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ブックマーク / technique.hateblo.jp (3)

  • 身動きが取れません―― 千葉雅也のドゥルーズ論 - Freezing Point

    動きすぎてはいけない: ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学 作者: 千葉雅也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/10/23メディア: 単行この商品を含むブログ (31件) を見る 動かないものを、動かそうとすること。 あるいは動きすぎるものを、止めてみること。 そのバランスとタイミング――これは臨床や芸術にとどまらず、*1 生活者として必要な、日常的・具体的な配慮だろう。*2 このモチーフが、哲学史にどういう位置づけを持ち得るか。 書はその整理において、たいへん有益だった。*3 《非意味的な切断》に照準し、それを実務的にも提唱する書は、哲学的に洗練された「ひきこもりのススメ」にも見える*4。 その観点から、私がもった疑問は: 切断は、「どうにもならない」に陥りがち 千葉氏が描き出した切断は、どういう困難に直面するだろうか。――そこでの技法を考えなければ、この議論は無意味

    身動きが取れません―― 千葉雅也のドゥルーズ論 - Freezing Point
    shinchi
    shinchi 2013/11/26
    30年かけて、千のプラトーを読み続ける。バルセロナの塔みたく。
  • 分析的な 《つながり方》 を設計するために - Freezing Point

    以下の酒井泰斗氏のご指摘は、さまざまな関係者にも読んでいただきたく、まとめてみました。 直接には私へのレスポンスですが、「これにどうお答えするか」というのは、 技法のもんだいとして、時間をかけて議論したいです。 ●「分析にあたっては、継続的な修正のできるやり方が必要」(酒井〔contractio〕氏) 以下、現時点で答えられることにお返事してみます。 《当事者》枠とディシプリン 【1】 「A:苛立ちの分析」は──「苛立っているひとの分析」ではなくて──、「それが生じる状況-に参加している人たちが-何をどのようにしたか-についての分析」を必要とするでしょう。 2012-11-16 22:07:19 via HootSuite @ueyamakzk ところで、そうしたことと、「B:悩んでる人、弱い立場の人を一方的に《当事者》と名詞化するのではなくて、…、分析してもらえませんか?」というお願いの

    shinchi
    shinchi 2012/11/16
  • この本には、異常な地方が描かれているのではない。 - Freezing Point

    むしろ、私たちの日常が曝露されている。 あのとき、大川小学校で何が起きたのか 作者: 池上正樹,加藤順子出版社/メーカー: 青志社発売日: 2012/10/24メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 18人 クリック: 2,098回この商品を含むブログ (8件) を見る 行きなれた目の前の山に逃げれば、*1 亡くなった子どもたち74人が全員助かっていたのに、 地震発生から50分間も校庭に待機させた。 「山に逃げよう」と声をあげた子どもたちもいたのに、 わざわざ連れ戻してまで校庭にいさせた。 その事実を市長や教育関係者が徹底的に揉み消し、 時間のつじつまをごまかし、聞き取りのメモを捨て、 「頑張って逃げようとしていたが、間に合わなかった」 ことにした。 制度の前提がおかしい 「学校管理下で死亡事故が起きた場合の対応として、報告しなければならないという法律の根拠がないのです」(文部科学省の「

    この本には、異常な地方が描かれているのではない。 - Freezing Point
    shinchi
    shinchi 2012/11/04
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