The Free Standards Group(FSG)は米国時間の25日、Linuxディストリビューションの標準仕様「The Linux Standard Base(LSB) 3.1」を正式に発表した。Linuxにおける統合化されたデスクトップ標準仕様を盛り込んだ同規格は、NovellやRed Hat、Ubuntuなど、今後リリースされるLinuxディストリビューションに反映される見通し。 LSB 3.1は、2005年9月に公開されたLSB 3.0をベースとしつつ、移植性の高いデスクトップ環境向けLinuxアプリケーションの開発を容易にする規格を追加した。また、ISO/IEC 23360として標準化されたLSB規格の主要部分(LSB Core)についても、規格に盛り込まれている。 LSBは、ディストリビューション間の互換性維持を目的に制定されたLinuxの標準仕様。APIの基本セットお