『母がしんどい』(田房永子、新人物 往来社) ド直球なタイトル通り、本書は“しんどい母”にからめとられて身動き取れなくなった主人公・エイコちゃんの自立物語を描いたコミック。カラフルな表紙に描かれたエイコはミッフィー的無表情ながら、「母」はにこやかにキラキラを飛ばしながら娘をかき抱いていて、パッと見には「ん? 何がしんどいの?」という状態が、むしろ相当にしんどそう。 なにしろこのお母さん、「怒ると3秒で豹変」して怒鳴り散らしたりはするものの、「元気でひょうきんで みんなを笑わせるのが上手」であり、暴力やネグレクトのようなあからさまな虐待をするわけではなく、「怒られもするけど 抱っこもいっぱい」してくれる人だ。ハタからはごく普通の家庭にしか見えない。 正直、エイコが小学生ぐらいまでは、読んでて、「えっ……これでしんどいとか言われちゃうの!? 習い事を強制したりまずい弁当作ったりなんて、多かれ少
2011年10月17日 カテゴリ一レス:親 互いの親ばなれ、子ばなれのきっかけ 結婚してメリットあった?toki.2ch.net/test/read.cgi/ms/1317960590/42 42 可愛い奥様 sage 2011/10/11(火) 17:42:50.81 ID:c9hEa8W4Oメリット それまで色々ごちゃごちゃしてて喧嘩ばかりしてた実母との関係が 一気に良くなった。結婚して17年、実母とは一度も喧嘩せず良い関係だ。 多分互いの親ばなれ、子ばなれのきっかけが、私の場合結婚だったかと。 コメント( 0 ) < 珈琲を入れて、持っていってあげたボロマンションからボロマンションまで > 「一レス:親」カテゴリの最新記事 < 珈琲を入れて、持っていってあげたボロマンションからボロマンションまで > ikuzi2p ★ ★ < 珈琲を入れて、持っていってあげたボロマンションからボロマ
→紀伊國屋書店で購入 先日観た映画〈ブラック・スワン〉は、「白鳥の湖」の主役に抜擢されたバレリーナが、そのプレッシャーに絶えかねて破滅してゆくさまを描いたスリラー。世代交代の波に押しやられた前・プリマの絶望、配役をめぐってのバレエ団員同士の争いなど、女たちの嫉妬が渦巻くなか、ヒロインはしだいに追い詰められ自分を見失ってゆくが、彼女がなにより怖れ苦しんでいるのは、母親の猛烈な干渉だ。 自身もかつては踊り子で、妊娠を機にそのキャリアから降りた母。女ひとりで娘をバレリーナに育て上げ、レッスンを全面的にサポートし、うるさいくらいに世話をやき、その実、娘が一人前になって成功することに我慢がならない。 真面目で練習熱心な娘は、踊りのテクニックは正確そのものだが、純粋可憐なホワイト・スワンはともかく、悪の化身である妖艶なブラック・スワンを演じるには表現力が追いつかない。仕方あるまい、彼女は母親の言うなり
「母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか / 斉藤環」 この本を知ったのは、あるはてな匿名ダイアリーについていたトラックバックからだった。タイトルから検索してみると、レビューエントリに行き着いた。 『母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか / 斉藤環 - ビールを飲みながら考えてみた…』 このエントリでは、内容概略を知るに、ほぼこれで十分なほど網羅されているが、実際に本を読むと何ともいえない怖さがある。この書籍が映し出す怖さは、女性として育ってきた身には非常に腑に落ちることが多々あるのだが、おそらくは男性には実感として感じられないかもしれないとは思った。ただし、この書籍の著者は男性である。そして、「それ」の存在を描写するのに、著者の男性ジェンダーが貢献したのだろうとは思えた。なぜかジェンダー女性と男性で違いがある引きこもり治療の第一人者と紹介される著者が、実感を持て
20日午前7時20分ごろ、堺市西区浜寺公園町3丁の民家の庭で、女性2人が倒れていると、近くの住民から119番通報があった。大阪府警の発表によると、隣の家に住む肥田本(もと)さん(93)と長女の美保さん(71)で、病院で死亡が確認された。自宅に本さんが書いたとみられる遺書があったことから、西堺署は2人が隣接するマンションから心中を図って飛び降りたとみて調べている。 同署によると、隣接するマンション4階の通路の手すりに乗り越えたような跡があった。自宅には「本も美保も具合が悪くなるばかりで、死んだ方がましです」と書かれた遺書があった。末尾に2人の名前が書かれており、長男が確認したところ、本さんの筆跡だったという。 捜査関係者らによると、本さんは脳などの病気を患い治療中で、美保さんも数十年間、精神の不調に悩み治療を受けていた。近所の人らによると、本さんと美保さんは2人暮らしで、本さんの夫が十数
昨年の12月に、「ユリイカ」が「母と娘の物語――母/娘という呪い」という特集を組んだ。 ユリイカ2008年12月号 特集=母と娘の物語 母/娘という呪い 作者: 萩尾望都,斎藤環,信田さよ子,上野千鶴子,吉野朔実,川上未映子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/11/27メディア: ムック購入: 6人 クリック: 41回この商品を含むブログ (30件) を見る信田さよ子と上野千鶴子の対談も、掲載されている。信田さんは、昨年、「母が重くてたまらない――墓守娘の嘆き」を出版している。母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き 作者: 信田さよ子出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2008/04/10メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 314回この商品を含むブログ (72件) を見る信田さんは団塊の世代の女性に焦点を当てる。彼女たちは、娘の人生を通して、自らが成し得なかった「女性の自己実
かあさんへ もう私を結婚させようとするのはやめてください。孫はあきらめてください。 私は既に34歳です。まだまだ大丈夫とおっしゃいますが、私のような内面に子供っぽさを抱え自己の肯定もできない人間は到底恋愛や結婚などできようもありません。 なぜなら相手に要求するものが異常に大きいくせに自己の提供するものがないからです。 なぜこのような人間になってしまったのかはわかりません。わからないから、どう修正したり治療して良いかもわかりません。 それでも昔はかあさんの期待に応えようと無理を重ねてきました。 いとこの子が中学受験をすると聞けば私も進学塾に通うようになりました。いとこは大学までエスカレーター式のすごい学校に入りましたが、私はその第一希望には落ち、ただの中高一貫に入ってあなたを落胆させました。私の心は既にここで1回折れました。 ただの中高一貫と言ったら母校が怒るかもしれません。当時東大に30人
母親です。夫は子供が2歳の時に亡くなり、今まで母と娘、実母(5年前に死亡)でやってきました。先天的に障害があり、手帳は1級です。一人で生活するにはかなりの困難です。仕事は持っていますが家でやっていて外で働いたことはほとんどありません。 この1人娘が最近あたしのことを疎んじていて週に1~2度しか帰って来ません。 通勤に電車で1時間以上かかり、早出も夜勤もあります。 そんな仕事やめて自分の面倒だけ見て欲しいと言っても「お金を稼がないと生活出来ない。やっと自分がしたい会社に出会ったのだからしばらくやめない」と言って親の言うことを聞きません。 娘には子供の時から、自分の面倒を一生見てもらうために育てたのだと言い聞かせてましたが、今は言うと怒り出します。 で、子供の頃から家事を何もやらないで5歳くらいの子供の私に掃除洗濯させ、食事も作ったことないとか毎日インスタントラーメンしか食べさせてくれなかった
食卓の空気が険悪になる事が我が家にはたびたびあった。それは何度も経験したことのある出来事だったが、それが私を余計嫌な気分にさせた。その空気の原因は、母の怒りだった。怒りの方向は、その場にすらいない私の姉の将来の夢について。彼女の夢は小学校の教師だった。母は姉が小学校の教師になる事に、強く反対しているのである。 私には3つ上の姉がいて、私たちは自分でも言えるくらいに仲が良かった。ここ数年喧嘩などしたことがなかったし、一緒にテレビを見たり、話をするのはとても楽しかった。現在彼女は大学生になり、一人暮らしをしているが、家族間無料通話をいいことに相変わらず電話で話をすることは多い。 姉が高校に入学するころ、姉は食事の場で、自分に教師という夢がある事を言った。父は、夢を持つ事、目標を持つ事はとてもいいことだから、とにかくがんばってみなさいというようなことを言った。姉はとてもいい顔だった。私は姉を色ん
どうにもこうにも。三十路独身女子であります。 母に、いい歳なんだから、結婚して沢山子供を産んで女として幸せになって欲しい、と言うようなことを言われまして。結婚出産=幸せという感覚にかなり違和感があるんだけども、それはとりあえずおいといて。 「自分が生きていて楽しくて幸せ、と思えないのに、今存在していない命をこの世につれてくるような無責任なことをしたくない。ママ、生きることはこんなにつらいのに、どうして僕を産んだの?って子供に言われたら、私には、ごめんねとしか言えない。」と答えたら、「お母さんは三十路ちゃん(私)に幸せになってもらいたいだけなんだけどなあ」と。お母さん、お母さんが私の幸せを願っていることは、多分うそではないんだと思う。でも、だからこそ、私は幸せになるということに抵抗があるのです。 最初の子供だった私は多大な期待を背負っていたのだと思う。未熟児で逆子で生まれた私は、生まれる前か
/1/ 知人に海外に住む女性がいる。彼女は、幼い頃から母子家庭で育ったが、母からは虐待に近い扱いを受けてきた。 出来損ないなどと言われる言葉の暴力を受けたり、学校から帰ってきて夕飯の時間になったら500円だけ与えられて勝手に自分で食事を買ってくるように言われたり。 彼女は鬱病を乗り越えて、自分で働いたお金で大学受験し、東大に合格した。 (ちなみに、高校に行かせても貰えなかったので、大検を使って受験した) しかし、家賃を払うだけのお金は捻出できず、やむを得ず母と一緒に暮らすこととなった。 母は娘が東大に入った事を全く気に止める様子もなく、勝手にしろという感じであった。 父親や祖父母が遺したお金を母は贅沢に使っていたが、娘は食費を除いては殆どと言っていいほどお金を与えられなかった。 依然として言葉の暴力も続いており、娘は大学の中退を決心し、アメリカに渡った。 そして、彼女はロースクールを出て、
「父親をどう超えるか--」これは男にとっては大きな問題だ。僕も親父と仲がいいとはいえないんだけど、年をとればそれなりにうまく付き合っていくやり方というものを身につける。それが男同士というものなのだろう。これに対して「母」と「娘」というのは不思議な関係だ。時に腕を組んで買い物に行くような母娘がいて、友達のように話をしている2人がいて、壮絶なののしりあいをする2人がいる。 何故、そこまで違うのか。 斉藤氏はこうした特異な関係を、男性の立場から理解しようとする。この著が全て正しいとは思わないけれど、「母娘」という、男からは理解しがたい複雑な感情・支配関係を理解するための一助にはなるだろう。 母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか / 斉藤環 --- 朝日新聞で母と娘についての投書を募集したところ、過干渉な母に対する不満や束縛されたことからの嫌悪感など1000通以上の手紙が寄せられた。
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