeDirectory(); NSLog(homeDirectory); シュミレーター(iPhone6s)で実行した場合のホームディレクトリのパスは、次のようになっていました。 @"/Users/us