祈りよ力となれ――リーマ・ボウイー自伝 作者: リーマ・ボウイー,キャロル・ミザーズ,東方雅美出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2012/09/18メディア: 単行本 クリック: 29回この商品を含むブログ (3件) を見る この本にもそういった、アフリカのひどい話が描かれている。そしてこの本は、それを終わらせるべく、立ちあがった女性達を率いたリーダーの半生だ。リーマ・ボウイさん、本書執筆時点でまだ30代。 著者は中流家庭出身で、内戦がなければ、普通に大学へ進学し、希望通り、医師になっていただろう。大使館勤務だった父親は、娘がひとかどの人物になることを望んでいた。 著者のリーマさんが立ち上がり、男たちに戦争をやめさせる勇気をもっていたことも、結果的にノーベル平和賞を受賞したこともすごいのだけれど、私が一番心を動かされたのはその部分ではない。それだけだったら、他のあまたある「途上国の偉人
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