過労働や賃金安、いじめなど、就労に関する問題が社会問題に発展している昨今。日本法規情報が行った就労環境問題に関する、「職場への不満についての意識調査」によると、調査対象となった男女538名のうち約9割もの人が「今の職場に不満がある」ことがわかった。 調査ではまず、「今の職場に不満はあるか」を質問。「職場に不満がある」と回答した人は91%、「不満はない」と回答した人は9%という結果となった。ほとんどの人が職場への不満を抱えていることがわかったが、その内容がこちら。 最も多かったのは「賃金・給与が安い」(27%)で、以降、「職場の上司が気に入らない」(22%)、「職場の同僚が気に入らない」(14%)、「残業が多過ぎる」(9%)と続いた。中には「正当な賃金が支払われない」(7%)、「職場いじめがある」(7%)と言う人も。 また、上司、同僚、部下への不満は合わせて42%だったが、特に、上司や同僚に