(5/26 22時 一部加筆修正) まず本題に入る前に、アイドルシーンの変化を振り返ってみたいと思います。 * * * <「物語の共有」から始まった2010年代の女性アイドルブーム> 2010年からの女性アイドルブームは、 グループを取り巻く『物語』がその人気を牽引してきました。 もともと、少なくとも一世代前のモーニング娘。ブームの時からすでに ファンコミュニティの中で物語を共有するという文化は存在していましたが、 それをもっと掘り下げ、なおかつ一種のプロモーションとして普遍的に変換する事で それまでアイドルに関心を持っていなかった多くの人の興味を引いたのが、2010年前後のアイドルシーン。 熱源に設定された<劇場>や<路上ライブ>などのキーワードは 元々ブーム以前はマニアックなものとされていたものでしたが あえてそれを共有し、語り合う刺激も、ブームの盛り上がりには一役買っていました。 特
![「2014年、女性アイドルブームの現在地」 - 小娘のつれづれ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e7bbb0efbac1e73fd47c9fe5d4cac092ef68957/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fhatenablog.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.gif)