今、世界で日本のウイスキーが高い評価を受けているのをご存知でしょうか。世界の数々のコンペティションで金賞・最優秀賞を受賞し続けるサントリーの「山崎」。今回は大阪にあるサントリー山崎蒸溜所の工場見学をご紹介します。2014年のNHK連ドラ・マッサンが初代工場長を務めたことでも注目を集めています。天王山の名水で作られる「山崎」の世界をご覧ください。 サントリー山崎蒸溜所は、日本初のウイスキー蒸溜所として90年もの歴史のあるウイスキー工場です。日本の風土に適した、日本人の味覚に合うウイスキーを作ろうと、寿屋(現サントリー)の創業者・鳥井信治郎が名水の地・山崎で1923年に蒸溜所の建設に着手しました。実は初代の工場長はマッサンこと竹鶴政孝。2014年後期のNHK連続テレビ小説の主人公となる人物です。鳥井が、英国でウイスキー作りを学んで帰国した政孝に目をつけてスカウトしたのです。 当時は見たこともな