インパクト重視で……と、100案以上の中から選ばれたネーミングも、ひねりが効いていて記憶に残る。安価なこともあって、手土産目的のほか「自分用に」という購入層も多い(画像クリックで拡大) 最近のスイーツ市場では、新たなおいしさを求めて、和菓子と洋菓子、それぞれの食感や食材などの要素を組み合わせた新たな商品が増えている。そんななか、発売2日間で5000個を完売したという大人気ぶりで話題を呼んでいる新感覚スイーツがある。マシュマロのふわふわとした食感を実現した大福「和シュマロ雪の実」がそれだ。創業1890年、静岡県磐田市で和洋菓子を製造販売する玉華堂から6月に発売された。 この商品には、マシュマロの舌触りを出すよう通常の大福に比べてこねる回数を大幅に増やすなど、特殊な製法を採用。空気を含ませることで多くの気泡が餅に含まれ、マシュマロのような“とろとろでふわふわ”な食感を出すことに成功したという。