『ザ・ママの研究』信田さよ子(理論社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

→紀伊國屋書店で購入 先日観た映画〈ブラック・スワン〉は、「白鳥の湖」の主役に抜擢されたバレリーナが、そのプレッシャーに絶えかねて破滅してゆくさまを描いたスリラー。世代交代の波に押しやられた前・プリマの絶望、配役をめぐってのバレエ団員同士の争いなど、女たちの嫉妬が渦巻くなか、ヒロインはしだいに追い詰められ自分を見失ってゆくが、彼女がなにより怖れ苦しんでいるのは、母親の猛烈な干渉だ。 自身もかつては踊り子で、妊娠を機にそのキャリアから降りた母。女ひとりで娘をバレリーナに育て上げ、レッスンを全面的にサポートし、うるさいくらいに世話をやき、その実、娘が一人前になって成功することに我慢がならない。 真面目で練習熱心な娘は、踊りのテクニックは正確そのものだが、純粋可憐なホワイト・スワンはともかく、悪の化身である妖艶なブラック・スワンを演じるには表現力が追いつかない。仕方あるまい、彼女は母親の言うなり

[aozora21]

私には娘がいないが、四人姉妹で母について語り合う。母評はそれぞれ。こわいのはさ、娘たちがどう思っているかなんて母親はまったく知らないてことなんだよなあ…。男兄弟も母親について語り合ったりするのかなあ？

[shino-katsuragi]

母親としても、娘としても読んでみたい。

[rieronlibrary]

亡き母は「一生「姫」のおしゃれセレブ 夢みるお嬢様タイプ」で、娘たちはホントに苦労した。母とアタシのような関係にだけはしたくない、と試行錯誤して3人の娘との関係に軒並み苦労してるのがアタシです、はい。

[kananaka]

『娘と母のやっかいな関係』が嫌で、息子はともかく娘は無理と数年前まで思ってた。さてどーなることか^^;ちなみに母は『夢みるﾌﾟﾁお嬢様ﾀｲﾌﾟ』と｢まじてﾎﾗｰ…恐怖の謎ﾏﾏ』mix。霊と交信できる深窓令嬢だ

[florentine]

読む。