スピードのない三浦知良はなぜ点取り屋になれたのか? WGだったカズがゴールを量産した理由【日本人CF戦術史(2)】 長い歴史を誇る日本代表や、28年目を迎えるJリーグでは、これまで数々の名選手がプレーしてきた。サッカーの流行が移り変われば、選手に求められる役割にも変化が生まれる。センターフォワードとして活躍した日本人選手が持つ技術に迫る本連載の第2回は、ウインガーからゴールゲッターへと変貌を遂げた三浦知良を取り上げる。(文:西部謙司) 偉大な釜本邦茂の後継者として何人かの選手が現れた。古河電工の奥寺康彦は両足利きだが左足のシュートが強烈で、スピードも抜群。しかし、日本人プロ1号としてドイツの1FCケルンに移籍してしまった。 【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで! いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】 現在ではピンとこないが、当時は外国へ移籍すれば自動的に代表から遠ざかること