複雑な構造で知られる横浜駅をプラレールで再現する猛者がTwitterに出現しました。大人が本気で作るプラレールってこんなにスゴイのか! 横浜駅は常に工事を行っていることでも知られ、「日本のサグラダ・ファミリア」とやゆされたり、“拡張工事のあまり自己増殖を続ける横浜駅”を描くSF小説が人気になる(関連記事)など幾度となくネタにされてきました。実際、その内部構造の複雑さは国内でも屈指ですが、路線に関してもJR東日本をはじめ、京急、東急、相模鉄道など6社の電車が乗り入れており、内部構造同様複雑なものになっています。 今回、横浜駅をプラレールで再現したのは、「プラレールの宿」の松岡さん。以前には北千住駅をプラレールで再現し、話題になりました(関連記事)。 横須賀線、東海道本線、京急線、京浜東北線・根岸線・横浜線、相鉄線など地上の路線はもちろん、横浜市営地下鉄ブルーラインなどもしっかり網羅。配置はも
長らく続いていた駅舎・駅ビル工事のせいで“ダンジョン”とも囁かれていた千葉駅。その構造をプラレールで再現したツイートに、利用者や鉄道ファンだけでなく、千葉市長も驚嘆しています。 実際の千葉駅と比較 制作したのは、プラレールを使ってさまざまな駅の構造を再現している「プラレールの宿」の松岡純正さん。過去には複雑さでは渋谷駅や新宿駅に匹敵する北千住駅をプラレールで再現して話題になりました。 千葉駅はJR東日本の総武本線と外房線、千葉都市モノレールの1号線と2号線が乗り入れており、すぐ近くに京成千葉線が乗り入れる京成千葉駅があります。2011年10月から建て替え工事が始まり2016年11月に完成、53年ぶりに駅舎が新しくなったばかりです。 プラレールの千葉駅では建物を排除し、乗り入れている路線とホームの複雑さを見事に再現。京成千葉駅もちゃんと確認できます。利用者には乗り換えの動線含めてどうアクセス
「私は根っからの文系だから、技術のことはさっぱり」。こう言ってはばからない経営者やビジネスパーソンは多いのではないか。技術の動きなど知らなくても、自分たちはもっと価値の高い仕事ができるという自信からの言葉だろう。しかし、そんなことを言っていられる時代は過ぎ去った。もはや人工知能(AI)など技術革新のインパクトが及ばない業界は存在しない。 AIやロボットなどが発達し、人間にしかできなかった高度な作業が自動化され、生産力を飛躍的に向上できるようになった。そのインパクトは、多くの人が考えているよりはるかに大きい。経済活動の基盤となる生産構造が根本から覆される可能性が出てきている。これまでの生産構造では、機械(資本)と労働を投入し、成果物として工業製品やサービスを生み出していた。そして、生産力を高める際には、機械と労働をセットで増やす必要があった。ところが、AIやロボットの発達によって、機械の投入
By fitzsean 宇宙に存在するあらゆる物質(マター)には、電気的に正反対の性質を持つ反物質(アンチマター)が存在しています。この2つは衝突すると高いエネルギーを発して共に消え去る関係にあるのですが、こうして宇宙が存在できているからには、反物質のほうが少なかった、あるいは少なくなるだけの理由があったはず。そんな謎を突き止めるためにCERN(欧州原子核研究機構)は反物質の性質を調査したのですが、「やはり宇宙に物質は存在しないはず」と言わざるを得ない結果が出ています。 A parts-per-billion measurement of the antiproton magnetic moment : Nature : Nature Research https://www.nature.com/nature/journal/v550/n7676/full/nature24048.htm
「もうラーメンは食べたくない。食べることに疲れたし、肝臓も壊した。おまけに会社も辞めることにしました」 そう語るAさん(40代)は、元人気ラーメンブロガーだ。かつては毎日ラーメン店に行き、年間500食を食べあるいていたことも。そしてラーメンオタクの間でも一目置かれていた存在だった。しかし、あることをきっかけに精神的不調に陥り、うつ病と診断され、現在は務めていたIT系の会社を休職中だという。 「会社の飲み会の席で『Aさんってラーメンに詳しいんですよね』と女の子たちに聞かれて、僕のおすすめを教えてあげたんです。最近のトレンド、店主の人柄、コスパなど様々な側面を考慮して、女子向けのいいお店をです。また90年代からのラーメンのニューウェーブ系の歴史もわかりやすく教えてあげた。知り合いの店主だから僕の紹介だと言えば味玉ぐらいオマケしてくれるんじゃないかとも言いました」 Aさんにそんな話を聞いてきたの
The Age of Em: Work, Love, and Life when Robots Rule the Earth 作者: Robin Hanson出版社/メーカー: OUP Oxford発売日: 2016/05/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ポスト全脳エミュレーション社会の経済学。 日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命 (星海社新書) 作者: 大塚英志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/10/26メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る『角川歴彦とメディアミックスの時代』ではなかったのでがっかり。 木根さんの1人でキネマ 4 (ヤングアニマルコミックス) 作者: アサイ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2017/10/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (6件) を見る絢爛たるグランドセーヌ 9
2017年10月26日、小児科医の毛利子来さんが慢性心不全で逝去。87歳でした。心からご冥福をお祈りいたします。 毛利子来(もうり・たねき)さん(1929年11月27日 – 2017年10月26日) 千葉県生まれ。旧制岡山医科大学卒。医師になって大阪の診療所などで勤務したのち、1960年東京の原宿にて毛利医院を開業。育児、教育相談に力を入れ、現在に至ります。著書は多数ありますが、主なものでは1987年に毎日出版文化賞受賞を受賞した、『ひとりひとりのお産と育児の本』。活躍は多岐にわたりますが、ルソーの教育論を範とした『新エミール』は文庫化され、気軽に手にとることが可能です。そして絵本にも関わっており、人のからだの仕組みをやさしい語り口で説明する啓蒙的な絵本、『ひとのからだ』、『ゲーとピー』の文章も担当しました。 弱い立場に置かれがちな子供のことを尊重しつつ、その目線から一貫して発言を続けまし
By JESHOOTS.COM 2020年に日本で開催される東京オリンピックの次の夏季オリンピックである2024年パリオリンピックでは、コンピューターゲームでの対戦をスポーツ競技として捉える「eスポーツ」が正式種目となるのではないかと報じられていました。そんな中、オリンピックの主催およびオリンピックに参加する各種国際スポーツ統括団体を統括する国際オリンピック委員会(IOC)が、「eスポーツの正式種目化に期待している」という声明を公式に発表しています。 E-sports gets closer to being part of the Olympics Games - Business Insider http://www.businessinsider.com/e-sports-gets-closer-to-being-part-of-the-olympics-games-2017-10
はじめに 本記事は「数学者→専業主婦→AI研究者」。私が研究で伝えたい“違和感”という文章を読んでの感想です。(読んでいない方は先に読んでいただけると、以下の流れがわかりやすいと思います。) 大まかな感想としては、私はあまり内容に同意できませんでした。 多額の税金を投下されている国立機関に所属する新井紀子教授の発言は影響力があると思いますし、またコメント欄でも科学の教養がそれなりにあると思われる方々が賛同しているのを見ると、本当にその結論でいいの?という疑問が拭えないのがこの記事を書いたきっかけです。 注意:本記事では、AIの定義をwikipediaの”any device that perceives its environment and takes actions that maximize its chance of success at some goal”に由っています。 主張
ロシアのラジオ局「モスクワのこだま」の局内で、女性パーソナリティーのタチアナ・フェルゲンハウエルさんをナイフで刺したボリス・グリッツ容疑者。モスクワの裁判所で(2017年10月24日撮影)。(c)AFP/Vasily MAXIMOV 【10月27日 AFP】ロシアでウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領批判の先頭に立つ独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(Novaya Gazeta)は26日、襲撃に対する自衛のため記者らに非殺傷武器を配布し、武器の使用訓練を受けさせる方針を発表した。 同国では政権批判派への襲撃が頻発。先週にはリベラル派のラジオ局「モスクワのこだま(Echo of Moscow)」の局内で、女性パーソナリティーのタチアナ・フェルゲンハウエル(Tatyana Felgenhauer)さん(34)が、情緒不安定な男に首を刺される事件が発生した。 ノーバヤ・ガゼータの
地下4階に上がると、JR線方面に行くためには180度回転する。その通路を進むと、さらに180度回転させられて地下2階に直通するエスカレーターに乗る。 地下2階では、真正面に太い柱があるので右に90度、左に90度とジグザグに避け、扇状になっている改札を出る。改札を出て右に90度のところにあるエスカレーターが、地上への出口である。 エスカレーターで地下1階に出るが、ここでも180度ターン。さらに右へ90度、右へ90度と曲がり、いよいよ地上へのエスカレーターに乗ることができる。 宮益坂口で地上に出ると、向きは同じだが並行の位置にないJRの入り口に向かうため、左に90度、そして右に90度曲がる。そこでやっと、工事中の渋谷駅に入れる。 渋谷駅の改札は、そこから90度右にある。山手線のホームに上がるには、さらに180度回転しなければならない。 真夏の遊び「スイカ割り」は、目隠しした人をその場でグルグル
ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ第6節、ニュージーランド対南アフリカ。ハカを披露するニュージーランドの選手(2016年10月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/GIANLUIGI GUERCIA 【10月25日 AFP】ラグビーニュージーランド代表、通称「オールブラックス(All Blacks)」がテストマッチ18連勝の快挙を成し遂げ、新たな高みに到達した一方で、同国ラグビー界では競技のイメージ、特に女性からのイメージを失墜させるグラウンド外の醜聞が続いている。ストリッパーとのいざこざに、路上での暴力、強姦未遂などの性行為がらみの不祥事を受け、ニュージーランドラグビー協会(NZRU)は、ラグビー界にはびこるマッチョな文化にメスを入れる必要に迫られている。 ニュージーランドのラグビー界が抱える問題は、今年8月から次々と明るみに出た。スカーレットという名前のストリッパ
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現代社会の技術仕様書というべき労作である。二〇世紀の終盤にミシェル・フーコーとジル・ドゥルーズが青写真を描き、今世紀初頭にアントニオ・ネグリとマイケル・ハートがグローバルに展開した現代社会論を、それを可能としているテクノロジーの側面から補完する。 フーコーとドゥルーズは近代社会を総体的に見通すための貴重な着想を残した。一八世紀以降のヨーロッパ社会は、そこで働く権力の作動形式という観点から、君主=主権型社会の古典期、規律=訓練型社会の近代期、管理=制御型社会のポストモダン期の三つに区分することができる。古典期は権力の中心化された社会である。権力は王という唯一の中心から、命令というかたちで外側から臣民を囲い込む。しかし一八世紀半ば以降、監獄や学校といった多数の諸装置によって市民を内側から馴致する社会へと移行が進んだ。近代の脱中心化された規律=訓練型社会である。フーコーが『監獄の誕生』などの著作
つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)、『男のための最強離婚術』『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則』(共にメタモル出版)などがある。 注)離婚手続に関する一般的説明や経済的観点から必要な離婚条件に算定を超え、個別事情を踏まえた離婚手続や離婚条件に関する法的観点からの助言
黒髪強制に至るまで 大阪教育改革の失敗 予見されていた大阪の未来 追記を含めて長いです。 現状を変えようとしたら、良くなるどころか悪化してしまった。さらに海外で失敗している制度を何の脈絡(批判)なしに導入した。薬で言うと海外で治験して悪い結果が出た薬をわざわざ導入というのがこの問題の根幹のようです。 自分の目指す目標に固執している政治家というのは、自分の聞きたくない軍事的なアドバイスを聞いて方針を変えることはほとんどない。不思議なことに、政治家の「望ましいこと」は、彼らの意志の力によって「実現可能なこと」にすり替わってしまうのだ。— コリン・S・グレイbot(非公式) (@C_S_G_bot) 2018年8月8日 2012年時点で指摘されていた問題です 大阪維新の会「教育基本条例案」何が問題か? 作者:市川 昭午教育開発研究所Amazon教育再生の迷走 作者:苅谷 剛彦筑摩書房Amazon
こんなにクールな卒論、聞いたことない。 小説や詩集、脚本など、様々な創作品を論文として提出できるという、ハーバードの英文学科。ここに所属する学生Obasi Shawも、「どうせならクリエイティブな論文にしたい」と考えたひとり。そうして作り上げられたのが、史上最高にカッコイイものだった。 幼少期はクリスチャン・ヒップホップを、大学生になってからはケンドリック・ラマーやチャンス・ザ・ラッパーをよく聴いていたというObasi。そんな彼にとって、「今までにない、面白いをカタチを」と考えたとき、真っ先にラップが思い浮かんだのは自然なことだったのかもしれない。 彼が制作したのは、全10曲から構成されるヒップホップアルバム『Liminal Minds』。FBIを舞台にした米人気ドラマ『Criminal Minds』にかけたという。 それだけでなく、直訳すると「感知しづらい気持ち」となるそのタイトルには、
副題は「スウェーデン・日本・米国の進化と適応」。 「なぜ、同じ資本主義諸国であってもさまざまな社会政治制度が存在するのか?」という問題に、「進化と適応」という概念を適応してその答えを探ろうとした本。著者はアメリカの政治学者で、税制についての研究などを行ってきた人物です。 個人的に「進化と適応」という概念についてはそれほどピンとこなかったのですが、国際比較の本としては面白いですし、特に「小さな政府」というイメージを覆すアメリカの部分は非常に興味深く読めました。 目次は以下の通り。 第1章 進化と適応の物語―国家の多様性 第2章 スウェーデン―マルハナバチの進化 第3章 日本―新旧遺伝子の交配種 第4章 米国―特異な進化を遂げた「強い国、弱い国家」 第5章 「それでも地球は動く」 この手の社会制度を扱った本だと、スウェーデンなどの北欧諸国に高い評価を与えていることが多いですが(G・エスピン‐ア
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