ブックマーク / baatarism.hatenablog.com (8)

  • 消費税増税後の日本 - Baatarismの溜息通信

    すでに報じられているように、6/26に民主、自民、公明三党などの賛成多数で、消費税増税法案が衆議院で可決されました。その際、民主党からは多くの反対・棄権票が出て、その中でも小沢一郎氏を中心としたグループは民主党を離党し、新たな政党「国民の生活が第一」を結成しました。 これから参議院での審議が始まりますが、採決前に内閣不信任案が可決されるような事態がない限り、法案の成立は避けられないと思われます。 消費税関連のニュースでは政局絡みの話ばかり報道されますが、当に重要なのはこの増税で私たちの生活や日経済がどうなるかでしょう。今回はまずそのことを考えてみたいと思います。 ニッセイ基礎研究所で、消費税が実質GDPに与える影響が試算されています。 それによると、2013年度は駆け込み需要で成長率が0.7%押し上げられるものの、2014年度は実質GDPが1.4%押し下げられ、成長率への影響はマイナス

  • 「ボランティア」と「義務化」の矛盾 - Baatarismの溜息通信

    http://bewaad.com/20060901.html#p01 以前から保守派の知識人や政治家の間で主張されていたボランティア活動の義務化を安倍氏が打ち出したそうですが、bewaadさんのブログではこの件で「ボランティア」という言葉の使い方を間違えているのではと言っていますね。 このケースでは国家が強制的に大学入学前に奉仕活動を課すということですから、ボランティアよりは公役(こうえき)と言った方が良いのではないかという気もするのですが。w bewaadさんのブログのコメント欄でも、だいさんという方がこのような活動は英語で言えばcommunity serviceであり、この言葉のcommunityをmilitaryに変えると兵役の意味になると指摘されていますから、これはvolunteerではなくservice、つまり役務でしょうね。 安倍氏の周辺の人達は「公」という言葉が好きなんだか

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  • 宗教右派としての靖国神社 - Baatarismの溜息通信

    前回のエントリーのコメント欄で、トリルさんからこのようなページを紹介していただきました。 今更ながら、靖国問題がそもそも巷間言われているような問題なのかどうかを再検証しました - http://www.jimbo.tv/ このページによると、戦後、GHQが政教分離原則に基づき、靖国神社に無宗教の公的追悼機関となるか一宗教法人となるかの選択を迫り、靖国神社は公共性のない一宗教法人となったが、その後も靖国がとても「民間の一宗教法人」とは呼べないような役割を演じているということです。ただし、靖国神社も戦略的にこのような行動を取ったわけでもなく、ただ生き残りのための行動しているうちにこうなってしまったようです。 この文章を読んで思ったのですが、靖国問題がここまで混迷している根的な原因として、靖国神社が追悼機関としての公的な側面と、一宗教法人としての宗教的な側面を、なし崩し的に持ってしまっているこ

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  • 事実に反する記事 - Baatarismの溜息通信

    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060804ia01.htm 中日新聞:麻生氏、靖国参拝せぬ意向 私案「首相に就けば在任中」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060804-00000135-jij-pol これらの記事に関して、麻生氏は自分のホームページで「事実に反する記事」であると抗議しています。 麻生太郎オフィシャルサイト:きょうたろう(2006年8月4日) もう靖国問題については、ニュースもうっかり信用できませんね。

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  • 中国は追いつめられているのか? - Baatarismの溜息通信

    先日発射された北朝鮮のミサイルに関して、現在国連安保理では日が中心となって提案した北朝鮮制裁決議案が審議されています。すでに安保理理事国15ヶ国中13ヶ国(日含む)の支持を取り付けているようですが、残るロシア中国が拒否権を発動するかが焦点となっているようです。特に中国は拒否権を発動する可能性が強く、そうなるとこの決議案は否決されてしまいます。 しかし「雪斎の随想録」さんや「木走日記」さんによると、ロシアが拒否権を発動せずに中国だけが拒否権を発動した場合、中国北朝鮮を支持した国として国際的に孤立するため、否決されても日の外交的勝利となるそうです。また、ロシアは今年のサミット開催国ということもあって、欧米主要国がこぞって賛成しているこの制裁措置を拒否することは難しいということです。 国連安保理という「戦場」・続: 雪斎の随想録 北朝鮮制裁決議案採決は日外交の歴史的勝利か?〜戦後国連

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  • 靖国論議で思うこと - Baatarismの溜息通信

    ここ数年靖国神社を巡る問題が論議を呼んでいて、僕自身も何度か論争に巻き込まれたり飛び込んだりしてるのですが(笑)、どうも靖国神社を巡る議論は、以下のような点全てに対して賛成か反対か二者択一を迫るような空気があるように思います。 中国韓国による靖国問題への口出し 新たな追悼施設の建設 元A級戦犯の分祀 政府による靖国神社への介入 首相の靖国参拝自粛 天皇陛下の靖国参拝自粛 東京裁判判決の受け入れ 実際にはこれらの点について全て賛成とか全て反対という人は少なく、この点は賛成だがこの点は反対だという人が多いと思うのですが、そのような人の声もマスコミ報道では賛成・反対のどちらかに強引に決めつけられてしまうような気がします。 何だか個々の点についてアラカルトで選びたいのに、強引に「賛成」コースか「反対」コースのどちらのフルコースを選ばされる、そんな空気を感じますね。例えば麻生外相の靖国問題に関する

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  • 「エリートvs庶民」は本当だったのか? - Baatarismの溜息通信

    4/23に行われた衆院千葉七区の補欠選挙は、民主党が推した太田和美候補が自民党・公明党が推した斎藤健候補を破って当選しました。 この選挙では、元官僚である斎藤候補に「エリート」、キャバクラ嬢の経験がある太田候補に「庶民」というレッテルを貼り、「エリートvs庶民」とはやし立てる報道がなされました。 Excite エキサイト http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060414-OHT1T00010.htm しかしこの見方は正しかったのでしょうか? 作家の大石英司氏のブログ「大石英司の代替空港」には、両候補について次のような文章があります。 私は、勝った側も負けた側の候補者にも全く関心がなかったんですが、なんでも、負けた側の人は、確かに経歴はエリートだけど、金銭的には全く恵まれない家庭で育ったとかで、一方当選者は、資産家のお嬢さん。キャバクラ勤めは、高

    「エリートvs庶民」は本当だったのか? - Baatarismの溜息通信
    shin-ohara
    shin-ohara 2006/04/26
    >>ネットからは先の報道とは逆に、斎藤候補が庶民の出身であり、太田候補は庶民の出身ではないという情報が得られます。:何を以って「庶民」とするか、およびその得失について私が分節できてないので判断は留保。
  • 海洋調査問題で勝ったのはどちらか。 - Baatarismの溜息通信

    日韓の間の懸案であった、竹島周辺の排他的経済水域(EEZ)での海洋調査問題は、ソウルでの外務次官協議で当面の危機を回避する合意が成立し、日韓が日海で衝突するという最悪の事態は避けられました。 この件について、勝ったのは日韓国かという議論が、ネットのあちこちで行われています。 僕は今回の件で勝ったのは日であり、それは孫子の言葉「戦わずして勝つ」を地でいくものだったと思います。 何故そう思うかというと、今回の件において、韓国側の目的は「海底地名に自国名をつけること」であり、日側の目的は「韓国の目的を阻止すること」でした。そしてこの合意の結果、韓国は目的を果たすことが出来ず、日は阻止に成功したからです。 もちろん、今回の合意は6月の国際会議だけに関するものであり、それ以降の行動を拘束するものではありません。しかし、韓国がそれ以降の国際会議に提案しようとした場合、日側は今回と同様の戦

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