岡田芳郎(おかだ・よしろう) 1934年、東京・小石川に生れる。早稲田大学政経学部卒業後、1956年に電通入社。営業企画局次長、コーポレートアイデンティティ室長などを経て電通総研常任監査役を務め98年に退職。大阪万博「笑いのパビリオン」企画、「ゼロックス・ナレッジイン」はじめ数々の都市イベントをプロデュース。電通のCIビジネスへの取組みにリーダーとして、アサヒビール、NTT、JR、東京電力をはじめ数多くのプロジェクトを推進した。また、企業メセナ協議会の創設に尽力した。 宣伝会議より『日本の企画者たち ~広告、メディア、コンテンツビジネスの礎を築いた人々~』(2016年3月30日発売)を刊行。 このコラムについて 歴史に名を残すほどに活躍したクリエイター、企業家、ジャーナリストたちが、何を考え、どう企画したのか。モノがなく混迷を極める時代、ネットもなく生活も貧しかった時代を企画で打破した日本