1.皮質盲 [精神医学辞典 弘文堂] 両側視放射、あるいは両側視覚領皮質 の障害によって生じる盲。末梢障害による盲とは眼球運動に何ら障害のないこと、眼底に何ら異常所見のないこと、及び対光反射の保存されていることで区別で きる。両側後大脳動脈の閉塞、あるいは脳底動脈の閉塞など血管病変が原因であることが多いが、他の病因も多くの報告がある。 診断名では皮質盲と呼ばれているが、盲とは視覚反応が全くない状態と定義されるため光は感じるとか動くものに反応するなどは盲とはいえず、適切な表現として皮質性視覚障害を呼ぶとのことである。 そして予後に関しては専門的な治療をすることで、ある程度の改善は望めるようである。 2.ミトコンドリア脳筋症 [精神科学 日本医事新報社(1991)] [http://brain.bri.niigata-u.ac.jp/…] [http://www10.cds.ne.jp/…]