はじめにTechnology Innovation Group真野です。 2017/10/5リリースのPostgreSQL 10にて、インサート時に自動で連番を割り当てる GENERATED AS IDENTITY という構文がサポートされました。PostgreSQLの連番作成機能と言えば、 SERIAL BIGSERIAL 型が有名ですが、IDENTITYの方がSQL標準準拠です。 SERIALもIDENTITY のどちらも内部的にはシーケンスを利用していますが、IDENTITYの方が手動で連番カラムに値を指定しにくい機能があり(※後述します)、新規の開発案件であれば IDENTITY を利用すると良いでしょう。 その上で IDENTITY に設定したカラムの挙動について不明点があったので調べてみました。最初に基礎情報をまとめ、調査事項の順で説明します。 なお、調査に用いたPostgre