7月16日に起こった新潟県中越沖地震。 長野県北部にある私の実家付近でも、被害の規模は小さいながら、向かいの家のブロック塀が崩壊したり、ガスが止まったりと、混乱があったようだ。 私の母なども、急なことでうろたえ、長野都市ガス株式会社に問い合わせて復旧方法を教えてもらったと言っていたが、そういえば、地震時にガスが止まることは知っていても、どのくらいの揺れで止まるとか、具体的な復旧方法など、意外と知らないもの。 地震でガスが止まる基準は、全国的に決まっているの? 東京ガス株式会社に聞くと……。 「地震による止め方は、『家庭ごと』『地域全体』の2段階あります。東京ガスの場合、まず各家庭のガスメーターのマイコンメーターが、震度5程度の揺れを感じた場合、その家庭への供給がストップするようになっているんですよ」(広報部) 「マイコンメーター」は現在、設置が義務付けられ、全国的にほぼ100%近くまで普及