数年前まで地方の農協で働いていた。 農協勤めは公務員のようなもので、安定しているとか言われているけれども、実体はとんでもないものだった。 そんなわけでちょっとだけ、思い出を綴る。 なお、この話は私の所属していた一農協に限定した話である。 とにかく人が辞めていくまず今でもすぐに思い返されることと言えば、離職率の高さである。 例年定年退職者1~2名以外に15名ほど依願退職者が出るような職場、というのは今思い返せばぞっとする。 中小規模であるにもかかわらず、氷河期の時代に私を含めて18人余り採用があったわけだが、今なお残っているのは片手で数えられるくらいだったはずだ。 さらに、余り詳細なことは書くことが出来ないが、少なくともある出来事が起きてからの半年間で職員の約十分の一が退職してしまったこともある。 流石にその時ほど大規模な退職ラッシュはもう起きないだろうとは思うが‥‥‥ はっきり言って、永年
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