駅で電車を待つ間、ホームの向かい側に掲げてある広告看板をついしげしげ見てしまうものですが、その看板の列に混じって、妙な味わいの広告が掲げられていることがあります。主に居酒屋やパブなどの広告で、店が駅や線路に面しているのをいいことに、その店の裏壁にここぞとばかり貼り出す広告。超リーズナブル。 わかりにくいかもしれませんが、けっこうそういう看板、味わい深くて好きなんです。 (乙幡 啓子) あの看板への険しき道のり そんな看板を効率よく求めるとなると、沿線の環境をよく吟味して攻めて行かねばならない。 「“ここぞ”広告」(今、名づけた) の出現しやすいところといえば、 線路に家並が迫っている しかも駅に背を向けた家並 その家並も年季が入っていて味わい深い感じ 多少猥雑な雰囲気? かといって、私鉄沿線など想像して西武線など乗ると、住宅地&高架&畑、という風景ばかりになる。 そこで狙ったのが・・・東武